2007年01月16日

復縁を拒絶された女子大生を殺害した職業訓練校生を逮捕

 首都圏警察本部第二分署は15日午後、別れ話のもつれからラーチャパット大学スワン・スナンター校に通う19歳の女子大生を殺害し遺体を遺棄した容疑で、高等職業訓練課程に通う元恋人のアーティット・プラホムヂャン容疑者(20)と遺体の遺棄を手伝った友人の28歳の男を逮捕した事を明らかにしました。

 事件は、殺害された19歳の女子大生と一緒にアーティット容疑者の自宅を訪れ、同容疑者から暴行を振るわれ意識を失った状態で路上脇の草地に放置されていた女子大生の妹(11)が発見され、更に事件を目撃し無理矢理女子大生の遺体の遺棄を手伝わされた上で口止めされていた同容疑者の実妹(18)の証言により明るみになったもので、警察によると、同容疑者は14日夕方に戦勝記念塔にあるセンターワンに女子大生を呼び出し、一緒に現れた女子大生の妹と共に借りていた借金1,000バーツを返済すると言って自宅に連れ込み、そこで復縁を迫ったものの大学入学後に新しい恋人ができた女子大生から頑なに拒絶された事に怒り、3,000バーツで購入した拳銃で女子大生を殺害すると共に一緒にいた女子大生の妹に暴行を振るったようです。

 逃走先のチョンブリーから自宅に戻る為にモーチットのバスターミナルに着いたところで逮捕されたアーティット容疑者は警察に対して、容疑事実を認めた上で、女子大生の妹も首を絞めた際に死亡したと思っていたと語っているようです。

posted by Jean T. at 01:23| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

売春させる目的で女性を中東に送り込んでいた女を逮捕

 警察は15日、メイドやレストランでの仕事を紹介できると騙して、応募してきた女性から高額な手数料を取り中東へ送った上で、同地で売春を強要していた容疑で32歳の女を逮捕しました。

 今回の逮捕は、中東で売春を強要されたとする女性約100人の証言に基づく捜査により実現したもので、被害にあった女性達によると、主に北部や東北地方を担当する女と繋がりがあるエージェントを通して中東でメイドやレストランの仕事があると紹介され、約9万バーツから10万バーツの紹介手数料を徴収された上で、中東の国に送り込まれ、そこで契約期間終了まで売春を強要されていたようです。

 逮捕された女は、主に各地のエージェントが騙して連れてきた女性をタイの空港から中東の国まで送り届け、そこで女性達に売春を強要する任務を担当していたようです。

posted by Jean T. at 01:20| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン前首相のCNNインタビューの発言要旨 (15日放送)

・政治から手を洗った。タイ国内で早く一般人として生活を送る事が出来るようにする為にも政界に復帰する意向は無い。

・首都圏で発生した連続爆破という"浅はかな"事件には一切関与していない。

・まさか今の時代にタイ国内でクーデターが発生するとは思いもよらなかった。クーデターの発生は自分の不運を象徴するもの。 クーデターの発生を知ったのは、正式にアナウンスされる約4時間前。

* 未確認ですが、前首相の一部発言にタイ当局側による検閲がはいったとの由。また、このインタビューに先立って行われたThe Wall Street Journalのインタビューの中で、タクシン前首相は、国家安全保障評議会内の人物と連絡を取り合っており、既に党員としての資格だけを除き政界に復帰する意向は無いから心配する必要は無いと伝えてあると語っていたようです。

posted by Jean T. at 00:03| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月15日

タクシン君が日本に?

 丁度日本の読者の方からタクシン首相がパスポートの交換の為(?)に日本にいるという噂が在日タイ人の一部の間で広がっていたという情報を貰ったばかりだったのですが、本日付のバンコクポストによると、同前首相が14日にシンガポールから日本に向け飛び立ったという情報があるようです。(そういえば、長男が年末年始に日本に滞在していたみたいですね)

 ただ、意図的に流されたと思われるガセ情報を裏を取らずに垂れ流す傾向があるバンコクポストの報道なので・・・

posted by Jean T. at 12:44| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Michael Brecker死す

