2006年08月28日

トラン県内のショッピングセンター内で愛人が本妻を刺殺

 27日14:30頃、トラン県県都内にあるテスコ・ロータス内で40歳の女性が26歳の女に刺され、搬送先の病院で死亡するという事件が発生しました。

 警察のこれまでの調べによると、本妻と愛人の関係にあった二人は普段から仲が悪く、当日は偶然駐車場内で二人が出くわした際に40歳の本妻から暴行を振るわれた26歳の愛人が店内で販売されていた刃物を持ち出して本妻を刺したと見られているようです。

 警備員により身柄を確保された女は警察に対して、日頃から本妻からの嫌がらせに晒されていたが、当日は衆目の前で暴行を振るわれた為、怒りと自分の身を守りたいとの気持ちから相手を刺したと証言しているようです。

 尚、女の相手の男性はトラン県の県庁に所属する公務員で、二人の間に子供が二人いるようです。

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2006年08月27日

民主党、首相の救命を願う正体不明の団体の素性を明らかにするよう要求

 民主党のオンアート報道官は26日、プレーム枢密院評議会議長公邸前に集まりタクシン暫定首相の命を守るよう要請する公開書簡を同議長宛に提出した草の根グループと名乗る正体不明の団体の素性と活動の目的を調査し明らかにするよう当局側に要求しました。

 発言の中でオンアート報道官は、正体不明の団体は、物議を醸し出している暫定首相暗殺計画とプレーム枢密院議長とを結びつけたいと考える者が背後を糸を引いていた疑いがあると指摘した上で、当局側に対して団体の背後関係を含めた素性について調査し明らかにするよう要求しました。

 また、先にタクシン暫定首相が暗殺計画に4人の陸軍将校が関与していると発言している事に関しては、まだ捜査が進行中の状況で本来機密であるはずの情報を安易に公開する事は、捜査にあたる当局関係者に先入観を植え付け捜査そのものを混乱させるものであると指摘していました。

 更に、オンアート報道官は暗殺計画に絡んで逮捕されたタワッチャイ中尉の親族に対して捜査関係者が説得工作に動いている事を明らかにした上で、捜査関係者に対して計画の背後に権力側が関与している関与していないに関係なく公正を旨に捜査を進めるよう要請しました。

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ヤッラーで爆破、陸軍大佐ら7人の軍関係者が死傷

 26日16:30前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、寺院内で開かれた催事への参加を終え本隊に戻るために路上を走行中だった軍関係者の車両の隊列の通過にあわせ路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、隊列を指揮していた大佐を含む2人の軍関係者が死亡し、大尉1人を含む5人の軍関係者が負傷を負うという事件が発生しました。

 爆発物は導線を使用した遠隔操作式だったと見られているようです。

 また、先立つ8時頃にはパッターニー県コークポー郡内で、警戒作業を終え署に戻る為に路上を走行中だった当局関係車両の通過にあわせ路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、当局関係者及び住民男性の2人が負傷を追うという事件が発生しています。

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民主党、バンコク選挙区で芸能人候補を擁立

 民主党選挙対策本部のテープタイ報道官は26日、バンコク選挙区内で新たに芸能人や司会者、元ミス級の人物を擁立する見通しを明らかにしました。

 テープタイ報道官によると、民主党から候補者を擁立しているバンコク内36選挙区の内、既に30選挙区で候補者の絞り込みが終了しており、下院議員経験者14人を除く候補者の中には大企業の経営者や芸能関係者が含まれる見通してあるとのこと。

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タクシー運転手にセクハラされた英国航空乗務員を保護

 首都圏警察本部ディン・デーン署は26日1時過ぎ頃、タクシー運転手によるセクハラにあい、交差点付近でタクシーから脱出し警察に通報してきた英国航空に所属する34歳の英国人女性客室乗務員を保護しました。

 保護された現場は、ペッブリー・タット・マイ通りとマーラヤートディー通りの交差点付近。

 保護された女性は警察に対して、ソーイ・スクムウィット11にあるキューバ・パブで飲食をし、宿泊先であるアマリ・ウォーターゲート・ホテルに戻るためにタクシーの乗ったところ、タクシー運転手が途中で路上脇に車を止め、いきなりいやらしい手つきで手を運転席から伸ばし猥褻な行為を働こうとしたので、驚いて車から飛び出し警察に通報したと証言しているようです。

 警察側は、女性が未だ酒に酔った状態で、証言に混乱がみられることから、落ち着いてから再度事情聴取を行い、タクシーが車を止めた場所等について詳細を聞く方針を明らかにしているようです。尚、女性はタクシーのナンバーや車両の色等については覚えていないと語っているようです。

 この事件とは全然関係ありませんが、香港の蘭桂坊だったか灣仔にある、英国航空の女性客室乗務員の間で人気があるパブで、客室乗務員の飲み物に薬物が仕込まれる事件が頻発していることを受け、会社側が当該パブへの訪問を禁じる通達を出したという話が最近ありましたね。

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2006年08月26日

プレーム枢密院議長、軍は一致団結を警察は公正を旨に職務に邁進するべき

 26日86歳の誕生日を迎えるプレーム枢密院評議会議長は25日、祝福に訪れた軍や警察関係者に対して、国家を盤石なものにするためにも軍関係者は一致団結を旨にし、また警察はより国民の側に立って公正と道義を旨に職務に邁進するべきであると訴えました。

 これは祝福の為に訪問したタンマラック暫定防衛大臣及や三軍の長及び国家警察本部長と面会した際に語られたもので、プレーム議長は、全ての階層の指導者は国民全員が一人の父(国王)の子供であることを自覚し一致団結の精神をおざなりにするべきではないとし、更に警察関係者に対しては、権力者や重要人物である事にとらわれる事無く、公正と道議を旨に国民と国家の為に働いているとい意識を持って職務に邁進するべきであると語りました。

 また、南部国境三県問題に関しては、地域が平穏安泰になることが最大の誕生日プレゼントになるとした上で、関係者に対してあらためて住民全員がタイ人であること及び公正を旨に対策に取り組むことが重要であると訴えると共に、今後も可能な限り同地を訪問し住民と接していきたいと語っていました。

 一方、プレーム議長公邸前では24日早朝、"草の根グループ"(グルム・ラークヤー)と名乗る謎の団体が現れ、早期の正常化と”タクシン暫定首相の命を守って欲しい”と訴える公開書簡を秘書官経由で同議長に提出するという場面が見られました。因みにこの団体は一切背後関係やメンバーの素性を明かさないまま現場を静かに去っていたようですが、ヂャムローン・シームゥアン少将は24日夜放映されたムゥアン・タイ・ラーイ・サプダーの公開放送の中で、政府関係者がプレーム議長に無言の圧力をかけるためにアレンジした"やらせ草の根団体"だと指摘していました。もしかすると、今度の総選挙では、タクシン支持派は「命を守れ」をスローガンに掲げて活動するつもりなのでしょうか?

posted by Jean T. at 02:53| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

軍情報筋、暗殺計画は暫定首相に近い警察幹部が仕掛けた自作自演

 南部方面に展開する軍情報筋は25日、24日に発覚した暫定首相暗殺計画はタクシン暫定首相に極めて近い警察関係者が仕掛けた自作自演であると断定した上で、背景にタクシン暫定首相に対する圧力を緩和したいとの認識を示しました。

 同情報筋は、暗殺計画及びその存在を裏付ける発言の全てが警察のフィルターを通して伝えられており、更に軍の爆発物専門家が既に発見された爆発物は未完成のものであると結論づけているにもかかわらず、警察側が爆発させることが出来る状態にあったとフレームアップしてマスコミに伝えているなど不審点があると指摘した上で、ソンティ陸軍指令長官のラインに属さない権力側に近い陸軍幹部が自作自演劇に関与したとの見方を示していました。

 一方、一部報道によると、今回の暗殺計画発覚を受け、各地の行政当局に対して反タクシン派の動向を監視するよう通達が回っている模様。

* 全然関係ありませんが、今回の事件のおかげで各マスコミでタイ語で"やらせ"を意味する「ヂャット・チャーク」という単語が頻繁に登場しておりますです。

posted by Jean T. at 02:51| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一回20-50バーツで売春していた小六少女等を保護

