2006年05月24日

国王夫妻、北部水害に憂慮を表明

 国王・女王両陛下は24日、ウタラディット県、スコータイ県、プレー県、ラムパーン県及びナーン県を襲った水害に深い憂慮を表明された上で、陸海空の三軍に対して関係当局と協力して被災住民への救援作業を早急に進めるよう要請されました。

 一方、今回の水害で特に深刻な被害を及ぼし24日昼までに29人の死亡が確認されているウタラディット県では、ラップレー郡メー・プーン地区を中心に依然70-80人の住民が消息不明になっており安否が気遣われているようです。

 また、既に法務省科学捜査研究所臨時所長代行のポンティップ・ローヂャナスナン女史のチームが県内入りし遺体の鑑別作業を始めているようです。

 一方、タイ国鉄線は24日昼現在バンコク - チァン・マイ間の運行を運休した他、バンコク - デーンチャイ(プレー県)間をピサヌロークまで、またバンコク - サワンナカローク間をピチャイ(ウタラディット県)までに変更し運行しているようです。

(タイ時間 13:45 掲載)

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 タイ時間18時までの発表によると、今回の水害で合計51人の死亡、264人の負傷が確認され、87人が依然行方不明になっているようです。

 また、ウタラディット県ラップレー郡の被害が一番甚大で、25人の死亡が確認され52人が依然行方不明になっており、特に同郡内山岳部のバーン・ナムリー地区だけで20人の死亡が確認されているようです。

 一方、水位の方はプレー県とラムパーン県では既に通常レベルにまで下がっており、一方ウタラディット県では依然50cmから1m位の水位がある地域があり、またスコータイ県ではウタラディット県から流れてくる水に対する警戒を強化している状況なようです。

(タイ時間 19:00 追記)

posted by Jean T. at 20:52| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙委員会、再度25日に政党関係者を招致

 選挙委員会のパリンヤー事務局長は23日、再度やり直し選挙の日程を決めるために25日に全ての政党関係者を招致し協議を行う方針を明らかにしました。

 これは、先に合意に至った10月22日がイスラム教のラマダン明けの日にあたり、イスラム教徒の有権者にとって不都合であるとの指摘を受けたもので、席上では選挙委員会提示の10月29日の投票日の是非に関して協議が行われる見通しになっているようです。

posted by Jean T. at 02:33| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やり直し選挙を意識?、一郡一肥料工場計画等の推進を閣議決定

 暫定政府は23日開かれた閣議の席上で、一郡一肥料工場計画に則り2007年度までに全国800ヶ所に肥料工場の設置を完了させる方針を決定しました。。

 この決定を受け、2006年度予算から7,100万バーツを投下し年内に58ヶ所で肥料工場の設置を完了させる方針が確認されました。

 尚、これまでに同計画に則り既に494ヶ所に肥料工場の設置が完了しているようです。

 また、昨日の閣議では主に北部・東北部を中心とした13県の県知事の異動を決定しましたが、先に人質教師暴行事件が発生した責任をとり辞意を表明していたナラーティワート県県知事のプラチャー・テーラット氏に対する処分は見送られたようです。

 尚、この異動決定に関しては、暫定政府による政府職員の異動決定を禁じる憲法215条の規定に違反するという指摘もされているようです。

 一方、昨日の閣議ではバンコク都内で計画されている電化鉄道3路線の敷設計画及びバンコク大量輸送公社向けのNGVガス使用バス車輌2,000台の購入計画をメガプロジェクトから切りはなして計画を推進させることで合意に至り、30日に開かれる閣議で詰めの協議が行われる見通しになっているようです。

 この決定に関してポンサック暫定運輸大臣は、エネルギー節減及び景気刺激の面で早急に進める必要があると判断された事を受けたものと説明していました。

posted by Jean T. at 02:32| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都民の多くがタクシン暫定首相は南部問題を解決できない

 ラームカムヘーン大学がバンコク在住1,450人を対象に22日行った意識調査で、回答者の38.5%がタクシン暫定首相は南部問題を解決できないと回答し、出来ると回答した者が28.7%だった事が明らかになっています。また、野党に関しては、解決できるない回答した者が30.6%、出来ると回答した者が22.4%という結果になっていたようです。

 一方、情勢激化の原因や情勢に関する都民の所感に関しては、91.6%の回答者が政治家が政争に明け暮れ地域住民の事まで考えている暇がないことと回答し、以下、南部対策に関係する当局者の決断力の欠如(84.3%)、安全保障当局者間の対立(80.8%)、人質にされた教師が暴行を受けたのは当局側の対応が遅れたから(73.7%)、情報当局側の効率性の欠如が問題解決の足かせになっている(72.6%)と続く結果になったようです。

 また、南部問題解決に関与する組織・当局に対する信頼度に関しては、61.6%の回答者が軍と回答し、以下、ガムナン及び村長(41.6%)、タムボン行政機構(40.1%)、政府(39.8%)、警察(38.8%)、県行政機構(37.6%)と続く結果になったようです。

posted by Jean T. at 02:28| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都民の多くが暫定首相の職務復帰による対立の激化を懸念

 ABACポールが首都圏在住の有権者1,598人を対象にタクシン暫定首相の職務復帰に対する意識調査を行った結果、56%の回答者がタクシン暫定首相は前言を守り職務復帰するべきではないと回答し、44%が前言を守ることなく職務復帰が可能であると回答し、また57.2%の回答者がタクシン暫定首相の職務復帰により反タクシン派との対立が激化し最悪の状況になると考えている事が明らかになっています。

 また、選挙委員会に対する国民の意識に関しては、国民の多くが選挙委員会とタクシン暫定首相及び政府とが不可分の関係にあると考えている事が反映し、46.9%が委員メンバーを一新する為に現在の委員は全員辞職するべきと回答し、辞職する必要は無いと回答したのが僅かに16.7%で、更に66.9%の回答者が選挙委員会の支持派と反対派との間の対立が激化し最悪の状況になると回答し、また、62.3%が暫定上院議長は早急に新委員メンバー5人の選考作業を進めるべきであると回答していたようです。

posted by Jean T. at 02:27| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主主義市民連合、暫定首相の裏切りが対立に火をつける

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は23日、タクシン暫定首相が職務復帰した事は対立に火をつける裏切り行為に等しいと指摘しました。

 発言の中でスリヤサイ氏は、先のタクシン首相の次期首相指名辞退宣言及び続く休養宣言は国王陛下の思し召しを受けた特別な宣言であると指摘した上で、不安定な政治情勢が潜在化している状況の中で、それを翻し復帰宣言をする事は社会対立を煽るだけでなく、南部情勢にも深刻な影響を与えると指摘しました。

posted by Jean T. at 02:27| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市場内で警官に向け銃を乱射、警官が死亡し商店主等5人が負傷

 23日10:30頃、ヤッラー県グロンピナン郡内にある市場内で、バイクに乗って現れた二人組が市場内で食料の買い出し中だったチァン・マイ県の国境警備警察から派遣されていた警察官2人に向け銃を乱射し、警察官2人が死亡し、付近にいた商店主や買い物客等5人が負傷を負うという事件が発生しました。

 またヤッラー県ベートン郡内では、23日朝に郡内のモスクや商店等に「当局側が銃器を押収したという情報に騙されるな。これは当局側の成果を誇示する為のでたらめの情報である。またヤハー郡内で脳と腕に障害を負った住民を逮捕し銃器類を押収したという当局側の情報はでたらめであり、住民に差別意識を煽るための策動である」等と書かれた喧伝ビラが貼り付けられているのが発見されています。

 一方、南部国境三県と県境を接するソンクラー県テーパー郡内で23日0時過ぎ、53歳の住民男性がバイクで走行中に、バイクにのった二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

 重傷を負った男性は副村長の職にある傍ら村自警組織に所属し、バイクで警戒作業地点に向かう途上で銃撃を受けたようです。

 また、16時過ぎにはナラーティワート県シーサーコン郡内で20歳と29歳のイスラム系住民男性がバイクの二人乗りで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され29歳の男性が死亡し20歳の男性が負傷を追うという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:20| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン暫定首相、南部訪問へ

