2006年05月14日

タクシン暫定首相、16日に今後の身の振り方を明らかに?

 タイ・ラック・タイ党内の消息筋によると、タクシン暫定首相は16日の党会議の席上で、やり直し総選挙では比例代表区から出馬するものの、仮にタイ・ラック・タイ党が勝利しても政治改革推進の為に次期首相の指名は固辞し、その後行われる政治改革が終了し再度下院が解散した後に行われた総選挙では、党が勝利した場合は再度首相に返り咲く方針が明らかにされる見通しになっているようです。

 因みに、13日のタクシン暫定首相は、日中はマスコミの前に姿を見せることなく自宅の中でお利口さんにしていたようですが、そのご褒美なのか、夕方になって夫人にアッサニー-ワサンのコンサートに連れて行ってもらっていたようです。

 一方、タイ・ラック・タイ党の最大資金提供者であるポヂャマーン夫人は、タイ・ラック・タイ党本部に現れ党幹部等を呼んでなにやら怪しい協議を行っていたみたいですが、スダーラット副党首は協議が行われた事や、やり直し総選挙日程を確定させた等の事は無かったと否定しているようです。

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 一方、やり直し選挙の日程に関しては、元下院議員等に政党を移籍する機会を与えるために90日間以上の期間をおくべきであるとの声がチャート・タイ党のバンハーン党首や民主主義市民連合等から聞かれているようですが(民主党のオンアート報道官は90日間にこだわらないと発言)、本日付のThe Nation誌によると、タイ・ラック・タイ党の党員が少なからずチャート・タイ党に移籍する見込み(タイ・ラック・タイ党消息筋)になっており、またやりなおし選挙後にはバンハーン党首が首相に就任し、政治改革→下院再解散を経て行われる総選挙後に成立する政府でタクシン警察中佐が首相に返り咲くとの密約がチャート・タイ党とタイ・ラック・タイ党との間でなされている(民主党消息筋)という噂もあるようです。

posted by Jean T. at 10:46| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

救国団体代表、ビデオは本物であると認める

 東北地方の救国団体代表のタイゴン・ポンスワン氏は13日、先にタイ・ラック・タイ党が小政党買収疑惑に対する反証の一つとしてタイゴン氏と小政党関係者が会話をしている模様を撮影したビデを提出する用意がある事を明らかにしている事に関して、問題となっているビデオは本物である事を明らかにしました。

 しかし、タイゴン氏は、ビデオで撮影されていた会話の場では、グラッビー県内を拠点とする生活向上党(パク・チーウィット・ディー・グワー)の党首から、タイ・ラック・タイ党から金銭の見返りに4月23日に行われる再選挙に候補者を出馬させるよう要請された事に関する相談を受けただけで、自身からは小政党買収の決定的な証拠を残しておくよう党首に要請しただけで、自身が民主党の党員であるという事とは一切関係ないと語っているようです。

 タイゴン氏によると、タイ・ラック・タイ党の比例代表区から出馬していた派閥のリーダークラスの人物が買収工作に関与しているようです。

 因みに、選挙委員会の調査委員会側は4月2日に行われた総選挙前にタイ・ラック・タイ党による小政党の買収があったと認定しているのですが、問題となったビデオは4月2日の総選挙で候補者が決まらなかった小選挙区に対して行われた再選挙前、すなわち既に一部の小政党関係者が買収の事実を暴露し小政党買収疑惑が噴出していた時に買収されたとする小政党関係者が隠しカメラで撮影している事を考えると、買収疑惑を歪めるためにタイゴン氏側がタイ・ラック・タイ党側に嵌められた可能性も指摘できるかもしれません。

posted by Jean T. at 02:28| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相代行、裁判所に選挙違反に関する判断を委ねる方針を支持

 チットチャイ暫定首相代行は13日、同日付新聞各紙で選挙委員会が選挙違反に関する判断権限を裁判所側に委ねる方向で動いていると伝えられている事に関して、情勢を改善する一つの手段として支持できるとの考えを明らかにしました。

 これは、選挙委員会側が憲法145条第2項を適用し最高裁判所側にレッド・カードやイエロー・カードの発行を含む選挙違反に関する判断権限を委ねる方向で動いていると伝えられている事を受けたもので、チットチャイ暫定首相代行は、既にかなり前からこの話が進行していた事を明らかにした上で、選挙の信頼性・迅速性を高めることにも繋がり支持できるとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 02:26| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第四方面軍、強奪された銃器を墓地内で発見

 第四地区国軍本部は13日、12日に行われた一斉捜索によりナラーティワート県及びパッターニー県内の墓地内に埋められた状態で隠されていたM16型ライフル銃を発見し押収した事を明らかにしました。

 特に、ナラーティワート県内の墓地で発見された5丁のM16型ライフルは、2004年1月4日にナラーティワート県で発生した武器庫襲撃・連続放火事件の際に盗まれたものであった事が確認されており、現在犯行に使用された形跡が無いか調査中であるとのこと。

posted by Jean T. at 02:24| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チットチャイ暫定首相代行、ムスリム政党の結党は可能

 チュットチャイ暫定首相は13日、南部国境三県内でムスリム政党の結党の動きがあることに関して、合法に結党されている限りは問題ないとの考えを示しました。

 この発言は不穏な情勢が続く南部国境三県内で、情勢解決の為に地域のイスラム系住民の声を施政に反映させることを期して結党に動いていると伝えられている事を受けたもので、チュットチャイ暫定首相は党の結党の目的・方針が法律に適っている限りは結党は妨げる理由は一切無いとしたものの、結党が情勢改善に繋がるかについては実際に結党され党の活動目的が明確にならない限り答えることは出来ないと語っていました。

 また、不穏な情勢の背景に民族問題があると指摘されている事に関しては、国民全てが民族や宗教を超え相互愛・連帯を旨にしているので、その様な事はあり得ないとの考えを示していました。

 一方、ナラーティワート県イスラム教委員会委員長のマブドゥロマーン・アブドゥラサマット氏は、仏教系・イスラム系学識経験者や華人系タイ人だけでないイスラム系住民の生の声の受け皿となるムスリム政党が結党されることが、情勢解決を前進させる事に繋がり、また国際社会特にイスラム系諸国のタイの南部情勢に対する懸念を和らげタイの国際信用性の向上にも繋がるとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 02:23| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母親を乗せバイクで走行中の青年が銃撃され死亡

 13日昼前、ヤッラー県バンナンサター郡内の路上で、市場で買い物を終えた母親を後部座席に乗せ家路につくためにバイクで路上を走行中だった16歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、40歳の母親が重傷を負うという事件が発生しました。

 死亡した男性等が住む地区は、過去に軍関係者が一味に襲われ首を切断され死亡するという事件が発生するなど、当局者に対する襲撃が相次いで発生していた地区で、また住民の当局側に対する協力も芳しくないため当局側は赤色地域として監視・警戒を強化していたようです。

 一方、16日から始まる新学期に備え、約500人の教師が隣県のソンクラー県ハート・ヤイ郡内で護身の為に銃器の使用法等に関する訓練を受けていた事が明らかになっています。

 尚、南部国境三県の教員団体関係者によると、13日時点では通常通り16日から授業をスタートさせる方針でいるようです。

posted by Jean T. at 02:21| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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