2006年10月03日

アメリカ大使、正常な民主主義体制に戻る課程にある

 2日朝、スラユット暫定首相と会談したアメリカのボイス大使は記者団に対して、席上でスラユット暫定首相からタイが正常な民主主義体制に戻る課程にあるとの言質を得られるなど、タイには自由と権利がこれまで同様に保障されていると確信する事が出来た非常に満足できる会談だったとの所感を述べました。

 尚、ボイス大使によると、3日にワシントンに戻りタイの現状について報告する予定であるとのこと。

posted by Jean T. at 01:07| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラム教指導者、スラユット暫定首相の手腕に期待

 ヤッラー県イスラム教委員会副委員長のヌム・マガーヂェー師は2日、南部国境三県域を度々視察訪問し、また南部問題の根源を熟知しているスラユット大将が暫定首相にされたことは、南部正常化実現に光明をもたらす事になるとの認識を示しました。

 また、同県商業会議所のポット会頭は、全ての階層に受け入れられるスラユット大将が暫定首相に任命された事は、政治情勢の安定化に向けた取り組みにもプラスになるとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 01:05| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電話ボックスに放火し、当局者の到着にあわせ爆破

 2日未明4時頃、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、女が路上脇にある公衆電話ボックスに火を放つと共に付近に爆発物を仕掛け、更に8時頃に当局関係者やマスコミ関係者が現場に到着した所を見計らって爆破させるという事件が発生しましが、幸いマスコミ関係者の車両に些少な損傷を与えただけで、人的な被害は確認されませんでした。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式のものと見られているようです。

 パッターニー県県都内では2日未明に、イスラムの礼拝を終えた50歳の警察官がモスク前で人数不明の一味に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

 重傷を負った警察官は、チュムポン県内の警察署に所属しており、当日は家族に会うためにパッターニー県に帰省していたようです。

 一方、スラユット暫定首相は2日、組閣が終了するまで南部に訪問する予定が無いことを明らかにしていました。

 また、組閣終了後に真っ先に南部に行くのかとの質問に対しては、関係機関と協議の上で日程を決めると語るに留めていました。

posted by Jean T. at 01:04| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コラートでも学校放火、チョンブリーでは会計監査院事務所付近で偽爆弾

 1日昼過ぎ、ナコン・ラーチャシマー県スーン・ヌゥン郡内にある学校から火災が発生しましたが、幸い発見されるのが早くボヤ程度で消し止められました。

 第三地区警察本部及び第二地区国軍本部合同で行われた現場検証で、放火による火災と結論づけているようですが、背後関係に関しては学校内や学校と地域との間の係争事、若しくは不良若者グループによる仕業という見方を示し、クーデターに対抗する勢力や政治的な思惑との見方を否定しているようです。

 一方、2日未明2時頃にチョンブリー県県都内にある会計監査院地区事務所付近で不審物が発見され、急遽爆発物処理班を呼んで処理する事態になりましたが、最終的に偽爆弾だったことが判明しています。

 現在会計検査院等が中心になってタクシン政権時代の汚職疑惑調査に乗り出していますが、警察側は、地元の不良若者グループによる悪戯との見方を示し、対抗勢力や政治的思惑とは無関係との見方を示しているようです。

posted by Jean T. at 01:02| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

パッターニーで襲撃、学校放火

 1日20時頃、パッターニー県ノーンヂック郡内で、36歳のイスラム系住民男性が父親の家の前で人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しました。

 男性は、バイクで父親宅前に到着したところで銃撃を受けたようです。

 また、この事件に前後して同じくノーンヂック郡内で、学校が放火され木造校舎の一部が焼失するという事件が発生しているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首都圏在住のタイ人、外国人とも情勢の正常化実現を確信

 ABACポールが首都圏在住のタイ人及び外国人を対象に行った、向こう6ヶ月間の政治経済情勢をキーにした意識調査で、タイ人・外国人何れも多くの回答者が政治情勢の正常化、経済の活性化が実現すると確信していると回答していた事が明らかになっています。

 また、今後組閣される暫定政府に対して望むことに関しては、明確な方向性を持つべき、誠実を旨にするべき、恣意的・差別的職務執行に陥るべきではない、迅速な問題解決を旨にするべき、大胆果敢な決断力を持つべき、独裁的になるべきではない、国民の幸福を追求する政策を中心におくべき、前政権が取り組んだ大衆政策に代わる足を知る経済を基本理念に置いた経済政策を遂行するべきと回答する者が多かったようです。

 この調査は、タイ人2,744人、外国人675人を対象に9月23日から30日にかけて行われたもの。

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旧野党、スラユット暫定首相を受け入れる意向

 民主党のオンアート報道官は1日、枢密院評議会議員に選ばれる程国王からの信任も厚く、また知識・才能面で優れ、且つ草の根での経験もあるスラユット新暫定首相を受け入れる意向を明らかにしました。

 一方、チャート・タイ党のソムサック副党首は、知名度や軍人としての犠牲の精神や実直さを持ち、また仏教の精神を旨にしているスラユット新暫定首相は、内外からも受け入れられるとの認識を示した上で、安全保障評議会(旧民主改革評議会)の道具になる事無く道議を旨にした施政を進めることにより、国際社会からの信任も得られるだろうとの認識を示していました。

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民主改革評議会、汚職取締委員会に資産の仮差し押さえ命令権を付与

 民主改革評議会は9月30日布告した第31号評議会令で、効率的な汚職取締を期すために、国家汚職取締委員会に対して汚職・不正行為に手を染めた政治家の資産の仮差し押さえ命令を発令する権限を付与する決定を下しました。

 尚、仮歳押さえの決定は国家汚職取締委員会委員の多数決で決せられ、また、仮差し押さえの期間は1年間を超えない、当該案件に対する裁判所からの判断が下される迄の期間としているようです。

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チッチャイ前暫定副首相等4人の身柄を解放、警察の監視下へ

 民主改革評議会首班のソンティ大将は1日、同評議会が実権を掌握して以来、身柄を拘束されていた前暫定首相の側近4人の身柄を同日朝解放した事を明らかにしました。

 解放されたのはチッチャイ・ワンナサティット警察大将(前暫定副首相兼法務大臣)、プロミン・ルゥトスリデート氏(前暫定首相秘書官)、ネーウィン・チットチョープ氏(前暫定首相府大臣)及びヨンユット・ティヤパイラット氏(前天然資源・環境大臣、元前暫定首相秘書官)の4人。

 尚、ソンティ大将によると、4人は解放後も警察の緊密な監視下に置かれる予定になっているようです。

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警官親子が銃撃、父親が死亡し4歳の娘が重傷

 1日18時頃、ヤッラー県グロンピナン郡内で、自宅前で洗車中だった33歳の警察官が、バイク二台に分乗して現れた4人組に銃撃され死亡し、近くで遊んでいた4歳の娘が流れ弾に当たって重傷を負うという事件が発生しました。

 また、1日早朝には、ナラーティワート県ランゲ郡内で、自宅内で就寝中だった村長がバイクで現れた二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 一方。ヤッラー県県都内では9月30日22時過ぎ頃、路上で29歳の女性が横転したバイクの上で折り重なるような状態で死亡しているのが発見されています。

 警察側は、死亡した女性の首に絞められた後があることから、物取り目的で女性を殺害後に事故に見せかけるために路上に遺体を遺棄したとの見方がされているようですが、一連の南部に於ける不穏な情勢との関係に関しては不明としているようです。

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ブリラム県内で学校火災、警察は漏電による火災の可能性を強調

第三地区警察本部は1日、同日未明にブリラム県ノーン・ディンデーン郡内にある学校で発生した火災に関して、民主改革評議会に反対する勢力による放火との見方も捨てきれないとしたものの、漏電による出火の可能性が高いとの見方を示しました。

 因みにブリラム県は、タクシン前暫定首相のポチ二号にまで成り上がったマフィア系のネーウィン・チットチョープ氏の強力な地盤としても知られています。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

79歳の老人が9歳少女を強姦

 10月1日朝、9歳の少女が40歳の母親に伴われナコン・シー・タンマラート県プラプラホム郡の郡警察署を訪れ、近所に住む79歳の老人の家に連れ込まれ強姦されたと訴え出ました。

 少女は警察に対して、先月24日と29日に老人からお小遣いを上げるから家に上がるよう言われ、家に入ったところで服を脱がされベッドに連れて行かれ、局部に潤滑剤を塗られた上で猥褻な行為を受け、その後でお菓子代と言って120バーツを渡されたと証言しているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

スラユット暫定首相、政治情勢の正常化及び南部問題対策を重点課題に

 スラユット暫定首相は1日、認証式典終了後に行われた記者会見の席上で、政治情勢の正常化及び南部問題対策を重点課題にして取り組み、経済政策に関しては国王の思し召しに則った足を知る経済を基本に置き、経済成長率よりも国民の幸福度指数を重視した政策を進めて行く意向を明らかにすると共に、国民に対しては国家が危機に瀕している今こそ国民が一丸となって解決に取り組むことが重要であると訴えました。

 また、組閣に関しては、中立且つ職能・知識面で優れ、且つ一致団結を旨に職務を遂行できる人物を据える事を基本に取り組み、向こう1週間以内に終わらせたいとしました。

 一方、タクシン前暫定首相の帰国の是非に関しては、状況を見極めた上で判断するべきであるとしました。

posted by Jean T. at 20:08| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本当に国を任せることが出来る善人はスラユット大将以外にいない

 民主改革評議会首班のソンティ大将は1日、スラユット暫定首相の認証式典に先がけて行われた記者会見の席上で、国の指導者として本当に任せる事が出来る善人はスラユット・ヂュラーノン大将以外にいなかった事を明らかにした上で、危機に瀕している国家を救うために犠牲の精神を旨に指導力を発揮してくれるものと信じると語り、新暫定首相に期待を寄せていました。

 因みに、ソンティ大将によると、9月28日に直接スラユット大将の自宅を訪問し、約1時間に渡って暫定首相就任要請の交渉を行い、就任の応諾を得られたそうです。

 尚、タイが政党政治に移行した後に首相についた軍出身者は、チャーッチャーイ・チュンハワン大将及びチャワリット・ヨンヂャイユット大将の二人がいます。(また、二人の間にクーデターで政権についたスヂンダー・クラープラユーン大将がいます)

 参考までに、英語版のWikpediaが既にスラユット暫定首相のプロフィールを更新しています。(タイ語版の方は未だ更新されていないようです → その後更新を確認)

posted by Jean T. at 19:04| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1日16:45から暫定首相の認証式

 1日16:45から在タイ各局で、首相官邸内で行われる暫定首相(公式には第24代首相)の認証式典の模様が放映される予定になっているようです。

 式典に先立って民主改革評議会首班のソンティ大将は、同日昼前に行われた記者会見の席上で元枢密院評議会議員(30日付けで議員を辞任)のスラユット・ヂュラーノン大将が暫定首相に就任する事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 16:23| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

資産調査特別委員会、より前政権時代の不正追及色を明確化

 民主改革評議会は9月30日夜公布した評議会令第30号で、前政権時代の汚職・不正行為追求の一環として、前政権が取り組んだ国家プロジェクトや前政権関係者の資産の調査をするために設立した資産調査特別委員会の構成メンバーをより汚職追及色の強いメンバーに一新すると共に、特別調査委員会の調査範囲に脱税行為を含め、また資産差し押さえの権限を与えるなど、同委員会の権限を強化する決定を下しました。