 偉大なテナー奏者のMichael Breckerがアメリカ東部時間の13日に57歳で逝去されたそうです。

 かねてから白血病と闘病中で、昨年シンガポールとバンコクで見たPat Methenyのトリオ公演の際にも、Michaelのソロアルバム"Tales from the Hudson"の中で共演した曲を演奏する際にPatがMichaelのWEBサイトのアドレスを紹介しながらドナーを呼びかけていたのに・・・早すぎです。本当にショックです。

 学業そっちのけで練習と理論の勉強に明け暮れていた大学のJazz研時代を思い出しながら、Michaelのソロアルバムや参加したアルバムを聴いて暫く感傷に耽りたいと思います。

参考
http://www.michaelbrecker.com/

posted by Jean T. at 03:39| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BTS線延伸工事の関係で一部道路が交通規制

 バンコク都庁は14日、BTSスクムウィット線の延伸工事(オン・ヌットからソーイ・ベーリン間)が15日から開始される影響で、以下の区間に対して上下線一車線の通行が規制される事を明らかにしました。

1.オンヌット駅前からバーンナーの交差点までの200メートル区間
2.スクムウィット85からスクムウィット89/1間
3.スクムウィット95/1からスクムウィット99間
4スクムウィット64からソーイ・ピヤブット間
5.スクムウィット101/3からスクムウィット103間
(内、1.が24時間規制で、残りが朝6時から深夜0時まで規制の予定。また1.は14日22時から規制を実施との報も)

 バンコク都庁側は、工事期間中は旧鉄道沿いの道路やプーヂャオ・サミンプラーイ通り、高速、昨年から試験提供が開始されているラーマ三世通りとプーヂャオ・サミンプラーイ通りとを繋ぐヂャオプラヤー川にかかる橋等を迂回路として利用するよう呼びかけています。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相のシンガポール入りと政治活動は無関係

 タクシン前首相の法律顧問のノパドン・パッタマ氏は14日、前首相のシンガポール入りは、休養を兼ねて旧友にあうためのもので、個人的なビジネスや政治とは一切無関係である事を強調していました。

 また、ノパドン氏によると、SEAN加盟国内で他国の政治を攻撃する動きをすれば、二度とその国への入国が許可されないことになる為、政治的な活動をする訳がないらしいです。

 なんでも、タイへの帰国が許されていない状況の中で一つの国に留まっていると飽きてしまうので、しょうがないから旧友が居る地をたよりに国々を転々としているんだそうです。

 一方、タクシン前首相が中国内で中国語で書かれた自伝本が出版されるという話があることに関しては、同国内のタクシン・ファンの中国人が出版を買ってでたもので政治的な動きとは無関係であるとした上で、そもそも対象がタイ国内で政治的な権利を行使できない中国人であることから、国家安全保障評議会側が神経をとがらすような話ではないと語っていました。

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民主党、前首相の政界引退宣言は信用できない

 民主党のオンアート報道官は14日、先にタクシン前首相が法律顧問のノパドン・パッタマ氏を通して政界を引退する意向を表明した事に関して、現状では文字通りに受け止める事が出来ないとの認識を示しました。

 発言の中でオンアート報道官は、タクシン前首相の動静やそれを反映したタイ国内の動き、更には政治利権を失った層(報道により旧政権関係者)による社会に問題を引き起こす動き等が依然確認されている限りは、政界引退宣言は信用できないとして、タクシン前首相自らが行動で範を示すべきであると指摘していました。

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2007年01月14日

タイ・エアー・アジア社がスワンナプーム居残り宣言

 格安航空会社タイ・エアー・アジア社のタサポン・ベーレーウェーン会長は13日、一部の国内線が再移転する事が決定したドーン・ムァン空港への移転を断念し、現状通りスワンナプーム新国際空港内での運行を継続する方針を再確認しました。

 これは、限られた航空機を国内線と国際線で使い回している現状では、二ヶ所の空港での同時運行が事実上不可能である事を受けたもの。

 但し、運輸省側が最終的に一部国際線のドーン・ムァン空港への再移転を認める決定をした場合は、「間違いなく」ドーン・ムァン空港へ全ての運行便を移転させる意向であるとのこと。

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タクシン前首相、シンガポールに滞在中

 13日付けのNation紙によると、最近外交パスポートが剥奪されたタクシン前首相が12日にシンガポールにお入り遊ばされているんだそうな。

 4日間の滞在期間中に同国の副首相と食事をとる予定があるようですが、本当の滞在目的に関しては不明なようです。(もしかしてノーマル・パスポートへの交換?それともサイアム・パラゴンにいけない腹いせにオーチャードのパラゴンへお出かけ?)

 そう言えば、2-3年前にタクシン前首相がシンガポールの政府関係者と一緒にディナーを取ったという中華レストランに行く名誉を授かったことがありますが、食べ方を見ても解るように庶民層出身の前首相らしく、ガイドブックに載っていない味だけはお墨付きというような地味なお店でした。

* その後のiTVの報道によると、スラユット首相も既にこの情報を掴んでおり、ニット外務大臣に対してタクシン前首相がシンガポールの副首相との面会を求めた背後関係や動向について調査を指示しているようです。

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南部情勢(14日)

・14日6:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった76歳のガムナンの男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・14日6:30過ぎ、ヤッラー県県都内で、ゴム農園内で働く共に38歳の仏教系住民夫婦(報道により夫が39歳と妻が35歳等々と年齢に関してはまちまち)が、作業を終えバイクで帰宅途上に、人数不明の一味に銃撃され夫婦とも死亡。実行犯側は、死亡した夫の首を切断し、約3メートル離れた場所にあった妻の遺体の脇に置く(報道によっては妻の遺体の脇ではなく、約200メートル若しくは3メートル離れた場所に放置)という残忍さ。また、遺体のそばには「パッターニーの戦士」名で「お前等に仲間を殺害された復讐に、お前等の仲間を殺害した」等と仏教徒をターゲットにした攻撃であることを認める内容が記された紙切れ三枚が放置されていた。

 この事件の発生を受けヤッラー県の県知事は、仏教徒が居住する県内40ヶ村の警戒態勢を強化するよう指示。

・14日19:30前、パッターニー県ガポー郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が、警戒作業にあたっていた当局関係車輌の通過に会わせ爆発し、当局関係者三人が負傷。

・パッターニー県の県知事は14日、ガポー郡及び隣接するサーイブリー郡内の住民を動員して容疑者の釈放を要求する抗議活動が頻発している背景に、ガポー郡を組織側の活動拠点にしたいとの思惑があるとの認識を示した上で、イスラム委員会やイスラム教軍人会等の協力を仰ぎ地元住民と当局側の信頼関係の醸成に努める意向を表明。

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南部情勢(13日)

・13日8:00前(報道により7:00頃)、パッターニー県サーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった47歳の警察官が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・13日9:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内中心部で、植樹作業中だった地元行政組織の消防隊に所属する37歳の男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。付近で警戒作業にあたっていた自警組織関係者が二人組に向け銃を発砲するも、外れ二人組は逃走。

・第四地区国軍本部は13日、12日にパッターニー県ヤッラン郡内にある事実上南部国境三県域内に於ける国内治安維持部隊司令本部の機能を担っているシリントーン基地内に入場する軍関係者の車輌に爆発物が仕掛けられていた事件が発生した事を受け、今後司令部や統括本部等のの機能を担う重要な政府・当局関係施設をターゲットにした攻撃が激化する恐れがあるとして、管下に対して24時間体制で主要機関の警戒を強化するよう指示。

・マレーシアの防衛大臣は13日、10日にタイ国境付近で警戒作業にあたっていた軍関係者に手榴弾が投げ込まれ同国の軍関係者4人が負傷を負ったとされる件は、投げ込まれた手榴弾ではなく軍関係者内で発生した事故だった事が確認された事を明らかにした。発生当時タイ当局側は、マレーシアの軍関係者が手榴弾の取り扱いを誤り誤爆させたとの見解を示していた。

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2007年01月13日

ソンティ議長、陸軍大将が連続爆破に関与する事はあり得ない

 国家安全保障評議会のソンティ議長は11日、先に市民団体代表のチャーナパット・ナ・ナコン氏が年末年始に首都圏で発生した連続爆破に現政権内で閣僚ポストを得ることが出来なかった、旧政権側と対立する関係にあった事でも知られる退役軍人のP(ポー・パーン)大将が関与していた疑惑が有ることを明らかにした事に関して、陸軍大将が事件に関与していた可能性はあり得ないとの認識を示しました。

