2006年04月23日

タクシン暫定首相、急遽24日未明より日本を含む数ヶ国を私的歴訪

 タクシン暫定首相は23日午後、記者団に対して24日1時過ぎに日本を含む数ヶ国の首脳と会いタイの政治情勢について説明する為にフランスに向け飛び立つ事を明らかにしました。

 タクシン暫定首相によると、24日にフランスに到着後、同日夜にイギリスに向かい、その後25日にフランスに戻り、更に25日夜にロシア、27日朝に日本、同夜に中国、中国で一泊後29日にはタイに戻り、30日にはフィリピンに向かう予定になっているようです。

 また、今回の強行軍についてタクシン暫定首相は、全ての訪問先の国の首脳がタイ国内の情勢に関して、タイのマスコミが伝える誤った情報ではない正しい情報を知りたがっているからだと説明していたようですが、同時に今回の訪問は何かを説明する為ではなく5年間に渡って親しくつきあって貰った各国首脳と個人の資格で茶飲み話をする為だとも語っていました。(タクシン暫定首相が相反する発言を同時にするのは珍しい事ではありません)

 一方、訪問先のフィリピンの国情がタイに類似していると指摘されている事に関しては、今回の訪問は情勢云々とは関係なく、たまたま同日にASEAN議長国のマレーシアの首脳が同地を訪問中で、しかも同時に次期議長国のフィリピンの首脳とも会う事が出来るためフィリピンに向かうことになったと説明していました。

 尚、今回の訪問は僅かに2人の随行員だけを伴って行われるようですが、訪問地の大使館関係者は大わらわなんでしょうね。

posted by Jean T. at 19:06| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙委員会に抗議し投票用紙を破るよう呼びかける

 コンサック国務大臣は22日、投票用紙を破る行為は選挙法に違反するだけでなく民主主義の精神をも傷つけるものであるとして、23日に行われる再選挙の際にかかる行為に出ることが無いように呼びかけました。

 この発言は、民主主義市民連合傘下の南部14県の救国団体関係者が23日に行われる再選挙の際に不公正な選挙委員会に抗議する為に投票用紙を破るよう呼びかける運動を展開する方針を決定した事を受けたもので、仮にかかる行為による法的責任を問われた場合は最高で3年若しくは6,000バーツの両方または何れかが科せられると共に5年間に渡り選挙権が剥奪される事もあり得るようです。

 また、ソンクラー・ナッカリン大学の教授が23日に投票所で投票用紙を破るパフォーマンスを行うと宣言しているようです。

 一方、南部国境三県域内ででは、住民に対して23日に投票に行かないよう脅迫する動きがあると伝えられている事に関しては、既に当局関係者を増強し警戒態勢を強化している事から、投票率に大きな影響は無いだろうとの認識をコンサック国務大臣は示していました。

 尚、23日には、先の総選挙で当選者が決まらなかった39選挙区で再選挙(総選挙の際に候補者が失格となり無候補者選挙区となったノンタブリー県の選挙区を含む。因みに同選挙区では失格となった候補者が出馬している)が、また集計された票数と投票受付を行った有権者数とが一致しなかったサムットサーコン県内の1選挙区でやり直し選挙が行われます。

 また、再選挙・やり直し選挙が行われる40選挙区の内、12県内の19選挙区がタイ・ラック・タイ党候補者の単独候補選挙区になっています。

posted by Jean T. at 02:19| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

解党処分決定の保留は買収に関係した個人に関する証拠が無いため

 中央選挙委員会委員のパリンヤー・ナーカチャトリー氏は22日、先に同委員会が小政党二党の解党処分を決定する一方で、買収したとされるタイ・ラック・タイ党に対する解党処分を保留した事に関して、買収に関与されたとするタイ・ラック・タイ党内の人物の特定までに至っていなかった為処分を保留せざるを得なかったと説明しました。

