2006年05月07日

ヤッラー県内の学校増築建設現場で爆発

 7日早朝、ヤッラー県ラーマン郡内にある学校の増築建設現場で爆発が発生しましたが幸い人的な被害は確認されませんでした。 (その後の報道で軽傷者2人が確認されているようです)

 当局側では、増築建設の補助作業にあたっていた軍関係者に危害を加える目的で引き起こした犯行との見方を示しているようです。

 また、7日7時前にはヤッラー県ヤッハー郡内でガソリンスタンドに仕掛けられた爆発が発生し同所オーナーの40歳の男性が負傷を負うという事件が発生していますが、初期報道によると警察側は現場から爆発物の材料等が発見されていないことから漏電等による引火の可能性も否めないとしているようです。

 一方、チットチャイ暫定首相代行は7日朝、南部国境三県域に於ける情勢がここ数日間激化している事に関して、背景に5月15日から始まる学校の新学期に会わせ不穏な情勢を煽りたい一味側の思惑があるのではないかとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 13:13| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

爆破・襲撃事件発生現場の現場検証に現れた当局者を狙った爆破が発生

 6日13:25頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で6日10:30頃発生した当局関係者を狙った爆破・銃撃事件現場の現場検証に現れた当局関係者が、現場で発見された携帯電話と接続された不審物の調査にあたっていたところで不審物が爆発し7人の当局関係者が負傷を負うという事件が発生しました。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようです。(報道によっては当局関係者が誤って起爆させた)

 今回の爆発事件に先立って同日朝10:30頃に、路上で人が襲撃され重傷を負ったとの通報を受け駆けつけた当局関係者の到着に会わせ付近に潜んでいた人数不明の一味が爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、当局関係者との間で約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生していました。尚、この襲撃による人的な被害は確認されていません。

 尚、newsclipさんの本件を扱ったこちらの記事は時系列を誤って報じているようです。

 また、先立つ6日5:20頃には、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内にある教師宅付近で爆破が発生し、更に現場付近で遠隔起爆式の爆発物1個及び偽爆弾1個が発見され処理されるという事件が発生していました。

 尚、この事件での人的な被害は確認されていません。

 一方、6日13:30頃には、パッターニー県県都内で自警国境警備組織に所属する37歳の男性が職務を終え帰宅の為にバイクで走行中に後ろから着いてきた小型トラックに乗った人数不明の一味が追い抜きざまに銃を発砲し負傷を追うという事件が、またナラーティワート県ヂョアイローン郡内では5日夜半に友人が運転するバイクの後部座席に乗っていた37歳の男性が付近に潜んでいた人数不明の一味の銃撃を受け負傷を負い搬送先の病院で死亡するという事件が発生しています。

 また、5日13:15頃には、パッターニー県マーヨー郡内で国境警備警察に所属する39歳の警察官がモスク内で礼拝中に、礼拝に現れたムスリムに扮した2人組に頭部を撃たれ死亡し、近くで礼拝中だった2人の住民が負傷するという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 12:19| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン暫定首相、元気にゴルフ

 "私的"海外歴訪を終えタイに帰国後も殆ど動静が伝えられていなかったタクシン暫定首相は6日朝、暫定政府のメンバーやサノ・ティヤントーン氏に近いとも言われる暫定上院議長のスチョン・チャーリークルワ氏らと元気にパイン・ハーストでゴルフプレイに興じていたようです。

 その際、駆けつけた報道陣等にタクシン暫定首相は「なんで私みたいな既に引退して古い者を待つためにこんな所に居るの? もっと若い世代に機会を与えなさい」と語り、取りようによっては返り咲きはあり得ないとも取れる発言をしていました。

 尚、前後してタイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は、憲法裁判所が総選挙を無効と判断するという事は、(比例代表制名簿順位一位の)タクシン暫定首相の次期首相指名辞退宣言も無効になるということであると再確認していました。

 一方、タクシン暫定首相は、先に中央選挙委員会が当選を確認した485人の下院議員の中で、唯一議員登録手続きを行っていないとされている事に関しては、「まだ議員登録を行っていないし、いつ行うかも解らない」と発言していました。(尚、一部報道では議員登録を行っていないのはタクシン警察中佐とタイ・ラック・タイ党良識派のポーンポン・アディレークサン氏の2人と報じています)

posted by Jean T. at 00:30| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サノ氏、プラチャイ氏の党首招請に意欲?

 サノ・ティヤントーン氏は6日、同氏が結党したプラチャーラート党の党首に元タイ・ラック・タイ党幹事長のプラチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉を迎え入れると報じられている事に関して、まだ直接話しておらず、またあくまで本人次第であると断った上で、党首としてプラチャイ警察大尉は適切な人物の一人であるとの考えを示していました。

 サノ氏によると、嘗て同じ党幹部として一緒に仕事をした仲として直接話し合う用意があるとのこと。

 一方、サノ氏はタクシン暫定首相と全く同じ日にパイン・ハースト(確かスリヤ君系のゴルフ場ですよね?)でゴルフ・プレイをする事から、ゴルフ場で両者間の話し合いがもたれるのではないかとの憶測が飛び交いましたが、結局タクシン一行は午前、サノ一行は午後遅くからプレイをスタートしており、両者が遭遇する機会はなかったようです。

posted by Jean T. at 00:28| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン警察中佐が選挙に出馬するなら追い出しの為の活動を再開

 民主主義市民連合幹部の一人であるソンティ・リムトーングン氏は5日に放映されたCNNのインタビューの中で、仮に憲法裁判所が4月2日に行われた総選挙が無効であると判断し、やり直し総選挙が行われた場合に、先に次期首相指名の辞退すると宣言していたタクシン・チンナワット警察中佐が再度総選挙に出馬したり、中央選挙委員会の委員が4月2日の総選挙の際と同じメンバーでやり直し選挙が行われる様な事があれば、全てが振り出しに戻るとして再度大規模な集会活動を再開するとの方針を明らかにしました。

