2006年11月19日

スラユット首相、アメリカ大統領はタイの国内情勢に理解を示す

 APEC首脳会談出席の為にヴェトナムのハノイに滞在中のスラユット首相は18日、同日朝APEC本会議のサイドラインで開かれたASEAN+1会議の席上でアメリカのブッシュ大統領が、9月19日にタイ国内で発生したクーデター及びその後のタイ国内情勢に理解を示すと共にタイの内政に干渉する方針が無いことを確認した上でた上で、自らもアメリカ国内で同じ困難な状況に置かれていると告白していた事を明らかにしました。

 このスラユット首相の発言に先立って、フィリピン政府筋が、ブッシュ大統領が席上でミャンマーの軍政を引き合いに出した上で、(軍によるクーデター発生後)正常化に向かっている隣国のタイに比べ、ミャンマーの国内情勢は受け入れることが出来ない最悪のものであると発言していた事を明らかにしていました。

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新たに閣僚2人を増員

 ヨンユット政府報道官は18日、政府は新たに2名の人物をそれぞれ首相府大臣及び副財務大臣に据える人事を決定し、既に国王による認証手続きに必要な手続きに入っている事を明らかにしました。

 新たに入閣が内定したのは、プラシット・コーウィライグン氏(首相府大臣)及びソムマーイ・パーシー氏(副財務大臣)の両名で、プラシット氏は元フアイチヤオ・チャルゥムプラギアット大学の学長、ソムマーイ氏は財務省副次官や公社の重要なポストを歴任してきた人物として知られているようです。

 今回の決定に関してヨンユット報道官は、閣僚内で最も負荷がかかっている2人の副首相の負荷を和らげ、更により効率的な職務遂行を志す上で必要な措置だったと説明しているようです。

 尚、ヴェトナム滞在中のスラユット首相は、今後国家立法評議会に提出される法案を始めとする法務関係を担当する予定になっているとした上で、国家安全保障評議会が軍関係者を主要ポストに据えた事が契機となり発生しているティラパット氏とオーソーモート社(旧タイマスコミ公社、MCOT)との対立とは無関係であると説明しているようです。

* 18日夜までに、国王により認証されていることが明らかになっています。

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タクシン前首相、インドネシアの閣僚と会食

 インドネシア国内でもセレブ状態で追っかけ取材攻勢に晒されているタクシン前首相が17日夜にインドネシア国内の、大物ビジネスマンとしても知られる社会福祉関連の大臣のアブリサル・バックリー氏と夕食を共にしていた事が明らかになっています。

 食後タクシン前首相は、バリに来たのはゴルフをやったり名所を見て回る、所謂普通の旅行者としてきただけで、インドネシアの高官にあったり、同国内に投資をする為では無いと語っていたようです。

 また、東南アジアで最も裕福な人物に属すると見られる二人が夕食を共にした事に関して、アブリサル氏は、旧交を深めるためのもので、政治云々等の特別な理由は無いと語っていたようです。

 因みに食事を共にした場所はバリ島のクタ地区にある"クーデター"という名前のレストランだったようですが、フランス語のクーデターとの関係は不明です。

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ヤッラー県内で襲撃が相次いで発生

 18日8時過ぎ頃、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった41歳の国境警備警察に所属する警察官(報道によっては国境警備警察にから派遣された教師)が、バイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負うという事件が発生しました。

 また、バイクに乗った二人組の内の一人が、警察官が発砲した銃弾が命中し負傷を負っているようですが、そのまま逃走しているようです。

 更に同日夕方過ぎには同じく県都内で、水牛の世話をしていた73歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され殺害された上で、遺体にガソリンをかけられ燃やされるという事件が発生しています。

 一方、17日22:30過ぎには同県ターントー郡内で、イスラム系住民が経営するバイク修理店前に駐車してあった小型トラックが爆発するという事件が発生しているようですが、幸い人的な被害は確認されれていないようです。

 爆発発生現場は、郡庁舎手前の道路上にあることから、当局関係者の車両の通過に会わせ爆発させる目的で爆発物が仕掛けられたと見られているようです。

 また、目撃証言等から、爆発発生前に小型トラック付近にいたバイクに乗った二人組の若い男が事件に関与していると見られているようです。

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2006年11月18日

副首相、12月に予定されている新型宝くじの一時販売中止を指示

 プリーディヤートン副首相は17日、12月1日と12月16日に当選番号が発表される予定になっている下2桁及び下3桁の数字を当てる新型宝くじの販売を一時中止するよう関係当局に指示しました。

 この措置は、新型宝くじの発行を決定したタクシン政権時代の閣議決定が、1974年に制定された政府発行宝くじ局法に違反しているとの指摘を受け為されたもので、プリーディヤートン副首相側は、国民が再度闇経済の主要な資金源になっていた闇宝くじに手を染める事を防ぐためにも、早急に法律の改正を行い発行を再開させたいとしていました。

posted by Jean T. at 00:22| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チァン・ラーイとパヤオの県境で地震の発生を観測

 チァン・ラーイ県の気象当局は17日、同日未明1:39に同県パーン郡とパヤオ県メーヂャイ郡が接する県境地域を震源地とするマグニチュード4.4の地震を、更に4:25に同じ場所を震源地とするマグニチュード2.0の地震を観測した事を明らかにしました。

 1:39に発生した地震の揺れは、チァン・ラーイ県の県都内及びパーン郡内、パヤオ県内の一部の郡内で感じることがでえきたようですが、4:25に発生した地震は建物の2階以上にいた人が感じることが出来たようですが、建造物等の被害は確認されていないようです。

posted by Jean T. at 00:20| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで連続爆破

 17日6:30過ぎ、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、人数不明の一味が警戒作業中だった軍車両の通過に会わせ爆発物を爆発させ、軍関係者5人が負傷(内2人が重傷)を負うという事件が発生しました。

 使用された爆発物は、約100m長のリード線を利用した遠隔起爆式の消火器爆弾が使用されたようです。

 尚、初期報道段階では、人数不明の一味が爆発物を爆破させると同時に、軍車両に向け銃を乱射したと報じられていましおた。

 また、7:30頃には、同県県都内にある茶店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、更に爆発現場に急行した当局関係者やマスコミ関係者の到着を見計らって最初の爆発が発生した地点から約10メートル離れた中央分離帯の植え込み仕掛けられていた爆発物が爆発し、花輪の行商をしていた35歳のイスラム系男性が死亡し、付近を走行中だったドライバーを始め、当局関係者やマスコミ関係者、地域住民等約20人が負傷を負うという事件が発生しています。

 使用された爆発物は、何れも携帯電話を使用した遠隔起爆式のものが使用されたものと見られているようです。

 一方、パッターニー県内では、17日6:30頃サーイブリー郡内中心部にある茶店前の植木鉢に携帯電話を使用した遠隔起爆式の爆発物が仕掛けられているのが発見され、安全処理されています。

 当局側の調べにより、一味側が何回か携帯電話を使用して爆発物の起爆を試みていた事が確認されているようですが、結局不発に終わり茶店の関係者に発見されたようです。

 また、パッターニー県ヤラン郡内では、17日15時頃にイスラム装束を着た6人組が、村自警組織に所属するイスラム系住民宅に押し入りライフル銃を強奪し逃走するという事件が発生しているようです。

 事件発生当時、家主の男性はイスラムの礼拝の為に屋外におり、屋内には夫人と子供だけがいるという状況だったようです。

 但し、村自警組織に所属するイスラム系住民の中に一味側のシンパが少なからずいると指摘され、これまでにも政府から支給された銃器が強奪される事件を自作自演したケースがしばしば発生していることから、この事件に関しても押し入られたとする男性側の自作自演の可能性も指摘できるかもしれません。

