チァン・マイを中心に降り続いている大雨の影響により、線路が冠水し、特にラムパーン県内で線路の枕木が流出しているのが確認された事を受け、タイ国鉄は31日15:40にチァン・マイ駅を出発する予定だったバンコク行きの列車以降の全てのバンコク方面行きの列車に対して運休措置を講じました。
尚、8月1日0時現在、運行再開の見通しは立っていない模様。
一方、チァン・マイ県県都内の行政当局は31日21時過ぎ、中心部を流れるピン川の水位が危険水位に達しつつあり、氾濫する恐れがあるとして、住民に対して家財道具を高いところに移動させると共に、万が一の避難に備えて白米や乾燥食品、蝋燭、マッチやライター等を確保し当局側の警戒情報に注目するよう呼びかけています。
また、気象当局側は31日21時過ぎ、降り続いている雨が8月2日まで続く恐れがあるとして、特に土石流や鉄砲水が発生するおそれがあるターク県内のメーラマート郡、ター・ソーンヤーン郡、メー・ホーン・ソーン県内のソップムゥーイ郡、クムユワム郡、メーラノーイ郡、メーサリヤン郡、チァン・マイ県内のオーム・ゴーイ郡、メーヂェーム郡、サンサーイ郡の住民は当局側の警戒情報に注目するよう呼びかけています。
(タイ時間 0:35)