 しかし、チャナーパット氏が連続爆破事件捜査チーム首班のヂョンラック警察中将に提出したとされる資料に関しては、詳細に検証する価値があるものであるとの認識を示していました。

 一方、旧政権と対立関係にあり、現政権内で閣僚ポストを得ることが出来なかったP大将に該当する人物として浮上している元国内治安維持司令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将は、不穏な事件が直ぐに自分に結びつけられる事に軽い不快感を示した上で、自分は旧政権関係者と共謀して正気の沙汰ではない事件を引き起こす様な気が触れた人物ではないと語り関与を強く否定していたようです。

 また、パンロップ大将は、首都圏内で発生した連続爆破と北部や東北部で散発している学校放火事件は根を一つにしたグループによる犯行であるとの認識を示していました。

 タクシン前首相とは、仲が悪いようで実は仲が良いんだけど、やっぱし仲が悪いという微妙な関係にあった事で知られるワンロップ大将は、一時期タクシン首相(当時)の安全保障関連顧問を務めた事がある他、グルーセ・モスク事件発生当時の軍側の指揮官だった事でも知られ、またクーデター発生直前に発生したタクシン首相(当時)暗殺未遂疑惑事件に絡んで国内治安維持司令本部副本部長を解任されていました(但し、当時のタクシン首相は、暗殺未遂疑惑事件への関与の可能性は否定)。また、解任された当時はタイ・ラック・タイ党の党員。因みに暗殺疑惑事件への関与を疑われた時の発言は「もし俺が関与していたら、確実に殺していた」。

 尚、11日に連続爆破等の不穏な動きを資金支援していた疑惑がある7社に関する資料を資金洗浄委員会に提出したチャナーパット氏は、P大将はパンロップ大将の事では無いことを強く示唆した上で、新たに陸軍少将の階級を持つM(モー・マー)も同様に関与していた可能性がある事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:27| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (12日)

・12日7:00頃、パッターニー県県都内(報道によりヤラン郡内)にあるシリントーン基地内で、基地内に入ろうとしていた軍関係者が運転する車の下部から爆発物が発見され爆破処理される。爆破処理により仕掛けられていた車は大破。仕掛けられていた車が基地内に入った際に携帯電話で爆発させる目的で仕掛けたものと見られる。

・12日朝、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、不審物が発見されたとの住民の通報を受た当局関係者が、路上脇に置かれていたタイの国旗で包まれた不審物の調査を行っている際に爆発し三人が負傷。(一部の初期報道は、軍関係者の車に仕掛けられていた爆発物が、基地内に入場したところで爆発したと報じていた)

・12日朝、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、自宅付近を歩行中だった38歳の副村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・12日17:30頃、二歳の甥を乗せバイクで路上を走行中だった62歳のイスラム系住民が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、甥が頭部に負傷。

・10日早朝に発生したマレーシアの国境警備兵の派出拠点に向け手榴弾が投げ込まれ、同国の軍関係者四人が軽傷を負った事件に絡んで、マレーシアの副防衛大臣は、事件発生直前にマレーシアの国境警備兵に向かって罵声を浴びせていたタイ領内に住むチンピラによる犯行との認識を示す。

posted by Jean T. at 01:25| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

AOT、ドーン・ムァンへ一部国内線を再移動させる方針を決定

 タイ空港社(AOT)役員のチョーティサック・アーサパウィリヤ氏は11日、同日開かれた役員会で現在スワンナプーム新国際空港から離発着している国内線を3月15付けでドーン・ムァン空港に移転する方針を決定した事を明らかにしました。

 尚、移転は航空会社側の判断に委ねる事になるため、全面的な移動という事にはならないようです。また、一部の国際線の移転の可能性に関してはドーン・ムァン空港側の受け入れ態勢上の問題もあることから、再度政府側の再検討に委ねる方針で居るようです。

 移転後は、旧国際線第一ターミナルを使用する見通しで、また運行開始にむけて約1,300万バーツを投下してターミナルの再整備や人員の雇用を進める方針で居るようです。

 尚、機材を国内・国際線で使い回しているタイ・エアー・アジア社は、現状ではドーン・ムァン空港へオペレーションを移転させる方針が無いことを明らかにしているようです。但し、政府側が一部の国際線の移転も認めた場合は、移転に応じ、また政府側が決定を保留した場合は、運輸省宛に再検討の要請をする方針でいるようです。

 一方、タイ国際航空側は、国際線との乗り継ぎ客が多いプーケット線、チァン・マイ線、チァン・ラーイ線及びグラッビー線を除く全ての国内線を移転させる方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 02:23| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10年来最悪のマスコミ弾圧・・とタイ・ラック・タイ党が非難

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は11日、先に国家安全保障評議会のソンティ議長がマスコミに対してタクシン前首相及びタイ・ラック・タイ党幹部の動向や発言に関する報道をしないように「命じた」と伝えられている事に関して、10年来最悪のマスコミ弾圧であると非難しました。

 まぁ、言っていることは尤もなことだとは思いますが、何故権力を乱用してマスコミに偏向報道を強いていたタクシン政権内に居る時代に同様な非難発言が聞かれなかったかについても明確な説明をしてほしいものです。

 また、タクシン前首相までが、己の過去の行状を顧みずに今回の措置及び外交パスポートを剥奪された事に対して抗議する声明を法律顧問のノパドン・パッタマ氏経由で発していたようです。(その後、ちゃっかりタイの国籍までは剥奪しないでねと言っていたみたいですが)

 一方、民主主義市民連合の集会に合流した事でも知られる立法評議会議員のワンロップ・タンカナーヌラック氏(元上院議員)は、依然マスコミ無いに潜在的に影響力を行使できる旧政権関係者が存在し、タクシン前首相関連の報道等を利用して国家安全保障評議会の悪イメージを喧伝する恐れがあり、また学校放火等の水面下の動きが依然確認されている状況では必要な措置であり、報道の自由の侵害には該当しないとの認識を示した上で、国家安全保障評議会に対しては、戒厳令施行規則を適用し強要することなく要請ベースでマスコミを交えて協議を進め理解・協力を求めるべきであると指摘していました。

 尚、「命令」したと伝えられているソンティ議長は11日、あくまで国民一丸となった挙国一致団結体制創成の為の取り組みの障害になり得るようなタクシン前首相やタイ・ラック・タイ党幹部の言動に関する報道を控えて欲しいと「要請」しただけで、報道の自由を制限する意向は一切無く、マスコミ側が要請の受け入れを拒否しても何らかの対応を取る方針は無いと語っていました。

 しかし前後して国家安全保障評議会のサプラン副報道官は、一部の報道が国内情勢を煽動する様な主観的な報道を展開している現状では必要な措置であるとした上で、仮に協力が得られなかった場合は、放送局の閉鎖措置や電波の差し押さえを最終手段として講じることもあり得ると語っていました。(で、サプラン報道官からこういう発言が出ると、また評議会内で主導権争いが展開されているなんて報道が出ちゃうわけです。)

 一方、民主党側は、アピシット党首が不適切な措置であると非難する一方で、ステープ幹事長は、これまでに政府及び国家安全保障評議会の信用失墜を狙った者から意図的に流されたと思われるデマ報道が散見されてきたと指摘した上で、同評議会が持てる権限で報道規制を敷くことは間違った対応では無いという見解を示していました。

posted by Jean T. at 01:42| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政権内ポストを得られなかった退役軍人のPが連続爆破に関与?