 一方、ヤラー県グロンピナン郡内では、17日3時頃に軍関係者の住宅が放火され全焼するという事件が発生しましたが、幸い当時屋内にいた夫人と子供は直ぐに屋外に避難して無事でした。

 放火された住宅は、過去に放火されたことがある学校の正面に建っていたようです。

posted by Jean T. at 00:16| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月17日

ナラーティワートで連続爆破、少なくとも11人が負傷

 17日7:30過ぎ、ナラーティワート県県都内にある茶店付近二ヶ所に仕掛けられていた爆発物が連続して爆発し、初期報道段階で11人(報道により軍関係者3人を含む)が負傷を負っている模様。(一部報道は三ヶ所で連続して爆発が発生した模様と報じています)

 また、先立つ同日7時頃に同県スンガイ・パディー郡内で、人数不明の一味が当局関係車両の通過に会わせ爆発物を爆破すると共に、車列に向け銃を乱射する事件が発生し軍関係者10人前後が負傷を負っている模様。

 更に、同日9時頃に同県グロンピナン郡内で住宅が放火され全焼するという事件が発生しているようですが、人的な被害状況は不明。

(タイ時間 9:40)

posted by Jean T. at 11:38| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相、次の行き先はオーストラリアか中国

 15日インドネシアのバリ島に入ったタクシン前首相は、ゴルフ場で待ちかまえていた取材陣に対して、「いっぱい来ているな」と軽くいなしてから、あらためて「長年職務に邁進してきた体を休ませる為に来た」とした上で、タイへの帰国予定に関しては「バリで一週間過ごした後にオーストラリアのパースか北京を含む中国の何れかの都市へ向かう予定でいるが、いまのところは、タイへ帰国する事は考えていない。」と語っていたようです。

 また、前首相は夫人や三人の子供と一緒にバリに滞在している事を明らかにしたものの、特別なパーティーを開催する予定は無いと語っていたようです。(先だってバリ島内でポヂャマーン夫人の誕生パーティーが挙行されるにでは無いかとの噂があったようです)

 因みに、ゴルフは国籍不明(報道のまま)の男性2人と一緒に回っていたようです。

 一方、タクシン前首相の発言に先立って法律顧問のノパドン氏は、前首相は寒いヨーロッパを避け、体がなじんでいるアジアの地に来ているだけで、バリ島での休暇を終えたら再度香港か中国に戻る予定になっていることを明らかにしていました。

 また、スラユット首相がAPEC首脳会談に出席する次期に会わせて、ヴェトナム入りするのではないかとの見方が依然為されている事に関しては、シンガポールに行くという噂を含めデマでしかないと語っていました。

 ノパドン氏によると、タクシン前首相は電話で、香港やバリに行ったことは政治的な思惑とは一切関係ないとした上で、国家安全保障評議会に対して自分の動きに神経をとがらせていないで、その時間を水害被災者の救援等に割くべきであると語っていたそうです。

posted by Jean T. at 01:43| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部の学生、他地域と同レベルの教育を

 ナラーティワート県内にある一般校及び私立イスラム教学校に通う学生等は16日、スラユット首相に対して、地域内の教育レベルを他地域と同レベルに引き上げるよう要求すると共に、地域内の若者の健全育成に資する教育政策を推進させるべきであると訴えました。

 この訴えは、同地を訪問したスラユット首相を交えた意見交換会の席上で為されたもので、スラユット首相側からは、今後も地域の発展及び地域の安定に資する事が出来る人材を育成する教育を推進させる意向が伝えられたようです。

posted by Jean T. at 01:41| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

防衛大臣、軍関係者による強要行為を証明する証拠の提示を要求

 ブンロート防衛大臣は16日、先にタイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン党首が同党所属の元下院議員が軍関係者から食事代の支払いを強要されるなど、有形無形の圧力をかけられていると指摘した事に対して、具体的な証拠を提示するよう要求しました。