 国立行政開発大学院校(NIDA)のスパンニー教授は25日開かれたセミナーの席上で、ウタラディット県内の複数のコミュニティー内で一回20バーツから50バーツで売春をしていた小六から中一くらいの年齢の少女達が保護されていた事を明らかにした上で、その少女達の多くが家庭内不和や両親の離婚、更には母親も同じく売春をしていたという問題を抱え、また中にはエージェントが学校にまで迎えに行き中心部で売春をさせていたケースがあったことを明らかにしました。

 これは、社会開発及び人間の安全保障関連のセミナーの場でコミュニティー内に存在する病根の一つの例として明らかにされたもので、スパンニー教授は、参加した関係者や各コミュニティーの福祉ボランティアに対してあらためて効率性と常識を旨にするだけでなく、自分が生まれ育ったコミュニティーに対する愛情の気持ちを持って各コミュニティーに存在する病根を認識し、警戒監視と問題の根絶に注力するべきであると指摘しました。

posted by Jean T. at 02:49| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

暫定首相、暗殺計画には4人の陸軍将校が関与

 タクシン暫定首相は25日、24日に発覚した暗殺計画に4人の現役・退役陸軍将校が関与している事を明らかにしました。

 尚、関与しているとされる4人に関する詳細は明らかにされていませんが、いずれにしても民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームゥアン少将は計画とは無関係であると発言していました。

 また、今回の暗殺計画に関して各界から自作自演疑惑が指摘されている事に関しては、もし自作自演だったら、自分がカンボジアへ公務訪問した際に同じ車が空港で目撃されていた事に対して説明が付かないだろと語り強い口調で否定していました。

 一方、バンコク都内に非常事態令を布告する可能性に関しては、タクシン暫定首相は未だ必要な時期ではないとして可能性を否定していました。

 因みに、今回の"暗殺計画"発覚を受けタクシン暫定首相及びタイ・ラック・タイ党が、"身の安全の確保"の為に同暫定首相の選挙応援の為の地方遊説の回数を減らす方針を明らかにしているようです。(同情票を狙っているのでしょうか?)

(タイ時間 12:00掲載 15:20最終更新)

posted by Jean T. at 17:18| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タワッチャイ中尉は第10期組陸軍将校付きの事務官だった

 民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は25日朝、タクシン暫定首相を暗殺する目的で大量の爆発物を積んだ車を運転していた容疑で逮捕されたタッチャイ・グリンチャナ中尉がタクシン暫定首相に近い所謂第10期組と呼ばれる陸軍将校付きの事務官に異動になっていた事を明らかにした上で、この異動の背景に同中尉を陥れることによりワンロップ大将を"やらせ"の暗殺計画の首謀者に祭り上げたいとの思惑があったのではないかと指摘しました。

 尚、ワンロップ大将は24日に、タワッチャイ中尉が過去に運転手だった事を認めた上で、最近は南部国境三県方面の情報収集任務にあたらせていたことを明らかにしていました。

 一方、同幹部のヂャムローン・シームゥアン少将は、今回の暗殺疑惑は100%やらせであると断定した上で、自分と同じ第7期組のワンロップ大将を首謀者に祭り上げることにより民主主義市民連合の信用失墜を狙うと共に、タクシン一族のシン社所有株式をテマセクに売却した問題に絡んで、グラープ・ゲーオ社なる国外代理人の名前が浮かび上がっている問題から国民の目をそらしたいとの思惑があったのではないかとの認識を示していました。

 仮に、グラープ・ゲーオ社経由で株式の売買が行われていた事が確定的になった場合は、タクシン一族は容赦なく取引にかかる利益にかかる税金を納めなければいけなくなり、より脱税疑惑を強固なものにしてしまうことになるようです。

(タイ時間 13:00掲載 15:15最終更新)

posted by Jean T. at 17:14| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャワリット元首相、暫定首相は忍耐強く、建設的な発言を心掛けるべき

 元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将は24日開かれたセミナーの席上で、政界内で意見対立が発生する事は政界が発展していく上で起こりえる普通の事で、タイ社会が与えた試練の様なものであると指摘した上で、政府及び国家の指導者は起きたことに対して責任を示す姿勢をみせると共に、特にタクシン暫定首相は不必要に対立を煽らない為にも忍耐強く、建設的な発言を心掛けるべきであると指摘しました。

