2006年03月02日

ボイコットした民主党はスーチー女史の所に相談に行くべき

 本日朝行われた比例代表区の候補者名簿受付に、タイ・ラック・タイ党の他小政党4党の合計5党が届け出を行い、抽選によりタイ・ラック・タイ党の投票番号が2番に決まりました。

 尚、タイ・ラック・タイ党が提出した名簿には、一位にタクシン・チンナワット警察中佐、二位にスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏、三位にスダーラット・ゲーユラッパン女史、四位にソムキット・ヂャートゥシピタック氏、五位にポーキン・パラクン氏の名前が記されていたようです。

 これにより、総選挙後に成立した内閣で、万が一タクシン首相が首相を辞任した場合の後任候補の中に、スダーラット女史やソムキット氏も含まれていると見ることも出来るようです。

 一方、名簿提出に先立ってタクシン首相は民主党が選挙をボイコットした事に対して、民主党は自らの政権時代に制定した法を無視し選挙をボイコットしたと非難した上で、"依然選挙の実施を訴え闘っている"ミャンマーのアウンサン・スーチー女史の所に行って相談した方がいいと発言していました。

(タイ時間 9:20)
posted by Jean T. at 11:14| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、支持ハガキ受付専用私書箱を開設

 上院議員のニラン・ピタックワチャラ氏(ウボン・ラーチャタニー)は、先にタクシン首相が民主主義と国内の安定を望む国民からのハガキを受け付けるために専用の私書箱"888"を開設すると発表した事は、国内を二分し不安定な情勢を煽るものであると指摘しました。

 この私書箱は、事実上タクシン首相・政府を支持する国民からの支持表明ハガキを受け付けるためのものと見られており、また私書箱に寄せられたハガキを官邸の敷地内に積み上げ"如何に多くの国民が民主主義と安定を望んでいる"かを市民集会側に見せつけ、明確に政府を支持する国民は善で市民集会参加者側は悪であるという線引きを行う意図があるとも指摘されています。

 また、タクシン首相の発表を受け、早速各地の票のとりまとめ役やタイ・ラック・タイ党関係者がガムナンや村長にハガキを住民に配り政府を支持する文章を書かせるよう命じる動きも確認されているようです。

 今回の私書箱設置に関して、ニラン上院議員は、政府側が意図的に国内を二つのグループに分けグループ間の対立を煽ることを意図するものであると指摘した上で、政府主導で行われた選民化が如何に情勢を悪化させ最悪な事態を誘引するものになったか、政府側は過去の動乱から学ぶべきであると指摘していました。
posted by Jean T. at 01:39| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党、4日の集会の中止を決定

 民主党のオンアート報道官は昨日、総選挙ボイコットの経緯説明の為に3月4日に都内で開催する予定だった集会を権力保持を狙う権力側により集会の場が利用されるおそれがあるとして中止することを決定した事を明らかにしました。

 同報道官によると、民主党は社会悪であるという印象を植え付けるための政権側の陰謀に集会が利用されるおそれがある為、敢えて中止に踏み切ったとのこと。

 一方、3月3日にタイ・ラック・タイ党政権支持の為の集会を計画しているタクシン首相は、集会は選挙の事前活動の為ではなく国民の疑問に応える為に開催すると説明していました。

 しかし、タイ・ラック・タイ党の幹部筋によると、野党や市民集会側の圧力を打破する為に集会の場ではタクシン首相自らが政治改革の推進者であると強調した上で、向こう180日以内に憲法改正を実現させ、その後新憲法体制下での総選挙を実現する為に再度下院を解散させる方針が明らかにされるものと見られているようです。

 また、この集会の開催にあわせタイ・ラック・タイ党所属の各地方区選出下院議員に対して、5千人から2万人の住民を集会に集めるよう指示が飛ばされているようです。
posted by Jean T. at 01:38| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン首相は名簿第一位

 本日から比例代表区の候補者名簿の受付が開始されますが、タイ・ラック・タイ党から提出される候補者名簿の一位にタクシン・チンナワット警察中佐(党首)、二位にスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏(党幹事長)の名前が記されていることがほぼ確実視されているようです。

 辞任圧力に屈することなく、首相続投を明確に意思表示した事に対して市民集会側の反発は必至と見られています。

 尚、候補者名簿登録にはタクシン首相自らが党員を率いて行う予定になっているようです。
posted by Jean T. at 01:37| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクに非常事態宣言発令の前触れ?

 タイ北部地区の複数の警察関係者からの一致した情報によると、全国全ての警察署に対して、一つの署あたり10人の戦力をバンコクに派遣するように命じる書類が国家警察本部から回付されているようです。

 命令書によると本日までに戦力の派遣を終え、明日にバンコク都内で点呼式が行われる予定になっているようです。

 今回の動きに関しては、不安定な政治情勢、特に3月5日の市民集会に備えた動きであるとの見方がされていますが、一部で市民集会にあわせバンコクを中心に非常事態宣言が発令される前触れであるとの噂が広まり、独立系の上院議員等が警戒感を強めています。

 仮に非常事態宣言が施行されると、首相に集約された強大な権限により、集会の自由の制限や報道の検閲強化、逮捕状に基づかない身柄拘束等が可能になり、事実上憲法そのものの効力が停止された状態になると危惧されています。

 そう言えば、2月28日には官邸内で首相と三軍の長を交えた"昼食会"が急遽開催されていましたね。
posted by Jean T. at 01:37| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

議会解散が政治不信を煽った

 スワン・ドゥシット・ポールがこの程行った月例の政治に対する信頼度調査で第二次タクシン政権誕生以来最低の数値を二月度に記録していた事が明らかになりました。

 全国のあらゆる階層の国民8,296人を対象に2月20日から28日にかけて行われた今回の調査で、政治家の活動及び政治家の一致団結状況、国内の一致団結状況、社会道徳、人体及び財産への安全に対する信頼度が何れもポイントを下げた事が影響し、政治に対する信頼度が前月から3.58ポイント下げ94.05ポイントを記録していたようです。

 今回の結果に関してスワン・ドゥシット・ポール側は、議会の電撃解散や首相の辞任を求める市民運動の盛り上がり、与野党間の政治ゲームの激化が信頼度低下を招く大きな要因になったと分析しています。
posted by Jean T. at 01:36| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンクラー県ヂャナ郡役場前で爆破

 昨日15時過ぎ頃、南部国境三県と県境を接するソンクラー県ヂャナ郡中心部の郡役場や郡警察署がある一角で爆発が発生し、折から下校途中の生徒の安全確保作業を行っていた警察関係者6人が負傷を負いました。

 これまでの調べで、駐車してあったバイクにぶら下げられていた弁当箱に仕掛けらた携帯電話起爆式の爆発物が使用されていたと見られているようです。

 また、昨日朝8時過ぎには、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、学校前の路上脇に仕掛けられた爆発物が教師の警戒作業にあたっていた軍関係者の車輌の通過に逢わせ爆発
しましたが、幸い人的被害は確認されていないようです。

 一方、昨日朝9時過ぎにはヤッラー県中心部で郵便ボックスの回収作業中だった59歳の郵便局職員がバイクに乗った二人に銃撃され死亡、11時前にはナラーティワート県ルゥーソ郡内で村内の茶店で歓談中だった52歳のガムナンがバイクに乗った二人に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。
posted by Jean T. at 01:35| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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