2006年08月16日

暫定首相、ソムキット氏及びピニット氏の閣入り辞退を確認

 タクシン暫定首相は16日朝、ソムキット・ヂャートゥシピタック氏(暫定副首相兼商務大臣、主流派)及びピニット・ヂャールソムバット氏(暫定公共保健大臣、旧セーリータム党系)の両名が、総選挙後の閣内入りを辞退している事を明らかにしました。

 尚、タクシン暫定首相は、才能のある新世代に道を譲るために両名が閣入りを辞退したと説明していましたが、両名が10月15日の総選挙に出馬するかに関してはコメントを避けていました。

 一方、タクシン暫定首相自身の次期首相指名辞退の可能性に関しては、まだ決断する時では無いとした上で、いずれにしても自分だけでなく家族と相談の上で決めると語っていたようです。

posted by Jean T. at 12:31| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定上院議会、選挙委候補者の資格審査の為の専門員会結成で合意

 選挙委員会委員及び国家汚職取締委員会委員選出の為に15日開かれた特別暫定上院議会で、選挙委員会委員10人の経歴・資格等の審査を行う為の専門委員会を結成し、専門委員会の報告に基づき5人の新委員を選出する事で合意に至りました。

 専門委員会は22人の暫定上院議員で構成され、議会中に22人の委員の中立性や審査報告の報告期限を巡って紛糾する場面や、タイ・ラック・タイ党のシンパが多い暫定上院議員の多くが賄賂を受け取っているとの指摘がされ長時間に渡って紛糾する場面も見られたようですが、最終的に報告期限を20日間にすることで合意に至っているようです。

 因みに、専門委員会委員メンバー22人中立的なメンバーは僅かに4人と見られ、またその他のメンバーにはマフィア系のネーウィン・チットチョープ氏(暫定首相府大臣)の夫人の名も見られるようです。

posted by Jean T. at 10:19| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、今度は長老格の大物が社会対立を煽っていると発言

 先にカリスマ発言で波紋を投げかけたタクシン暫定首相は15日、"公務視察訪問"中だったチァン・ラーイ県内で行われた住民等を前にした演説の中で、長老格の大物が公の場で馬鹿げた発言をし、社会に混乱と誤解をもたらしたと発言した上で、自身は首相であり続けたいという気持ちを捨て、最善を尽くして国家の為に職務を邁進したいだけだと発言しました。

 奇しくも、士官学校関係者等を前にした演説で二回にわたってタクシン暫定首相及びタクシン体制を暗に非難したとも取れる発言を行ったプレーム枢密院評議会議長が同暫定首相が訪問を忌諱している南部国境三県域を訪問した翌日に行われた演説の中で、タクシン暫定首相は更に、その様な社会混乱をもたらす不適切な発言に煽動されることなく、皆が国王への忠誠心を示し、心を一つにして国家的な和解を呼びかける事が重要であると集まった住民等に向かって訴えていました。

 因みに何回も書いていますが、国王への忠誠心まで持ち出したタクシン暫定首相自身が、国王の指摘に耳を傾けず、社会に存在する二重基準問題やマスコミへの干渉等に関する問題の是正に一切取り組まないばかりか、むしろタクシン型選民・分離主義政策でこれらの問題を助長させてきたんですよね。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/20799696.html
http://thaina.seesaa.net/article/21676551.html

posted by Jean T. at 02:05| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北部の農民団体、暫定首相は税金を票獲得目的で横領していると非難

 北部農民連合及び北部住民ネットワークの関係者約30人は15日朝チァン・マイ県県都内の県庁舎前に集まり、14日から17日の日程で行われているタクシン暫定首相の北部訪問は、公務とは名ばかりの票獲得を狙った国民の税金の横領行為であると非難しました。

 一方、タクシン暫定首相は15日、あらためて公務視察訪問は政府が進めてきた政策やプロジェクトの進捗状況及び問題点を見極めるために行っていると語り、やり直し総選挙とは無関係である事を強調していました。

 これはタクシン暫定首相一行が前日に、ミャンマー国境に近いカレン系の民族が多く暮らすチァン・マイ県オムゴーイ郡を訪問した理由を聞かれた際に語られたもので、同暫定首相は直接目と耳で政策やプロジェクトの進捗状況を確認し、直接住民の声を吸収して今後の政策に生かすことが政府及び地域住民にとって意義がある事を強調していました。

posted by Jean T. at 02:04| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定副首相、爆発物転用可能物質の大量仕入れと破壊活動は無関係

 パトゥムターニー県内にある民間企業が爆発物への転用が可能な材料を大量に仕入れているとされている事に関してチットチャイ暫定副首相は15日、既に警察側が大量仕入れに関与した関係者を逮捕し、問題となっている企業の設立に将校クラスの軍関係者が関与している事が判明している事を明らかにした上で、これまでの捜査で大量仕入れされた材料と破壊活動とは無関係であることが判明している事を明らかにしました。

 尚、報道によっては、当局側が調査を進めている段階であるとして破壊活動との関連に関する明言を避けたと伝えるものもあります。

 この発言は、先に東北地方の救国団体のタイゴン幹事役が、バンコクを狙った破壊活動を計画している恐れがあると警告した事を受けたもの。

 また、チットチャイ暫定副首相は、レバノンのヒスボラに繋がる者がタイ国内に潜伏中であるとする一部報道に関しては、その様な話は聞いていないとし、また南部に於ける一連の不穏な動きに中国共産党シンパの共産主義者が関与しているとする報道に関しては、情報当局等の情報ではその様な事実を掴んでいないと語っていました。

 一方、ガンタティー外務大臣は15日、先にBBCで放映されたパッターニー統一解放機構幹部とのインタビューの中で、幹部がバンコクやプーケットに於ける破壊行動の可能性に言及した事に注目しているとした上で、国内安全保障当局側がかかる破壊行動の計画に関する情報はを否定しているのに関係なく、一味側の動向を初めとする情報収集面で国内安全保障当局側に協力する用意があることを明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:03| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビ報道でもタイ・ラック・タイ党が民主党をリード

 ABACポールは、この程行った朝及び夕方の時間帯のテレビニュース報道に関する調査で、タイ・ラック・タイ党に関する報道が一番多く扱われている事を明らかにした上で、事実上国家の統制下にあるテレビ局が報道を通して間接的な選挙運動を展開していると指摘しました。

 1日から11日かけて行われた今回の調査で、タイ・ラック・タイ党関連の報道が1,188.48分で一番多く、以下、民主党関連が519.34分と続く結果になっていたようです。

 因みにタイ・ラック・タイ党関連報道の多くがタクシン暫定首相絡みだったのに対して、民主党関連の報道は、主に現在地上波各局で放映されているアピシット党首のイメージ広告関連や政策方針関連の報道が多くを占めていたようです。

 尚、ABACポールが過去に行った意識調査で、大多数がテレビの報道が投票動向に影響を与えると回答するという結果が出ていました。

posted by Jean T. at 01:59| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

外務省、レバノンへの国連平和維持軍派遣に関して調整

 ガンタティー暫定外務大臣は15日、イスラエルとレバノンの間で停戦合意が成立した事を受け、国連平和維持軍にタイの軍隊を派遣する方向で関係機関と非公式協議を行う予定になっていることを明らかにしました。

 タイはこれまでに東チーモール等に平和維持軍を派遣してきた実績がありました。

posted by Jean T. at 01:57| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニー、ナラーティワートで襲撃・爆破、3人が負傷

 15日朝6:20頃、パッターニー県ガポー郡内で、バイクで路上を走行中だった45歳の副村長がバイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、更に9:40頃には同県コークポー郡内で、路上脇にあった休憩所付近に仕掛けられていた爆発物が、幹線道路の警戒作業にあたっていた当局関係者の車両が休憩所前に駐車した所を見計らって爆発し、当局関係者1人が軽傷を負いました。

 爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式のものが使用されたと見られているようです。

 一方、ナラーティワート県内では15日夕方過ぎ、ゴム農園内の草刈りを行っていた農園経営者の80歳の男性が、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され重傷を負うという事件が、また同県ヂョアイローン郡内では15日朝、学校前にある立木に爆発物が仕掛けられているのを学校の警戒作業にあたっていた当局関係者が発見し、安全処理されるという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 01:56| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

児童への強制猥褻で出国禁止処分中のオージーを国境検問所で逮捕

 移民警察当局は15日、児童への強制猥褻犯罪者として本国からの出国が禁止されていた57歳のオーストラリア人の男を12日に滞在期間更新の為に訪れていたアランヤプラテートの国境検問所で逮捕し、手続きが終了次第本国へ強制送還する方針である事を明らかにしました。

 男は、オーストラリア国内で児童への強制猥褻で1990年に2年間の刑を受けたことにより、同国の児童に対する強制猥褻犯罪者登録規則に則り当局側から定期出頭が命じられていたと共に国外渡航禁止の処分が下されていました。

 移民警察当局によると、男はインドネシア及びマレーシアで入国拒否にあった後に、プーケット県内の学校で英語教師の仕事を見つけ、同校から発行された招聘状に提示し6月にタイ国内に入国し、その後学校内でも男児に対する強制猥褻行為を働いていたようですが、保護者との間で示談が成立し警察沙汰にはなっていなかったようです。

posted by Jean T. at 01:52| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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