 説明の中でパリンヤー氏は、買収により下院選に候補者を送り込む決心をした小政党が候補者データを捏造した一件に基づき解党処分を決定したとした上で、買収行為その物に関しては誰が金を払い誰が金を受け取ったか関する具体的な証拠を突き止めない限り立件が不可能であるといいわけがましく語っていたようです。

 一方、民主主義市民連合は22日、先に中央選挙委員会がタイ・ラック・タイ党に対する解党処分を保留した事を受け、中立的な人物で構成された調査委員会を組織し同委員会の不公正な決定に対する調査を進める方針を決定しています。

 同連合のスリヤサイ調整役は、既にタイ・ラック・タイ党の配下に成り下がっている中央選挙委員会が処分の保留を決定した事は、はタイ・ラック・タイ党に対する解党処分そのものを忌諱した事を表明したに等しいと指摘していました。

posted by Jean T. at 02:18| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック氏の上院議長就任は極めて不適切

 民主党副党首のアロンゴン・ポンラブット氏(党汚職調査委員会委員長)は22日、先に行われた上院選で当選を決めたサマック・スンタラウェート氏を上院議長に据えることは、上院の果たすべき役割を無視し中立性に疑問がある人物を就任させることに等しい極めて不適切な事であると指摘しました。

 この発言は、タイ・ラック・タイ党がサマック氏を上院議長に据えるよう同党の息のかかった上院議員に働きかけていると伝えられている事を受けたもので、アロンゴン氏は、これまでの言動・行動だけでサマック氏が政府よりの人物だと言うことは明白で、また都知事時代に取り組んだ消防車購入計画で汚職が指摘されている人物でもあると指摘した上で、汚職疑惑が解決するまでは自ら就任を辞退するのが本筋であると指摘していました。

 尚、本件に関する民主党としての公式見解は23日中に発表される予定になっているようです。

posted by Jean T. at 02:16| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本人男性2名惨殺事件、警察が目撃情報の提供を呼びかける

 日本人男性2人が惨殺された事件に絡んで第一地区警察本部が、都内スクムウィット通りやタニヤ・ビル(アーカン・タニヤ)、チャーン・ムァアン地区内のゲストハウス等で被害者を目撃した人からの情報提供を呼びかけています。

 尚、目撃情報は0-2537-8087、0-1988-9898、0-9444-3838、0-1803-4334の何れかの電話番号で24時間受け付けているそうです。

 また、警察によると被害者の内、ヨシオさんという方は左手の小指が半分欠落していたそうです。

 テレビでは、被害者の写真付きで情報提供を呼びかけていましたが、ネット上にはまだ公開されていないようです。(23日付けのタイ字新聞各紙のサイトには公開されるかもしれません)

 事件の詳細は以下のリンクをご参照ください。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/m20060423k0000m040106000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0422/TKY200604220236.html
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3273452.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060422i113.htm?from=main1
http://www.sankei.co.jp/news/060422/sha093.htm

posted by Jean T. at 01:04| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ターター・ヤンに義理の妹?

 行方不明になっていた女性CMモデルの母親(39)が、22日になって娘の父親はターター・ヤンの父親でもあるティム・ヤング氏であると発言したことから、格好の大衆紙ネタになり各紙がターターからのコメント取りに躍起になっているようですが、とりあえずターターの恋人のプレーム・ブサラカムウォン氏は、その様な話を聞いたことは無い。また、ターターがその様な話を知っているかについても知らないと発言しているようです。(本当がどうかは知りませんが、知っているファランによると、ティムさんは結構チュー・サオな人だったらしい)

 母親によると、妊娠する4-5ヶ月前にティム氏と知り合い、妊娠後何回か電話をかけたがティム氏側は仕事が忙しいとかの理由をつけて会うのを拒否した為、もう二度とティム氏と会うことはないと思い一人で子供を産んで育てる決心をしたと語り、またこの話を初めて知った娘は、お母さんが私を一人で育てるためにどれだけ苦労してきたかお父さんに知って貰い、一日も早く自分たち二人の面倒を見に現れて欲しいと語っていたようです。

 尚、行方不明になっていたサーイことスパサラー・ルゥアンウォンさん(16)は、22日無事に母親の所に戻っているようです。その際、スパサラーさんはマスコミに対して、"友人"4-5人と18日からパッタヤーに遊びに来ていた。その後、一緒にいた友人から新聞で話題になっている事を知り母親に電話をして急いで戻ってきたと語っていたようです。

 また、母親は娘に対しては「お父さんは、あなたが小さいときに亡くなったのよ」と説明していたようです。

 因みに、スパサラーさんは、この記事(22日付けなので、まだ義理の妹疑惑に関しては触れられてません)こ掲載されている写真の女性ですが、似ているような似ていないような。。。

posted by Jean T. at 00:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

小政党二党の解党処分を決定、しかしタイ・ラック・タイ党は保留

 中央選挙委員会は21日、委員全員の賛成で買収疑惑が指摘されていたタイ大地党及びタイ国家開発党の小政党二党の解党処分が適切であると判断し憲法裁判所に提訴する方針を決定しました。しかし買収し候補者を小選挙区に送り込むよう働きかけたとされるタイ・ラック・タイ党に対する処分決定は見送られました。

 今回の決定は、民主党のステープ幹事長の告発を受け組織された専門委員会が調査を行った結果、90日ルールを満たしていない等で候補者資格が無い人物の立候補を可能にするために選挙委員会の職員が二党の党員データの書き換えに関与していた事が明確になったことを受けたもので、選挙委員会側はデータ書き換えに関与した職員及び関係した二党党首・関係者に対して刑事告訴を行うことも昨日の協議で決定しています。

 一方、タイ・ラック・タイ党の幹部党員が上記二党の買収に関与しているとされている問題に関しては、まだ買収を裏付ける明確な証拠が無いとして別途同じ専門委員会が調査を行い10日以内に結論を出す方針であるとしています。

 尚、民主党や民主主義市民連合等が告発していたタクシン暫定首相が絡む選挙違反疑惑に関する処分決定も昨日の協議で行われているようですが、委員会側は案件が多すぎて詳細をまとめなければいけないとの理由で決定内容の発表を保留しています。

 今回の処分決定に先立ち民主党のステープ幹事長は、選挙委員会が己の決定で己の首を絞める事にならないためにも、真相に則りタイ・ラック・タイ党及び小政党二党に対して等しく解党処分を下すべきであると指摘していました。

参考リンク
http://thaina.seesaa.net/article/14730575.html
http://thaina.seesaa.net/article/15109380.html
http://thaina.seesaa.net/article/15497298.html
http://thaina.seesaa.net/article/15547616.html

posted by Jean T. at 12:34| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

タイ・ラック・タイ党、市民集会に参加した上院当選者を選挙違反で告発

 先の上院選で自党との繋がりが強い人物が多数当選を決めている事に対する批判が各界から噴出しているタイ・ラック・タイ党は20日、非公式集計ながらバンコク選挙区でトップ当選を決めたニティプーム・ナワラット警察大尉やグラーナロン・ヂャンティック氏(三位当選)、ロサナー・トーシトラグーン女史(四位当選)が上院選告示前に民主主義市民連合主催の市民集会に参加したのは選挙違反に該当するとして、選挙委員会に告発する方針を明らかにしました。

 ニティプーム・ナワラット警察大尉は、元都知事候補で、またドキュメンタリー番組の進行役やタイラット紙のコラムニストだったことでも知られ、市民集会の場で上院選出馬宣言をしたとされているようです。

 また、グラーナロン・ヂャンティック氏は元国家汚職制圧撲滅委員会事務局長として、タクシン首相(当時)が絡む資産隠し疑惑を憲法裁判所に提訴した、いわばタクシン・チンナワット警察中佐の天敵的な存在として知られ、一方、ロサナー・トーシトラグーン女史は消費者保護運動家として知られ、最近では違法判決が出た電気発電公社民営化訴訟の原告側代表だったことで知られていました。

 一方、気にくわない上院議員当選者を選挙違反で訴えているタイ・ラック・タイ党側は、バンコク選挙区から二位当選を決めたサマック・スンタラウェート氏を上院議長に、またブリラム選挙区のチャイ・チットチョープ氏を副上院議長に据えるよう、影響力を行使できる上院議員に働きかけているとも伝えられています。

posted by Jean T. at 01:09| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上院選、当選者と政党との繋がりを否定するのは難しい

 19日行われた上院選で、北部・東北部地区を中心に特定政党や有力政治家と極めて近い人物や特定政党の支持基盤に支えられた人物の当選が確実とされている事に関して選挙委員会のエーカチャイ事務局長は、これらの人物と特定政党等との繋がりを否定するのは難しいとした上で、現在の法律下では各々の上院議員としての良識に委ねざるを得ないとの考えを示しました。

 しかしエーカチャイ事務局長は、上院選に於ける集票行為を禁止し、候補者の経歴紹介のみに留める方向で法律改正するべきであるとの意見があることに対しては指示できないとの閑雅を示しました。

 一方、民主党のステープ幹事長は、上院議員に求められる独立性に疑問が残る人物が非公式集計ながら多数当選を決めることは憲法の精神すら脅かす懸念すべき問題であり、特に汚職制圧撲滅委員会の委員選出等の独立機関の人選に深刻な影響を与え。政府監視機能の衰退を招く結果に為り得るとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 01:08| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

妻に逃げられた失業男、子供を抱いて高圧鉄塔に上り大騒ぎ

 19日午後、ノンタブリー県県都内で、妻に逃げられた28歳の男が1歳の子供を抱いた高圧鉄塔に上り自殺すると大騒ぎしましたが、最終的に警察の説得に応じ自ら鉄塔を降り警察に保護されました。

 現場は、ロータス・ンガーンウォンワーン店の駐車場にある約70m高の高圧鉄塔で、保護された男性は警察に対して、失業後3年間一緒に暮らした妻が出所したばかりの前の夫と駆け落ちし行方不明になってしまい、将来を悲観して自殺しようと思ったと語っていたようです。

 また、現場近くを拠点にするバイクタクシーの運転手によると、保護された男性は18日にも同じ高圧鉄塔に上り、運転手の説得に応じ自殺を断念していたようです。

posted by Jean T. at 01:06| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不良少女、叔母宅で強盗を働く

 19日夜、都内フワイクワーン区内にある住宅内で、15歳の少女が仲間と共謀して叔母の手足を縛った上で貴金属等総額5万バーツ相当を強奪し逃走するという事件が発生しています。

 被害にあった叔母によると、姪である15歳の少女から3月に叔母宅から盗んでいった物を返しに行くから家で待っている様に電話があり、その後現れた少女が20-25歳位の男2人と15歳くらいの女1人を家に招き入れ、手足を縛った上で家捜しを行い金のネックレス等の貴金属や現金等を盗み出し逃走したいったようです。

 また、叔母によると、少女が子供だった頃は叔母と一緒に生活し、叔母が学費の面倒を見ていたようですが、勉強に全く興味を示さず日増しに素行不良になっていたようです、過去にもチョークチャイ署館内で窃盗で逮捕された前歴があったようです。

posted by Jean T. at 01:04| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

グライサック元上院議員、政党に支配された上院議会の成立を懸念

 前ナコン・ラーチャシーマー県選出上院議員のグライサック・チュンハワン氏は、19日に行われた上院選により、これまでの上院とは異なる特定政党に支配された上院議会が成立する恐れがあると指摘しました。

 指摘の中でグライサック氏は、今回の上院選では特定政党の地盤に於ける影響力を堅持する為に、その政党に関係する人物を出馬させ、それを支援する動きが顕著に見られ、仮にその様な状態で上院議会が成立すれば、上院の下院議会とはとは異なる独立性を保持する事ができなくなると指摘していました。

 一方、チャート・タイ党のバンハーン党首は、今回の上院選に出馬している多くの者が特定政党に繋がる者若しくは特定政党の有力者の親族であり、この様な状態で上院が成立すれば上院の中立性すら脅かされることになると指摘した上で、将来的には上院議員は直接選挙ではなく、中立的な人物で構成された選別委員会によってあらゆる階層の代表者を上院議員として指名する方向で憲法を改正するべきであるとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 01:48| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上院選、19日17時までに116件の選挙違反を摘発

 国家警察本部は19日17時までに、全国で116件の選挙違反行為を摘発した事を明らかにしました。

 主な内訳は、投票用紙を破る行為が7件、票の買収行為が5件、酒類の販売行為が100件等となっているようです。

posted by Jean T. at 01:47| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党、新たに選挙委員会を刑事告発する方針を明らかに

 先に4月23日に行われる再選挙に向けて新たに候補者の募集を行った選挙委員会を刑事告発した民主党副幹事長のターウォン・センニヤム氏は19日、選挙委員会が再選挙に立候補した小政党の候補者がことごとく失格になり、県内の再選挙が行われる全ての選挙区が単独候補者選挙区になったソンクラー県で19日から20日にかけて再度候補者の募集を行う方針を決定した事に対して刑事告発する方針を明らかにしました。

 今回行われる候補者募集は、先に行われた募集の際に反対派住民の妨害を受け候補者届けを提出する事が出来なかったとの複数の小政党からのクレームを受けて決定されたもので、本件に関しては、先にソンクラーン県の選挙管理委員会側が住民等の抗議活動が展開されたのは事実だが、候補者の届け出が妨害されるような事はなかったとの公式見解を明らかにしていました。

 また、今回の中央選挙委員会側の決定に抗議し、ソンクラーン県内の一部の選挙区(確認されているだけで三つの選挙区)の選挙委員長が辞表を提出するという事態にまで発展しているようです。

posted by Jean T. at 01:46| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スヂンダー元首相、国王陛下任命による暫定首相構想に反対

 1992年の五月動乱で失脚した元首相のスヂンダー・クラープラユーン大将は19日、都内ドゥシット区内で上院選の投票を行った際に記者団の取材に応じ、市民団体や学識経験者、野党等が主張している憲法7条の規定に基づく国王陛下任命による暫定首相構想は不適切な考え方で、まず全ての階層が協調して問題解決の糸口を模索する事が先決であるとの考えを示しました。

 また、民主主義市民連合幹部5人が警察の召喚に応じない方針を決定した事に関しては、司法の場で法律に則り白黒つけるのが正道であるとして指示できないとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 01:45| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部で上院選妨害を狙った爆破・襲撃が相次ぐ

 19日15;30過ぎ頃、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、選挙集計を行う為に投票箱を運搬中だった小型トラック2台の通過に会わせ爆発物が爆発し、その衝撃で先頭の小型トラックが横転し1人が死亡し選挙関係者等11人が負傷を負うという事件が発生しています。

 また、ヤッラー県ベートン郡内では、投票箱を運搬中だった車輌の通行を妨害する為に路上にT字型の鋲がまかれるという事件も発生していたようです。

 その他、13:30頃には、ナラーティワート県県都内で人数不明の一味が投票所の警戒作業にあたっていた警察官を狙い銃を乱射し、警察官1人が死亡し1人が負傷するという事件が発生、更にそれに先立つ朝8時過ぎには同県シーサコン郡内で投票所の警戒作業にあたっていた警察官を狙った爆破・銃撃事件が発生し警察官1人が死亡し、4人が負傷を負っています。

 一方、ヤッラー県ラーマン郡内では10:45過ぎ頃に、警戒作業にあたっていた当局関係者の車輌の通過に会わせ路上に仕掛けられた爆発物が爆発するという事件が発生していますが人的な被害は確認されていないようです。

