2006年07月14日

旧野党連合、アメリカ大統領宛信書を非難

 民主党、チャート・タイ党及びマハーチョン党の旧野党連合は13日三者協議を開き、タクシン暫定首相がアメリカ大統領に信書を送った行為は極めて非適切な行為であるとの共同声明を発表しました。

 声明の中で野党連合側は、タクシン暫定首相がアメリカ大統領宛に信書を送った行為は、タイの国内問題に対する不満を真相を歪めて国外の指導者に訴える行為に等しく極めて不適切な行為だったと指摘、更に4月2日の総選挙でタイ・ラック・タイ党が正当に勝利を収めたにもかかわらず、裁判所によって総選挙自体が無効にされたのは単なるテクニカルな問題であるととする下りは、不公正に総選挙が実施されたとする裁判所側の判断を歪め国外に伝えたものであると非難していました。

 また、野党連合が選挙をボイコットしたのは総選挙で勝てないからだったとタクシン暫定首相が信書に記していた事に関しては、シン社の株式売却問題に絡む野党側の追求を忌諱したタクシン暫定首相が選挙によって己を洗浄する為に閉会中に下院議会を不当に解散したという事実を歪めたものであると指摘、更に抗議活動や憲法を超越した手段により民主主義が脅かされているとの下りに関しては、民主主義の精神に則って行われている抗議活動に対する誤解を招くものであると指摘しているようです。

 一方、タイ弁護士協会は13日、タクシン暫定首相がアメリカ大統領に宛てた信書には、Prime Ministter of Thailandと記したり、タイの事をOur countryではなくMy countryと表現するなど、極めて不適切な記述が多いと指摘した上で、特にアメリカ側の返書ではタイの正式名称であるKingdom of Thailandが使用されているにもかかわらず、タクシン暫定首相が出した信書ではThailadという国名が使用されている事は見過ごすことが出来ない重大な過ちであり、即座に枢密院評議会議長を経由して王室に対して許しを請うべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 02:43| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スクムウィット・スクエアー破壊事件、チューウィット氏等に無罪判決

 2003年1月26日に都内ソーイ・スクムウィット10にあったスクムウィット・スクエアーで発生した破壊・強制撤去事件に絡んで起訴されていたチューウィット・ガモンウィシット氏ら130人に対する判決公判が13日午前バンコク南刑事裁判所で開かれ、裁判所側は証拠不十分であるとしてチューウィット氏等に対して無罪判決を下しました。

 尚、被告の内軍関係者1人に対しては、ルムピニー署から命令であると偽って強制撤去を進めた事を明確に証明できるとして情状酌量の上で8ヶ月の刑が下されています。

 スクムウィット・スクエアーの地権を取得し、マッサージパーラーを中心としたエンターテイメントセンターの建設進めるために強制撤去を指示したとして起訴された、当時一大マッサージパーラー・チェーンの総帥として知られていたチューウィット氏に関しては、当初はハーレーダビッドソンだけが友人と語るような、人と交わることを嫌う孤独を愛する謎の人物であると報じられていましたが、その後の警察によるみかじめ料支払い強要疑惑の告発劇で見せたパフォーマンスでタレント性を発揮し一躍マスコミの寵児となり、ついには下院議員にまで上り詰めちゃったことでも知られていますね。(結局下院議員は、90日ルールに抵触するとして欠格の裁定が下されちゃいましたが)

 また、チューウィット氏の警察告発に対抗し当局側がエンターテイメント業界に対する引き締めを強化した事を嫌ったのか、バンコク - シンガポール間のフライトに搭乗する、いかにもという感じの若いタイ人女性が異様に増えるという現象まで一時起こしていました。

参考 http://en.wikipedia.org/wiki/Chuwit_Kamolvisit

posted by Jean T. at 02:42| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

憲法裁判所、5政党の解党の審理開始を決定

 憲法裁判所は13日、検事総局から提出されていたタイ・ラック・タイ党及び民主党を含む5政党の解党審理請求に対して審理を開始する決定をし、審理対象となっている5政党に対して審理開始決定通知の受領後15日以内に意見陳述書を提出するよう命じました。

 また、今回の決定に先立ち憲法裁判所は判事のウラ・ワンオームグラーン氏を判事長に据える人事を決定しています。

 ウラ氏は、タクシン首相(当時)が絡む資産隠し疑惑裁判で有罪の判断を下した判事の1人として知られ、また資産隠し疑惑裁判の裁定に先立ってタクシン首相の実妹のヤオワパー女史による買収工作があった事を暴露した事でも知られ、また最近では4月2日に行われた総選挙は無効であると判断を下した判事の1人に名を連ねていましたが、一方でタクシン首相の資産隠し疑惑裁判以降は比較的タクシン/タイ・ラック・タイ党側に好意的な判定を下すケースが多々見られていたことから、むしろpro-Thaksin系ではないかと見る向き(Bangkok Post等)もあるようです。

posted by Jean T. at 02:39| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、暗殺計画とカリスマ発言は無関係

 タクシン暫定首相は13日、中央情報局から暗殺計画があるとの情報を受けていた事を明らかにした上で、暗殺計画といカリスマ発言とは無関係であるとの認識を示しました。

 発言の中でタクシン暫定首相は、指導者に対する暗殺計画が存在する事は特に驚くことではない普通の事で、中央情報局から警告を受け取ってからも身辺警護要員を僅かに増員しただけだったとした上で、暫定首相のカリスマ発言に対する不満が暗殺計画の背景にあると指摘されていることに関しては無関係であると切り捨てていました。

posted by Jean T. at 02:37| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三閣僚が辞任との噂を否定

 タイ・ラック・タイ党副党首のポンテープ・テープガンヂャナー氏は13日、一部報道で伝えられていた三閣僚の辞任説を否定しました。

 これは13日付けの一部紙面で、暫定首相府大臣のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏、暫定副首相兼商務大臣のソムキット・ヂャートゥシピタック氏及び暫定副首相のスラギアット・サティヤンラタイ氏が辞職する方向で動いていると報じられていた事を受けたもので、ポンテープ氏は既に3人に直接真偽を確認済みであるとした上で、報道は社会情勢を煽る目的で流されたデマ情報に基づいたものであると指摘していました。

 また前後してタクシン暫定首相は、「さっき電話で話したけど、仕事をする為に外国にいるだけで、他の目的は無いみたいだよ」と語り噂を否定していました。

posted by Jean T. at 02:35| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陸上運輸局、都バス乗車料金の1バーツ値上げを承認

 運輸省は13日、バンコク大量輸送公社の直営運行及び民間委託運行バスの乗車料金の1バーツの値上げ、及びコンソン社(ボー・コー・ソー)直営運行及び民間委託運行長距離バスの乗車料金の1Kmあたり3サタンの値上げを承認しました。

 今回の措置は、前回の値上げ施行以来ディーゼル価格がリッターあたり3バーツ値上げした事を受けたもので、値上げの実施時期に関しては21日に開かれる中央陸上運輸委員会の正式承認後に明らかにされる予定になっています。

posted by Jean T. at 02:33| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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