2006年08月10日

民主党、タクシン型地方公務視察は"政府権限の選挙票化政策"の推進の為

 民主党のオンアート報道官は9日、今回のタクシン暫定首相の東北部への公務視察は政府の権限をい乱用した票の買収以上に悪質な汚職行為だったと非難した上で、タクシン政権が貧困層の潜在力向上の為に取り組んできた土地・資産の担保化政策をもじって政府権限の選挙票化政策の推進の為であったと、今回の公務訪問を皮肉混じりに総括しました。

 発言の中でオンアート報道官は、政府の権限を乱用して票を買うような行為は許されざる悪質な選挙違反行為であると指摘した上で、選挙違反の摘発を視野に選挙委員会の職員は今回の公務訪問に於けるタクシン暫定首相一行の動向に関する資料を収集するべきであると指摘していました。

 一方、民主主義市民連合幹部のソムギヤット・ポンパイブーン氏は9日、今回の公務訪問を貧困層の選挙票化政策の一環として行われたものであると皮肉った上で、根底に地方の住民を政府にひれ伏させ支配したいとの思惑があったと指摘していました。

posted by Jean T. at 02:40| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、首相続投を強く示唆

 東北部公務視察の一環としてローイ・エット県を訪問したタクシン暫定首相は9日、住民等を前に行われた演説で首相続投に強い意欲を見せました。

 演説の中でタクシン暫定首相は、国益よりも政治的・個人的な利益を追求する者や自分を好きでは無いマスコミ等からの辞任圧力に晒されながら、国益・国民の為に自らが果たすべき責任や、自らの将来について如何に処すべきかについて考え続けてきていた事を明らかにした上で、今回の訪問で続投を求める住民からの強い声援を受けたことにより、今後も貧困撲滅を初めとする国民が抱える問題の解決を推進させる為にも”タイ・ラック・タイ党”が任務を継続するべきであるとあらためて認識する事ができたとし、自身の将来の身の振り方については、総選挙により、主権在民とは個人的利益を追求する者の為のものではなく、文字通り国民に主権があることを意味する事が証明されるまで回答を待って欲しいと語り、言外で主権在民を盾に暫定首相を攻撃している反タクシン派を非難した上で、票の上での国民の支持を背景にして再度首相に就任する意向を強く滲ませていました。

 また、演説後に記者団から首相の続投を決心したのかと聞かれたタクシン暫定首相は、まだどっちつかずの状態だ、同じ心の苦しみをマスコミ、特に(タクシン暫定首相に批判的な)プーヂャッガーン紙やマティチョン紙、カーオ・ソット紙にも味あわせてあげたいと語っていたようです。

 因みに、この発言を聞いたネーション・チャンネルのガノック氏は、(同じく同暫定首相に批判的な)ネーション社系の新聞の名前がタクシン暫定首相の口から出なかった初めとのケースだと語っていました。

 一方、タクシン暫定首相は、この演説に先だってマハーサーラカム県内で行われた演説の中では、バンコクの高学歴な住民が簡単に悪い考えを持っている人物の策略に嵌められ、その喧伝を信じているように、人々が簡単に策略にはまり、デマを直ぐに信じてしまう事がタイ社会が抱える病根の一つであると指摘し、更に地方でも学歴レベルが高い住民にも同じように騙され安い傾向が見られるとした上で、ここに集まっている住民のように(タクシン暫定首相から直接)正しい情報を得ている者は、その様な罠にはまる事はないと、まるで、どっかの人がこれまで地方住民を幻惑する為に取ってきた手法を自己批判せず、それを批判している者に責任をなすりつけているような発言までしていました。

 因みに、公費で行われた公務訪問であるにもかかわらず、タクシン暫定首相は演説の際に、何故かタイ・ラック・タイ党の名前を出し、また演台に立った同党の擁立予定候補者の紹介まで行っていました。また、一部報道によると、反タクシン派の声が聞こえてこない"心の故郷"に出かけ上機嫌だったタクシン暫定首相はローイ・エット県内のホテルで地元経済界の関係者等を招いた夕食会の席上で15曲も歌を披露し声をからしてしまっていたようです。

posted by Jean T. at 02:37| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、貧困対策予算約2,000億バーツを確保する方針

 ローイ・エット県アート・サマート郡を公務視察訪問したタクシン暫定首相は、国内800郡内に於ける貧困対策進めるために、貧困対策予算として来年度予算で、確保済み分の1,400億バーツに更に1,500億バーツを上積みし、合計1,900万バーツを確保する方針を明らかにしました。

 一方、今年1月中頃に自ら直接貧困対策に関する指導を行ったアート・サマート郡内で於ける貧困対策の進捗状況に関しては、ほぼ60%まで対策が進んでいるとした上で、県知事に対しては必要に応じて2億5,000万バーツの予算を使用するよう指示した事を明らかにしていました。

 参考までに、金を配りまくるタクシン首相(当時)と、それに群がる住民の姿をリアルタイムで全国のお茶の間に届けた、アート・サマート郡内に於けるタクシン首相の活躍はここ(ネーション)が参考になるかもしれません。

posted by Jean T. at 02:33| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TG労組、国内線の新空港への前倒し移転に反対

 タイ国際航空の労働組合は9日、9月28日に予定されている正式開港に先立って9月15日に国内線をスワンナプーム新国際空港に移転させるとする政府側の方針に反対する声明を発表しました。

 声明について労働組合側は、従業員側がまだ新空港の新システムに不慣れであると事だけでなく、定期便の利用者、特に国内線の国際線を乗り継ぐ旅客の混乱さけ、また、現在国際線とリンクして運用されているシステムの一部を別の空港に移動させることによって起こりえるトラブルによる混乱を避けるためにも国内線・国際線同時移転が好ましいと指摘していました。

 一方、タイ国際航空は9日、9月15日に国内線3路線、合計5便のみを新国際空港に移転させる方針を明らかにしています。

 移転が計画されている路線は、スワンナプーム - ピッサヌローク間(一日3便)、スワンナプーム - チァン・マイ間(一日1便)、スワンナプーム - ウボンラーチャターニー間(一日1便)で、8月10日から搭乗券の販売を開始する予定になっているようです。また、当該路線の機内でアンケート用紙を配布し、利用客の意見を聞く予定でいるようです。

 また、9月1日に予定されている国際線を利用した試験フライトに関しては、スワンナプーム - 香港間の路線で行う予定で、現状では一般旅客を募集せずタイ国際航空関係者を搭乗させて行う予定でいるようです。

posted by Jean T. at 02:32| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクやプーケットへの攻撃は分離主義組織側の喧伝でしかない

 ゴーウィット国家警察本部本部長は9日、非公然分離主義組織であるパッターニー統一解放機構(PULO)の関係者が、南部独立を勝ち取るために今後も当局者を狙った攻撃を続けるとした上で、攻撃のターゲットをバンコクやプーケット等にまで広げる可能性を示唆したと伝えられている事に関して、単なるPULO側の喧伝にしか過ぎず、何ら懸念を抱く必要は無いと切り捨てました。

 また、前後してタクシン暫定首相は、PULOは分離主義組織ではなく、言うだけ言って何もしない煽動主義組織でしかないと切り捨てていました。

 これは、自称PULOの幹部の男性がBBCとのインタビューの中で、自身の南部に於ける一連の攻撃との関わりは否定した上で、パッターニー国の独立を勝ち取るためには(無実の者ではなく)当局への攻撃を続け、タイ政府を直接交渉のテーブルに引き出すことが重要であるとし、今後は攻撃のターゲットをバンコクやプーケット等にまで広げる可能性を示唆した事を受けたもの。尚、自称幹部の男性はインタビューの中で、ジェマー・イスラミアやアル・カイーダ、ヒズボラ等の組織との関係は100%無いと断言できると語っていたようです。

posted by Jean T. at 02:30| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猥褻ロットトゥー運転手、女子大生のミニスカートに劣情

 7月28日にロット・トゥー(定期乗り合いワンボックスカー)に乗車していた客の女子大生(19)に猥褻な行為を働いたとして身柄を追われていたスクム・イブローヒーム容疑者(33)が9日、警察に出頭し容疑事実を認める供述をしました。

 スクム容疑者によると、女子大生を乗せた時には普通にロット・トゥーの運転手として目的地に向け走行する事のみを考えていたようですが、ふと運転席の隣に座っていた女子大生のミニスカートから出ていた太ももに劣情をそそられ、他に乗客がのっていない事をいいことに猥褻な行為に及んでしまったと証言しているようです。

 事件は、猥褻な行為を受けた女子大生がトール・ウェー上を走行中だったロット・トゥーから飛び降り救出された事で発覚したもので、スクム容疑者によると女子大生が飛び降りた際に、死んでしまったと思いそのまま逃走し、友人の家を転々としながら逃走生活を送っていたようですが、最終的に家人の説得で警察に出頭してきたようです。

posted by Jean T. at 02:28| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

麻薬密売を通報した復讐で娘が殺害されたと訴え出る

 今年7月にチァン・マイ県メー・ワーン郡内で自動車に轢かれ死亡した娘の母親が第五地区警察本部本部長のもとを訪れ、娘は交通事故にあって死亡したのではなく、過去に麻薬密売に関する情報を警察に提供した事に対する復讐で殺害されたとして、公正な捜査を本部長に対して要求しました。

 尚、娘を轢いたとされる自動車の運転手は、そのまま現場から逃走しまだ逮捕に至っていないようです。

 母親によると、娘がメー・ワーン郡内に於ける麻薬密売に関する情報を警察に提供した直後には家が放火され全焼するという事件が発生し、更にその後に今回のひき逃げが発生していたようです。

posted by Jean T. at 02:25| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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