3日7時頃、ナラーティワート県ヂャネ郡内にあるガソリンスタンド付近に仕掛けられていた時限発火式の爆発物が爆発しましたが、幸い人的な被害は確認されませんでした。
また、ほぼ同時刻に同県ルゥーソ郡内で、2台のバイクに分乗した4人組が、家屋前で談笑中だった3人のイスラム系住民男性に向けM16を乱射し、3人に重傷を負わせた上でT字型の鋲を路上に撒きながら逃走するという事件が発生、更に、同じくルゥーソ郡内でほぼ同時刻に、学校が放火される事件が発生しましたが、幸い火災の発生に気づいた住民等が総出で消火作業にあたりボヤで済んでいるようです。
また、一連の襲撃に先立って同県シーサコン郡内の警察署付近で時限発火式の消火器爆弾が発見され、安全処理されていました。
一方、パッターニー県ノーンヂック郡内では3日深夜に、幹線道路の警戒作業中だった当局関係者の車両の通過にあわせ携帯電話起爆式の爆発物が爆発するという事件が発生していますが、人的な被害は確認されていないようです。
(タイ時間 12:00)