2006年10月13日
ヤッラーで爆破、警察官1人が重傷
スラユット首相、13日に急遽東北地方を日帰り訪問
スラユット首相が13日朝から東北地方のサゴンナコン県及びブリラム県を訪問する事が明らかになっています。
尚、訪問の理由については直接スラユット首相から明らかにされていないようですが、同首相に近い筋によると、東北地方の上部地区と下部地区の地域指導者を招集し政府の政策方針や地方住民支援策に関する方針を説明すると共に、各地域における問題や公共政策や足を知る経済思想を基本に置いた政策等に関する意見聴取を行う予定になっているようですが、旧政権の強力な地盤だった北部・東北部では、旧政権が地域の住民の心を掴んだ大衆政策が中止になるのではないかとの不安が広がっている事も今回の訪問の背景にあるようです。
保健大臣、無料診察制度実現を目指す
公共保健大臣のモンコン・ナ・ソンクラー氏は12日、旧政権が目玉大衆政策の一つとして進めてきた一律30バーツ診察料政策を廃止し、無料診察制度の実現を目指す方針を明らかにしました。
モンコン大臣は発言の中で、旧政権が取り組んだ「一律30バーツ診察政策」は、政策により病院や医療関係者が被る損害や事務量の増加による負荷増を無視した当時の政権政党のマーケッティング手段として利用されていたと指摘した上で、むしろ必要な予算を確保した上で30バーツの徴収を止め医療費を無料化にする方が事務量の軽減による医療関係者の負荷の軽減が期待でき効率的であると指摘していました。
また、「残業政府」内にいる老体は時には若い者よりアクティブ(氏の発言のまま)になれると主張するモンコン大臣によると、今後診察料無料化実現に向け国立健康保険事務所や関係機関と精力的な折衝交渉を行っていく意向であるようです。
スラユット首相、あらためて一年間任期を確認
スラユット首相は12日朝、タイ国内は正常な情勢に戻っている事を強調した上で、自身の首相としての役割は1年間期限で終わることをあらためて確認しました。
この発言は、タイ国内の情勢について説明する為にアジア各国の大使等を首相官邸に迎え入れた席上で為されたもので、発言の中でスラユット首相は、国内の平和と安定を実現する為に敢えて首相のポストを受け入れた事を強調していました。
また、先に発足した内閣に関しては、才能のある人物で構成され、同様に国内問題の解決のために一年間任期で務める事を確認した上で、現在の政府の急務は政府の政策方針を策定し国家立法議会に報告する事であると語っていました。
一方、前政権が計画していたメガプロジェクトに関しては、透明、節制、公正、効率を旨に継続させていく方針が明らかにされていたようです。
ソンティ議長、国家立法議会の議長選に介入せず
国家安全保障評議会のソンティ議長は12日、国家立法議会の議長・副議長選出に介入する方針が無いと語り、同議会の独立性を保障する意向を明らかにしました。
また、国家立法議会議員の選出に関しては、立法議会を立法機関として高めることが出来る才能がある人物から選出する事を念頭に置き、検討に検討を重ね人選した事を明らかにしていました。
移民局長、前首相一家の帰国禁止措置は講じていない
移民警察局のスワット局長は12日、タクシン前首相一家の帰国や前政権関係者33人の出国を禁じる措置を講じていない事を明らかにした上で、管下に対して旧政権関係者33人の名簿を配布し出国等の動向に関して報告するよう指示している事を明らかにしました。
一方、新国際空港内に於ける安全保障の為の出入国者のチェック体制に関しては、入国禁止措置が講じられている人物等を照会するシステムやに些少の問題があることを認めた上で、現在改善に努めていることを明らかにしていました。
しかし同局長によると、新システムのい導入により入国者のチェック体制が強化された事に恐れをなしたのか、不正入国で摘発された者の数がドーン・ムァン空港時代だった9月中に55人が摘発されたのに対して、新空港では10月1日から10日までで僅かに12人に減少しているんだそうです。
因みに、新国際空港で摘発された不正入国者の殆どが偽造パスポートを使用した中国人で、また国際テロ組織関係者に関しては、依然入国が確認されていないようです。
元国境警備警察所属の男性が、押し入った男に射殺される
12日朝、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内中心部で、バイクに乗った二人組が元国境警備警察所属の26歳男性宅に押し入り、就寝中だった男性に向け銃を発砲し殺害するという事件が発生しました。
警察側では、南部における一連の不穏な動きの線も捨てきれないものの、死亡した男性が麻薬取引に関与し現在裁判中であることから、麻薬取引絡みでの対立の線が濃厚であるとして捜査を展開しているようです。
また同日午後過ぎにはヤッラー県県都内で、生ゴム精製工場従業員の42歳の男性が、バイクで走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

