2006年06月27日

検事総局、27日中に小政党買収疑惑の憲法裁判所への提訴の是非を判断

 検事総局報道官のアタポン・ヤイスワーン氏は26日、タイ・ラック・タイ党による小政党2党の買収疑惑に関する憲法裁判所への提訴の是非の判断が27日中に下される見通しになったことを明らかにしました。

 アタポン氏によると、選挙委員会側から提出された資料に基づき検事総局内に設けられた専門委員会による検討が概ね終了しており、27日中に専門委員会側の判断を検事総長に伝え、検事総長が再検討を行った上で最終判断が下される予定とのこと。

 一方、タイ・ラック・タイ党法務担当幹部のウィチット・パランシーサグン氏は26日、既に党内の法律部門で調査検討を進めた結果、タイ・ラック・タイ党は一切小政党の買収に関与しておらず、解党処分を受けることはあり得ないとの結論に至っている事を明らかにした上で、敢えて検事総局側の最終判断に備え特別体制で法律関連チームを組織する方針が無いと強気の発言をしていました。

 この発言に先立ちタクシン党首は25日、一切間違った事を行っていない。解党処分を受けることはあり得ないと発言していました。

 一方、選挙委員会は26日、ワーサナー選挙委員会委員が同日夕方までに民主党に対してもたれていた小政党買収疑惑に関して、解党処分が適切であるとの見解を付して検事総局に調査報告書を提出した事を明らかにしています。

 因みにワーサナー委員長は、タイ・ラック・タイ党に対してもたれている小政党買収疑惑に関しては、周りからの指摘をものともせず最後までタクシン党首に対する聴聞を行わないまま報告書を検事総局に提出したのに対して、民主党にもたれている疑惑に関してはアピシット党首に対する聴聞を行った上で提出しており、当初からタイ・ラック・タイ党に関する疑惑に関しては調査不十分に付き解党の是非の判断ができないという憲法裁判所の裁定を導くために敢えてタクシン党首に対する聴聞を行わなかったという疑惑も指摘されています。

posted by Jean T. at 02:39| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都民の多くがヂャールパット大将やウィサヌ氏等の辞任を賞賛

 ラームカムヘーン大学が都民1,464人を対象に24日から25日かけて行った政治倫理をキーにした意識調査で、47.3%の回答者が選挙委員会委員を辞任したヂャールゥパット・ルゥアンスワン大将を最も道義的責任を示した人物としてあげ、以下法律関連事項担当副首相を辞任したウィサヌ・クルゥアンガーム氏(46.9%)、内閣秘書長官を辞任したブワンサック・ウワナノー氏(44.5%)、比例代表区の擁立を辞退し仏門入りした元タイ・ラック・タイ党のプレムサック・ピヤルラ氏の名前を挙げていた事が明らかになっています。

 また、選挙委員会委員3人が辞任圧力に屈せず現職に固執している事に関しては、38.3%が政治倫理が欠如していると回答し、31.1%が政治倫理に反しないと回答していたようです。

 一方、辞任するという噂が広がっている暫定副首相兼商務大臣のソムキット・ヂャートゥシピタック氏に関しては、42.6%が辞任するべきと回答し、辞任するべきではないと回答した者が53.6%で、また同じく辞任するという噂がある暫定教育大臣のヂャトゥロン・チャーイセーン氏に関しては、47.4%が辞任するべきと回答し、辞任するべきではないと回答した者が48.4%という結果になっていたようです。

 尚、タクシン暫定首相は、暫定政府内に辞任を考えている者はいないと語り両名の辞任の噂を否定していました。

posted by Jean T. at 02:37| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政治の空白期に国家権力を行使できるのは判事のみ

 元憲法改正審議委員会委員のカニン・ブンスワン氏は26日、現在の政治の状況を権力側が選挙という武器を国民に突きつけ国家そのものを人質にしている状況に例えた上で、政治の空白状況にある現状では判事のみが国家権力を行使できる立場にあるとの認識を示しました。

 この発言は、先にタクシン暫定首相が、現在の政治状況は10月15日に予定されているやり直し総選挙を持って正常化されるもので、政治的空白とは異なるものであると発言した事に対して語られたもので、カニン氏は、(既に暫定内閣の期限を終了している)偽物の内閣と法的要件を満たさない選挙委員会のみが存在する中で総選挙を実施しても、下院議会解散以降に噴出している問題を解決する事が出来ないと指摘した上で、既に暫定内閣の任期が法的に終了している現状では、判事のみが国家権力を行使でき、また問題を解決する上でも最善のものであるとの認識を示しました。

 タイの憲法では、下院議会解散後60日以内に総選挙を行い、90日以内に第一回下院議会を招集しなければならないと規定し、また暫定内閣の任期は下院解散後120日迄と規定しています。

posted by Jean T. at 02:35| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニー、ヤッラーで襲撃