 この決定に先立って、タクシン前暫定首相一族が絡むシン社株式の売却疑惑に関しても特別委員会の調査範囲に含め、更にメンバーに前政権の汚職を追及し続けてきた元上院議員等を含めるべきであると強行に主張してきた会計監査院のヂャールワン院長と、サワット特別調査委員会委員長との間で意見の対立が伝えられていましたが、新たに選定されたメンバーを見る限りは、ヂャールワン院長の意向が強く反映した決定と見ることも出来そうです。

 因みに新メンバーには、前暫定首相の天敵として知られるグラーナロン・ヂャンティック氏、前政権に対して批判的な言動が目立った元上院議員で選挙委員会委員候補だったゲーオサン・アティポーティ氏、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑をクロと判定し、また選挙委員会委員候補だったナーム・イムイェーム氏等が選抜されています。

 尚、資産特別調査委員会の委員長に関しては、前委員長だったサワット・チョーティパニット氏やヂャールワン・メーンタカー女史を含む12人の委員によって選出される予定になっています。

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スラユット枢密院議員の暫定首相就任がほぼ確定

 枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将の暫定首相(公式には第24代首相)就任がほぼ確定したようです。

 これは、極めて近い筋がiTVに明らかにしたもの。

 スラユット大将は陸軍司令長官、国軍司令長官を歴任した他、2003年4月のタイム誌が特集した"Asian Heroes - They Made a Differenc As They Made Us Proud"の中で、タイからテニス選手のパラドン・シーチャパン氏と共に選ばれた事でも知られています。

参考
http://www.time.com/time/asia/2003/heroes/surayud_chulanont.html
http://www.time.com/time/asia/2003/heroes/paradorn_srichaphan.html

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パッターニーで爆破、住民2人が負傷

 9月30日20:30過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、同郡警察署正面にある食堂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、初期報道段階で住民2人が負傷を負っているようです。

 また、一部報道によると、爆発物を起爆後、現場近くから逃走する実行犯を捕捉する為に、警察が拳銃を発砲したようですが、捕捉には至っていないようです。

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13歳少年、12歳少女を強姦

 9月30日8時頃、ピッサヌローク県ヌゥンマプラーン郡内に住む12歳の少女が叔母に伴われ警察を訪れ、同じ学校に通う13歳の少年に強姦されたと訴え出ました。

 被害を受けた少女は警察に対して、少年は度々家に遊びに来る友人で、1回目は9月17日に畑で無理矢理キスをされた上で強姦され、更に9月19日には自宅の中で強姦され、その後も度々自宅を訪れては強姦されそうになったと証言した上で、二度と同様な事が起こらないよう少年を補導するよう要求しているようです。

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タクシー運転手、戦車に特攻攻撃

 30日朝6時頃、都内ドゥシット区内にあるラーマ5世像前広場で前に停車していた戦車に、車体に大きく”国家に対して悪事を働く輩へ特攻攻撃”(特攻攻撃はプリーチープを意訳)と大書されたタクシーが激突し、60歳のタクシー運転手が重傷を負うという事件が発生しました。

 現場に居合わせた軍関係者によると、穏やかならざる文言が大書されたタクシーを止めて事情聴取を行おうとしたところで、タクシーが急発進し、一直線に戦車に激突したようです。

 病院に搬送された運転手は警察に対して、国家に多大な損害を与えた民主改革評議会に抗議する為に、敢えて激突した。車に書かれた文字は自分でスプレー書きしたものであると証言していたようです。

 運転手が所属するタクシー会社によると、運転手は日頃から新聞を読むことが好きだったようですが、”特攻攻撃”に至った思想的背景に関しては不明とのこと。

 今回の特攻攻撃と関係あるかは不明ですが、、民主主義市民連合の活動が最盛期だった頃に、それに対抗して特定のタクシー組合が貧困者キャラバンと合流して都内ヂャトゥヂャック公園内でタクシン前首相支持派の集会を開催していましたね。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする