2006年07月01日

情勢の悪化を招いたカリスマの名前を公開するべき

 民主党のアピシット党首は6月30日、憲法を超越した徳があるカリスマが憲法第7条規定により国王陛下に暫定首相の指名を欲している事が政治情勢の悪化を招いた元凶であるとするタクシン暫定首相の発言は、更なる対立の激化を招く不明確な発言であると指摘した上で、タクシン暫定首相の職務遂行の妨害をしているとされるカリスマの具体的な人物名を明らかにするべきであると指摘しました。

 この発言に先立ちタクシン暫定首相は6月29日に開かれた、やり直し総選挙を意識し己の指導者としての存在をアピールし、更に官僚の引き締めを図ったとも指摘されている当局幹部や県知事等を集めた会合の席上で、暫定政権を組織し憲法改正を目指す為に憲法第7条の規定に則り国王陛下に暫定首相に任命して貰いたいと欲する、憲法を超越しルールを尊重しない徳があるカリスマが現在の政治情勢の元凶であり、また先にブアンサック内閣秘書長官やウィサヌ副首相が辞任したのもこのカリスマの影響であると指摘した上で、"民主主義の守護者"である自分が首相である限りは、その様な非民主主義的な政変を許すことはしないと語った上で、出席した官僚等に対してルールを尊重し、干渉を排除し中立性を固持しながら職務に邁進するよう要請していました。

 この発言に対してアピシット党首は、対立を煽る極めて不適切な発言であると指摘した上で、現在の政治情勢をカリスマに責任転嫁する前にまず己が憲法の精神を重んじず独立機関への干渉を繰り返し、また監視・牽制機能をないがしろにしてきた事が現在の情勢の悪化を招いたという事を自覚し、公正さを旨に職務を遂行する事が民主主義を守ることに繋がると指摘していました。

 一方、今回のタクシン暫定首相の発言が、暗に枢密院評議会議長のプレーム・ティンスーラーノン大将(元首相)に対する不快感を表明したものであるとの指摘があることに関し、元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将は、国民の誰もが尊敬している偉大な人物であるプレーム大将を指した発言であるとは思えないとしたものの、このカリスマ発言は更なる対立を煽るものであるとして、あらためて与野党が直接話し合い、協力し合いながら国家問題の解決に努める事が重要であると指摘していました。

posted by Jean T. at 02:27| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、アピシット民主党党等を相手取り10億バーツの民事訴訟

 タクシン暫定首相は顧問弁護士を通じ6月30日、立会演説会に於ける発言により名誉を傷つけられたとして民主党及びアピシット党首、ステープ幹事長等4人を相手取り10億バーツの損害賠償を求める訴訟をトラン県内の裁判所に提訴しました。

 今回の訴訟に関して顧問弁護士側は、3月17日にトラン県内で行われた民主党の立会演説会でのタクシン暫定首相一族によるシン社のテマセク社への持ち株の売却で脱税行為があったとの指摘やiTVの事業者免許料を誤魔化したとの指摘、タクシン体制を構築するために独立機関に対して干渉を繰り返し議会の権威を傷つけてきたとの指摘やターク・バイ暴動やグルーセ・モスク立てこもり事件での虐殺行為の指摘によりタクシン暫定首相の名誉が毀損されたと説明しているようです。

 尚、訴状を受け取った裁判所側は、訴訟の審理開始決定の為の協議を11月6日行い、審理の開始が決定された場合は12月4日に審理を開始し、12月25日に原告側の証人に対する一回目の審問を行う方針を明らかにしています。

posted by Jean T. at 02:26| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主主義市民連合、7月4日に幹部間協議

 民主主義市民連合幹部のソムサック・ゴーサイスック氏は6月30日、7月にタクシン体制打倒を視野に入れた大規模なデモ行動を行う可能性を示唆した上で、4日に今後の活動方針を決めるために5人の幹部が協議を行う方針を明らかにしました。

 またソムサック氏は、タクシン暫定首相が定例政見放送の再開を決定した事は、明らかに一時引退宣言を撤回しタクシン体制の継続を宣言した事に等しいと指摘しました。

posted by Jean T. at 02:25| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報当局、ソンクラー県内で新たな襲撃を警告

 情報当局は6月30日までに、ソンクラー県内の当局関係者に対して警戒態勢の引き締め強化を図るよう警告しました。

 これは、昨年ハート・ヤイ国際空港で発生した爆破事件に関与したとされている爆発物の専門家でもあるファイソーン・ハイサマーエー容疑者がハート・ヤイ郡内に潜伏し、新たな攻撃を計画しているとの情報及びソンクラー県内の、特にヂャナ郡内やサバーイヨーイ郡内に合法・非合法に住む約100人のインドネシア人が不穏な計画に関与しているとの情報があることを受けたもので、関与していると見られるインドネシア人の多くにタイ人の夫人がいることを明らかにしています。

 一方、6月30日8:00過ぎ頃、ナラーティワート県ターク・バイ郡内で、学校に通勤する教師のピックアップポイント付近の路上脇に仕掛けられていた爆発物が、教師が集まり始める頃を見計らって爆発し、22歳の女性契約教師が重傷を負うという事件が発生しています。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式だったと見られているようです。

posted by Jean T. at 02:24| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワールドカップ賭博、携帯電話の質入れも増加

 ワールドカップ・サッカーが絡む闇賭博で負けた物が緊急に金銭を手当てする為なのか、ナコン・ラーチャシマー県県都内にある携帯電話店や質屋によると、ゲーム期間中に携帯電話を質入れしたり売却する為に訪れる客が増加傾向にあるんだそうです。

 ある店によると、通常は一日に1-2台程度しか質入れされていないのに対して、期間中は15歳から30歳まで位の客層が一日あたりの金利2%、期限1週間の条件で5-6台が1,000バーツから8,000バーツ程度で質入れされているようです。

posted by Jean T. at 02:22| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

揚げたバッタを食べた男性が死亡

 揚げたバッタを食べたコーン・ゲーン県県都内在住の39歳の男性が6月29日に死亡していた事が明らかになっています。

 夫人(30)によると、男性は持病の関係で普段は家禽類や昆虫等を食べなかったようですが、当日はたまたま近所の住民が捕まえた普通より小型のバッタを揚げた物を試しに1つだけ食べてみた直後に、吐き気や息苦しさ、動悸等を訴え病院に搬送されていたようです。

 医師は、同じバッタを食べた近所の住民に異常が無いことから、食べ慣れないバッタがアレルギー症状を引き起こしたと指摘しているようです。

posted by Jean T. at 02:21| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。