2006年09月18日

ナラーティワート県内10ヶ所で連続放火

 17日深夜から18日未明にかけて、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で教師の住宅が放火されたのを初め、少なくとも県内10ヶ所で学校や自動車への放火、燃えた古タイヤの路上への放置、銃弾の発砲等の事件が発生しているようです。

 尚、11時過ぎ現在1人の死亡が確認されている模様。 (報道によっては人的な被害は無し)

 一方、ハート・ヤイで発生した連続爆破事件を受けチットチャイ暫定副首相は関係当局に対して、非常事態令のハート・ヤイでの適用の是非について検討するよう指示した模様。

(タイ時間 10:20掲載 11:25最終更新)

posted by Jean T. at 13:23| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党、暫定首相はプレーム元首相に例えた前言を撤回すべき

 民主党のオンアート報道官は17日、先にタクシン暫定首相が次期首相指名辞退を強く示唆した発言を行った際にプレーム枢密院評議会議長が首相だった頃の事に例えた事に対して、タクシン暫定首相は早急に前言を撤回するべきであると指摘しました。

 この発言は、「現在マスコミが善良な人であると持ち上げているプレーム枢密院評議会議長が首相だった時代にマスコミから批判に晒され、自ら首相を辞任した様に」とタクシン暫定首相が発言した事を受けたもの。

 先に民主主義の為に闘っているアウンサン・スーチー女史と己の利権の為に闘っているタクシン暫定首相とは本質的に人間の質が異なっていると発言していたオンアート報道官は、プレーム議長以降既に20人以上が首相を務め、その多くがプレーム議長以上にマスコミからの批判に晒されてきたと指摘し、タクシン暫定首相が敢えてプレーム議長の名前を出したことに疑問を呈し、更にプレーム議長が首相時代に国家に損害を与えず、また国家を食い物にすることなく国家の為に尽くしたことを国民全員が承知していると皮肉混じりに指摘した上で、タクシン暫定首相は不安定な情勢を更に煽らないためにも前言を撤回すると共に何故プレーム議長の名前を例えに出したのか明確に説明するべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 02:00| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハート・ヤイ連続爆破、警戒強化の隙をつかれた事を認める

 コンサック暫定国務大臣は17日、16日ソンクラー県ハート・ヤイ郡内中心部で発生した連続縛事件に関して、事前に16日から20日までの間にハート・ヤイ郡内で大規模な破壊活動を計画しているとの情報に基づき空港や駅等の主要な施設の警戒態勢を強化していた事を認めた上で、今回発生した連続爆破事件は、当局側の警戒態勢強化のターゲットになっていなかったショッピングセンター付近の路上という、当局側にとって最も警戒作業が難しい場所を狙った犯行だったことを認めました。

 また、同暫定国務大臣は、事件を誘発した原因の一つに総選挙の実施が遅れている事があるとの認識を示した上で、今回の事件が今後の政治情勢に少なからぬ影響を与えるとの認識を示していました。

 尚、今回の連続爆破事件の発生を受けタクシン暫定首相は、外遊先から直接ソンティ陸軍司令長官及びゴーウィット国家警察本部長に対して現場に急行し情勢の掌握に努めると共に、連続爆破に関与した者の逮捕に全力をあげるよう指示しているようです。

 一方、当局筋によると、今回発生した連続爆破事件は、昨年4月3日にソンクラー県ハート・ヤイ郡内の空港やショッピングセンター(カールフール)及び県都内のホテルの合計三ヶ所が狙われた連続爆破事件に関与した容疑で身柄を追われている二人の男が関与している疑いが強いようです。

 当局側の公式発表によると、連続爆破は以下に記した5ヶ所で発生し、この爆破によろいカナダ人と中国人を含む4人が死亡し、外国人を含む59人の負傷者が病院に搬送されているようです。

 1. ビッグC前ATM付近
 2. オーディヤン・ショッピング・モール正面玄関付近
 3. オーディヤン・ショッピング・モール1階にあるパブ前
 4. オーディヤンから約100m離れた場所にある古式マッサージ店前(リーガーデンH前)
 5. ダイアナー・デパート内5階映画館フロアー内トイレ

 当局側によると、何れもバイク等に仕掛けられた携帯電話を使用した遠隔起爆式の爆発物が使用されたと見られ、また、死亡者4人は、何れもオーディヤン・ショッピング・モール正面玄関付近で発生した爆発による死亡し、また病院に搬送された負傷者全員も同地点で発生した爆破により負傷をおったようです。

 また、連続爆破が発生した16日23:30頃、ソンクラー県ハート・ヤイ郡内にあるバスターミナル正面のコンベニエンスストアー前に若者が不審物を置いて立ち去るのが目撃され、爆発物処理班が急行する場面も見られたようですが、結局紙だけを詰めただけの悪戯であることが判明しているようです。

 また、当地で開催されたコンサートに出演する為にソニーBMG所属のテーム、マーティン及びミンの三人の若手歌手が15日からリーガーデン・ホテルに宿泊していたようですが、幸い爆発が発生したのがチェックアウト後1時間後だったため、難を逃れているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで一味を乗せたと見られる不審車両を見失う

 17日0時過ぎ頃ヤッラー県県都内で、警察が追跡中だった不審車両の乗員との間で一時撃ち合いを演じた末、不審車両を見逃すという事件が発生しました。

 警察側によると、若者約10人を乗せたナンバーを付けていない不審なワンボックスカーを発見し、追跡中にワンボックスカーから銃撃を受け、一時応戦したものの、結局車両を見逃し、その後緊急配備を敷いて車両を追ったものの、結局取り逃がしてしまったようです。

 警察側では、不審車両は、パッターニー国建国記念日を記念した何らかの不穏な行動を県内で引き起こす為の要員を運搬する役目を担っていたのではないかと見ているようです。

 一方、ナラーティワート県ルゥーソ郡内では16日19時過ぎ頃、フットボールの地元友好試合に出場後、帰宅の為甥を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だったタムボン行政機構副評議会議長の男性が、路上脇に潜んでいた二人組と見られる一味に銃撃され二人とも重傷を負うという事件が発生しています。

 銃撃を受けた副評議会議長は、これまでにも二回にわたって一味側から襲撃を受けながらも難を逃れて来ていたようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラー県内の刑務所で暴動、正午までに鎮静化

 17日9時過ぎ頃、ヤッラー県県都内にある刑務所で、受刑者に暴行を振るい頭部に負傷を負わせた看守の更迭及び待遇改善を要求する暴動が発生し、一時は所内にあったタイヤを燃やすなど抗議活動がエスカレートする場面も見られましたが、最終的に刑務所長が直接暴動を引き起こしたリーダークラスを突き止め直接交渉にあたった事で、正午前に鎮静化しました。

 暴動が発生した刑務所内には約500人が収容されていたようですが、暴動を引き起こし煽動したのが内約50人の同じ管理グループに所属する受刑者だった為、比較的容易に当局側が情勢を掌握する事ができたようです。

 尚、ヤッラー県の県知事によると、受刑者に暴行を振るい頭部に負傷を負わせたとされる三人の看守を監房外の別の担当に異動させる措置を既に講じているようです。

 また、あきらかにナコン・シー・タンマラート県内の刑務所で発生した暴動を模範にしたと見られる今回の暴動発生を受け、チァン・マイ中央刑務所の所長が管下に対して同様な暴動が発生しないよう受刑者の動向監視を強化するよう指示を出しているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする