2006年03月19日

貧困者キャラバン、更に3,000人が合流

 現在都内ヂャトゥヂャック公園内のタクシン首相支持派集会に合流している貧困者キャラバンの代表者が本日朝、更にウボン・ラチャーターニー県からやってくる約3,000人で構成されたキャラバンが本日中に合流する予定になっている事を明らかにしています。

 因みに、初日に待機地であるパトゥムターニー県内の協同組合を出発した約3万人の内70%が道中で行方不明になった件に関しては、その後情報のアップデートが無いようですが、実は最初から3万人もいなかったのではないかという噂もあるようですね。(実際支持派集会の参加者はその他の支持派団体を含めて2万人程度)
posted by Jean T. at 12:02| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

より強力な手段で揺さぶりをかける

 民主主義市民連合調整役のスリヤサイ・ガタシラー氏は昨日、仮にタクシン首相が来週中に辞職する姿勢を見せなかった場合は、更に強力な手段で揺さぶりをかける方針を明らかにしました。

 これは、先にタクシン首相が、もし自分が一時的に政界から退いたらタイは再度IMFから支援を受ける羽目に陥ると発言していた事を受けたもので、スリヤサイ氏は、首相の発言は仮に首相が続投すれば国内の経済的資源が国外投資家によって無秩序に独占されてしまう羽目に陥るという事を隠蔽する為の詭弁でしかないと指摘していました。
posted by Jean T. at 11:32| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合自警組織関係者の志気低下を狙った犯行

 昨日未明、ヘルメットで顔を隠した若者三人組から暴行を受け負傷を負った電力地方現業労働組合副委員長のギッティチャイ・サイサアート氏が昨夜記者会見を開き、犯行は民主主義市民連合の幹部や集会会場の警備に当たっている自警組織のリーダーである自分に危害を加えることにより、自警組織関係者の志気を低下させる事を狙ったものであるとの認識を示した上で、背後に連合側とは反対の立場にある第三者が関係しているとの認識を示しました。

 ギッテキチャイ氏が負傷を負った事件は昨日4時過ぎ頃、都内プラッナコン区内にあるラタナコーシン・ホテル(Royal Hotel)前付近で、バイク二台に分乗して現れた三人組に棒状の物や鈍器で暴行を振るわれたもの。

 民主主義市民連合は、幹部や集会に参加する市民の安全を確保する為に、主に公社系労組関係者で構成された自警組織を結成し、警備活動に当たっていました。

 一方、民主主義市民連合は、昨日昼過ぎ猛暑の中で持病を悪化させ病死したと見られる58歳の男性集会参加者の家族に見舞金を支給する方針を決定しています。
posted by Jean T. at 11:30| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私が民主主義の象徴。。。とタクシン首相が語る

 タクシン首相は昨日、遊説先のガンヂャナブリー県内で、自らを民主主義の象徴であると語った上で、集まった支持者等に投票日には投票に行くようにと訴えました。

 発言の中でタクシン首相は、4月2日の投票日は民主主義体制下で国民が国の将来を決め、また国民が衆愚の法理(反タクシン派)を受け入れるのか、それとも法に基づいた民主主義の継続を望むのかを決する重要な日であるとした上で、どの様な結果になろうとも民主主義の精神を重んじそれを受け入れると語っていました。
posted by Jean T. at 02:07| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政治家の政治倫理改革を

 元下院議長のウタイ・ピムヂャイチョン氏(元タイ・ラック・タイ党副党首、元憲法改正審議委員会委員長)は昨日、政治改革を取り組む上で政治家の倫理に関しても充分に検討するべきであると指摘しました。

 また、ウタイ氏は、下院議会を不当に解散し、野党に対して有利な条件で総選挙に打って出たタクシン首相こそがルールを尊重していないと指摘、更に汚職撲滅という公約に対しても真摯な姿勢すら見せていないタクシン首相は既に一国の指導者としての適格性を失っていると指摘した上で、タクシン首相が辞職する事は支持者を悲しませるだけだが、タクシン首相が続投する事は政治情勢を激化させ国家そのものに損害を与えることになるとし、いまこそ首相は辞職を決断するべきであると指摘していました。
posted by Jean T. at 02:04| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、タイ・ラック・タイ党の対案を拒絶

 民主主義市民連合調整役のスリヤサイ・ガタシラー氏は、公開討論会に参加する上でタイ・ラック・タイ党側が提示した条件を拒絶する方針を明らかにしました。

 これは、民間選挙監視団体であるピーネットが提案するタイ・ラック・タイ党、野党及び連合の三者を交えた公開討論会に参加するに際して、討論会は総選挙の投票日に向け国民が判断する上で重要なデータをもたらす場とするべきで、また討論会に向け連合側は現在の活動を中止するべきであるとするタイ・ラック・タイ党側の条件提示に対してコメントしたもので、スリヤサイ氏は、この条件は不当解散により行われる総選挙を正当化し己をロンダリング為に討論会を利用しようとしているだけであると指摘していました。

 タイ・ラック・タイ党はこれまで、全国大学長会議が提案する密室での話し合い(Dialogue)には応じるが、ピーネット側が提案するテレビ中継を含めた公開の場での討論(Debate)には応じない方針を示していました。
posted by Jean T. at 02:03| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、シンガポール大使館前で再度抗議活動

 民主主義市民連合は昨日、シン社株式取得に抗議する為にシンガポール大使館前でリー首相の写真を燃やすなどの示威行動を展開すると共に、シンガポール国民向けに公開状を読み上げました。

 公開状は、タイの独立と財産を守るためにシンガポール製品・サービスのボイコットを行わなければいけない事に理解を求めると共に、シンガポール政府系のテマセクにより国家の戦略資産が買収され、更に戦略的軍事基地まで同国に貸し出されている状況を理解できる1965年の独立運動を経験してきたシンガポールの国民は、同国政府に対して他国の事業に介入するシン社の買収の中止を要求すると共に他国の事業に干渉したり戦略的資産を国外に持ち出す行為をやめるよう圧力をかけるべきであると呼びかける内容になっていたようです。
posted by Jean T. at 02:01| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヨンユット天然資源・環境大臣夫人に実刑判決

 チァン・ラーイ県の裁判所は昨日、前県行政機構評議会議長候補のサラックヂット・ティヤパイラット被告に対して3年9ヶ月の禁固刑及び75,000バーツの罰金及び10年間の公民権剥奪を命じる判決を下しました。

 サラックヂット被告は、元タクシン首相秘書官のヨンユット・ティヤパイラット氏の夫人。

 この裁判は、チァン・ラーイ県の県行政評議会議長選出選挙の際に、サラックヂット被告がライバル候補で現評議会議長のラタナー・ヂョンスッタナーマニー女史を陥れるために県選挙委員会に買収容疑で告発。その後選挙委員会側が証拠不十分であると判断したことを受け、ラタナー女史側が虚偽の証拠で選挙活動を妨害され名誉を毀損されたとして提訴していたもので、裁判所側は、告訴事実を認めた上で、法定刑の5年の禁固及び10万バーツの罰金に対して裁判の進行に協力的だった事を情状酌量し執行猶予無しの3年9ヶ月の禁固刑及び75,000バーツの罰金の支払いを命じると共に10年間に渡って公民権を剥奪する判決を下しました。

 尚、サラックヂット被告は控訴の為50万バーツの保釈金の支払いで即日保釈されています。
posted by Jean T. at 01:59| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

首相支持派、官邸への移動も視野に

 現在ヂャトゥヂャック公園内で集会を開催しているタクシン首相支持派が、"首相が官邸に入ることができる通り道を開く"ために可能な限り官邸に近い場所に拠点を移す方向で検討に入っているようです。

 この動きについて支持派側は、首相の続投を熱望する支持派の気持ちを伝える最善の方法だと説明しているようです。

 尚、支持派集会にはタクシー・サムロー運転手やバイタク運転手等の支持者の他、ネーウィン・チットチョープ氏の息がかかった農業ヤクザや本日夫人が選挙妨害で実刑判決を受けたヨンユット・ティーヤパイラット氏の息がかかった自警警察組織員や森林警備関係者が少なからず参加していると指摘されています。

(タイ時間 20:30)

 また、バンコク都庁側が集会開催者に対して22時までしか公園の使用を認めておらず、また同地を寝起きの場所として使用する事を禁止しているとの報道もあります。

(タイ時間 20:55)
posted by Jean T. at 22:55| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクに向かったキャラバン関係者、道中で70%が行方不明に

 お金を貰って、しかもバンコクまで旅行したり親戚に会いに行くことが出来ると思って参加した住民が多かったのか、バンコク入りする為に本日朝待機地のパトゥムターニー県内の協同組合を出発した北部・東北部からやってきた首相支持派キャラバンの関係者約3万人の内70%が道中で行方不明になっているんだそうな。

