2006年11月01日

特攻タクシー運転手が首を吊って自殺

 10月31日0:00過ぎ頃、都内ヂャトゥヂャック区内にある歩道橋で、9月30日にクーデターに抗議する文言を大書したタクシーで警戒作業にあたっていた戦車に突進し重傷を負った60歳の運転手が首を吊って死亡しているのが発見されました。

 現場は、ウィパワーディー・ランシット通り沿いにあるタイ・ラット社本社ビルの正面付近。

 警察側は、戦車への特攻は自身の判断で行ったとした上で、当初は夕方に10月14日記念館で自殺を試みたが断念し、新たな場所で自殺する旨記すと共に、誰も特攻攻撃を理想として受け入れないとする当時の民主改革評議会副報道官の発言に抗議するとも思われる文言が記されていたことから、覚悟の上での自殺と見ているようです。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/24672315.html

posted by Jean T. at 11:59| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安保評議会議長、前首相の側近がイスラム弁護士失踪に深く関与

 国家安全保障評議会のソンティ議長は10月31日、2004年3月に発生したイスラム弁護士協会会長(当時)のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が失踪した事件に、タクシン前首相に極めて近い人物が背後で関与してい可能性が非常に高いことを明らかにしました。

 しかしソンティ議長は、これまでに報告を受けている捜査資料から前首相に近い人物が関与していた可能性が高いとしたものの、具体的な人物像については明らかにしませんでした。

 この事件に関しては、過去にタイ弁護士協会の関係者が、拉致に関与した容疑で逮捕された警察官等の通話記録から首相官邸内に強い影響力を持っている人物が背後で指示していた可能性が濃厚になっているが、当該人物が官邸内で影響力を持っている限りは立件は不可能であろうとの悲観的な見通しを示していました。

posted by Jean T. at 02:44| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部国境県開発センター長に元センター長の実弟を据える人事

 政府は10月31日開かれた定例閣議の席上で、ノンタブリー県知事のプラナーイ・スワンナラット氏を国務省副次官に異動すると共に1年間の任期で1日から正式に復活始動する南部国境県行政センター長に据える人事を決定しました。

 尚、南部国境県行政センターに関しては、これまで南部国境県開発センターに名称を変更して復活させる方針であると伝えられていましたが、10月31日の閣議決定時点では旧称がそのまま使われています。

 任命を受けたプラナーイ氏は、タクシン政権によって同センターが解体された当時のセンター長で、現枢密院評議員のパラーゴーン・スワンナラット氏の実弟としても知られており、今回の人事に関して、アーリー国務大臣は、プラナーイ氏が元同センター長の実弟で、スムースな業務の引き継ぎが期待できることも重要な判断材料になったことを明らかにしていました。

 一方、国家安全保障評議会のプラギット秘書官によると、同センターの副センター長は教育省、農業・協同組合省、国務省、法務省及び国家経済社会開発委員会から各一人ずつ合計5人が選出される予定で、また、センターの管轄地域には従来の南部国境三県に新たにサトゥーン県及び南部国境三県と県境を接するソンクラー県内の4郡が管轄地域に含まれる事になっているようです。

posted by Jean T. at 02:42| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府、旧政権系の県知事を一掃する人事を断行?

 政府は10月31日開かれた定例閣議の席上で、ノンタブリー県知事のプラナーン・スワンナラット氏を国務省副次官兼南部国境域行政センター長に据える人事を決定したほか、合計で39県の異動を決定しました。

 尚、異動の対象になった県知事にはチァン・マイ県県知事のスワット・タンティパット氏がロッブリー県の県知事に、チァン・ラーイ県知事のウドム・プワサック氏がウタイターニー県の県知事に異動させた他、スコータイ県県知事で元副首相のスチャイ・ヂャルゥンラタナグン氏の実兄でもあるスギット・ヂャルゥンラタナグン氏、ガムペーンペート県県知事のパイサーン・ラタナパンロップ氏、ブリラム県県知事のヤイ・ロートスワンナラット氏等が一般に干すための閑職と見られている監察役ポストに据える人事を行っていることから、タクシン政権系の県知事を一掃する為に行われた人事と指摘されている事に関しては、アーリー国務大臣は前政権色一掃云々とは無関係であるとし、また、県知事を監察役に据えるという嘗て無かった人事を行ったことに関しては、一般に誤解されているような干したり吊し上げたりする為のポストへの異動では無く、今後各監察役が各県知事との連携強化に取り組めば、効率的な地方行政のチェックが期待でき地方行政に対する信頼性に繋がることを考慮した人事であると強弁していました。

posted by Jean T. at 02:40| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安保評議会議長、権力に固執する意向は一切無い

 国家安全保障評議会のソンティ議長は10月31日、まもなく定年退官を迎える年齢にある同評議会メンバーには権力に固執したり、政界入りを目指す意向が一切無いことを再確認しました。

 この発言は、国民の間に歴代のクーデター政権と同様に国民に対する公約を反故にして、今後も権力に固執するのではないかとの不安は広がっている事を受けたもので、ソンティ議長は国民の間に不安が広がっている事を認めた上で、今後評議会内に広報関連の専門チームを組織し広報を強化する方針を明らかにしていました。

 一方、首相官邸筋によると、今後毎月第二週にスラユット首相の定例記者会見を開き、最初の定例記者会見が13日の14時から行われる予定になっているようです。

posted by Jean T. at 02:38| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一律診察料政策、30バーツの徴収を廃止する方向で原則合意

 政府は10月31日開かれた定例閣議の席上で、タクシン政権時代の看板大衆政策の一つだった一律診察料政策で徴収されていた30バーツの徴収を廃止し、診察料無料化を実現させることで原則合意に至りました。

 中国訪問中のスラユット首相に代わり議長を務めたプリーディヤートン副首相によると、今回の閣議合意はあくまで原則的な合意で、今後予算編成局を始めとする各関係当局と詰めの協議を行なうと共に、診察料の無料化が適用される層と適用されない層との区分を明確にした上で施行にこじつける方針でいるようです。

 一方、モンコン公共保健大臣は同日、国家健康保険委員会の承認が得られているとして、閣議決定に基づくゴーサインを待たずに全国の各病院に一律診察料政策の受益者であることを証明するカードを所持している、していないに関係なく30バーツの診察料の徴収を中止するよう指示しているようです。

 尚、同大臣によると無料化実現に向けた予算調整に関しては、同日開かれた閣議では関係書類が充分に揃っていなかったため議題としてあげていなかった事を認めた上で、一人あたり2,089バーツの料率で計算した予算支出を次回の閣議で申請する方針でいるようです。

posted by Jean T. at 02:29| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで爆破、警官・住民6人が負傷

 10月31日18時過ぎ頃、ナラーティワート県県都内の市場付近にある茶店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、店内にいた警察官1人を含む6人が負傷を負うという事件が発生しました。

 爆発が発生した茶店は、平素から市場の警戒作業にあたっている当局関係者が利用していたことで知られていたことから、犯行グループは当初から当局関係者に危害を加える目的で犯行に及んだと見られているようです。

 尚、使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式。

posted by Jean T. at 02:25| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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