2006年05月01日

新しい政治スタイルで良きリーダーの模範を国民に示す

 民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏は4月29日に都内で開かれた民主党の年次総会の席上で、タイ・ラック・タイ党政権は国民から与えられた課題を無視し己の利益追求に注力し国民全体への利益供与を軽視してきたと批判した上で、自らは北部や南部の人たちの為だけではないタイの為に働く首相として、新しい政治スタイルで汚職の無い健全な民主主義社会を築き上る良きリーダーとしての模範を国民に示す事を目指すと語り次期首相就任に強い意欲を見せました。

 また、党としての政策目標に関しては、健全な経済、健全な社会を築き上げる上で不可欠な次世代の教育レベルの向上を重点課題として取り組み、一環として低所得者層への大学課程までの奨学金支給制度を充実させることを柱とした教育機会増政策に取り組む、最終的に完全無料教育を実現させたいとしました。

 一方、タイ・ラック・タイ党政権が取り組んできた大衆政策に関しては、己に対する支持を獲得する為の政治的な道具として大衆政策を利用してきたタイ・ラック・タイ党政権により、農民の借金を救うための村再生基金が村借金増大基金と化し、また30バーツ一律診察料政策では公共保健省管下の医師や看護師に多大な負荷を強いる結果になったと指摘した上で、民主党は即物的な政策の施行ではなく国民救済をキーにより現実的な形で政策を継続させて行きたいと語りました。また、30バーツ一律診察料政策に関しては、健康・社会保険制度の枠組みの中で見直し再編成を進めたいとしました。

 また、経済関連に関しては、国王陛下の健全な経済思想を基本におくと共に、タイ・ラック・タイ党が取り組んできた公共事業体の民営化推進政策に関しては、国民へコストの負担を強いる事無く全てを中止させ、また自由貿易協定の締結推進に関しては、国益を重視し且つ国家開発及び国民の生活水準に結びつくものでなければならないとの原則に則り、特定の資本家だけが潤うような事が無いよう国民の合意を念頭に慎重を期して締結交渉を進めていくべきであるとしました。

posted by Jean T. at 01:59| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

総選挙が無効になるということは次期首相指名辞退宣言も無効

 チットチャイ暫定首相代行は30日、4月2日の総選挙が無効になった場合、タクシン暫定首相が再度首相として返り咲くことも可能であるとの考えを示しました。

 発言の中でチットチャイ暫定首相代行は、首相に返り咲くことも憲法で認められた権利である、また政党政治の世界で下院議会内で最大議席を獲得した党が選抜した人物が首相に選ばれることは至極普通の事であると説明していました。

 また、コンサック暫定国務大臣は、タクシン暫定首相が次期首相指名を辞退したのは、己の過ちを認めたからではなく、国内情勢の安定を期したものだったとした上で、仮に4月2日の総選挙が無効になった場合には再度タイ・ラック・タイ党の党首として選挙に打って出ることは正当な事であるとの考えを示していました。

 コンサック暫定国務大臣の発言は、民主主義市民連合側がやり直し選挙になった場合でもタクシン暫定首相は一時政界引退宣言を守るべきであると要求した事に対して答えたもの。

 一方、民主党のオンアート報道官は30日、チットチャイ暫定首相代行が4月2日の総選挙が無効になった場合、タクシン暫定首相の首相指名辞退宣言も無効になるとの考えを示した事に対して、タクシン暫定首相の首相指名辞退宣言は自らの意思で行われたものであると同時に、国家の方向性にも関係する国家の指導者の宣言でもあった指摘した上で、社会にいらぬ混乱をもたらさない為にもタクシン暫定首相は不用意に宣言撤回するべきではないと指摘していました。

posted by Jean T. at 01:57| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首都圏住民の多くが選挙委員会委員は辞任すべき

 ABACポールが首都圏在住の1,863人を対象に行った意識調査で、過半数を超える51.4%の回答者が中央選挙委員会の委員は辞任するべきであると回答し、辞任する必要はないと回答していたのが僅かに15.5%だった事が明らかになっています。

 また、現在の混乱した政治情勢の解決に取り組む三裁判所に対する信頼度に関しては、最高裁判所に対する信頼度が一番高く70.2%の回答者が信頼できると回答し、以下、行政裁判所を信頼できると回答した者が68.4%と続き、一方で、憲法の番人でありながらタクシン暫定首相のシンパが多いとされる憲法裁判所が信頼できると回答した者は62.7%と一番信頼できると回答した者が少ないという結果になっています。

 一方、憲法改正を進める上で最も適切な中立的な指導者が必要かとの質問に対しては、47.1%の回答者が必要であると回答し、また指導者として最も適切な人物に関しては、枢密院評議会議長のプレーム・ティンスーラーノン大将(元首相)の名をあげる者が一番多く、以下、社会引き締め政策の立案者でもあるプラチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉(元国務大臣等)、チャーンチャイ・リッキットジッタ氏(最高裁長官)、アッカラートン・ヂュラーラット氏(最高行政裁長官)、パン・ヂャントラパーン氏(憲法裁長官)、アーナン・パンヤーラチュン氏(元暫定首相)と続き、一方で、41.6%の回答者が中立的な指導者が必要であると認識しているものの適切な人物が思い浮かばないと回答し、中立的な指導者は必要ないと回答した者は僅かに11.4%だったようです。

 また、4月2日に行われた総選挙が無効であると判断された場合には、野党側がやり直し総選挙に候補者を送り込む方針を明らかにしている事に関しては81.9%が賛成と回答し、決定を支持できないと回答した者は僅かに8.6%という結果になっていたようです。

posted by Jean T. at 01:56| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙委、委員総入れ替えは不可能

 中央選挙委員会委員のパリンヤー・ナークチャトリー氏は30日、野党を初め各界から4月2日に行われた総選挙が無効であると判断された場合には現在の委員全員が辞職し、新しい委員でやり直し総選挙が行われるべきであると指摘されている事について、現行法では下院議会が解散し全てが休止している状態では新委員の選出が不可能であり、現在の委員が止めることは法的に不可能であるとの考えを示しました。

 一方、同委員会委員のヂャールゥパット・ルゥアンスワン大将は、辞職する方向で動いているとの一部の報道を否定しました。

posted by Jean T. at 01:55| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合幹部5人、1日に警察に出頭

 民主主義市民連合は30日開かれた幹部会で、警察からの召喚に応じ5月1日8:30に幹部5人自らが警察に出頭する方針を明らかにしました。

 一方、5月2日に予定されている集会は場所をルムピニー公園に変更し17時から開始される事が確認されています。

posted by Jean T. at 01:53| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコク区議会議員選、タイ・ラック・タイ党が優勢

 30日バンコク都内14区内で区議会議員選出選挙が行われ、同日20時時点の非公式集計結果で9つの区でタイ・ラック・タイ党が優勢となり、民主党は4区、チャート・タイ党がヂャニスター・リウチャルゥムウォン女史の地盤であるドーン・ムアン区で優勢という結果になっているようです。

 尚、選挙続きだった影響か、投票率は30%弱という結果になっているようです。

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 30日21時過、開票作業終了後に発表された非公式集計結果によると、投票率は4年前の30%より多い35.4%で、タイ・ラック・タイ党が全部で68議席、民主党が27議席、チャート・タイ党が7議席を占めるという結果になり、また14区中10区でタイ・ラック・タイ党勢が優勢という結果になったようです。

posted by Jean T. at 01:51| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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