 一方、6日に今回のソンティ氏の発言について聞かれたチットチャイ暫定首相代行は、私ではなくソンティ氏や連合の全てを知っている国民に聞くべきであると語り、言外に再度大規模な活動に出ることがあれば二度と国民の支持を得ることは出来ないだろうとの認識を示していました。

 また、先に中央選挙委員会のワーサナー委員長の発言を擁護する発言をした事に関しては、あくまで確信をもって己の職務を遂行している人物の発言として擁護しただけで、これまでにタイ・ラック・タイ党に便宜を供与してきた云々といったこととは一切無関係と語っていました。

posted by Jean T. at 00:26| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スチョン暫定上院議長、8日に法律顧問等を交え緊急協議

 暫定上院議長のスチョン・チャーリークルワ氏が6日までに上院秘書官事務所に対して、緊急協議を開くために上院法律顧問団のメンバーを8日に招集する様に指示していた事が明らかになっています。

 この緊急協議は憲法裁判所による総選挙の有効性に対する判断に結果に基づき行われるものと見られており、協議の中では主に下院議会解散から総選挙を経て現在に至るまでの中央選挙委員会の職務遂行の合憲性、定年退官した最高裁判所裁判長の後任選抜作業等に関して協議が行われるものと見られているようです。

posted by Jean T. at 00:24| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムスリム政党の結党を支持

 ソンクラーナカリン大学パッターニー校政治学部助教授のチッチャノック・ラーヒムムーラー氏は6日、南部国境三県域内に於ける不穏な情勢の解決を期して南部国境三県内にムスリム政党を結党する動きがあることに対して、域内に於ける政治開発及び住民参加による解決の為の糸口の模索に繋がるとして結党を支持する方針を明らかにしました。

 更に、チッチャノック氏は、情勢解決は単に政府による迫害にあってきたという漠然とした被害者意識に依拠しない、ムスリム社会や住民の目からみた問題点に対して前向きに取り組むことが情勢解決の鍵を握ると指摘しました。

posted by Jean T. at 00:22| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チュワン前首相やナット・ミーリヤ等を乗せたノック・エアー機が緊急着陸

 6日11:30頃、トランに向けドーン・ムァン国際空港を同日9:25に飛び立ったノック・エアーDD251便が第二エンジンの故障を知らせる警報ランプが点灯した事を受けプーケット国際空港に緊急着陸する事態になったようです。

 DD251便にはチュワン・リークパイ前首相やナット・ミリヤ、ノートウドム・テーパーニット等の有名人を含む148人が搭乗していたようですが、全員航空会社が用意したエアコン付きバスでトラン県へ送り届けられ、特に空港内では大きな混乱は見られなかったとのこと。

 また、トランに着いたチュワン前首相は、緊急着陸前に機長から適切な報告があるなどノック・エアー側の対応は素晴らしかった、今後も信頼してノック・エアーを使うと絶賛していたようでした。

posted by Jean T. at 00:07| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本人2人惨殺事件に絡んだマレーシア人逮捕に関するタイメディアの報道

 既に日本のメディアでも報じられていますが、6日14時に第一地区警察本部本部長のウティ・プワウェート警察中将は記者会見を開き、53歳と52歳の日本人ビジネスマン2人が惨殺されパトゥムターニー県内の工場建設現場で袋詰めの遺体で発見された事件に絡んで、都内パヤータイ区サーム・セーン・ナイ地区ソーイ・プラディパット19内在住(愛人の自宅の住所との報もあり)のマレーシア人、ジョート・フェルナンデス容疑者(64)及びタイ人1人を逮捕した事を明らかにしています。

 ある企業の会計関連担当顧問でもあるジョート容疑者の自宅のトイレ付近で被害者のものと思われる血痕や32口径の薬莢等が発見されているようですが、ジョート容疑者は取り調べに対して被害者と知り合いで電話で連絡を取り合っていた事は認めたものの、被害者2人はジョート容疑者の自宅に居るときに突然押し入ってきた日本人により射殺されたもので、自分は警察から実行犯として疑われるのが怖くて袋に詰めて遺体を捨てただけだと語り殺害については否定しているようです。

 一方、今回の記者会見に先立つ6日付けのタイ・ラット誌の報道では、警察は5日にジョート容疑者の他英語教師のチャラートスゥム・デーチャラット容疑者(62)の二人を逮捕。ジョート容疑者は53歳の被害者男性とは度々e-メールでビジネス関係のやりとりをしていた事、また世界銀行の役員に就任できるよう口利きができると騙しタイバーツにして2,600万バーツを持ってくる様に要求し、現金を持って来タイした2人を騙してタニヤ・プラザ付近のレストランに誘い出した後、自宅に連れて行き監禁状態に置いた上で逮捕された英語教師と一緒に持ってきた現金を出すように強要した事は認たが、殺害に関しては2人の日本人がやったとして、自分は遺体を袋に詰めて捨てただけだと証言していると伝えていました。

 また、同紙の報道によると、その後ジョート容疑者の自宅で行われた捜索で、500万バーツの現金や若い夫人(若い愛人?)の為に買ったばかりのドイツ系の高級車等が確認されているようです。

 尚、上記は容疑者の名前等を含め全てタイ国内の報道のみに依拠しております。

 参考までに、日本のメディアの報道は以下が参考になると思います。

http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3283685.html
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2006/05/06/t20060506000133.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060507k0000m040055000c.html
http://www.asahi.com/international/update/0506/009.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060506it04.htm

posted by Jean T. at 00:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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