2006年12月30日

政党活動を禁じた民主改革評議会令の継続を確認

 スラユット首相は29日、同日開かれた国家安全保障評議会との合同協議の席上で、政治政党の会議や政党活動を禁じた民主改革評議会(現国家安全保障評議会)令15号及び27号の解除を見合わせ、継続させる方針を確認した事を明らかにしました。

 国家安全保障評議会事務局長のプラギット・プラヂョンパッヂャヌック氏によると、政治政党に対して憲法改正に向けた作業に関して意見を表明する機会が与えられていること、また政党解党に関する憲法裁判所に於ける審理の進行や判事の権限を阻害するおそれがあるとして今回の結論に至った事を明らかにしていました。

 尚、協議が行われると見られていたタクシン前首相の帰国の是非に関する判断に関しては、議題として上っていなかった事ようです(スラユット首相談)。

 一方、民主党のアピシット党首は、タイ人としてタクシン前首相には帰国する権利があり、また解党審理において自ら証言する立場にあるとの認識を示した上で、代理人を通して思わせぶりな発言を繰り返すことなく、自ら帰国したいのか帰国したくないのか明確にするべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猥褻祈祷師に20年の刑

 女性が潜在的に持っている男性を惹きつける魅力を引き出すとの触れ込みで、訪れた女性に高額な祈祷料を支払わせた上で、魅力を引き出すための儀式と称して男性器を模した張型等を使用した猥褻行為の模様をビデオに収めていたとして逮捕されていたナレー・エーことハーン・ラクサーヂット被告に対する判決公判が29日朝開かれ、裁判所側は同被告に対して20年の刑を言い渡しました。

 裁判所側は、最初の告発者である妻を含む25人の被害者に対して猥褻な行為を行っていたと認定し、一人の被害者について4年、合計100年の刑を言い渡した上で、被告側の証言が裁判の進行に貢献した事を評価し75年に減刑し、更に合計で20年を超える刑の執行を禁じた法律に基づき最終的に20年の刑を下しました。

 尚、被告側は判決が不服であるとして控訴する方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (29日)

・29日8:30頃、ヤッラー県県都内で、学校へ出勤する為に小型トラックで路上を走行中だった59歳の学校長と52歳の学校教師が、バイクに乗った二人組(報道により人数不明の一味)に射殺された上で車体ごと火を放たれる。現場は二人が通う学校から約300メートル離れた場所。

・29日朝、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、46歳の村自警組織に所属するイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた5人以上と見られる人数不明の一味に銃撃され死亡。

・29日9:00過ぎ、パッターニー県パーナレ郡内で、雑貨店を経営する50歳の仏教系住民男性が店の前にいるところで、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・29日昼頃、ナラーティワート県タークバイ郡内で、路上の警戒作業にあたっていた当局関係車輌の通過に会わせ爆発物が爆発したが、人的に被害は未確認。

・29日、ナラーティワート県のガーラン県知事は、住民が一連の不穏な動きのターゲットになる事を防止するために、ガムナンや村長の補佐職11人を増員し各担当地域に於ける住民の安全確保体制を強化する方針を明らかに。

* 以上29日17:00迄に確認できた報道に基づきます。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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