 25日21:30頃、パッターニー県ノーンヂック郡内の保健所前で、同県パーナーレ郡内在住の16歳のイスラム系住民男性がバイクで走行中に、路上付近に潜んでいた人数不明の一味の銃撃を受け重傷を負うという事件が発生しました。

 また同日22時過ぎ頃には同県サーイブリー郡内で、元軍管下の自警組織に所属していた55歳の男性がバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件も発生しています。

 一方、ヤッラー県内では26日14:30頃、45歳の電力料金徴収員の男性がバイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負うという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:33| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン暫定首相、マレー語公用語案に反対

 タクシン暫定首相は26日、国家和解委員会が南部国境三県域内で広く通用しているマレー語の方言であるヤーウィー語を、同地域内の公用語にするべきであると提案している事に対して、支持しない方針を明らかにしました。

 これは、25日に枢密院評議会議長のプレーム・ティンスーラーノン大将が、タイ人である限りはタイ語を話すべきであるとして、ヤーウィー語公用語化案に異議を唱えた事を受けたもので、タクシン暫定首相は全国で統一された言語を公用語にするべきであるとしヤーウィー語の地域限定公用語化案に反対した上で、通用語としてのヤーウィー語に関しては今後も妨げる方針は無いと語っていました。

posted by Jean T. at 02:31| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネーウィン氏が法律担当に?

 27日開かれる暫定政府の閣議で、ネーウィン暫定首相府大臣が先に辞任したウィサヌ暫定副首相に代わり法律事項担当に指名されるとの噂があるようです。

 この噂はタクシン暫定首相が25日に記者団に対して、27日の閣議で暫定内閣の一部メンバーの管掌の見直しを行う方針を明らかにした上で、副首相が抱える管掌事項の一部を暫定首相府大臣2人に移転させる事を示唆した事を受け広がっていたもの。

 尚、タクシン暫定首相の忠犬第一号の座を脅かしつつあるネーウィン氏は27日、暫定首相の指示であればどの様な任務も受け入れる用意があると格好いい発言をしていました。

posted by Jean T. at 02:29| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BTS線、トンブリー方面の正式開通は来年6月

 バンコク都庁交通局は26日、サパーン・タークシン駅からトンブリー間の延伸工事が本年末までに完了する見込みであることを明らかにした上で、来年6月を目処に正式に定期運行が開始できる見通しを明らかにしました。

 尚、料金はサパーン・タークシン駅とトンブリー駅間は10バーツで、いずれにしてもトンブリー駅からBTS線を利用しても最高で40バーツを超えない料金体系を維持する方針を再確認しています。

 また、工事完了後に都民を招待してテスト走行を行う方針も明らかにしています。

posted by Jean T. at 02:28| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カールフール・ラーマ4世通り店前で学生同士の抗争

 26日夕方、都内クローン・トゥーイ区ラーマ4世通り沿いにあるカールフールラーマ4世通り店前のバス停で、バス待ちをしていた職業訓練学校の学生約20人に向けライバル校の学生が銃を発砲し、16歳の学生が重傷を負うという事件が発生しました。

 警察側は、度々抗争事件を引き起こしているバンコク工業学校(テクノロジー・クルンテープ)の送迎用のバスが事件現場前を通りかかったところで、車内にいた学生1人が窓越しに銃を発砲し、更に逃げまどうバス待ち客等に向け銃を発砲しているところが目撃されており、また警察がバスを捕捉する直前に3人が大急ぎで車外に出て逃走するところから目撃されていることから、バス車内にいた約30人の学生に対して事情聴取を行い実行犯の割り出しを急いでいるようです。

posted by Jean T. at 02:27| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

18歳少女、強姦事件に対して公正な処置を要請

 26日、パトゥムターニー県在住の18歳の少女が兄に伴われパウィーナー・ホンサグン女史の事務所を訪れ、強姦事件で逮捕された22歳の男が、地方議員である親戚の力で保釈された事により家族が危険にさらされていると訴えました。

 5月22日に強姦被害にあった少女側は、親戚が出した被害届により発行された逮捕状に基づき男は26日に自らパトゥムターニー県の警察に出頭し、同日中に地元の実力者である親戚の県評議会議員が保証人になり保釈されていることから、一家の身に危険が及ぶ恐れがあるばかりでなく、警察に対する影響力を行使して厳正な処罰から免れる恐れがあると訴えているようです。

 少女によると、男はパトゥムターニー県内のタムボン行政機構の職員で、少女がバイタクの後部座席に載っているところを無理矢理引っ張り、自分の車に乗せ人気の無い小屋にまで連れていき強姦し、事後に少女の親戚に電話をして身柄を引き取るよう命じると共に、口外したり被害届により逮捕されるような事があったら一家皆殺しにすると脅迫する様な権力をかさにきたふてぶてしい奴だったようです。

posted by Jean T. at 02:25| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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