2006年11月03日

スラユット首相、タークバイ暴動に対する当局側の対応を謝罪

 2日、南部国境三県を訪問したスラユット首相は、現・旧政府になり代わってタークバイ暴動に対する当局側の対応及びこれまでの南部政策の誤りを謝罪しました。

 この発言はパッターニー県内で南部国境三県及びソンクラー県、サトゥーン県から集まった宗教指導者や住民代表等を前に為されたもので、スラユット首相は、南部情勢激化の大部分が政府の誤った政策に由来するものである事を認めると共に、自身が陸軍司令長官だった時代に前政権の誤った政策に対して強硬に反対したにもかかわらず、受け入れられる事が出来なかった事を謝罪しました。

 前政権時代から南部の宗教指導者や民主党等が、政府側が真摯な姿勢で南部の住民に対して政策の誤りを認めることが南部問題を解決させる上で重要であると指摘していました。

 一方、ブンロート防衛大臣は、タークバイ暴動で逮捕された容疑者に対する起訴を取り下げる方向で法務省と協議を行う方針を明らかにしていました。

 この件について同防衛大臣は、地域の団結・和解を推進させると共に早期の正常化を実現したいとする政府側の真摯な姿勢を地域の住民に示す上でも、起訴の取り下げは必要な措置であると説明していました。

 尚、前後してスラユット首相は、全ての容疑者に対して起訴を取り下げるように指示した事を明らかにしていました。

 また、スラユット首相は、パッターニー県内で宗教指導者と会談した際に、非常事態宣言の早期解除を実現させる意向を明らかにしていたようです。

posted by Jean T. at 02:30| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安保評議会議長、反クーデターを掲げた動きを緊密に監視

 国家安全保障評議会のソンティ議長は2日、特に東北地方を中心に反クーデター、反国家安全保障評議会を標榜した政治的な動きを緊密に監視している事を明らかにしました。

 これは、クーデターに抗議して戦車に特攻攻撃を仕掛けたタクシー運転手が自殺した事を受け、反クーデターを掲げるピラープ・カーオ2006と名乗る団体が毎夕抗議集会を開催する方針を明らかにしているなど、反クーデターを掲げた政治的な集会や動きが地方にまで波及する野ではないかと指摘されている事を受けたもので、タクシー運転手の自殺が与える影響に強い懸念を表明した上で、社会に混乱をもたらす恐れがある動きに対して緊密な監視を行っていると語っていました。

 一方、政府に脅威をもたらす恐れがある水面下の動きに関しては、理想うよりも己の利権に固執しているタムボン行政機構や県行政機構の一部のグループが関与しているのみで、決して大多数の組織では無いことを明らかにしていました。

 この発言に先立ってブンロート防衛大臣は、特に北部地方を中心に依然水面下の動きが確認されているとして、当面戒厳令の施行を継続させる必要があるとの認識を示していました。

 尚、ピラープ・カーオ2006の動きに関しては、集会が開催されることは民主社会では普通の事であるとして、当面は静観する方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:27| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相の帰国は当面無しを再強調

 タクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パタマ氏は2日、あらためて当面タクシン前首相がタイに帰国する予定が無いことを確認しました。

 ノパドン氏は、帰国予定に関してタクシン前首相が、自身の帰国によってもたらされる国家の混乱に懸念を表明した上で、情勢の正常化、国家一致団結体制の創成実現の為に当面帰国する予定は無く、戒厳令が解除された後の適切な時期にタイに帰国する意向であると語っていたと共に、新憲法制定後に再度政界入りする事を考えていると語っていた事を明らかにしていました。

 また、タクシン前首相が中国に滞在中であると伝えられている事に関しては、休暇目的で2日に北京に到着したとし、スラユット首相との接触を試みるために同首相がASEAN+中国首脳会議出席の為に中国を訪問した日に会わせて中国入りしたとの報道やタイへ帰国する機会を窺うための滞在であるとの見方を否定すると共に、同前首相が中国滞在中に同国の首脳に会う予定も無いと語っていました。

 一方、タクシン前首相と接触する為に急遽北京に飛び立つことになったと伝えられていた、タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン報道官は、報道は事実ではないと否定していました。

 ヂャートゥロン氏は、暫定党首に就任以来一度もタクシン前首相と接触した事が無く、北京に滞在中だと言うことも知らなかった事を強調した上で、来週に中国の西安に行くのは、同地の教育関係当局からの招待によるもので、前首相と接触する予定は無いと語っていました。

 それにしても、最近やたらとノパドン君が登場しているのは、政府若しくは前首相を神様仏様と仰ぐ特定地方の住民を簡単に組織できる地下水脈系の人に何らかのシグナルを送るためなんでしょうかね?

posted by Jean T. at 02:24| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党、BTS線初乗り運賃値上げは都庁と協議の上決定するべき

 民主党のユッタポン副報道官は2日、BTS線が12月1日から初乗り運賃を10バーツから15バーツに値上げする方針を明らかにしている事に対して、消費財の物価高騰や水害で困窮している都民に新たな困難をもたらすだけでなく、新たな道路交通問題を引き起こす恐れがあるとして反対する意向を明らかにしました。

 その上で、運行許認可権者であるバンコク都庁側と、値上げによる影響について充分に検討した上で値上げを決定するべきであると指摘しました。

posted by Jean T. at 02:22| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

公共保健省、診察料完全無料化の実施を再強調

 公共保健省のスパン報道官は2日、国家健康保険委員会の決定に基づき10月30日付けで30バーツ一律診察料政策に基づいた30バーツの徴収を廃止し、診察料完全無料化を施行している事を再確認しました。

 この発言は、依然国民の間で診察料30バーツの徴収の廃止により、健康保険そのものが廃止になった等の誤解がある事を受けたもので、スパン報道官によると、健康保険政策の対象となる4,700万人の国民は、30バーツの診察料が徴収される事無く従来通りの診察を受ける事が出来る事を強調していました。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/26551549.html

posted by Jean T. at 02:21| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

22時以降のガソリンスタンド一時休業命令を解除する方針

 ピヤサワット・エネルギー大臣は3日、前政権時代に施行された22時以降のガソリンスタンドの一時営業休止措置を解除する方向で検討している事を明らかにしました。

 これは前政権時代から施行されているエネルギー節約対策の見直しの一環として検討されているもので、同大臣によると、ガソリンスタンドの一時営業休止措置によっても、利用者の多くが営業時間中にガソリンスタンドを補給している為に、期待された程の節約効果が見られなかったようです。

 一方で、車のスピード規制に関しては、100Km/h以下遵守を厳格に施行する方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:16| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。