 発言の中でブンロート防衛大臣は、これまでの調査でタイ・ラック・タイ党所属の元下院議員に対する脅迫や影響力を行使した強要行為は確認されていないとした上で、ヂャートゥロン氏の告発の事実関係を解明する為に具体的な証拠を提示するべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 01:40| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

俳優のオーフ・アピチャートが30歳で急逝

 若手俳優のオーフことアピチャート・プワミポンさん(30)が16日11時過ぎ頃、都内の自宅内で持病の喘息による呼吸困難による心臓発作により急逝された事が明らかになっています。

 なんでも、タイのキアヌ・リーブスとよばれていたそうです。

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14歳の娘を外国人相手に売春させていた母親(29)を逮捕

 ウドンターニー県県都の警察当局は16日までに、14歳の少女に売春を強要していた容疑で29歳の母親を逮捕しました。

 今回の逮捕は、少女の遠い親戚の女性(47)が少女を連れ警察に告発した事により実現したもので、女性は警察に対して少女は主に外国人ビジネスマン相手に売春を強要され、少女が断った場合は暴行を振るっていたと証言しているようですが、逮捕された少女の母親は警察に対して、告発した女性は自分とは仲が悪く、腹いせに嘘の告発をした、少女を殴ったのは交友関係をなじる為だったと語り容疑を否定しているようです。

 報道では触れていませんが、母親は15歳で少女を生んだものの、相手の男は親権を放棄し行方不明になり(娯楽が少ない地方部では、まだ社会常識が身に付いていない若いうちに後先を考えずに男と関係を持ち子供をもうけ、その後相手の男に逃げられるというパターンがしばしば見られるのではないかと思います)、その後少女を親戚に預けファラン相手の水商売に身を染めたことで、性に関して極端にルーズになっていたのでは無いかと勝手に想像しております。

posted by Jean T. at 01:36| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

プレーム枢密院評議会議長、チャーチル元首相にたとえスラユット首相を絶賛

 プレーム枢密院評議会議長は15日、スラユット首相を第二次世界大戦中に重要な働きをしたイギリスのチャーチル元首相にたとえ、己を犠牲にして国の為に尽くすことが出来る人物であると絶賛しました。

 発言の中でプレーム議長は、我々は国のために己を犠牲にするべきであるとするチャーチル元首相の言葉を引用した上で、たとえ選挙によって選ばれた首相では無かったとしても、チャーチル元首相が言う「10人にも満たない人物が権力に固執した結果長期化した」第二次世界大戦後と同様な状況の時に、常に国のことに重きをおいた政治を志し、また国民からも受け入れられ尊敬されているスラユット・ヂュラーノン大将を首相に持つことは国にとって良いことであると語りました。

 更にプレーム議長は、国家の指導者は、乱用する事無く公正な権力行使し、権力に固執しない事を旨とし、国王の語る「充足を心得る」の主旨を充分に理解し、行動原則に置く事を心得るべきであると指摘しました。

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バンハーン氏、前首相の香港出没報道は支持層の思いの念を増大させた

 チャート・タイ党のバンハーン党首は15日、タクシン前首相が香港に滞在中の様子がタイ国内で報じられたことが、前首相支持層の前首相を思う気持ちを増大させる事に繋がったとの認識を示しました。

 発言の中でバンハーン党首は、タクシン前首相が香港のメディアに対してタイ国内の情勢が落ち着くまで帰国する意思がないことを明らかにしていた事に関しては、本心から語っているものであるとの認識を示した上で、人並み外れた才覚で5年間に渡る政権期間中に、タイ・ラック・タイ党内の者だけでなく多くの者の心を掴んできたタクシン前首相が、ほんのちょっとだけでも動きを見せれば、それだけ彼らのタクシン前首相に対する思いが増大する事に繋がり、更によりタイに近いシンガポールや昆明に前首相が滞在する事になると、支持層のタクシン前首相のカムバックを求める気持ちを煽ることになるとの認識を示していました。

