2006年11月15日

戒厳令解除の判断を見送る

 スラユット首相は14日、同日開かれた閣議の席上で戒厳令見送りに関する具体的な協議が行われなかった事を明らかにしました。

 戒厳令の解除に関しては、今週末ベトナムで開かれるAPEC首脳会談前までに解除されるのではないかとの観測がされ、またブンロート防衛大臣は折ある毎に楽観的な見通しを示していました。

 閣議終了後に行われた記者会見の中でスラユット首相は、国家安全保障評議会側から現在の情勢に関する分析結果を含めた資料が提出されていない為、戒厳令の解除に関する具体的な協議は行われなかったとした上で、いずれにしても安全保障に関わる問題である為急ぐことなく充分に検討を重ねた上で解除の是非を検討するべきであるとの認識を示していました。

 また、在バンコクのアメリカ大使から、アメリカ政府側にはAPEC首脳会談でタイの国内情勢を議題に取り上げる意向が無いとの言質を取り付けている事を明らかにした上で、戒厳令解除の先延ばしは外交関係に影響を与えないとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 01:37| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相、近々東南アジア内の国に移動

 タクシン前首相が香港の大衆紙の記者に対して、近々東南アジアの国へ移動すると語っていた事が明らかになっています。

 これは、香港の東方日報の記者に語られたもので、ポヂャマーン夫人と手を繋いで歩いている写真と共に掲載された記事によると、中環にあるショッピングセンターで買い物中だったタクシン前首相は、直撃取材した記者に対して、冗談めかして「現在は職探しをしている失業者の身」であるとして取材を拒否する姿勢を見せていたものの、香港へは12日に入り、同地での滞在は短期間に留め、その後東南アジアの国へ移動すると語っていたようですが、具体的な国名はあげていなかったようです。

 尚、一部報道は、タクシン前首相が23日にインドネシアのバリ島内にあるホテルの予約をしている事が確認されていることから、同地で一家と合流すると共に、同じ頃に同地入りするタイ・ラック・タイ党の幹部と面会するのではないかとの見方がされていると伝えていました。 (その後タクシン前首相は香港のマスコミに対して15日にバリに移動すると語っていたようです。)

 また、タイへの帰国については、国内情勢が落ち着いてから帰国すると語っていたようですが、いずれにしても前首相の神出鬼没ぶりに政府側も相当神経をとがらせているようです。(表向きには平静を装っていますが)

 因みに香港では、大好きなアイランド・シャングリラにお泊まり遊ばされて居るんでしょうかね? 

参考リンク(リンク切れご容赦)

素敵なツーショット(壁紙化推奨)
http://orientaldaily.orisun.com/photo/20061114/new/1114nhkm01b1.jpg
東方日報の記事
http://orientaldaily.orisun.com/new/new_a00cnt.html
(一部のテレビ報道は実写版を公開)

おまけ(非常事態宣言発令→音声・映像中断)
http://www.youtube.com/watch?v=ph5GBkB-lyA

posted by Jean T. at 01:35| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

法務省次官、弁護士失踪事件の立件が依然困難な状況にあることを認める

 法務省のヂャラン次官は14日、イスラム弁護士協会会長(当時)のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が失踪した事件の立件が依然困難な状況にある事を明らかにしました。

 発言の中でヂャラン次官は、捜査そのものに関しては目まぐるしい進展が見られるものの、事件発生から3年間の間に証拠が紛失・毀損されたり、証人に対する脅迫行為が蔓延っていたこと、また事件の本質が通常の事件とは異なるプロによる犯行の可能性が高いために、より慎重な捜査が強いられている為、立件が依然困難な状況にあることを明らかにしていました。

 この事件に関しては、一端は法務省特別捜査局及び最高検察庁側が数人の容疑者に対して逮捕状の発行を申請する方針を明らかにしていたものの、早急すぎる逮捕により証拠不十分で裁判所から無罪判決が下された場合は、事件そのものが迷宮入りになる恐れがあるとしてソムチャーイ弁護士の夫人が法務省側に慎重な対応を要請した事を受け、逮捕状の発行申請が先送りになるという経緯を辿っていました。

posted by Jean T. at 01:33| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートでバキュームカーが襲撃、5人が死傷

 14日昼前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイク二台に分乗した四人組の男が、路上を走行中だったバキュームカーがに向け銃を乱射し、バキュームカーに乗っていた1人が死亡し、4人が重傷を負うという事件が発生しました。

 襲撃を受けたバキュームカーは、くみ取り作業の為に郡内の各村内の民家を巡回中で、丁度林に囲まれた人気の無い路上を走行中に襲撃にあったようです。

 一方、夕方過ぎにはヤッラー県県都内で、帰宅の為に車で路上を走行中だった同県グロンピナン郡事務所職員の女性が、バイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負うという事件が発生しています。

 被害にあった女性は、8月8日に車の下に爆発物が仕掛けられ、当局側に安全処理されるという事件にもあっていたようです。

posted by Jean T. at 01:32| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハート・ヤイで元大物県評議会議員が殺害

 14日10時過ぎ、ソンクラー県ハート・ヤイ郡内中心部にある倉庫内で、元同県行政機構評議会議員のナリン・スックヂャン氏が、バイクで現れた二人組の男に射殺され、付き人の男性1人が重傷を負うという事件が発生しました。

 警察側は、ナリン氏が地元では大物として知られ、地元政治だけでなく個人ビジネスや闇賭博関係等でももめ事を抱えていた為、何らかの個人的な係争が事件の背後にあるとの見方を示しているようです。

 また、ナリン氏は4年前にもハート・ヤイ郡内で銃撃され、瀕死の重傷を負っていたようです。

posted by Jean T. at 01:30| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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