 タクシン暫定首相は激化する南部情勢に強い憂慮を表明した上で、自ら情勢を見極め対策の指揮をとるために南部国境三県を視察訪問する方針を明らかにしました。

 尚、訪問時期に関しては現在調整中であるとして明確になっていないようですが、タクシン暫定首相によると訪問した際には全ての問題がある地点に足を運ぶ考えでいるようです。

 またタクシン暫定首相は、人質教師暴行事件の発生を受け、あらためて地域内の教師の警護を強化する方針を明らかにすると共に、学校の周りに防御用の壁の設置を進める方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 00:46| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新聞協会ビル前で爆発

 23日早朝、ドゥシット区内ラーチャシマータットラーチャウィティー通り沿いにあるタイ新聞協会ビル前で爆発が発生しましたが、幸い人的な被害は確認されませんでした

 警察側は、実行犯が爆竹を使用した爆発物をその場で着火して逃走したとの見方を示しているようでが、犯行の背景に関しては当初は、協会内部の対立、政治報道に対する不満等の可能性もあるとしていたようですが、最終的に、使用された爆発物が付近のスラム内に住む不良若者グループが好んで使用するものであると見られることから、近所を徘徊する若者グループがサームセーン署の名声を傷つける為に悪戯でやったとの見方を強めているようです。

posted by Jean T. at 00:38| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未成年者売春斡旋容疑でソムタム屋の女主人を逮捕

 警察は22日21時過ぎ、都内カーンナヤーオ区内でソムタム食堂を隠れ蓑に未成年者との買春を斡旋していた容疑で31歳の女を逮捕しました。

 今回の逮捕は通報に基づいて行われた囮捜査により実現したもので、警察によると、女は店内に訪れる客に対して未成年者との買春話を持ちかけ、興味を示した客に携帯電話に保存された少女の写真を見せ気に入った娘を選ばせ、2,500バーツを受け取っていたようです。

posted by Jean T. at 00:34| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北部四県で水害、タイ国鉄無期限運休

 ウタラディット県、プレー県、ラムパーン県及びスコータイ県の北部四県を襲った強風が伴う大雨による洪水や土石流、地滑りや土砂崩れの影響で、23日夕方までにスコータイ県内で5人の死亡が確認されている他、少なくとも合計で10人以上が死亡していると見られているようです。

 この水害の影響でタイ国鉄は23日朝までにバンコク - チァン・マイ間の列車の運行の休止を決定、またウタラディット県内のシラーアート駅付近では最高で約1メートル強にまで水位が上がった洪水の影響で4両編成の列車が立ち往生し、車内に約1,000人の乗客が閉じこめられる事態になり、軍部の応援を得て乗客の救助作業にあたるという事態になっているようです。

 また、タイ国鉄側は夕方までに、豪雨により線路や通信システム等が被害を受け、特にプレー県やウタラディット県内では被害状況が完全に掌握できない状況にある事に鑑み、バンコク - チァン・マイ間の列車の運行を無期限に休止する方針を明らかにしているようです。

 一方、ウタラディット県ラップレー郡内の住民約80人が行方不明になったとの情報が流れ緊張が走っているようですが、当局側は通信手段の一時遮断により住民等と連絡が取れなかったという情報が誤って伝えられたものであるとした上で、水位が下がり始めた頃を見計らい孤立した住民の救出作業にあたる方針を明らかにしていたようです。

 また、被災者救出・支援作業にあたっている第三地区国軍本部は、緊急の支援が必要な住民に対して専用電話055-242-859を開設し、24時間体制で支援要請の電話を受け付ける方針を明らかにしています。

(タイ時間 17:50掲載 19:00更新)
 
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 タクシン暫定首相は23日、水害の被害状況を視察するために24日ウタラディット県、プレー県及びスコータイ県を訪問する方針を明らかにしました。

(タイ時間 22:15 追記)

posted by Jean T. at 00:12| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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