 更に、バンハーン党首は、タクシン前首相の神出鬼没ぶりは、単に年間を通して働き続けた身として一ヶ所に落ち着いて居られないからで、本人自身人は支持層の不安や思いを煽ろうという気持ちは無いのではないかとの認識を示した上で、戒厳令の早期解除を実現させるためにも前首相は次期総選挙に関わる意向が一切無いことを明確にすることが重要であるとの認識を示していました。

 一方、陸軍右派系のネーオ・ナー紙上でタクシン前首相を批判する論調のコラムを掲載し続けてきた、国家立法評議会にプラソン・スンシリ空軍少将は、今後予想外の動きにでる恐れがあるとしてタクシン前首相の動向を油断する事無く監視を続けるべきであると指摘しています。

 発言の中でプラソン空軍少将は、タクシン前首相の神出鬼没ぶりは、地下水脈を通して張り巡らされているタクシン体制支持層のネットワークや支持者の前首相に対する気持ちを煽る為に意図的に行われていると指摘した上で、前首相自らが過ちを犯していないと確信しているのであれば、自ら帰国し法律の手続きに則った解明に自らの身を委ねるべきであるとの認識を示していました。

 更に、プラソン空軍少将は、既に首相の座を追われているタクシン前首相が所持している外交パスポートを無効化し、通常のパスポートを前首相に持たせるべきであると指摘していました。

 一方、戒厳令解除の是非に関しては、依然水面下の動きやタクシン体制支持層のネットワークが地下水脈を通して張り巡らされている状況下では、解除は適切ではないとして、解除の判断を先延ばしにした政府及び国家安全保障評議会の判断は正しかったとの認識を示していました。

 尚、タクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏は15日、同日朝に既に前首相が休暇の為にインドネシアのバリに向け飛び立った事を明らかにした上で、いずれにしても週末にAPEC首脳会談出席の為にベトナム入りするスラユット首相に会わせベトナムに向かう考えは前首相側には一切無い事を明らかにしていました。

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スラユット首相、前首相出没報道に特に思うことは無し

 15日朝、記者団からタクシン前首相が香港に出没したとの報道について聞かれたスラユット首相は、特に思うことは無いとした上で、あらためて新政権が誕生した1年後に前首相が帰国するのが望ましいとの認識を示しました。

 発言の中でスラユット首相は、タクシン前首相がタイに近い国で目撃されている事に関して特に当惑させられたり、前首相の行動に疑念を抱かされるような事は無く、また国外マスコミの取材に応じたことも、政府には影響を与え得ないとした上で、仮に本気でタイに帰国する意思があるのであれば、事前に何らかの協議が行われる事になるだろうとの認識を示していました。

 一方、タクシン前首相が所持してる外交パスポートを無効化するべきであるとの声があることに関しては、外務省側が検討するべき問題であるとして直接的な回答は避けていましたが、個人的な見解として元首相として外交パスポートを所持する権利があるとの認識を示していました。

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安保評議会、実権掌握に至った経緯を説明する為の小冊子を発行

 国家安全保障評議会は15日、今月末までに内外向けにクーデターによる実権掌握に至った経緯を説明する小冊子を発行する方針を明らかにしました。

 同評議会のサンサルゥム報道官によると、当初計画ではタイ語版20,000万部、英語版1,000部を発行する方針で居るようですが、配布方法等に関しては明らかにされていません。

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娘を学校へ送り届ける途上だった副村長が銃撃され死亡

 15日7時頃、ヤッラー県ラーマン郡内で、5歳の娘を後部座席に乗せバイクで学校に向かっていた36歳の副村長(イスラム教徒)が、バイクに乗った二人組に銃撃され、村長が死亡し後部座席に乗っていた娘が顔等に負傷を負うという事件が発生しました。

 一方、ナラーティワート県ランゲ郡内では8:30過ぎ頃、路上脇に商売していた揚げバナナ屋台付近に仕掛けられていた爆発物が、教師の警護作業にあたっていた当局関係者の車列の通過に会わせて爆発し、当局関係者1人が負傷を負うという事件が発生しています。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式のものと見られ、また仕掛けられた場所付近にあった屋台は、出勤する教師や警護する当局関係者がよく利用していたようです。尚、爆発発生時点では、まだ屋台は営業していなかったようです。

