2006年10月17日

政府、アルコール飲料広告の全面禁止案の却下を決定

 公共保健省は16日、アルコール飲料の広告を全面禁止すると共に、25歳未満の者へのアルコール飲料の販売を禁止する方針を決定し、17日に開かれる定例閣議の閣議承認にかける方針を明らかにしました。

 尚、選手がビア・チャーンのロゴ入りのウェアを着用しているエバートンの試合等、外国のスポーツ中継等の中で映し出されるアルコール飲料の広告はライブ放送である場合に限り適用除外になっていますが、アルコール飲料と同一のトレードマークを冠するノン・アルコール飲料等の広告は全面禁止の対象になっているようです。

 という事で、今後タイのアルコール飲料メーカーによる国外スポーツチームを使った間接広告攻勢が強まることも・・・

 一方、25歳未満者へのアルコール飲料の販売禁止措置のエンターテイメント施設での適用に関しては、現状では20歳以上の者は入場できるものの25歳未満の者は店内でアルコール飲料を注文できないという対応になると考えられているようです(ネーション・チャンネルの解説)。なので、同行した25歳以上の者が注文したアルコール飲料に関しては店内で飲むことが出来るという解釈も出来ちゃうかもしれません。

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 結局政府側は17日開かれた閣議で、教育省や社会開発・人間の安全保障省等の関係当局間での調整が終わっていないこと、また運用面(例えば25歳未満者の確認方法等)での詰めの協議が行われていない事を理由に、公共保健省側の提案を却下すると共に、関係当局間で詰めの協議を行った上で再度閣議承認にかけるよう指示する決定を行いました。

(タイ時間 15:45 追記)

posted by Jean T. at 17:44| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンティ議長、特定の大衆組織を監視している事を認める

 国家安全保障評議会のソンティ議長は16日、国家の安泰を脅かす恐れがある特定の大衆組織の監視を緊密に行っている事を明らかにしました。

 これは、情報当局関係者が特定の大衆組織の監視を行っている事を明らかにしていた同評議会報道官のウィナイ・パッティヤグン大将(防衛省次官)の発言を追認したもので、ソンティ議長は具体的な組織名の名前は明らかにしませんでしたが、国民を安心させるためにも監視は必要な措置であると語っていました。

 尚、タイ・ラック・タイ党の暫定党首就任要請を受諾したヂャートゥロン・チャーイセーン氏は16日、「政府に対抗する為にタクシン支持派の団体を蘇らせる方針は無いから皆安心して良い」と語っていました。

 一方、タクシン前首相の帰国の是非に関しては、国内の安定が確実になるまで帰国するべきではないとした上で、いずれにしても情勢を見極めながら国家安全保障評議会と政府間で協議し適切な時期を判断するべきであるとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 01:59| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スラユット首相、17日の閣議で戒厳令解除の是非を協議

 スラユット首相は15日よる、17日に開かれる定例閣議の席上で戒厳令解除の是非について協議する方針を明らかにしました。

 尚、戒厳令の全部若しくは一部解除の可能性に関しては、個人的な見解としては早期に解除を実現させたいとしたものの、いずれにしても情勢を充分に分析した上で判断するべきである問題であると語っていました。

posted by Jean T. at 01:58| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンティ議長、南部国境県行政センターを復活させる方針を再確認

 国家安全保障評議会のソンティ議長は16日、タクシン政権よって解体された南部国境県行政センターを南部国境県開発センターに名称を変え復活させる方針を再確認しました。

 ソンティ議長によると、南部国境県開発センターは南部国境県行政センターと同様に、地域内における正常化実現、和解推進及び地域開発に重点を置く国務省が管掌する組織で、管掌地域は従来のパッターニー県、ヤッラー県及びナラーティワート県の南部国境三県に、新たに南部国境三県と接するソンクラー県内4郡及びサトゥーン県全域を含める予定であるとのこと。

 尚、発足時期及び従来は国務省副次官が兼任していたセンター長の人事に関しては、別途関係部署と協議の上で決定する方針でいるようです。

posted by Jean T. at 01:57| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マレーシア外相、南部問題解決に協力する用意

 マレーシアのサイド・ハミド外務大臣は16日、タイ政府側から公式の要請があり次第、タイ政府が取り組む南部正常化実現への取り組みに協力する用意がある事を再確認しました。

