2006年05月02日

憲法裁、総選挙無効の審理開始を決定

 憲法裁判所は1日、4月2日に行われた総選挙の無効の判断を求めた審査請求を審理に付す方針を決定し、中央選挙委員会に対して1日から3日以内に違憲性が指摘されている事項に関する抗弁書を提出するよう要求しました。

 これは、タンマサート大学の教授2人が下院議会の解散から総選挙までの期間の設定が与党側に有利になるよう不公正に行われた疑い、投票用紙の記入台が第三者から見える位置に変更された事により投票の秘密が侵害された疑い、与党側が20%規定をクリアする為に小政党を買収し与党への支持率が低い小選挙区への候補者送り込みを促した疑い等の四つの疑惑に関する違憲性の審査を請求していた事をうけたもので、審査請求は国家監査院の審査を受けた上で憲法裁判所に付されていました。

posted by Jean T. at 02:17| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ・ラック・タイ党、総選挙無効判断の場合は署名を集め異議申し立て

 ブリラム県選出下院議員(就任予定)のソーポン・ペーチャラスワーン氏を含むタイ・ラック・タイ党所属下院議員6人は1日共同記者会見を開き、仮に4月2日に行われた総選挙が無効であると判断された場合には、党所属下院議員の署名を集め憲法裁判所に異議申し立てを行う方針を明らかにしました。

 また、ソーポン氏等は、総選挙を実施する権限は独立機関たる中央選挙委員会にみにあり、政府や公営企業と民間との係争をメインに扱う行政裁判所には総選挙の有効性を審査する権限が無いと指摘した上で、仮に総選挙が無効であると判断され新たに総選挙が行われる場合には憲法改正後に行われるべきであると指摘しました。

 一方、タイ・ラック・タイ党ワン・ナム・ヨム派閥リーダーのソムサック・テープスティン氏は、投票用紙の記入台の位置変更は取るに足らない問題であり、また既に憲法裁判所が選挙を手配し施行する権限は中央選挙委員会にあるとの判断を下している事から、裁判所が総選挙が無効であると判断することがあっても文字通り受け入れる事は出来ず、何らかの形で異議を申し立てる事になるとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 02:16| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャワリット元首相、首相顧問団長を辞任

 元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将が1日までに、貧困問題関連首相顧問団長及び麻薬撲滅対策センター長を辞職する為の辞職願を提出していた事が明らかになっています。

 表向きには、各対策の基本部分の構築作業を既に終了し、後は新政府に任務遂行を委ねるべ段階になっている事を辞職理由に掲げていたようですが、先に国民から信頼される中立的な首相に施政を委ね民主主義を国内に根付かせるべきであるとの緊急談話を発表した直後の辞任であるだけに様々な憶測を呼んでいるようです。

posted by Jean T. at 02:14| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最高行政裁、ASTVの放映中止命令取り消し訴訟の審理開始を決定

 最高裁判所は1日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏系のテレビ局ASTVの放映中止を命じた政府広報局及びCAT Telecom(ゴーソートー・トーラコムマナーコム)社の命令取り消しを求めた訴訟の審理開始を決定をすると共に、一審で下されていた命令の一時停止の仮処分を延長させる事を決定しました。

 今回の裁判は政府広報局及びCAT社が3月24日及び3月26日に発したASTVの放映中止及びプーヂャッガーン紙のWEBサイトの閉鎖命令の取り消しを求めASTVの番組の視聴者等が代表となり訴えていたもので、一審判決では政府広報局及びCAT社が発した命令は番組内で意見を述べる機会を奪われたソンティ氏等の権利を侵害した可能性はあるものの、番組愛好者側の権利に直接影響を与えることはなく、また視聴者代表が命令の取り消しを求める性質のものではないとして門前払いの決定を下していました。

posted by Jean T. at 02:12| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小6男児、家庭の貧困を恨み首吊自殺

 1日0時過ぎ、スパンブリー県ドーン・ヂェーディー郡内で小学校6年生の男児(12)が自宅近くの畑の中で首を吊って死亡しているのが発見されました。

 45歳の母親によると、日雇い労働でその日の糧を得るのが精一杯な家計を助けるために、学校が休みの期間を利用して1ヶ月1,000バーツの手当で叔父の家の牛の面倒を見ていたとの事で、また叔父によると男児は普段は物静かで勤勉な子供ながら、ある時貧困家庭に生まれた自分の不運な運命を呪う発言をしていたことがあり、日頃から他の子供のように学校の長期休み中に遊びに出かけたりする事が出来ない事を恨めしく思っていたようです。

posted by Jean T. at 02:07| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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