 また、15日15:30頃には同県ルーソ郡内で、バイクで路上を走行中だった33歳の女性が、何者かに銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 死亡した女性は、少尉補の階級を持つほか、近々郡内の学校の校長(報道により副校長)に就任する予定になっていたようです。

 また、14日夜半には同県ヂャネ郡内で、53歳の私立イスラム教学校の宗教教師が、9歳の息子を後部座席にのせ路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

 尚、後部座席に乗っていた息子は難を逃れているようです。

 一方、スラユット首相は15日朝、16日に日帰りの日程でナラーティワート県とヤラー県を訪問し、ヤッラー県内では現在県都内にある寺院で避難生活を送っている仏教系住民の所を激励の為に訪問する方針を明らかにしています。

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2006年11月15日

戒厳令解除の判断を見送る

 スラユット首相は14日、同日開かれた閣議の席上で戒厳令見送りに関する具体的な協議が行われなかった事を明らかにしました。

 戒厳令の解除に関しては、今週末ベトナムで開かれるAPEC首脳会談前までに解除されるのではないかとの観測がされ、またブンロート防衛大臣は折ある毎に楽観的な見通しを示していました。

 閣議終了後に行われた記者会見の中でスラユット首相は、国家安全保障評議会側から現在の情勢に関する分析結果を含めた資料が提出されていない為、戒厳令の解除に関する具体的な協議は行われなかったとした上で、いずれにしても安全保障に関わる問題である為急ぐことなく充分に検討を重ねた上で解除の是非を検討するべきであるとの認識を示していました。

 また、在バンコクのアメリカ大使から、アメリカ政府側にはAPEC首脳会談でタイの国内情勢を議題に取り上げる意向が無いとの言質を取り付けている事を明らかにした上で、戒厳令解除の先延ばしは外交関係に影響を与えないとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 01:37| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相、近々東南アジア内の国に移動

 タクシン前首相が香港の大衆紙の記者に対して、近々東南アジアの国へ移動すると語っていた事が明らかになっています。

 これは、香港の東方日報の記者に語られたもので、ポヂャマーン夫人と手を繋いで歩いている写真と共に掲載された記事によると、中環にあるショッピングセンターで買い物中だったタクシン前首相は、直撃取材した記者に対して、冗談めかして「現在は職探しをしている失業者の身」であるとして取材を拒否する姿勢を見せていたものの、香港へは12日に入り、同地での滞在は短期間に留め、その後東南アジアの国へ移動すると語っていたようですが、具体的な国名はあげていなかったようです。

 尚、一部報道は、タクシン前首相が23日にインドネシアのバリ島内にあるホテルの予約をしている事が確認されていることから、同地で一家と合流すると共に、同じ頃に同地入りするタイ・ラック・タイ党の幹部と面会するのではないかとの見方がされていると伝えていました。 (その後タクシン前首相は香港のマスコミに対して15日にバリに移動すると語っていたようです。)

 また、タイへの帰国については、国内情勢が落ち着いてから帰国すると語っていたようですが、いずれにしても前首相の神出鬼没ぶりに政府側も相当神経をとがらせているようです。(表向きには平静を装っていますが)

 因みに香港では、大好きなアイランド・シャングリラにお泊まり遊ばされて居るんでしょうかね? 

参考リンク(リンク切れご容赦)

素敵なツーショット(壁紙化推奨)
http://orientaldaily.orisun.com/photo/20061114/new/1114nhkm01b1.jpg
東方日報の記事
http://orientaldaily.orisun.com/new/new_a00cnt.html
(一部のテレビ報道は実写版を公開)

おまけ(非常事態宣言発令→音声・映像中断)
http://www.youtube.com/watch?v=ph5GBkB-lyA

posted by Jean T. at 01:35| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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