 タクシン支持派と目されていた市民団体代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は11日、政府及び国家安全保障評議会の信用失墜を狙うための水面下の動きを支援する為に旧政権関係者に支給された15億バーツの内、2億バーツが信用失墜を狙う団体への活動支援金に、3億バーツが圧力を掛けるための大衆動員に利用され、更に10億バーツが学校放火や首都圏に於ける連続爆破事件等の破壊活動の準備資金として軍や警察関係者に支給されていた事を明らかにしました。

 これは、連続爆破事件を始めとする政府や国家安全保障評議会の信用失墜を狙った一連の負緒な動きに関与している人物のリストを連続爆破事件捜査チーム首班のヂョンラック・ヂュターノン警察中将(国家警察本部長補佐)に提出した際に、マスコミに明らかにされたもの。

 チャナーパット氏によると、特に総額6億バーツを投じて実行されたと見られる首都圏内8ヶ所で発生した連続爆破事件に関しては、現政権内で閣僚ポストを得ることが出来なかった、嘗てはタクシン前首相とライバル関係にあった事でも知られる退役軍人のP(ポー・パーン)大将が背後で糸を引き、警察少将クラスを含む10人以上の移民警察局の関係者及びスワンナプーム新国際空港関連で事業免許を受けている企業ぼオーナーが中心になって計画され、実行役にはバンコクにミンブリー区及びサムットプラーガーン県内に所在する違法入国で摘発されていたミャンマーのカレン人の軍出身者等を利用していたようです。

 尚、同様な情報は既に国家安全保障評議会にも提出してあるとの由。

 先に、チャナーパット氏は、スワンナプーム新国際空港の洪水対策工事を受注した企業のオーナーが、工事予算の一部から捻出した15億バーツを、一連の不穏な動きの支援資金として提供していた疑惑が有ることを明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:40| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相の政界引退発言は評議会の治安維持方針に影響を与えない

 国家安全保障評議会のサンスゥン報道官は11日、前日にタクシン前首相が法律顧問のノパドン・パッタマ氏を通して政界引退の意向を伝えた事に関して、国内の政治情勢に良い影響を与える歓迎できるシグナルであるとしたものの、同評議会側の水面下の動きに対する監視を含む治安維持対策方針の見直しに繋がる発言にはならないとの認識を示しました。

 また、サンスゥン報道官は、潔癖且つ公明正大な国家の指導者が選挙によって選ばれる事が担保された新憲法を制定する事が国家安全保障評議会側のゴールで、前首相の政界引退は評議会側が希望しているものでは無いと強調すると共に、今後タクシン前首相の発言が与える水面下の動きへの影響を見極めた上で方針を見直す可能性がある事に含みを持たせていました。

posted by Jean T. at 01:38| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクを目指す抗議農民集団、既に1,000人以上に膨らむ

 農民が抱える借金対策の前進を要求する為にナコン・ラーチャシマー県の県都内から徒歩でバンコクの首相官邸に向かっている農民団体の代表は11日、約200人で出発した行進に合流する者が増え続け既に1,000人以上にふくれあがっている事を明らかにしました。

 11日現在、ナコン・ラーチャシマー県シーキウ郡内にあるラムタコーン付近に到達している行進は、参加者の中に風邪をひいた者や疲労が激しい者が出始めている事を受け、同地で1日休憩を取った後に行進を再開する予定で、代表によると19日頃には首相官邸前に到達し、大規模な抗議活動を展開する見通しであるようです。

 いつぞやかの貧困者キャラバンみたいに、いざバンコクに着いたら参加者の70%が途中ではぐれて行方不明になったなんて発言をする事になるんでしょうか?

posted by Jean T. at 01:36| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、現状では内閣改造は考えていない

 スラユット首相は11日、現状では教育省関連以外の内閣の改造を考えていない事をあらためて強調しました。

 この発言は、先にプリーディヤートン副首相の財務大臣ポストを外し、先任の中銀総裁だったヂャートゥモンコン・ソーナグン氏を財務大臣に据える動きがあると伝えられ、ここにきて更に立法評議会議員のプラソン・スンシリ空軍少将が国家安全保障評議会の幹部から安全保障関連担当副首相への就任要請があった事を明らかにしたり、チャワリット元首相の懐柔の為に同元首相に近い人物を副首相に据える動きがあると報じられていた事を受けたもので、スラユット首相は、現在の所は教育大臣から副大臣の補充の要請を受けているだけで、他のポストの入れ替えに関しては考えていないと語っていました。

 尚、国家安全保障評議会のソンティ議長は、同評議会側がプラソン氏に副首相への就任を要請した事実は無いと語っていたようです。

posted by Jean T. at 01:34| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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