2006年06月09日

刑裁、選挙委員会の職務履行義務違反に関する審理開始を決定

 刑事裁判所は8日、民主党のステープ幹事長から提出されていた選挙委員会委員4人(内1人は辞任済み)を相手取った職務履行義務違反の訴訟を受理し審理を開始する決定をしました。

 一方、同じく民主党のステープ幹事長から提出されていた選挙委員会委員4人を相手取った名誉毀損訴訟に関しては不受理を決定しました。

 今回の決定に先立ち民主党のステープ幹事長は、タイ・ラック・タイ党による小政党の買収疑惑問題に絡んで選挙委員会側が買収された小政党に対してのみ明確に処分を決定する一方で、タイ・ラック・タイ党に対しては一切処分を下していないのは職務履行義務違反に当たるとして刑事訴訟を提訴すると共に、あたかもタイ・ラック・タイ党ではなく民主党が小政党の買収に関与したと思わせる発言を選挙委員会がしたとして名誉毀損訴訟を提訴していました。

 尚、名誉毀損訴訟に関して刑事裁判所側は、名誉を毀損したとされる選挙委員会側の発言は政党に対して向けられたもので、個人に対して向けられたものではないとした上で、ステープ幹事長の提訴は個人の心証にもとづくものでしかなく、必ずしも一般人をしてステープ幹事長の名誉を傷つけたとの心証を与えるものではないとして不受理を決定していました。

posted by Jean T. at 02:24| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙委、小政党に関しては証拠が明確だったから

 選挙委員会のワーサナー委員長は8日、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑に絡んでタイ・ラック・タイ党に対する処分を保留したのは、買収された事を証明する明確な証拠があった小政党に対して、タイ・ラック・タイ党が買収に関与した事を証明する明確な証拠が無かったため、処分に関する判断を保留した状態で検事総局に解党処分の是非の伺いを立てざるを得なかったと釈明しました。

 これは、既に買収されたとされる二つの小政党に対しては解党処分が適切であると判断する一方で、タイ・ラック・タイ党に対しては解党処分に関する判断を保留した状態で検事総局に判断を仰ぐ手続きを行った選挙委員会側の対応に批判が噴出している事を受けた発言。

 尚、検事総局のアタポン報道官は8日、解党処分に関する判断を保留した状態で判断伺いの為に報告書を検事総局に回送した選挙委員会側の対応に関する正当性及びタイ・ラック・タイ党に対する解党処分の是非に関する検事総局側の判断を16日に発表する方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:22| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党、予想外に少ない入党希望者

 仮に10月15日に総選挙が行われることを前提とした場合に、選挙出馬資格要件の一つとされる最低90日間の党在籍要件を満たすことが出来る最終日となった8日までに民主党への入党を希望した大物は、確認されているだけで前上院副議長のニポン・ウィシットユッタサート氏、前ナコン・ラーチャシーマー県選出上院議員のピチェート・パタナチョーティ氏、元在ワシントン・タイ大使館全権委任大使のガシット・ピロム氏程度という寂しい状況になっているようです。

 また、他には2005年の総選挙前に民主党からチャート・タイ党に移籍したコムカーイ・ポンラブット女史(元民主党所属下院議員、民主党副党首のアロンゴン・ポンラブット氏の夫人)が党に復党した他、一時仲間のお笑い芸人を引き連れタイ・ラック・タイ党に入党届を出して話題になったお笑い芸人のディ・ドークマダンことサパー・シーサワット氏の入党が確認されているようです。

 尚、サパー・シーサワット氏のみは次期都議会議員選出選でフワイ・クワーン区選挙区から出馬することがほぼ内定しているようです。

posted by Jean T. at 02:21| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで一味との間で銃撃戦

 8日19時過ぎ頃、ヤッラー県ヤッハー郡内で、地域のパトロール作業中だった当局関係者の車列が同郡パテー地区内にあるモスク前にさしかかったところで、付近に潜んでいた人数不明の一味が車列に向け銃を乱射し、約5分間に渡って応戦した当局関係者との間で銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生しました。

 尚、初期報道段階では人的な被害は確認されていないようです。

posted by Jean T. at 02:19| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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