 尚、当初20日と伝えられていたスラユット首相のマレーシア訪問が前倒しされ18日に変更された事が明らかになっています。

posted by Jean T. at 01:56| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部国境三県内で襲撃相次ぐ

 16日7:00頃、ヤッラー県バンナンサター郡内で、ゴムの樹液の採取作業を終えバイクで帰宅途上だった47歳と45歳の夫婦が、バイクに乗った二人組に銃撃され夫人が死亡し夫が重傷を負うという事件が、また、8:00過ぎには、同じくバンナンサター郡内で、49歳の地方電力現業の職員が、職場の駐車場で乗車していた小型トラックから降りたところで、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、更に前後して同郡警察署に所属する警察官が、保健所前付近でバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しました。

 また、同県ラーマン郡内では16日17:30過ぎ頃に、部下を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され部下共々死亡するという事件が発生しています。

 一方、パッターニー県内では16日10時過ぎ頃、ヤラン郡内で、55歳のタムボン行政機構評議会副議長の男性がバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡しするという事件が発生した他、先立つ15日13時頃にはパナーレ郡内で、自警組織に所属する男性がモスクでの礼拝を終え帰宅する為にバイクで路上を走行中に、路上脇に潜んでいた二人組に銃撃され重傷を負い、また県都内では15日19:00過ぎに、雑貨店を営む44歳のイスラム系住民が、客を装って店の前に現れたバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 尚、死亡した雑貨店店主の男性は2ヶ月前まで同県ノーンヂック郡内の村長で、また過去に麻薬の違法取引に関与していた事から、麻薬取引を巡る抗争が背景にある可能性も否定できないと当局側は見ているようです。

 一方、ナラーティワート県内では、16日未明にウェーン郡内で人数不明の一味が軍の臨時駐留施設として利用されていた保健所に向け手榴弾2発を投げ込むという事件が発生しましたが、幸い人的な被害は確認されていないようです。

 また、16日17:00頃には、同県ランゲ郡内の線路上で、人数不明の一味が線路を留めるボルトを取り外すという事件が発生し、この影響でランゲからハート・ヤイ間の列車が一時運休になるという事態になったようです。

 また15日17:00頃には、同県ランゲ郡内で、30歳のイスラム系住民男性が市場に向かうために友人を後部座席に乗せバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、後部座席に乗っていた友人がバイクが転倒した際に軽傷を負うという事件が発生し、前後して18時頃には、ヂョアイローン郡内で、市場付近で買い物中だった21歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、流れ弾により付近にいた住民1人が負傷をおうという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 01:55| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ・エア・アジア社、旧ドーン・ムァン国際空港への再移転を要請

 格安航空会社のタイ・エア・アジア社のタサポン代表は16日、17日にタイ空港社(旧公団、AOT)に対して格安航空会社のオペレーションを再度ドーン・ムァン国際空港に戻すよう要請する方針を明らかにしました。

 タクシン政権時代にはスワンナプーム国際空港への移転に最も協力的だった航空会社の一つだったタイ・エア・アジア社側は、既に新国際空港の運行量が過密になり始めていること、空港使用料等の経費増の回避及びタイ空港社側の負荷の軽減が期待できる事を再移転を要請する理由に掲げているようです。

 一方、同じく格安航空会社のオリエント・タイ航空系の1-2-go社側は、スワンナプーム新国際空港に格安航空会社専用のターミナルを建設する計画に関しては、むしろその経費を水害対策や被災者支援に投下するべきであるとして反対する意向を表明した上で、仮に他の格安航空会社がドーン・ムァン国際空港に戻るような事があれば、それに従い自社便のオペレーションを再移転させる方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:53| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シンブリー県内でワニが大脱走

 タイ中部のシンブリー県内で、洪水の影響で16日までに合計で19匹のワニが養殖池から逃走しているようです。

 ワニの逃走が確認されているのは、ワニの養殖が盛んに行われているターチャン郡内で、逃走したワニの多くが人に噛みつく恐れがある体長1-2メートルくらいのもののようです。

 また、同県県都内では、洪水で孤立した家屋内から死後2日と見られる44歳の男性の遺体が発見されています。

 警察側は、洪水で外部から孤立した為に食料や水分を得ることが出来ず餓死したのでは無いかと見ているようです。

posted by Jean T. at 01:50| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする