2006年05月30日

民主党、身元不明遺体に関する明確な説明を要求

 民主党のアピシット党首は29日、ナラーティワート県やヤッラー県内で300-500体の身元不明の遺体が埋葬されているのが発見された事に関して、既に下院の専門委員会で真相解明に着手していたものの明確な回答が得られていなかった案件であった事を明らかにした上で、あらためて政府・当局に対して発見された遺体について明確に説明をするよう要求しました。

 更にアピシット党首は、発見された遺体に関する当局側の見解が、殺害された外国人労働者の遺体であるとか、身元不明の遺体であるとか部局によって異なっていると指摘し、当局側の対応に不信感を滲ませた上で、政府は南部の住民と理解を共有し、また国民からの信頼を確実にする為にも最重要案件として遺体の身元に関して明確にするべきであると指摘していました。

 この件に関しては、300体以上が埋葬されていたとされるナラーティワート県のプラチャー県知事が、外国人労働者や身元不明の遺体が埋葬されていたという話はおろか、遺体300体が埋葬されていたという話自体が事実無根で、地域に混乱をもたらすだけであると不快感を示していました。

 更にプラチャー県知事は、発見された遺体がターク・バイ暴動の犠牲者であるとの指摘があることに関しては、暴動がからむ身元不明の遺体は僅かに19体のみで、全てがイスラム教の聖職者の立ち会いの下で適切に埋葬されているとして、指摘を否定していました。

 また、プラチャー県知事の発言に呼応するかのようにチットチャイ暫定首相もナラーティワート県内で300体の遺体が埋葬されていたとのグライサック・チュンハワン氏の指摘を否定した上で、法務省科学捜査研究所臨時所長代行のポンティップ女史の発言は、昔全国で発見された身元不明の遺体を埋葬したという古いデータに基づいたものであると発言していました。

posted by Jean T. at 02:08| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水害警報システム設置の為に3億バーツの予算を申請

 天然災害警報委員会のスミット・タンマサロー氏は29日、全国144ヶ所の水害危険地域に警報システムの設置を進めるために30日に開かれる閣議の席上で3億バーツの予算を申請する方針を明らかにしました。

 今回の予算申請に関してスミット委員長側は、計画されている警報システムは各村と関係当局とをネットワークで繋ぎ迅速な警報体制を確保することを目指しており、また、更なる水害被害をもたらし、また鳥インフルエンザ感染拡大の再発を引き起こす恐れがあるラニーニャ現象が観測されている折であることから、設置が急務であると説明しているようです。

 一方、先にインドネシアのジャワ島で発生した地震に関しては、スミット委員長はタイ国内の於ける地震を誘発する可能性に関しては現状では明確ではないとしたものの、インドネシア国内で度重なって発生している地震により誘発された火山爆発により、タイ国内、特に南部地区に煙害や酸性雨をもたらす恐れがあるとして緊密に監視している事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:07| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

違法伐採問題に関する真相解明を要求

 国家経済社会諮問委員会天然資源・環境関連担当技術者のハーンナロン・ヤオワルゥト氏は29日、タクシン暫定首相やヨンユット暫定天然資源・開発大臣がプレー県内の北部大水害被災地で違法伐採行為は確認されなかったと発言している事に関して、極めて事実と乖離した発言であると批判した上で、マスコミ監視の下で真相解明を行い真実を国民に明らかにするよう政府に要求しました。

 発言の中でハーンナロン氏は、既にマスコミに公開された写真やビデオで疑惑が指摘されているにもかかわらず、タクシン暫定首相やヨンユット暫定大臣の発言は具体性を欠き奇妙な印象を禁じ得ず、水害被災者たる地域の住民の多くの不信感を煽るだけであると指摘していました。

 一方、民主党のアピシット党首は、具体的な調査をせずに心証だけで違法伐採は認められなかったと発言するだけでは地域住民の不信感を煽るだけであると指摘した上で、地域住民の安心を保障し、また同様な深刻な水害を防ぐためにも政府は本腰を入れて調査を行うべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 02:04| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小政党買収疑惑の渦中にあるタンマラック防衛大臣、大臣官房関係者を緊急召集

 小政党買収疑惑に関与したとされるタンマラック暫定防衛大臣は29日夜、大臣官房に所属する防衛省付き将校クラスの人物を召集し、今後の善後策について協議を行ったようです。

 これは、民主党のステープ幹事長がタイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑を裏付ける証拠として、防衛省内にある大臣の執務室に通じる通路に設置されていた監視カメラ映像を刑事裁判所に提出すると共にマスコミに公開した事を受けたもので、問題の監視カメラ映像には国家開発党の党首が大臣の部屋に入る模様や、その後にタンマラック暫定防衛大臣が入室する模様等が収められていたようです。

 尚、タンマラック暫定防衛大臣側は、そもそも大臣室に通じる通路には監視カメラなど設置されていなかったはずなのに何故監視カメラ映像が流出したのか疑問である。また、映像に映っている人物が誰だかもさっぱり解らないとの立場を取っているようです。

posted by Jean T. at 01:26| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

財務省、経済成長見通しを4%-5%に下方修正

 財務省経済政策局は29日、今期の国内総生産成長見通しを4.5%-5.5%だった前回予測に対して4%-5%に下方修正したことを明らかにしました。

 今回の下方修正について同局側は、原油高傾向や政治不安定の影響を受けた投資の冷え込みが今回の下方修正の主要要因になったとした上で、最終的に輸出動向の如何によって左右されるものの前年実績である4.5%の水準を中心に推移するとの見通しであると説明していました。

 また、同局は、輸出は依然成長基調にある一方で、国内投資の冷え込みの影響で輸入が減速傾向にあるものの、依然原油高の影響で貿易赤字基調が続くとし、また経常収支に関しては国内総生産比2%の黒字を経常する見通しであるとしていました。

 因みに、タノン財務大臣は先日日本の谷垣財務大臣に対して今期は4.25%-5.25%の経済成長が見込まれると発言していたようです。

posted by Jean T. at 01:22| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元上院議員、元下院議員襲撃殺人の首謀者説を否定

 ラーチャブリー県選出元上院議員のナピノット・シーサンパン氏は29日記者会見を開き、同県第一選挙区選出タイ・ラック・タイ党所属元下院議員のゴープグン・ナポームロップディー女史襲撃殺人事件には一切関与していないとして、首謀者説を否定しました。

 同県県都内の野菜・青果市場に利権を持つナピノット氏は、報道されているようなビジネス上の対立は無かったとして首謀者説を否定した上で、あたかも自身が首謀者であるかのように報じた新聞を名誉毀損で告訴する意向を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:19| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。