2006年12月16日

タイ・ラック・タイ党、前首相を第一の証人として憲法裁に召喚するべき

 タイ・ラック・タイ党法務担当のポンテープ・テープガンヂャナー氏は15日、政党解党を巡る憲法裁判所の審理にタクシン前首相を第一の証人として証言をさせるべきであるとの党の方針を再確認しました。

 発言の中でポンテープ氏は、小政党買収疑惑の真相を知っている人物として、また買収疑惑が発生した時点で党の最高責任者の地位にある人物として最初に審理の場で証言を行うべきであると指摘していました。

 また、先にビデオ会議システムを使用して前首相に証言して貰うことも検討していると語っていたポンテープ氏は、技術的な問題が起こりえるとして同システムを使用することに対して消極姿勢を示していました。

 一方、スラユット首相は15日、タクシン前首相を証人として召喚するべきかに関する憲法裁判所の判断に政治介入をする方針が無いことを確認していました。

posted by Jean T. at 00:58| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相派と目される市民団体、ソンティ議長と面会した事を認める

 10日予定されていた市民集会の延期を発表後に消息不明になっていた反国家安全保障評議会を標榜する市民団体”民主主義を愛する市民グループ”代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は15日、国家安全保障評議会のソンティ議長からの招請に応じて13日に同議長に面会し、席上で貧困問題や農民の借金問題、麻薬問題等の対策を急ぐべきであるとする団体側の主張を伝えた事を明らかにしました。

 チャナーパット氏によると、国家安全保障評議機会側が独自に反クーデター、反国家安全保障評議会を標榜する市民団体の背後関係に関する調査を行った結果、同氏が主催する市民団体のみが政治的な思惑とは無縁な純粋に反国家安全保障評議会を標榜している団体だった事が明確になった事が、今回の招請のきっかけになっていた事を明らかにしました。

 また、チャナーパット氏が要求している国民への早期主権返上及び憲法関連の核心部分に関しては、来週中に別途ソンティ議長との間で意見交換が行われる予定になっているようです。

 一方、チャナーパット氏は、他の市民団体が集会の開催を延期した同氏の決定を非難している事に関しては、むしろ非難している団体が政治的な思惑をもって特定者の利益を追求していると指摘、また、タイ・ラック・タイ党幹部のネーウィン・チットチョープ氏から1,500万バーツの活動資金を受け取っていたとしてスッチャーイ・ブンチャイ氏を除名処分にした事に対抗して、スッチャーイ氏側が(元民主党党員だった)チャナーパット氏が民主党側から活動資金として1,500万バーツを受け取っていたと告発している事に関しては、事実ではなく、また国家安全保障評議会側も事実ではない事を確認しているとしていました。

* チャナーパット君の団体は、反国家安全保障評議会を標榜する市民団体の信用失墜を狙った、国家安全保障評議会の自作自演用の団体だったのでしょうかね?

posted by Jean T. at 00:57| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (15日)

・15日7:30過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、バイクで路上を走行中だった46歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。男性は火葬された実父の遺灰を引き取りに寺に向かう途上だった。

・マレーシア国営Bernamaは、14日22時頃にナラーティワート県内在住のイスラム系住民5家族20人(2歳から55歳までの男性9人、女性11人)がマレーシアに違法越境し亡命を要求していると報道。住民の代表はマレーシア当局に対して、タイの軍当局にる無実の住民に対する違法拘禁や脅迫行為が継続的に行われている中で、更に前日夜半には容疑者をかくまっているとの疑いで強制家宅捜索を受けたため、その様な状況から逃れる為に避難してきた。住民は政府が替わった事により情勢が良くなると信じていたが、実際には情勢は前より酷くなっていると語っていた模様。

・2004年1月4日に発生した武器庫襲撃・学校連続放火事件以来激化している南部情勢により、これまでに1,000人強の女性が夫を失い未亡人になり、更に1,700人強の子供が両親を失い孤児になっている事が明らかに。

posted by Jean T. at 00:53| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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