2006年12月23日

チャワリット元首相、政府は限られた任期中の職務目標を明確にするべき

 チャワリット元首相は22日、政府に対しては、任期が1年間という短い期間に限られているという事を念頭に置いて任期期間中に取り組むべき職務目標を明確にすることが、政治的な混乱を避ける上で重要であると指摘しました。

 また、同元首相は現在の政治情勢に懸念を表明した上で、国家一致団結の為にも全ての街道が対立を避けるように心掛けるべきであると訴えました。

 また、新憲法に関しては、1997年憲法の良い部分を踏襲する事を念頭に進めるべきであると指摘していました。

 因みに、チャワリット元首相は、首相時代に1997年憲法のエンドースを渋り、それがリーナー・ヂャンヂャンヂャー女史を中心とした護憲派市民によるチャワリット降ろしの動きに繋がっていた訳ですが。。。それにしてもタイには自ら範を示さず評論家に徹している政治家が多いですね。

posted by Jean T. at 12:36| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ・ラック・タイ党暫定党首、チャワリット元首相に党首就任を要請する用意

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は22日、党の合意がある次第自らチャワリット元首相に直接党首就任を要請する用意がある事を明らかにしました。

 この発言に先立ってチャワリット元首相は22日朝、タイ・ラック・タイ党側から党首就任の要請を受けている事を認めた上で、党が今後存続するか否か明確になっていない状況にあるとして回答を保留している事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 12:34| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンティ議長、都内で発生した火災と学校火災との関連について調査を命じる

 国家安全保障評議会のソンティ議長は、22日にバンコク都内で連続して発生したスラム火災と東北部や北部で連続して発生している学校火災との関連について調査するよう命じた事を明らかにしました。

 尚、ソンティ議長によると、この指示はあくまで念の為の措置で、一連の火災が放火であると断定した訳では無いとのこと。(要は前政権が得意としていた情勢煽動目的?)

 この発言に先立って、21日18時過ぎ頃、都内クローントゥーイ区ソーイ・パイシントー内にあるパイリントー・スラム(シリキット会議場の正面付近)で火災が発生し、約2時間に渡って延焼しスラム内にあった150家屋中50家屋強がが焼失し、また22日9時頃には、都内ヂョームトーン区ソーイ・ワッタナーガート26内にあるナーン・ノーン2・サンティスック・スラム内で火災が発生し、スラム内にあった50家屋中約15家屋が焼失していました。

   尚、火災原因に関してはクローン・トゥーイ区の火災は、隣接するソーイ・スクムウイット16内にある家屋から発生した火災が強風に煽られ飛び火したものと見られ、またヂョームトーン区内の火災に関しては、火元となった家屋で発生した漏電が原因と見られているようです。

 また、23日4:00過ぎ頃には、都内クローンサーン区ソーイ・ヂャルゥンナコン26内にあるスラム内で火災が発生し、火元となった家屋に住む80歳の老女が死亡しています。

 一方、スラム火災とは別に22日10時頃に、都内バーンラック区シープラヤー通り沿いにある外国人向けサービスアパート(ローングレーム・グゥン・アパートメーン)"シープラヤー・タワー・イン"(TCIビルから)の調理室付近から火災が発生し、38歳の日本人1人を含む外国人やタイ人12人が病院で治療を受ける事態になったようです。

posted by Jean T. at 12:33| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (22日)

・21日夜半、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が学校付近に駐屯していた国境警備警察関係者に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、国境警備警察官1人が死亡。翌朝行われた現場検証で、一味側に負傷者がいる事を覗わせる血痕が発見されるが、国境警備警察の地域からの退出を要求する主に女性と子供で構成された住民約50人が現場に集まり捜査を妨害される。

・21日8時頃にパッターニー県ヤッリン郡内で銃撃を受け重傷を負った女性教師二人の内、34歳の女性教師が22日0時過ぎに死亡。この事件に関しては初期報道で女性教師二人の内一人が死亡したと報じられ、その後二人とも重傷と訂正される経緯を辿っていた。死亡した女性教師は、一連の不穏な情勢により犠牲になって61人目の教師。

・22日11:30過ぎ、パッターニー県県都内で古物を回収中だった54歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃された上で体の一部を燃やされるも、事件を目撃した近隣住民が火を消し止め重傷(初期報道段階では死亡と報道)。更に二人組は逃走途上で43歳の仏教系住民に向け銃を発砲するも、住民側から応戦され逃走。二人組は逃走途上で「無実のイスラム系住民が当局側によって殺害された報復の為に犯行に及んだ」とするビラを路上にまく。

・22日18:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で、バイクに乗った二人組が通り過ぎざまに郡警察署に向け銃弾数発を打ち込むが人的な被害は無し。

・一味に銃撃された女性教師が死亡した事により教師の間に不安が広がっている事を受けスラユット首相は、安全確保面に不安がある場合は学校側の裁量で一時休校を決定する事を認める方針を明らかに。

・スラユット首相は、南部情勢が激化している背景に、政府側の正しい対策の施行を遅らせたいとする一味側の焦りがあるとの認識を示した上で、当局筋からの情報として年末年始に計画されている大規模な破壊活動に向けて一味側が体制を整えている事を明らかに。

posted by Jean T. at 12:31| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。