2006年08月24日

暫定首相の名簿一番出馬表明は特に驚く話ではない

 アピシット民主党党首は23日、タクシン暫定首相が比例代表名簿一位で出馬する意向を表明したと伝えられている事に関して、既に以前から本人の口から語られていた事で特に驚く話ではなく、また確実にタイ・ラック・タイ党を勝利に導く為には当然とるべき対応であるとの認識を示した上で、いずれにしても社会混乱を防ぐためにも総選挙前までに次期首相指名を辞退するのか、それとも首相続投を目指すのかハッキリと意思表示するべきであると指摘しました。

 一方、総選挙に向けた民主党側の対応に関しては、暫定首相に対して辞任圧力加える動きとは距離を置き、民主主義及び憲法の精神に則り総選挙を戦う立場を堅持する方針であることをアピシット党首は明らかにしていました。

 尚、アピシット党首によると、民主党側は既に比例代表名簿上位四人の擁立候補を内定しており、上から順にアピシット氏、チュワン・リークパイ氏(党最高顧問、元首相)、バンヤット・バンタッターン氏(党顧問)、ステープ・トゥアックスパン氏(党幹事長)が擁立される見通しになっているとのこと。

posted by Jean T. at 02:04| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相の次期首相指名辞退宣言は、党からの当選者数の減少を招き得る

 スワン・ドゥシット・ポールがこの程行った意識調査で、48.24%の回答者が仮にタクシン暫定首相が総選挙前に次期首相指名の辞退や政界一時引退を宣言した場合は、タイ・ラック・タイ党擁立候補の当選者数の減少をもたらし得ると回答し、当選者動向に影響を与えないと回答した者が僅かに19.23%だった事が明らかになっています。

 また、タイ・ラック・タイ党が好きだと回答した回答者の内、64.83%が党首であるタクシン・チンナワット警察中佐が好きと回答し、党そのものが好きだと回答した者が29.83%と、タイ・ラック・タイ党支持者の多くが党よりもタクシン暫定首相に魅力を感じている傾向があるのに対して、民主党が好きだと回答した者の内61.66%が党そのものが好きだと回答し、40.33%が党首であるアピシット・ウェーッチャーチーワ氏が好きだと回答し、民主党支持層の多くが党首よりも党そのものに魅力を感じていることが明らかになっています。

 一方、アピシットを首相にをキャッチフレーズしたにコマーシャルを展開している民主党の選挙戦略については、37.30%が特に思うことは無いと回答し、32.33%が好きだよ回答する結果になっていたようです。

 この調査は、全国6,096人の有権者を対象に13日から23日にかけて行われたもの。

posted by Jean T. at 02:03| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陸軍指令長官、ブゥーサートゥーが破壊活動を計画との情報は初耳

 ソンティ陸軍指令長官は23日、複数の分離主義組織の統轄団体と目されるブゥーサートゥーが、組織の創立記念日である8月31日に広域に渡る大規模な破壊活動を南部国境三県内で計画していると情報当局が警告していると伝えられている事に関して、初耳であると語り当該警告情報を受けていない事を明らかにしました。

 発言の中でソンティ陸軍指令長官は、一連の不穏な動きはBRNコーディネートに連なる組織が関与しているという情報は得ているものの、統括組織であるブゥーサートゥーが関与しているという話は聞いたことがないとした上で、いずれにしても関係当局とコンタクトを取り情報の信憑性について調査をする意向であることを明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートでイスラム教教師が殺害

 23日7:40頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった35歳のイスラム教教師が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、搬送先の病院で死亡するという事件が発生しました。

 この事件に先立つ22日16:30頃には、同県ルゥーソ郡内でバイクで路上を走行中だった37歳の副村長が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生していました。

 一方、パッターニー県ノーンヂック郡内では23日19時過ぎ頃、市場内で夫人の商いが終わるのを待っていた47歳の軍関係者が、隙を覗っていた二人組の銃撃を受け死亡するという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 01:59| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サイアムスクエアーのトイレ内で盗撮された女性の写真が出回る

 首都圏警察本部パトゥムワン署は23日、都内サイアムスクエアー内にある喫茶店のトイレ内で盗撮されたと思われる女子学生を含む3人の女性の写真がe-メールやサイトを通して出回り、更にその写真がウェブボード上に掲載され人気投票の対象になっている事を明らかにしました。

 警察側は、盗撮が行われたトイレを所有する喫茶店側がトイレに小型カメラが仕掛けられていた事実や、店関係者及び客何れかが盗撮に関与していたような事実は無いと主張している為、被害を受けた女性に出頭を呼びかけ事情を聞いた上で盗撮された場所及び犯人像を割り出す方針を明らかにしていました。

 尚、問題となっているトイレが男女共用だったため、犯人は容易に小型カメラを仕掛けることが出来たと見られているようです。

posted by Jean T. at 01:58| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強盗、家人の警察官に銃撃され重傷

 23日未明、都内ドーン・ムァン区内にある家屋に侵入した二人組が家人の警察官に撃たれ、23歳の男が重傷を負い、残りの者が逃走するという事件が発生しました。

 強盗が侵入した家は、ガンヂャナブリー県タームワン郡ノーンカーオ地区警察所属の警察中佐宅で、同警察中佐によると二階の寝室で就寝中に何者かが侵入する物音が聞こえたので、状況を調べるために拳銃を持って下の階に降り、家の外に逃げようとしていた二人組と見られる強盗に向かって大声で怒鳴ったところ、相手側が何か取り出しカチッという音を鳴らしながら向かってくる仕草をしたので、咄嗟に拳銃で撃ち重傷を負わせたようです。

 同警察中佐は、過去にも一度二人組の強盗が家屋内に侵入していることから、同一犯による仕業ではないかと語っていました。

 尚、警察側は自己防衛で処理する方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 01:55| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スクムウィット11で猥褻DVD等を大量押収

 警察は22日夜半、都内ウィワッタナー区ソーイ・スクムウィット11内にあるアパートで強制家宅捜索を行い、猥褻DVD約1,000枚、違法コピーDVD20,000枚、偽ブランドバッグ100点、偽ブランド時計100点等を押収し、アパート内に居た男2人、女1人を逮捕しました。

 今回の強制捜索は、同じアパートに住む外国人から、アパート内で猥褻DVD等が密売されているとの告発をイギリス大使館経由で受けた警察側による内偵捜査結果に基づくもの。

posted by Jean T. at 01:54| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

タクシン暫定首相、名簿順位一位で総選挙に出馬する意向を表明

 タクシン暫定首相は22日開かれた党会議の席上で、やり直し総選挙では比例代表名簿順位一位で出馬すると共に、今後も党首として留まる意向を表明した模様。

 またその際に、自分が党首を続けることに納得できない者は党を去って構わないとまで発言していたようです。

  スリヤ幹事長は、出席した幹部全員が"党の為ではなく国益の為に"タクシン暫定首相の首相継続を望んでいる事を明らかにした上で、同暫定首相の次期首相指名辞退または政界引退の可能性に関しては、まだ考え中であるものの総選挙前までに意思を明らかにする意向を同暫定首相が語っていたことを明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:00| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、7日間の期限を設け反タクシン派市民に対する暴行に対する説明を要求

 民主主義市民連合は22日、国家警察本部長に対して7日間の期限を設け、セントラル・ワールド・プラザ内で発生したタクシン支持派と反タクシン派の市民の衝突の際に警察側がタクシン支持派と共謀して反タクシン派の市民に対して暴行を振るったとされる問題に対する明確な説明を要求する方針を明らかにすると共に、総責任者であるチットチャイ暫定副首相に対して起きたことに対して責任を取る姿勢を見せるよう要求しました。

 方針発表の中で民主主義市民連合は、首都圏警察本部第六分署に所属する警察大佐クラスの人物が暴行に関与していたと指摘した上で、25日に国家警察本部長宛てに今回の暴行事件に関与した警察関係者の逮捕及び今後の警察側の対応方針について明確な説明を要求し、7日以内に警察側から説明が得られなかった場合は、直ちに全国レベルで抗議活動を展開する方針を明らかにしていました。

 民主主義市民連合側の見解によると、先の衝突の際に集まったタクシン支持派の市民は、ペー・クローントゥーイに率いられたクローン・トゥーイの住民、貧困者キャラバンの活動に関係した者及び中央選挙委員会本部ビル前で度々選挙委員会委員の辞任を要求する活動をしていた市民グループと衝突を起こしていた者に大別されるとの事。

 尚、問題となっている黒い服を着た男及び一緒になって反タクシン派市民に暴行を振るい、更に高齢の市民の逮捕に関与していた薄桃色のシャツを着た人物が22日夕方過ぎまでに首都圏警察本部第六分署に"出頭"している事が確認されているようですが、警察側は出頭の事実のみ認め、素性に関しては明らかにしていないようです。尚、二人は何れもタクシン暫定首相を攻撃する発言を繰り返していた反タクシン派市民に対する怒りを抑えることが出来ずに、暴行を振るったと証言している事になっいるようです。 

 警察側は、一貫して問題の二人は警察とは無関係であると主張していますが、各テレビ局の報道は問題の二人と首都圏警察本部第六分署の指揮官と見られる人物が事件発生前に話し合っている場面を放送し警察側の主張に疑問を呈していました。

  参考までに、ネーションチャンネルのこちらの映像の3分20秒から3分40秒の間のシーンで、クローン・トゥーイ・スラム周辺から集められたと見られる、見るからに学問とは縁がなさそうな若者達が暴行を振るう場面が見られます。尚、この映像の中でパトゥムワン署と公安警察の関係者に対する質疑が行われているのですが、警察と無関係なのに何故薄桃色のシャツを着た人物が通信機を持っていたのかとか、警察側が警戒に当たっていたのに何故タクシン支持派の暴走を許したのかとのガノック氏の突っ込みに対して警察側がしどろもどろに受け答えをしているところが笑えます。

 また、プーヂャッガーン紙のサイトに掲載されたこちらの記事の下に掲載されている写真の一番上の段の左から二枚目と三枚目、及び一つ下の段の左から二枚目と三枚目に私服警察官疑惑が指摘されている黒い服の男と薄桃色のシャツを着た男が、首都圏警察本部第六分署の指揮官と見られる人物と会話を交わしているシーンが掲載されています。因みに映像では、指揮官クラスの人物が途中でカメラに気づき、胸にぶら下げていた警察官証をポケットに隠す場面も映し出されていました。

 一方、タクシン暫定首相は22日朝開かれた閣議の席上で、タクシン支持派、反タクシン派関係なく衝突に関与した者に対して法的な措置を講じるよう関係当局に指示した事を明らかにしました。

  スラポン暫定政府報道官によると、タクシン暫定首相は当局関係者に指示を飛ばした際に、仮に衝突に関係した者に法的な措置を講じる事を躊躇する様な事があれば、容赦なく責任者を閑職に更迭すると申しつけたとのこと。

* その後の報道によると、警察側は私服警察官と見られる二人の男は、43歳のゴム農園労働者と42歳のバイクタクシー運転手で、何れも罪が軽い暴行罪での立件を急ぐ方針を明らかにしているようです。また、記者会見の際に警察と無関係である事を証明する為に記者団に二人の身分証明書を公開した際に、何故か住居表示の所を隠して公開するという不審な点も見られたようです。(人権やプライバシーに対する意識が希薄なタイでは容疑者であろうと被害者であろうと住所や時には電話番号まで警察により公開されるのが普通となっています)どうやら、警察側は二人は警察とは一切無関係という形で疑惑をうやむやにしようとしているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党党首、立会演説会を妨害したチァン・マイ住民に対する法的措置は講じられず

 アピシット民主党党首は22日、3月にチァン・マイ県県都内で発生したタクシン支持派を標榜する住民が立会演説会の会場に乱入し、物を投げる等の過激な行為を働き演説会を中止に追い込んだ事件に関与した住民に対する法的な措置が一切講じられていない事を明らかにしました。

 発言の中でアピシット民主党党首は、警察側が事件に関与した者に対する公正な捜査及び法的責任の追及を約束していたにも関わらず、これまで一切法的な措置が講じられたという話が伝えられていない事を明らかにした上で、テレビ等で映像が公開され事件の一部始終を明確に見極める事ができる状況にあるにもかかわらず、当局側がかかる行為を見逃し放置することは、社会に対して特定のグループだけは如何なる違法行為を犯しても罪には問われないという誤った認識を植え付ける事に繋がる恐れがあると指摘していました。

 一方、タイ・ラック・タイ党のシター報道官が、反タクシン派市民は特定の政党が背後で糸を引いていると発言した事に関しては、特定のグループの活動を政治的な話に結びつけることは社会に混乱をもたらすだけのものであると指摘した上で、むしろタクシン暫定首相が情勢を解決する為に自らがとるべき道を模索し、それを公にすると共に、全ての階層が一致団結して解決に向け取り組むよう呼びかける事が本筋ではないかと指摘していました。

posted by Jean T. at 02:00| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世渡り上手? チューウィット氏が嘗ての天敵を激励訪問

 チャート・タイ党暫定副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は22日、児童・女性の権利保護財団を主催するパウィーナー・ホンサグン女史の事務所を訪問し、先に同女史が告発した教師二人による教え子少女五人の強姦疑惑に対して、周囲からの政治的な圧力に屈せず、被害者救済の為に正義を貫き通して欲しいと激励しました。

 問題となっている事件に関しては、これまでに教師二人が逮捕されたものの、教師の同僚等が総選挙を意識したパウィーナー女史によるでっち上げだと訴え、事件そのものが迷走する気配を見せていました。

 因みに、パウィーナー女史は、過去にチューウィット氏が経営していたマッサージパラーに未成年女性を雇用していたと告発するなど、チューウィット氏を女性の女性の的であると非難してきた経緯があり、また前回の都知事選挙の際には両者間で非難合戦が激しく展開されていました。尚、パウィーナー女史が訴えた未成年者雇用疑惑に関しては、最終的に裁判所側が被害者とされる未成年女性が偽造身分証明書を使用し年齢を偽って応募していたなど、自主的経営側を騙してにマッサージパーラーに応募していたと指摘できるとして、チューウィット氏に対して無罪の判決が下されていました。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、マスコミは中立ではないとして取材を拒否

 タクシン暫定首相は22日、「現在のマスコミは中立ではない」との言葉と共に当面マスコミの取材を受けない方針を明らかにしました。

 この発言は、タイ・ラック・タイ党本部前で待ちかまえていた記者団に対して発せられたもの。

 また、この発言に先立って同日朝に開かれた定例閣議前に「セントラル・ワールド・プラザで発生した衝突事件」や「ナーン県を中心に襲っている水害」に関する記者団からの質問をしかとする場面も見られていたようです。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで夫婦が襲撃、夫が死亡

 22日13時前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった夫婦が、バイクに乗った二人組に銃撃され36歳の夫が死亡し、23歳の夫人が重傷を負うという事件が発生しました。

 銃撃を受けた夫婦は何れも仏教徒で、夫婦で市場へ買い物に行き、自宅に帰るために路上を走行中に事件にあったようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ルムピニー公園近くの歩道橋で連続殺傷事件

 22日2時過ぎ、都内パトゥムワン区ルムピニー地区サーラシン通りに架かる歩道橋上で、22歳の男性が首元等を刺され死亡しているのが発見されました。

 男性が発見された歩道橋上では、同日0:30頃に28歳の男性が何者かに棍棒のような者で頭や首筋を殴られ重傷を負わされた上で、現金1,000バーツが入った財布等を強奪されるという事件が発生し、殺害事件が発生した当時は警察側がルムピニー署内で最初の被害男性に対して事情聴取を行っている最中でした。

 尚、警察側は22歳の男性が刺殺された事件に関しては、最初に発生した傷害強盗事件と同一犯による犯行の可能性が高いものの、使用された凶器が異なる事、また被害男性が所有していた財産類が強奪されていないことから、何らかの喧嘩絡みの殺人の可能性も否めないとしているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

反タクシン派とタクシン支持派が衝突、疑問が残る当局側の対応

 21日午後、Digital TK Parkの開所式の為にセントラル・ワールド・プラザを訪問していたタクシン暫定首相を迎え撃つ為に同所前で待ち受けていた反タクシン派の市民約20人と、数で勝るタクシン支持派の市民が衝突し、少なくとも3人が負傷を負い正面にある警察病院で手当を受けるという事態になりました。

 尚、確認されている負傷者の内訳は、反タクシン派が2人、支持派が1人となっているようです。

 衝突は、タクシン暫定首相が反タクシン派市民を避けるためにビル裏手の業務用エレベーターを使用してビルの敷地外へ出た後に発生したもので、都内選出タイ・ラック・タイ党元下院議員の主力な票の取りまとめ役に率いられた疑惑が指摘されているタクシン支持派側にいた若者5-6人や私服警察官と見られる屈強な男等が状況を煽り衝突に至る事態となったようですが、警察側は一切支持派側の動きを止めようとせず、逆に反タクシン派の市民の身柄を拘束するという疑問が残る対応をとっていたようです。

 ここら辺は職業訓練学校の不良学生を使って状況を煽っていた1992年5月動乱の時の当局側の手口に近いかもしてません。

 参考までに、プーヂャッガーン紙系のNews1のこちらの映像の28秒から57秒までの間のシーンで赤い服を着た反タクシン派の市民が黒い服を着た私服警察官(ネーション・チャンネルのガノック氏が番組の中で私服警察官であると確認)に暴行を振るわれる場面を見ることが出来ます。また、多少画質が落ちますがネーション・チャンネルのこちらの映像の36秒から41秒までの間のシーンで、別の角度から同様なシーンを見ることが出来ます。

 尚、22日付の紙面が一斉に黒い服を着た私服警察官が反タクシン派市民に暴行を振るう場面を掲載し、私服警察官側の対応を非難する記事を掲載したのに対して、警察側はテレビ等の取材に対して黒い服の男は警察とは無関係の支持派の人物であるとした上で、現在身柄を追っている最中であると主張していました。(まぁ、いつものことです)

 また22日付けバンコクポストの1面及びネーション紙の1面左側には、問題の黒い服を着た男が制服警察官と一緒になって高齢の反タクシン派の市民の身柄を拘束している模様を撮影した写真が掲載されています。

 一方、今回の衝突を受けタイ・ラック・タイ党のシター報道官(バンコク、クローントゥーイ区選挙区選出元下院議員)は、民主主義市民連合及び特定の政党がタクシン暫定首相の訪問先を狙った反タクシン派の活動を背後から支持していると指摘した上で、民主主義のルールを守り即刻かかる行為を中止し、民意が反映した総選挙の結果を待つべきであると非難していました。

 因みに、今回の騒動に参加したタクシン支持派の市民の中にぺー・クローントゥーイという異名を持つシター君の主力な票の取りまとめ役に極めて酷似した人物がいたことが目撃され、また集まった"市民"の多くがクローン・トゥーイ周辺から集められていた疑惑が指摘されている訳ですが・・・例えば地方の票の取りまとめ役が公共の電波を利用して地域住民を煽動して民主党の立会演説会を妨害し中止に追い込んだり、民主主義市民連合の講演会場を封鎖したりする行為や、タクシン暫定首相の公務視察訪問を迎え入れる為に地元の役所関係者や地域の地区リーダー、票の取りまとめ役が住民を日当付きで集める行為がタイ・ラック・タイ党が理想とする"民主主義"の姿という事なんでしょうかね?

 ぺー・クローントゥーイは、3月にプーヂャッガーン紙本社ビル前に集まり抗議活動を展開したバイタク軍団を率いていた人物としても知られています。尚、集まったバイタク軍団は、プーヂャッガーン紙側から「アイ・ナー・リアム(四角い顔の奴)」を大音響で流されるという反撃にあい、僅か10分足らずで退散していました。仮にバイタク軍団の多くが雇われる事無く信念を持って自主的に抗議活動に参加していたら、そそくさと退散するような事はなかったものと思われます。 (こちらの映像の49秒から1分20秒の間のシーンに見られる黄色い服を着て大声を出している人物がペー・クローントゥーイと見られる人物です)

posted by Jean T. at 11:02| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ・ラック・タイ党側の謀略? タクシン暗殺計画の存在が再浮上

 コンサック暫定国務大臣は21日朝、タクシン暫定首相に対する暗殺計画に関する情報を得ている事を認めた上で、現状ではまだ情報当局筋から情報の信憑性に関する確認が取れておらず、単なるデマの可能性もあることから、タクシン暫定首相に対する身辺警護体制の強化に関しては、既にVIPレベルの警護体制を強いていることから、現状では必要は無いとの認識を示しました。

 この発言に先立ち、21日付け一部紙面が"タイ・ラック・タイ党"幹部のファイロート・スワンナチャウィー少尉の発言として、タクシン暫定首相を政界から追い出すために超法規的な方法で同暫定首相を抹殺する企てがあると報じていましが、ファイロート少尉の発言が、反タクシン系団体の活動継続宣言及び反タクシン派とタクシン支持派が衝突した直後に為されていることから、タイ・ラック・タイ党側が反タクシン派団体に対して謀略を図るために、意図的に暗殺計画の噂を流したとの穿った見方もされています。

 一方、コンサック暫定国務大臣は、民主主義市民連合や傘下のタクシン体制打倒市民ネットワーク側が今後もタクシン体制打倒を目指して活動を継続させる方針を明らかにしている事に関しては、常にルールを尊重している政府と同様に、反タクシン体制を標榜する団体側もルールを尊重して活動を行えば、お互いに(衝突等の)問題を引き起こすことは無いとの認識を示していました。