 尚、この件に関して本日16時頃支持派集会が開催されているヂャトゥヂャック公園に到着した貧困者キャラバンの代表は、関係者の多くが都心の道路事情に不案内であるために途中で隊列からはぐれてしまったのだろうと説明していました。

 一方、今後のキャラバンの行動方針に関しては、集会を主催している"民主主義を愛する同志グループ"と協議の上決定する方針で、いずれにしても反タクシン派との衝突は避けたいとしているようです。

 また、パトゥムターニー県の協同組合の敷地内で待機しているロット・イーテン約200台は、交通渋滞が緩和される20時頃同地を出発し23時頃に会場に合流する予定になっているようです。

 因みに、このロット・イーテンは首都圏内では走行禁止になっているのですが。。。。やっぱり法律をも凌駕できるタクシン首相の。。。(以下自粛)


(タイ時間 19:15)
posted by Jean T. at 21:10| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

噂とはそうなって欲しいと思っている者が流すもの

 「噂とはそうなって欲しいと思っている者が流すもの」
 これは、一時的に政界を引退するのではないかとの噂が広がっている事に関して記者団から聞かれた際にタクシン首相が答えたもので、タクシン首相は「私は噂を流した者ではない」と語り一時引退の噂を否定していました。

 今回の発言に先立つ昨日朝タクシン首相は、政界から一時引退するかは民主主義の精神に則って判断するつもりだ。全ては4月2日に行われる総選挙の結果次第であると語っていました。

 一方、タクシン首相は、対立を終わらせるためには当事者が顔をつきあわせ意見の交換を行うべきであるとするプレーム枢密院評議会議長の発言に関しては、関係する当事者全てがルールに則って問題解決に努めるべきであるとの考えに基づいた発言であるとの認識を示した上で、既に我々の方から相手側に対してレールを敷いて待っている状態である。後は相手側がルールを尊重しそのレールに乗ってくるかにかかっていると語っていました。

 尚、プレーム議長に極めて近い側近筋が実は同議長の発言は直接タクシン首相に向けてなされたものだったと語っていたと一部報道が伝えていました。
posted by Jean T. at 02:30| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相支持派キャラバン、本日にもバンコク入り

 北部及び東北部からキャラバンを組んでバンコク入りを目指していた首相支持派の住民が、本日中にもバンコク入りする見通しになっているようです。

 住民等の代表によると、キャラバンの目的は反首相派と対立する為ではなく、あくまで都民に首相の続投を熱望する首相支持派のパワーを見せつけるためのもので、バンコク入り後はモーチット・バスターミナル近くにある支持派の集会場所に合流、若しくは首相を激励する為に首相官邸へ向かうかの何れかの選択肢をとる方針で、また場合によってはキャラバンの待機場所であるパトゥムターニー県内のクローンルワンの協同組合に首相に来てくれるよう要請する事もあり得るとのことで、いずれにしても反首相派と鉢合わせする事態は避ける方針であるとのこと。

 尚、民主主義市民連合が取り囲んでいる官邸へ向かうのを忌諱し、急遽協議場所を外務省に変更したタクシン首相は、更に本日訪問するガンヂャナブリー県を皮切りに遊説の為約一週間バンコクを留守にする予定になっているようです。

 これに対して連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は、姑息な手段を弄せず最初から反対派の市民が座り込んでいる官邸に行く勇気がない。市民勢力がいなくなるまでは官邸には戻らないと最初から言えばいいじゃないかと皮肉っていました。

 また、これに関係して、官邸内にあった政府機能を一時的に外務省に移すとの噂もあるようです。
posted by Jean T. at 02:26| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

疑惑解明の為に一時引退を

 昨日、首相の一時引退を要求する為の集会を都内中心部のシーロム通りで開いた民主主義の為のビジネスマンクラブは、集会の席上で政治倫理面に欠け、また既に首相としての適格性を失ったタクシン首相は、干渉を排除しより独立した形で疑惑の解明を進める為にも一時的に政界から身を引くべきであると訴えました。

 同クラブは、民間部門に大きな影響を与えている現在の政治状況は全てタクシン首相を元凶に発生したものであると指摘した上で、不安定な政治状況を誘発するきっかけとなった政府政策を利用して首相一族へ利益を供与していた疑惑や国家安全保障に関わる資産がシンガポール政府系のテマセクに売却された疑惑に関して、干渉を排除し独立した形で解明を進める上でも首相の政界一時引退は必須条件であると指摘していました。

 こんな指摘をされちゃったら、自分の資産を差し押さえられない為にも、ますます首相の職に固執することになっちゃうかもという話はおいておいて、昨日の集会ではタンマサート大学の学生・同窓生有志が市民集会の場で演じた、政府を風刺した京劇の模様を納めたVCDや黒字に白抜きで「疑惑解明の為に一時引退を」と書かれた首相の似顔絵入りの素敵なステッカー等を配布していたようです。
posted by Jean T. at 02:23| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

首相、官邸から外務省に会場を変更

 本日10時、国王陛下の即位60周年記念式典関連の協議を行うため官邸に向かう予定だったタクシン首相は、直前になって協議会場が外務省に変更された事を受け、官邸に向かわず外務省に入りました。

 今回の会場変更に関して、スラポン政府報道官は、待ち受けている民主主義市民連合を避けたのではなく、協議参加者の移動上の便宜を考慮して変更したものであると説明していました。

(タイ時間 10:45)

 上記の様にスラポン報道官は説明していましたが、タクシン首相は協議参加者の前で「官邸前で待ち受けている群衆に直面したくなかったからなんだよ〜」と語っていたらしいです。

(タイ時間 12:00)
posted by Jean T. at 14:00| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、一時政界引退も選択肢としてあり得る

 タクシン首相は昨日朝、遊説先のブリラム県内で記者団に対して、一つの選択肢として一時政界から遠ざかるべきであるとの提案は検討に値するものであるとの認識を示しました。

 この発言は国内のビジネス部門から、経済に影響を与えている激化している情勢を沈静化させ、また国民が望む政治改革を進める上でも暫定首相を指名し首相を辞任するべきであるとの声が上がっている事を受けたもので、タクシン首相は一時引退は検討する価値がある提案であるとしたものの、あくまで一つの案でしかなく、国民が望む限りは今後も首相として国家の為に尽くす意向で、また最終的に国民が国家にとって最善であると判断した方法に従うつもりであると語っていました。

 尚、タクシン首相は、民主主義市民連合側に一時引退を提案したと一部で報じられている事に関しては、事実ではないと否定しています。

 今回のタクシン首相の発言に対して、ウィサヌ副首相は、タクシン首相は議会の解散により首相という身分を離れ暫定首相という身分になっているものの、解散期間中でも一時引退の為に首相を辞任することが可能であるとの認識を示しましたが、本来は総選挙後に辞任するべきものであると指摘していました。

 因みに政界との間に一時距離を置く(これ自体意訳ですが)を意味するタイ語である「ウェーン・ワック・ターン・ガーン・ムァン」のウェーン・ワックが俄に国内で流行語になりつつあり、既に歌まで作られていたりしてます(確かエート・カラバオだったと思います)。

 その1992年の5月動乱の中心人物の一人だったエート・カラバオに関しては、市民集会参加者の間から何故今回は応援に駆けつけてくれないのかと不満の声があがり、中には集会のステージ上で今やエートも政府側の人と皮肉った歌まで歌う人が現れたりしていますが、先日ネーション・チャンネルのグリサナー氏が電話でインタビューを試みた結果、集会には参加できないが心は集会側にある。今度の選挙では支持者無しに印を付けると語っていたようです。(そう言えば弟分のヒゥゴー@俳優兼シップ・ローが市民集会のステージ上で歌を歌ったりと活躍していますね)
posted by Jean T. at 03:05| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相を官邸前で迎え撃ち

 タクシン首相の辞任を求め首相官邸前でデモ活動を行っている民主主義市民連合は、官邸への入り口4ヶ所を塞ぎ、本日10時に官邸入りするタクシン首相に直接辞職を要求する書面を渡す方針を明らかにしました。

 尚、タクシン首相は国王陛下即位60周年式典の打ち合わせの為に本日官邸入りする予定になっているようですが、連合側は国王陛下に対する敬意に欠け、しかも国王陛下の権威を侵害してきたタクシン首相が式典の主催責任者を務めるのは極めて不適切であると指摘した上で、国民一致団結の元で国民が主催者となった世界に誇れる式典を実現する上でも国内対立の元凶であるタクシン首相は辞職するべきであると指摘していました。

 一方、1992年5月20日の歴史的拝謁シーンをそれぞれが都合良く考え、相手を攻撃する材料に使われている事に強い懸念を表明していたプレーム枢密院評議会議長は昨日19時過ぎ緊急記者会見を開き、「現在の不安定な情勢に関係している、それぞれが知識を持ち国の事を考えている社会的に地位がある者達は、それぞれが果たすべき役割を認識し、最善な形で国家・国民に利益をもたら事に注力するべきである。いまこそ、国家の為にそれぞれが協力し合い如何に現在の状況を解決するか考えるべきである」という内容の声明を発表しました。

 この声明を受け、民主主義市民連合は、これは国に対立をもたらし不安定な情勢をもたらした元凶であるタクシン首相に向けられた言葉であるとして、今後も断固たる姿勢で首相の辞任を求める方針を明らかにしています。

 一方、スラポン政府報道官は声明を受け、あらためて連合を交えた密室での対話を推し進める方針を明らかにしていますが、常日頃「衆愚の法理には屈しない。全ては民主主義と法律に則って進めていく」と語り連合に対して強硬姿勢を示しているタクシン首相と、強行に辞職を求めている連合との間で国家の利益の為の"合作"が成立するかに関しては、依然不透明な状況にあると言えるかもしれません。
posted by Jean T. at 02:55| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シン社提訴の名誉毀損訴訟に無罪の判決

 タイ・ポスト紙に掲載されたコラムで名誉を毀損されたとして、当時タクシン首相一族系だったシン社がコラムを書いたメディア改革キャンペーン事務局長のスピンヤー・グラーナロン女史やタイ・ポスト社を訴えていた裁判の判決公判が昨日刑事裁判所で開かれ、裁判所側は名誉毀損には当たらないとして無罪の判決を下しました。

 裁判所側は、シン社とタクシン首相・タイ・ラック・タイ党が不可分の関係にあると指摘したとされるコラムは、他者のデータを含まないシン社が公開しているデータにのみ基づき書き手の率直な考えを表明したに過ぎず、原告側に損害を与えたとは言えないと判決で指摘していたようです。

 この裁判は、タクシン首相一族のシン社保有株式がテマセク社に売却された事をきっかけに、社会的風圧が高まる中で、シン社側が顧問弁護士を通じて被告側に謝罪広告の掲載を条件に提訴を取り下げる意向が伝えられましたが、被告側はシン社側は企業として常に社会から監視され批判される立場にあることを認識するべきであるとしてシン社側の提案を拒否するという経緯を辿っていました。
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2006年03月15日

首相、民主主義を守るために戦い続ける

 タクシン首相は昨日、訪問先のスリン県内で支援者等に向かって民主主義を守り、また向こう三年以内の貧困撲滅を達成する為に己を捨てて闘い続けると語り辞職の可能性を強く否定した上で、首相の辞職を要求している勢力の幹部は、自分が取り組んだ政策によって利益機会を失ったものであると非難しました。

 また、昨日夕方からブリラム県内で行われたタイ・ラック・タイ党の立ち会い演説会では、党幹部の多くが入れ替わり立ち替わり民主主義市民連合及び総選挙をボイコットした野党三党が手を組んで政府の信用失墜を狙っていると非難する発言を繰り返していたようですが、とりわけ同県内を地盤とするネーウィン・チットチョープ氏(首相府大臣)は、民主主義市民連合のヂャムローン・シームゥアン少将、ソンティ・リムトーングン氏及びサンティ・アソーク教団創設者のポーティラック氏はビジネス、政治、宗教何れに対しても利益にならない不良債権の様なものであると非難していたようです。

 一方、官邸前で開かれている市民集会の演台に立った弁護士会副会長のタナイ・アナンターヨー氏は、首相がパノムルン遺跡で移動閣議を開いた時点でクメール王朝の祟りに襲われ不運が始まっていたと皮肉っていました。

 因みに、そのタクシン首相は昨夜、クメール系のネーウィン氏の仲介でクメール式の怪しい祈祷を受けたらしいです。
posted by Jean T. at 02:09| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安全保障関連会議に首相夫人が参加した理由の開示を要求

 民主党のオンアート報道官は昨日、一昨日首相官邸内で開かれた緊急安全保障関連会議の席上に関係閣僚や当局者に混じってポヂャマーン首相夫人が参加していた事に関して、いかなる資格で、いかなる任務を帯びて会議に出席したのか明確な説明をするよう政府に対して要求しました。

 オンアート氏は、仮にタイ・ラック・タイ党の会議であれば党最大の出資者としてポヂャマーン夫人が参加する事は問題ないが、官邸という公共施設で安全保障に関わる機密情報を知る事ができる可能性がある会議に出席する事は極めて不適切であると指摘していました。
posted by Jean T. at 02:08| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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