2006年05月28日

ヤッラー県ベートン郡内で爆発、県都内では3歳の子供が犠牲に

 27日朝8時頃、ヤッラー県ベートン郡内で、刑務所内の駐車場に駐車してあった容疑者の護送用車輌の下に仕掛けられていた爆発物が爆発しましたが、幸い大きな被害を及ぼすことなく、また人的な被害も確認されませんでした。

 また、この爆発に先立って27日朝6時頃にベートン郡中心部にあるタイ・ホテルの約100メートル裏手で時限発火式の爆発物が発見され当局側により安全処理されていました。

 更に、同じくヤッラー県県都内では27日18時頃、パッターニー県ヤラン郡内のタムボン行政機構評議員の44歳の男性が23歳の夫人及び3歳の男児と1歳8ヶ月の女児を乗せサッカーの試合を観戦する為にバイクで走行中(一家四人がバイク一台に乗って公道を走行する事は地方部では珍しい事ではないです)に、バイクに乗った二人組に銃撃され3歳の男児が死亡し、残りの3人が重傷を負うという痛ましい事件も発生しています。

 一方、26日夜半頃にはナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で学校の警戒作業に就く当局者を乗せた車輌を狙って、携帯電話による遠隔起爆式の爆発物が爆発し46歳の軍関係者が負傷を負っています。

 また27日昼過ぎ頃には、ナラーティワート県の県都内で、31歳のイスラム系住民男性がバイクで走行中に小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され重傷を負うという事件が発生し、更に同じくナラーティワート県ランゲ郡内で27日11:30頃、30歳と22歳のイスラム系住民夫婦が小型トラックで走行中に、小型トラックに乗った四人組に銃撃され夫が重傷を負うという事件が発生しています。

 一方、パッターニー県ヤリン郡内では27日15時過ぎ頃に、58歳の村長が夫人を後部座席に乗せバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

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 第四地区国軍本部本部長のオンゴン・トーンプラソム中将は27日、小規模な爆破事件が頻発しているヤッラー県ベートン郡内に於ける不穏な一味の活動状況の調査を行った結果、少なくとも郡内の100ヶ村の住民が一味側のコントロール下にあり、また女性の住民を煽動して当局側の任務遂行を妨害できる状況にあることが判明している事を明らかにした上で、現在軍部内の大衆コントロール部門の関係者が住民の中に入り込み当局側との理解共有に努めている事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 00:53| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秘密暴露発言は党を脅迫し己の名声を高めようとする行為

 タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は27日、元上院議員のソーポン・スパーポン氏(バンコク)が同党党首のタクシン・チンナワット警察中佐が二度と政界入りできなくなるような秘密情報があると発言している事に対して、あたかもソーポン氏がバーン・ヂャーク社の経営者として使ったインチキな投資呼び込み手法と同様に、ブラック・メールを使って党側を脅迫し己の名声を高めようとしているような行為であると非難しました。

 この発言は、ソーポン氏が26日に、先の定例閣議の席上でタクシン暫定首相が、フィンランド宣言の存在を暴露したのは、ソーポン氏が嘗て要求していた10億バーツ規模の地方開発基金向け資金の供出を断られた事に対する復讐であると語っていたとされている事に対して、全てタクシン暫定首相の作り話であると非難した上で、今後もタクシン暫定首相が中傷発言を続けるのであれば、約4年前にタクシン暫定首相の依頼でアレンジした長老社会批評家のプラウェート・ワシー氏との会談の際に語られたフィンランドに於ける"謀議"に絡む二つの秘密を暴露する用意がある。もし暴露すればタクシン暫定首相は二度と政治の世界に足を踏み入れる事が出来なくなるだろうと発言していた事を受けたもの。

 またソーポン氏は、エラワン廟破壊事件が、タクシン暫定首相がクメールの占い師の薦めに基づいて配下に命じてやらせた犯行だったとの噂を流布した張本人であると指摘されている事に関しても否定していたようです。

posted by Jean T. at 00:50| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラーチャブリー県県都内で元下院議員が銃撃を受け死亡

 27日20:30頃、ラーチャブリー県の県都内中心部で同県第一選挙区選出元タイ・ラック・タイ党所属下院議員のゴープグン・ナポームロップディー女史を乗せた車が、信号待ちをしているところで近づいてきた小型トラックから銃撃を受けゴープグン女史の頭部に命中し死亡するという事件が発生しています。

 また、この銃撃でゴープグン女史を乗せた車が全焼し警察に所属する運転手の男性と秘書の2人が負傷を負っているようです。

 尚、警察側は、政治若しくはゴープグン女史が関係する建設事業が絡む係争が背後にあるのではないかとの見方を示しているようです。

posted by Jean T. at 00:46| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

忠犬一号、スタンドプレイに走るご主人様に激しく叱責される

 世間では北部大水害でお亡くなりになった飼い主に寄り添うように横になって救助隊の到着を待っていた忠犬が話題になっていますが、一方で政界ではユット・トゥーイェンなる愛称で親しまれているタイ政界の忠犬ポチ一号が、北部大水害や国王陛下在位60周年記念式典をやり直し総選挙向け売名ツールとして利用しようとしているとの噂もある、主に北部や東北部の住民に人気があるメーオなる愛称でお馴染みのご主人様に激しく叱責されたんだそうな。

 なんでも、ご主人様が北部水害を深刻化させた原因とされる違法伐採の実態の視察へ飛び立つために飛行機に乗り込もうとした際に、普段は天然資源や環境関係の仕事をしているポチ一号から電話でプレー県デーン・チャイ郡に於ける貯水用施設の崩落状況に関するレポートを受けたご主人様が、「これでは不十分だ。明日自分の目で状況を確かてこい」と怒り口調で受け答えをしていたようです。

 まぁこの忠犬ポチ一号も、昔メーオご主人様が気まぐれで設けた目安箱に寄せられた投書に基づいて、武装警察とマスコミを引き連れてモーチットでタクシー運転手から10バーツを徴収していた係員を逮捕してみたら、バスターミナルとの契約に基づいて同所で客を取るタクシーから料金を徴収していただけだったという間抜け過去があったりと、ご主人様に負けないスタンドプレイぶりを発揮していましたね。

 尚、ここに出てくるメーオはネコという意味ではなくメオ族を意味します。(声調が異なります)

posted by Jean T. at 00:41| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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