 また、チャワリット元首相は、現在の政治情勢の根本原因に制度的に不公正な政治や行政があるとして、タクシン暫定首相の政界引退だけでは情勢は解決し得ないとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 03:03| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミニバス100台が道路を封鎖し抗議

 24日未明、バンコク大量輸送公社の委託契約に基づき定期路線を運行しているバスやミニバス約100台が、ウォン・ウィアン・ヤイの交差点を封鎖し、法律に反して競合路線を走行している乗り合い小型四輪車(ロット・シーローまたはロット・スバル)の摘発強化を要求し、最終的に運輸省側が9月末までに乗り合い小型四輪車に対する規制方針を明確にする事を約束した事を受け、昼前に散会しました。

 民間委託運行バスと乗り合い小型四輪車の路線競合問題に関しては、先に運輸省側が乗り合い小型四輪車に対する規制の強化を約束していましたが、それを不服とした乗り合い小型四輪車関係団体側が反発し、当時一時政界引退中だったタクシン暫定首相の私邸前で抗議活動を行い、タクシン暫定首相の一存で運輸省に規制方針の見直しが命じられ、問題が振り出しに戻るという経緯を辿っていました。

posted by Jean T. at 03:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歩道橋連続殺傷事件の容疑者を逮捕

 首都圏警察本部ルムピニー署は24日、都内サーラシン通りに架かる歩道橋上で22日に発生した連続殺傷事件に絡んで23日までに18歳の男を22歳の男性を刺殺した容疑でチョンブリー県シーラチャー郡内で逮捕した事を明らかにしました。

 今回の逮捕は、22日2時過ぎに発生した22歳の男性が刺殺された事件に絡んで逮捕された4人組の証言で男の名前が浮かび上がり実現したもので、男は警察に対して、被害者の男性とは過去に喧嘩になったことがあり、当日は偶然被害者の男性が携帯電話で話ながら歩道橋を降りてくるのが見えたため、以前の喧嘩のケリを付けるために男性に挑み、その際にナイフで男性を刺し殺害してしまったと証言しているようです。

 尚、刺殺事件の約2時間前に同じ歩道橋で発生した28歳の男性が何者かに棍棒状のもので殴られ金品を強奪された事件とは無関係であると証言しているようです。

posted by Jean T. at 02:59| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで70歳の仏教系住民男性が銃撃され死亡

 24日7時頃、ヤッラー県県都内で70歳の仏教系住民男性がバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しました。

 また23日夜半には、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、帰宅の為にバイクで路上を走行中だった26歳のイスラム系住民男性がバイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負うという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:58| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バーン・プーでバイクで通り過ぎざまにカバン等を強奪していた夫婦を逮捕

 警察は23日未明、サムット・プラーガーン県県都内のバーン・プー工業地帯内で、バイクで通り過ぎざまに歩行者が所有していたカバン等を強奪した容疑で26歳と19歳の夫婦を逮捕し、ナンバーが外されたバイクや現金1,050バーツ、クレジットカード6枚や腕時計1点、女性用のショルダーバック1点を押収しました。

 調べに対して夫婦は、麻薬を買ったり夜遊びに出かけるお金欲しさに、これまで10回以上同様な犯行を繰り返してきたと証言しているようです。

 夫婦の直接の逮捕容疑は、23日17:30頃に仕事を終え帰路に就いていた34歳の会社員女性が所有していたショルダーバックをバイクで通り過ぎざまに強奪した容疑。

posted by Jean T. at 02:57| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メーソートの国境橋、25日に通行再開

 改修工事の為車両通行禁止措置が講じられていたターク県メーソート郡とミャンマーを結ぶ国境橋の改修工事が完了し、25日から全面通行が再開される事が明らかになっています。

 尚、改修工事期間中に通行禁止措置が講じられていたのは、10輪車両及びタンク車等の10トンを超える車両に限定されていたようです。

posted by Jean T. at 02:56| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、爆破計画を二週間前から知っていた

 タクシン暫定首相は24日、約二週間前に自分を狙った暗殺計画があるとの情報を得、計画の背後関係に関しても既に承知している事を明らかにした上で、詳細に関しては警察側の捜査結果発表を待って欲しいと語りました。

 また、タクシン暫定首相の発言に先立ってスラポン暫定政府報道官は、既に事件の首謀者を含む背後関係を掌握している事を明らかにした上で、24日午後に国内安全保障会議を緊急招集し善後策を協議する方針を明らかにしていました。

 尚、逮捕されたタワッチャイ・グリンタナ中尉は、ワンロップ大将付きの運転手だった事は認めたものの、事件との関係に関しては、単に300バーツ(報道により200バーツ)で雇われて現場に行くように言われただけで、爆発物が積んであることは知らなかったと語り暗殺計画との関係を否定しているようです。

 一方、首都圏警察本部のウィロート本部長は24日午後、爆発物を積載した車両がタクシン暫定首相が首相官邸に向かう際に使用する路上で発見されていることから、通行中の暫定首相車両を狙った可能性が高いとの認識を示しました。

 尚、車のトランクから発見された爆発物は、C4プラスチック爆弾3.5ポンド、TNT10.75Kg、遠隔操作用回路等で構成され、実際に使用された場合は少なくとも半径1Kmの範囲に被害を及ぼし、特に半径30-50mの範囲に甚大な被害をもたらす恐れがあったと見られているようです。

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 初期報道では、発見された爆発物には導線が繋がれておらず爆発させる事ができる状態には無かったと報じられていたにもかかわらず、タクシン暫定首相が暗殺計画を承知していたと発言して以降の報道から爆発物の威力を強調する当局側の発言が目立っていること、また、過去にクーデター未遂に関与した疑いがもたれ、またプレーム元首相に対するクーデター未遂で国外亡命した事があるマヌーングリット・キッティキカチョーン少将(元上院議長)や民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームゥアン少将と親交がある(確か士官学校時代の同期同士?)、当局側に取っては暗殺計画の存在を社会に訴える上で非常に都合がよいワンロップ大将の名前が急浮上している事を考えると、政府による軍幹部人事の介入に不満を抱く層や反政府層を弾圧する為の強力なカードを手に入れる為に政府・当局側が仕掛けた自作自演の可能性も指摘できるかもしれません。

 また、車が発見された当時車内に二人いた男の内、現在逃走中とされる男に関する報道が、追跡状況を含め殆ど為されていない事も気になります。 (ついでに警察幹部やタイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑事件でも名前が出た防衛大臣参謀付きのトライロン君までが、堰を切ったように暫定首相の暗殺計画があったという話は本当だと発言しているのも出来すぎな気が。。)

 更に、テロ目的で爆弾を積んでいるような車が、警備関係者の注目を集めて貰いたいかのように暫定首相の私邸付近を行ったり来ていたりするような行動を取ることはあり得ないと指摘し、当局側が主張する暗殺計画説に疑問を呈する声もあるようです。

 また、同様に、反タクシン派弾圧の為に非常事態令を適用する大義名分作り(プラソン元国家安全保障会議事務局長)との指摘や軍幹部をタクシン色一色にする為の自作自演という指摘も安全保障関係者から出ているようです。

(タイ時間 14:25掲載 23:55最終更新)

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2006年08月24日

タクシン暫定首相の死生観報道について

 タクシン暫定首相の暗殺を狙ったと見られる爆弾を積んだ車が発見された報道に絡んで、一部日本語報道がタクシン暫定首相が「人は一人で生まれ一人で死ぬ」との独自の死生観を示していたと報じていますがが、私が調べた限りではタクシン暫定首相は「マヌット  グゥト・マー・ホン・ディヤオ・ターイ・ホン・ディヤオ」と発言していたみたいですので「人は生まれるも死ぬも一回限り」若しくは「人は生まれるも死ぬも一つの目的の為」という様な意味の死生観を表現したのではないかと思われます。

 恐らく先の報道は、ホン = ホーヒップ + ノーヌーをコン = コークワーイ + ノーヌーと聞き間違え「グゥト・マー・コン・ディヤオ・ターイ・コン・ディヤオ」とタクシン暫定首相が発言したと勘違いしたのではないかと思われます。

posted by Jean T. at 19:42| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相私邸近くでTNT火薬を積んだ不審な車

 24日朝、前夜から暫定首相私邸近くの路上に駐車してあった車の車内から爆発物と思われる不審物が発見され、クルントン橋を含む周囲の道路を完全に通行止めにして処理を行う事態になりました。

 また、発見される前に、近所の住民が当該車両付近から爆発音らしき音を聞いていたとの報道もあります。

 尚、一部報道は、問題の車はタクシン暫定首相私邸近くを走行中に警備関係者から停止を命じられた際に、警備関係者の車両の追跡を交わしながら逃走し、現場付近で車を乗り捨て、運転手が逃走していたと報じています。 また、問題の車は二ヶ月以上前から暫定首相私邸付近で度々目撃され、当局側がマークしていた模様。

 現場はクルントン橋とバーンプラットの交差点の間約300メートの場所で、首相私邸があるソーイ・ヂャラン・サニッタウォン69にも近い場所。

 尚、処理は10:30頃までに終了し、車の中から1ポンドTNT火薬が入った箱2箱やガソリン、尿素系肥料等が積載されていた事が確認されているようです。

 また、この事件に絡んで、当初逃走中と伝えられていた車の運転手の身柄が拘束され、バーンパラット署内で事情聴取が行われている模様。また、一部の報道によると運転手は陸軍中尉クラス。

 一方、今回の事件を受けタクシン暫定首相は、国内安全保障担当副次官のワンロップ・ピンマーニー大将(グルゥーセ・モスク事件の現場指揮総責任者だった事でも知られる)を即日付けで更迭しています。一部報道によると、逮捕された陸軍中尉クラスの人物は、国内安全保障部門に所属しワンロップ大将に近い人物と目されている模様。

(タイ時間 11:50掲載 13:55最終更新)

posted by Jean T. at 15:55| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党党首、タクシン支持派が社会不安を煽っていると遠回しに指摘

 アピシット民主党党首は23日、これまでのケースを見る限りは暴力的な手段に訴えたタクシン支持派関係者に対して殆ど法的な責任が問われていないと指摘した上で、最悪の事態を避け、また国民に安心感をお垂らすためにも、当局側は最高法規である憲法の精神に則り衝突に関与した者に対してタクシン支持派、反タクシン派関係なく厳格に法を執行するべきであると指摘しました。

 更にアピシット党首は、暴力的な手段に訴えるタクシン支持派関係者の多くが、過去に発生した両派衝突の場面で姿が目撃されていたと指摘した上で、仮にその様な関係者が活動の場に現れていなかったら、衝突の事態に至ることはなく、憲法及び民主主義の精神に則った活動が両派間で展開されていたはずであると指摘していました。

 一方、民主党のオンアート報道官は、タクシン支持派と反タクシン派が衝突した際に反タクシン派市民に暴行を振るった私服警察官と見られる二人の男が22日に警察に出頭し、何れも警察とは一切関係なく、単なるタクシン政権が進めてきた政策を支持している者でしかないと警察側が発表している事に関して、これまで公開された映像を見る限りは現場指揮官クラスの警察官に極めて近い関係にある疑いは依然払拭できないとして、警察に対して二人と権力者や大物との関係を含め透明且つ詳細に捜査を進め、事実関係を明確にするべきであると指摘していました。

 尚、反タクシン派市民に暴行を振るい、更に現場を指揮していた首都圏警察本部第六分署所属のルッティロン・テープヂャンダー警察大佐と会話を交わしているところが目撃されていた黒い服を着た男ことヂャラン・ヂョンオーン容疑者(43)に関しては、警察側はこれまでの発表でスラーッターニー県内のゴム園経営者で警察とは一切無関係であると主張していますが、一部報道によると、過去にスラーッターニー県内でゴム農園内の作業に関係し、その後地元のマフィア組織に属し主に闇経済関係に関与すると共に、ナコン・シー・タンマラート県内で発生した県評議会議員殺害事件に関与し、更にその後スラーッターニー県第二選挙区から出馬したタイ・ラック・タイ党擁立候補の票の取りまとめ役を務めた際に、同容疑者がマフィア時代から培ってきた腕力に目をつけた地元に影響力を持つ陸軍将校クラスの大物によりタクシン暫定首相のボディーガードとしてバンコクに送り込まれ、主に同暫定首相の立ち寄り先の前線部分に於ける警戒・護衛任務に就いていたとの指摘もあるようです。

posted by Jean T. at 02:07| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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