2006年03月03日

タイ・ラック・タイ党支持者集会参加者に1,000バーツの日当

 現在都内サナーム・ルワンで開催中の集会に参加する為に、農村部でよく見かける軽エンジンを使用した農産物搬送車で大規模な隊列を組んでバンコク方面へ移動しているある集団によると、この移動のために隊列全体にガソリン代として100万バーツ、また移動に参加している住民には一人あたり一日1,000バーツの日当が支払われているんだそうな。

 また、住民の中には、とりまとめ役に100バーツピンハネされ900バーツが日当として支給されている者もいるようですが、いずれにしても一日100バーツ程度しか稼ぐことが出来ない農村部の住民達は、食事代まで節約できて高額な日当がはいると大喜びなんだそうです。

 因みに、この隊列は国政レベルの政治家から指示を受けた地方の政治家や県行政機構の評議員が組織したもので、移動中にこの地方政治家や行政機構評議員等が食料や飲料水を配って回り一生懸命住民達の機嫌をとっている姿も目撃されていたようです。

 一方、都内では、タクシン首相の私邸に近いヂャランサニットウォン33通り沿いの住民に対して800バーツ、バーンコーク・ノーイ郵便局周辺の住民には300バーツ、ロータス・エカマイ店付近のバイタク運転手には1,000バーツ、クローンタン区内のスラム内の住民には200バーツで集会への参加を呼びかける動きも見られたようです。(何となくタイ・ラック・タイ党の選民指向が金額に反映されているような気がしないでもないですね)

 スラナン首相府大臣によると、18時時点で既に20万人がサナーム・ルワンに集まっていることになっているようです。
posted by Jean T. at 21:04| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワート、ヤッラーで爆破

 本日7時頃、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、モスク前の路上脇に仕掛けられていた爆発物二発が、警戒作業にあたっていた軍関係車輌の通過にあわせ爆発、更に付近に潜んでいた人数不明の一味が軍関係者に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦が展開され、この銃撃戦により軍関係者3人が負傷を負うという事件が発生しています。

 また、ヤッラー県ベートン郡内では昨日21時頃に公衆電話ボックスが爆破される事件が発生しています。

 これまでの調べによると、使用された爆発物は爆発の衝撃で釘等が飛び散る仕掛けになっていたことから、電話を使用する人や周辺の人に危害を加える目的で仕掛けたと見られているようですが、幸い人的な被害は確認されていないようです。

(タイ時間 11:30 修正)
posted by Jean T. at 11:11| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙の公正さには疑問も多くがタイ・ラック・タイ党に

 本日付ネーション紙等に掲載された記事によると、 ABACポールが都民1,277人を対象に行った意識調査で、 今回行われる総選挙に関して50%の回答者が選挙の公正さに疑問を抱いているものの、約40%の回答者がタイ・ラック・ タイ党に投票すると回答していたようです。

 また、57%の回答者が野党のボイコットに関係なく投票に行くと回答し、 18%が行かないと回答していたようです。

 

posted by Jean T. at 09:46| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スーチー発言は首相の独裁指向を如実に表したもの

 民主党のオンアート報道官は、総選挙をボイコットした民主党に対してタクシン首相がミャンマーのアウンサン・スーチー女史の名前を出して非難した事に関して、首相の独裁指向を如実に表したものであると皮肉りました。

 オンアート報道官は、アウンサン・スーチー女史は正当な選挙に勝利した事を認めない軍事政権側により軟禁状態に置かれているという事実を示した上で、先のタクシン首相の発言は、まさしく不当な選挙に勝利し自らが独裁者になることを自己申告したに等しいものであると指摘していました。

 一方、今回の総選挙について感想を聞かれたオンアート報道官は、今回の総選挙は徴用した応援団がリングサイドを囲った中で、ボクサー一人がリング上に立ってパンチを飛ばしている様なものであるとした上で、所詮インチキ試合の勝者は国を誤った方向に導くのみで長く栄えることはないと皮肉混じりに語っていました。

 尚、中央選挙委員会は、他人に投票に行かないよう訴える行為は刑事訴訟の対象になり得るものの、政党が総選挙に候補者を送り込まない行為は憲法で認められた権利に則ったもので違法性は無いとの見解を示していました。