 首相官邸付きの記者団のレポートによると、この暗殺計画の情報の影響なのか、インタビューする為に記者団が首相を待ち受ける場所が出入り禁止になっていたり、官邸周辺の警備車両の台数が増えているのが確認されているようです。因みに、躁鬱病の気があるタクシン暫定首相は、21日は躁状態にあったのか、タイ・ラック・タイ党本部前で待ち受けていた記者団のインタビューを避けるために、お茶目な表情を浮かべながら走って逃げ去ろうとする場面も見られたようですが、結局、ナーン県やチァン・ラーイ県を襲っている洪水被害に関する取材にのみ応じ、そそくさと本部ビル内に入っていったようです。

 尚、前後して公安警察側が、19日にパラゴン内で反タクシン派とタクシン支持派との衝突が発生して以来、警護要員を約100人増強した事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 00:53| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相のソンティ氏に対する名誉毀損訴訟の審理開始を決定

 刑事裁判所は21日、タクシン暫定首相が顧問弁護士を通じて提訴していたソンティ・リムトーングン氏を相手取った名誉毀損訴訟を正式に受理し、10月2日に第一回公判を開く方針を決定しました。

 この訴訟は、6月6日から同月24日かけて行われた民主主義市民連合の抗議集会の場で、同連合幹部のソンティ・リムトーングン氏がタクシン暫定首相はクロ魔術を信じるような愚か者と度々発言した事により名誉を毀損されたとして提訴していたもの。

 ソンティ氏が問題となっている発言をする前に、タクシン暫定首相が選挙運動の一環でブリラム県を訪問した際に、同地を地盤とするネーウィン・チットチョープ氏の薦めでクメール系のクロ魔術師に占いと厄払いをして貰ったとの噂が流れていました。

posted by Jean T. at 00:52| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで女性三人組が銃撃され重傷

 21日11:50頃、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で市場に食事を買いに行くために連れだってバイクの三人乗りで路上を走行中だった23歳、25歳及び77歳の女性三人組(内一人はイスラム教徒)が、バイクにのった二人組に銃撃され三人全員が重傷を負うという事件が発生しました。

 また、20日19:30頃には、同県県都内で30歳のイスラム系住民男性が自宅内でテレビを鑑賞中に、家に押し入った男に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 更に、ヤッラー県内では、21日昼過ぎにバンナンサター郡内で、バイク二台に分乗した四人組の男がドリアンの行商中だった小型トラックに向け銃を乱射し、行商中だった61歳の男性、及びドリアンを買うために車の前に居た67歳の男性が死亡し、販売の補助にあたっていた33歳の男性が重傷を負うという事件が発生しています。

 一方、ソンクラー県の警察当局は21日、ハートヤイ郡内の市場内で爆発物の製作に使用される恐れがある携帯電話とカシオ製のデジタル時計を大量に買っていた男組がいたことを明らかにした上で、何らかの破壊活動を南部国境三県域内で計画している恐れがあると警告しました。

posted by Jean T. at 00:51| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バイクで通り過ぎざまに旅行者のバッグを強奪していた夫婦を逮捕

 パッタヤーの警察当局は20日、主に観光客を狙ってバイクで通り過ぎざまにバッグ等を強奪していた容疑で21歳と17歳の夫婦を逮捕し、携帯電話5台、カメラ2台等を押収した事を明らかにしました。

 逮捕された夫婦は警察に対して、職業を持たず、家業である雑貨店を手伝っても自分の為に使うお金を充分稼げないので犯行を思いつき、夫がバイクを運転し、後部座席に座った妻がターゲットを見つけ通り過ぎざまにバッグを強奪するという手口で、これまでに5回同様な犯行を繰り返してきたと証言しているようです。

 夫婦は、主にザ・ビーチ・リゾート・ホテル周辺地域で犯行を重ねていたようです。

posted by Jean T. at 00:49| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仏教系とイスラム系カンボジア人同士の喧嘩か? カラオケ店裏で男性の刺殺体

 21日早朝、チョンブリー県サタヒップ郡バーン・セー地区内にあるカラオケ店裏の草地内で、身元不明の男性の刺殺体が発見されました。

 警察側は、前夜遅くに複数の男同士が喧嘩をしている音を近所の住民が聞いていることから、カラオケ店内でかち合ったカンボジア人の仏教徒とイスラム教徒との間で発生した喧嘩が事件の背景にあると見て捜査を進めているようです。

 事件が発生したバーン・セー地区はカンボジアの漁船関係者向けのカラオケ店が林立しており、日頃から店内の女性を巡ったカンボジア人の両宗派間の喧嘩が絶えず発生し、時に殺人に至る事も度々あったようです。

posted by Jean T. at 00:48| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。