 また20時過ぎ頃には、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が警戒に当たっていた軍関係者を狙い銃を乱射する事件が発生しているようですが、被害状況に関しては確認されていないようです。

posted by Jean T. at 00:39| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

連合、幹部5人の召喚に応じない方針を決定

民主主義市民連合は18日、警察の要請に基づき裁判所から逮捕状が発行されない限りは警察の出頭要請に応じない方針を決定しました。

 これは、先に警察側から20日期限で出頭命令を発行されていた事を受けた決定で、連合幹部の一人でラーチャパット大学ナコン・ラーチャシーマー校教授のソムギヤット・ポンパイブーン氏は、警察側の動きは貧困者キャラバンや訴状を提出したチャラート・ウォンチャトラ空軍少尉を利用した政府側の反タクシン勢力を押さえ込みたい思惑が反映したものでしかないと指摘していました。

 一方、幹部の一人であるソンティ・リムトーングン氏は、4月30日若しくは5月2日にバンコク都内で大規模な市民集会を計画している事を明らかにした上で、仮にそれまでに5人の幹部が逮捕されるような事があれば、抗議活動の波が全国に広がるだろうと警告しました。

 尚、既にタクシン体制の完全消滅が達成されるまで活動を続ける方針を明らかにしていた連合は、昨日の幹部協議で、仮に下院議会が招集され新首相が決定された場合は、憲法7条に基づく国王陛下による暫定首相の指名を求める為に新首相の退陣を要求する活動を開始する方針を決定しています。

posted by Jean T. at 02:43| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脅迫を受けているのはむしろ政府側

 不敬罪疑惑が持たれているソンティ・リムトーングン氏の出頭期限の延長要請を警察側が認めず、更に25日に逮捕状を発行する方向で準備に入っている事に関して聞かれたチットチャイ暫定首相代行は、政府による反政府勢力に対する脅迫ではない。むしろ政府側が反政府勢力から脅迫を受けていたと発言していました。

 発言の中で同暫定首相代行は、出頭期限の延長受け入れの是非は全て警察の独自裁量に委ねられており、政府側の思惑は一切絡んでいない。支持派・反支持派に関係なく警察側が公正に職務を遂行している証拠にネーション社のビルを包囲した支持派に対する捜査も同様に行っていると語っていましたが、同時にソンティ氏の逮捕が情勢再悪化の要因にも為り得るとの考えも示していました。

 そう言えば、既に証拠が揃っており直ぐにでも法的責任を追及できるとチットチャイ君が発言していた、チァン・マイのタクシン支持派住民による民主党集会の妨害事件に関する進捗が全く伝えられていませんね。

posted by Jean T. at 02:42| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党、選挙委員会を刑事告訴

 民主党副幹事長のターウォン・セーンニヤム氏は18日午後、再選挙で候補者の再募集を行うなど特定政党・候補者に利益を供与したとして選挙委員会及び同委員会委員5人を刑事告訴しました。

 訴状の中でターウォン氏側は、選挙委員会が当初予定されていた再投票を中止し、新たに候補者を募集し再選挙を行う決定を行ったことは、委員会の本分を忘れ特定候補者及び特定政党に利益を供与する行為に該当するとして、法律に則った刑事罰の他に10年間の選挙権剥奪を要求しているようです。

posted by Jean T. at 02:41| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メガプロジェクトの入札を無期限延期

 ポンサック暫定運輸大臣は18日、定例閣議の席上でメガプロジェクトの入札を新政権発足まで無期限に延期させる方針を決定した事を明らかにしました。

 また、今回の決定に伴い、関係部局に対して再度プロジェクトの優先度の見直しを行うよう指示した事も明らかにされています。

 一方、ウィセート暫定エネルギー大臣は、バンコク大量輸送公社が運行するバス及びコンソン社が運行する長距離定期バスの原油高に伴う運賃値上げを抑える為に、PTT社に対して両者に特別価格で燃料を提供するよう要請する方針を決定し、20日にもPTT社との間で協議を行う方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:40| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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