2006年11月11日

南部で爆破・襲撃が相次ぐ

 11日7:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、路上脇に潜んでいた少なくとも10人以上と見られる一味が、警戒作業中の国境警備警察の車列に向け銃を乱射し、警察官2人を死亡させ、更にM16ライフル2丁を強奪し逃走するという事件が発生しました。

 尚、この事件に関しては、国境警備警察に所属する警察官2人がバイクで路上を走行中に、少なくとも4人以上と見られるバイクに乗った一味に銃撃され、更にナイフで刺された上で殺害され、所持していた拳銃や手榴弾を強奪されたと報じる報道もあります。

 また、支援要請を受け現場に向かっていた当局車両が、路上に撒かれた鋲や偽爆弾により通行を妨害され現場への到着が遅れるという場面も見られたようです。

 ヤッラー県内では、10日20時過ぎにラーマン郡内で、人数不明の一味が軍の検問所に向け爆発物を投げ込むと共に銃を乱射し、軍関係者との間で約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生していたようですが、こちらの方は人的な被害は確認されていないようです。

 一方、ナラーティワート県内では、11日朝バーヂョ郡内で、路上脇に仕掛けられていた携帯電話を遠隔起爆装置に使用したと見られる爆発物が、警戒作業にあたっていた軍関係者の車両の通過に会わせ爆発し、軍関係者2人が軽傷を負うという事件が発生した他、同じく11日朝にルーソ郡内で、郡内7ヶ所で一味側が路上に燃えたタイヤを放置し、更にそれにおびき寄せられた当局関係者の到着に会わせて起爆する目的で爆発物を付近に仕掛けるという事件が発生しましたが、幸い爆発物は全て当局側に処理されているようです。

 同郡内では10日夜半に、教員宿舎に向け火炎瓶が投げ込まれ宿舎が全焼(報道によっては僅かな損傷)するという事件が発生していた他、11日午後には、バイクで路上を走行中だった59歳の副村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しているようです。

 また、パッターニー県内では、11日昼前頃にサーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった48歳のイスラム系住民が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、先立つ10日17:30過ぎには同県ヤラン郡内で、バイクで路上を走行中だった51歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しているようです。

posted by Jean T. at 19:38| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特定地域内で前首相が年末に帰国するとの情報が飛び交う

 北部や東北部の一部地区内のタクシン前首相支持派住民の間で、年末前にタクシン前首相が確実に帰国するという情報が飛び交っているようです。

 これは、チァン・マイ県のタクシン支持派行動草の根行動ネットワーク代表のプラホムサック・セーンポー氏が明らかにしたもので、前首相に近い筋からその様な情報がもたらされ、既に各支持派団体の間に同様な情報が伝わっているようです。

 一方、タクシン前首相を支持する為の行動に出る可能性に関しては、先に5人以上の政治集会を禁止する民主改革評議会令を解除する決定がされた事に歓迎の意を表明した上で、民主主義に則った政治的な活動が保障されるまでは、反タクシン派が行動に出ない限りは行動に出る予定は無いと語っていました。

 因みに、タイの国旗や王室旗をぶら下げた手旗の柄の部分で歯をすくうような上品な住民を動員して、石や靴、水が入ったペットボトルを民主主義的な表現手段として利用して、民主党や民主主義市民連合の立会演説会やセミナーを妨害する事が、彼らの言う民主主義的な政治活動なんでしょうかね?

posted by Jean T. at 19:35| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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