2006年06月01日

タンマラック暫定防衛大臣、小政党買収疑惑の全てを否定

 小政党買収疑惑の渦中にあるタンマラック暫定防衛大臣(タイ・ラック・タイ党副党首)は31日、選挙委員会内に設けられた小政党買収疑惑を調査する為の専門員会に対して、現在指摘されてい疑惑の全てが事実ではないと申し立てました。

 これは選挙委員会委員のウィラチャイ・ネーオブンニヤ氏が明らかにしたもので、タンマラック暫定防衛大臣は専門委員会に対して、民主党のステープ幹事長が提出した監視カメラ映像に映し出されている人物は自分とは別人で、またその他の人物も全く知らない人物であると主張していたようです。

 また、タンマラック暫定防衛大臣は専門委員会に出頭後に防衛省内で記者会見を開き、あらためて小政党の党首が金銭を受け取るために自分宛に訪ねてきた事実は無い。東北地方選挙区責任者として数多くの党公認候補者を下院に送り込んできた自分を陥れる為の政治ゲームに嵌められていると語っていたようです。

 尚、ABACポールが首都圏在住4,167人を対象にタイ・ラック・タイ党が絡む小政党買収疑惑に関する意識調査を行った結果では、回答者の52.8%が大政党(タイ・ラック・タイ党)による小政党の買収があったのは事実で、当該大政党は解党される運命にあると回答していたことが明らかになっています。

 一方、民主党の解党処分を求めているタイ・ラック・タイ党側は31日、選挙委員会に対して民主主義市民連合の集会の壇上で民主党執行部幹部が、総選挙ボイコット等を訴えているシーンを収めたビデオ(ASTVで放映されたもの)を”解党に追い込むことができる決定的な証拠”として提出しています。

posted by Jean T. at 02:35| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最高裁判所、上院議長側の選挙委員会委員の補充要請を却下

 最高裁判所は31日、スチョン上院議長から提出されていた、現在欠員になっている選挙委員会委員2名の補充要員選考の要請を却下する決定を下しました。

 これは、スチョン上院議長がヂャラン・ブーラナバンシリー氏の死亡及びヂャールパット・ルゥアンスワン大将の辞職によって欠員になっている2名の選挙委員会委員の補充に向けた人選を最高裁側に要請していたものに対する同裁判所側の判断で、最高裁判所側は出席判事82人の内72人の判事が申請却下と判断し今回の決定となったようですが、事実上、情勢の安定化の為には現在の選挙委員会委員を一新させなければならないとする三裁判所共通の認識が今回の決定に強く作用したものと見られているようです。

 尚、今回の決定に対してスチョン上院議長側は、6日に法律顧問等を交えて憲法裁判所への審査請求の是非について協議を行う方針でいるようです。

posted by Jean T. at 02:33| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで爆破

 31日19時過ぎ頃、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、警戒作業にあたっていた警察官10人を乗せた車輌の通過にあわせ路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、警察官2人が軽傷を負うという事件が発生しました。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようです。

 また、同じく31日19時過ぎ頃、パッターニー県マーヨー郡内で、51歳の薬屋の華人系タイ人オーナーが店内で銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

 報道によると、店に現れたイスラム教の装束を着た男が、後ろ向きになって男に言われた薬を探している最中だったオーナーに向け銃を発砲し、それを合図に外で待ち受けていた別の男2人が店内に押し入りオーナーに向け銃を乱射した上でバイクで逃走しているようです。

 一方、30日朝7時頃には、ヤッラー県ガーバン郡内で50歳の村長が自宅前にいるところで、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件も発生しているようです。

posted by Jean T. at 02:29| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スワンナプーム新国際空港の9月末開業をあらためて確認

 スワンナプーム新国際空港所長のソムチャイ・サワッディポン氏は31日、空港の建設作業が概ね完了している事を明らかにした上で、あらためて政府目標の9月末までに同空港の商業供与開始が確実に可能であると再確認しました。

 ソムチャイ氏によると、既に建設及びシステム・チェックを概ね終えており、また各航空会社に対して開業の案内を送付済みであるとのこと。

 また、空港の離着陸の障害に為り得る鳥や小動物の滑走路や空港周辺・上空への侵入問題の解決だけでなく、空港の利用客の安全確保やテロ対策に関しても既にトレーニングを終えており、何れも満足できる結果だったことを明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:28| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一日142人がタバコが原因で死亡

 禁煙キャンペーン財団は31日、年間に52,000人、一日平均で142人のタイ人がタバコが原因となる疾患で死亡していることを明らかにしました。

 また同財団によると、若い頃から喫煙が習慣化している層が今後も喫煙の習慣を継続させた場合、その半分が平均寿命より22年短い寿命しか全うできない恐れがあるとのこと。

 一方、同財団によると、世界的には500万人、一日平均13,700人がタバコが原因で死亡しており、今後も喫煙者人口の増加が続けば25年後には年間1,000万人、一日平均27,000人がタバコが原因で死亡する事になり、これはエイズや結核、事故や自殺による死亡者を超える事になると見積もることが出来るとのこと。

posted by Jean T. at 02:26| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元下院議員襲撃殺人事件、元上院議員首謀者説が再浮上

 ラーチャブリー県第一選挙区選出タイ・ラック・タイ党所属元下院議員のゴープグン・ナポームロップディー女史(50)が、5月27日に県都内中心部で銃の乱射を受け死亡した事件に絡んで31日までに元上院議員のナピントン・シーサンパーン氏が事実上でオーナーである市場の代表者の他、ガムナン等が実行犯として逮捕された事を受け、再度新市場の利権を巡ってゴープグン女史と対立関係にあったとされるナピントン氏が首謀し殺害した可能性が再浮上しています。

 尚、警察側は、現状ではまだナピントン氏に対して事情聴取を行える段階では無いと説明しています。

 尚、警察側は31日までに、住民等から寄せられた情報を基に捜査を進めた結果、県都内の新市場の利権を巡る対立が事件の背景にあると断定し、31日までにバーンラート郡内の大物ガムナンとして知られるサムローン・オームトーン容疑者(45)を潜伏先の愛人宅で逮捕した他、サムローン容疑者の息子であるスパリット・オームトーン容疑者(26)、県都内にある野菜・青果市場のシームァン市場社長のアナンタサック・シーサワット容疑者(42)及び市場関係者のアーナン・パンラット容疑者(26)を実行犯として逮捕していました。

 また、同じく容疑者として逮捕状が発行されていた、県都内ゴ・プラップ・プラー地区の地区長であるサンガット・プムペーン容疑者は、警察が逮捕に向かう前に服毒自殺していた事が確認されていますが、警察側はサンガット容疑者が服毒自殺する前に夫人に警察に出頭する決心がついたと語っていたこと、また残された遺書に実行犯である事を認めた上で、ナピントン氏は一切犯行に関係ないとの記述があったことから、口封じの為に毒を盛られ殺害された可能性も否めないとの見方を示しているようです。

 一方、シームァン市場社長のアナンタサック容疑者が警察で任意の事情聴取を受けている際に、同市場関係者約200人が警察署の出入り口前を封鎖し抗議活動を展開する場面も見られていたようです。

posted by Jean T. at 00:05| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。