 因みに、タイでは投票は国民の権利だけでなく義務とされている関係で、支持者(政党)がいない国民の事を考慮して投票用紙には"選ぶべき候補者(政党)がいない"というチェックボックスが設けられていたりしてます。
posted by Jean T. at 02:05| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主主義を守り、法を重視し、政治改革の推進をスローガンに

 本日16時から都内サナーム・ルワンで支持者集会を開催するタイ・ラック・タイ党は、新たに「民主主義を守り、法を重視し、政治改革の推進」をスローガンに掲げ国民に訴えていく方針を明らかにしました。

 また、本日20:30過ぎ頃から登壇すると見られるタクシン首相は、政権誕生五年間の成果報告をメインに、"民主主義と法の精神に則り"下院議会を解散させるに至った経緯の説明や株式売却問題を初めとする社会の疑問への回答等がなされる予定になっているようです。

 更に、政治改革に関しては、憲法改定の推進及び新憲法下での総選挙を実現させるために再度下院議会を解散させる方針が明らかにされるようですが、先に報じられていた具体的なタイムフレームについては触れないものと見られているようです。

 一方、3月5日に大規模な集会の開催を予定している民主主義市民連合調整役のスリヤサイ・ガタシラ氏は、タクシン首相の集会に於ける発言は社会の対立を煽り、群衆同士の衝突に繋がる可能性があると警告した上で、仮に首相の発言が元で衝突が発生しても、責任は全て首相側に期せられることを心がけておくべきであると指摘していました。

 尚、警察当局は5月5日の市民集会に備え、会場だけでなく首相官邸や私邸及びタイ・ラック・タイ党本部の警備を強化する方針を明らかにしていました。

 なんだかんだ言って、常日頃から野党や市民集会側から指摘されていた事を恥ずかしげもなくスローガンに掲げるとは、さすがに姑息なタクシン首相の党だけのことはあるなと。。。
posted by Jean T. at 02:04| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

支持表明ハガキ受付専用私書箱、無理強い行為が蔓延る

 タクシン首相は、辞任圧力を強めている市民集会側に対抗する為に、首相を支持する国民からの声援ハガキを受け付ける為の専用私書箱を開設する方針が明らかにされた際に、既に一部地区のガムナンや村長が住民にハガキを配り、メッセージを無理矢理書かせている実態が報告されていましたが、更に今度は大手民間企業や軍基地内でも部下や配下にノルマを課して関係者にメッセージを書くよう無理強いする行為が報告されているようです。

 ヂャルゥン・ポーカパン(CP)系の企業では、昨日朝一人につき10枚のハガキが配布され友人・知人にメッセージを書かせ
、再度社内でとりまとめ送付するとの指令が飛ばされ、また経営者がネーウィン・チットチョープ氏と極めて近い関係にあることで知られるデューティーフリー・ショップで知られるキング・パワー社でも社員にハガキが配られメッセージを書くよう強要する光景が見られたようです。

 また軍基地内でも上官が部下にハガキの送付を命じる行為が確認されている他、地方の町村部では、タクシン首相を熱烈に支持する者と自称する人物がハガキを沢山抱えて現れ商店主や露天商にハガキを配りメッセージを書くよう要求、受け取った側が何が何だか判らないままメッセージを書いているような光景も見られているようです。
posted by Jean T. at 02:03| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニー県内20ヶ所で連続放火

 昨日未明2時過ぎにパッターニー県県都内にあるトーソートー(TOT)社の駐車場に駐車してあった自動車数台が放火されたのを手始めに同県内のほぼ全域に渡って携帯電話用の電波送信施設や公衆電話ボックス、郵便局等約20ヶ所がほぼ同時に放火される事件が発生しました。

 また、同県ヤリン郡内では学校が放火された他、郡内数カ所の路上にT字型の鋲がまかれたり、偽爆弾が仕掛けられる事件が発生しているようです。

 一方、昨日未明1:30過ぎ頃には南部国境三県と県境を接するソンクラー県のテーパー郡内にある地元電力現業の事務所に火炎瓶が投げられた他、同郡及びサバイヨーイ郡内で携帯電話用の送信施設や公衆電話等数カ所がほぼ同時に放火される事件が発生しているようです。

 また、テーパー郡内では昨日5:30頃、ゴム農園内で作業中だった42歳の住民男性がバイクに乗った二人組に射殺される事件も発生しているようです。
posted by Jean T. at 02:02| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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