2007年01月04日

チャワリット元首相、無能政府が連続爆破を誘発させた

 チャワリット元首相は3日、職務遂行能力が欠如した政府の政策が連続爆破を誘発させ、国家に多大な損害を与える事に繋がったとの認識を示した上で、早急な国民への主権の返上が情勢の激化を抑える事に繋がると指摘しました。

 更に同元首相は、自身の関与が疑われている事に関しては、国家安全保障評議会側が意図的に喧伝しているものであると不快感を示した上で、仮に同評議会側が政治的な思惑が事件の背後にあると主張するのであれば、まず真犯人を検挙して国民に証拠を見せた上で主張するのが本筋であると指摘していました。

 この発言に先立って、国家安全保障評議会のサプラン副事務局長(陸軍副司令官)が、政治的な利権を喪失したグループによる犯行である事を裏付ける具体的な情報が有ることを明らかにしていました。

 また、連続爆破の準備の為にタクシン前首相から資金提供を受けていたと一部で報じられていることに関しては事実無根であるとした上で、タクシン政権時代に当時のタクシン首相からイスラム系分離主義組織のシンパと疑われ南部対策の責任者を解任されていた事を明らかにしていました。

 尚、東北地方の救国団体幹事役のタイゴン・ポンスワン氏は3日、連続爆事件に絡んで大手企業の関係者から国政レベルの政治家に約5,000万バーツの資金が提供されていた疑惑を裏付ける証拠を4日午後にマスコミに公表する方針を明らかにしていました。

 この発言に先立って、タクシン前首相支持派とのレッテルが貼られている市民団体代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏が、スワンナプーム新国際空港内で独占的にデューティー・フリー・ショップを展開している会社とタイ証券取引所への上場を志していた大手ビール製造会社の経営に関与している大物企業家が連続爆破事件や学校放火事件に関与しているグループに資金を提供していたとの情報が有ることを明らかにしていました。

 ただ、個人的には市民集会の開催期日延期発表後の言動から、どうもチャナーパット氏の団体は国家安全保障評議会側が自作自演用に作り上げた団体だったのではないかとの疑惑を持っているのですが、そこにきて今度は過去に上手いように利用されてガセ情報を掴まされていたタイゴン氏の登場となると、ますます・・以下自粛。

 いずれにしても、仮にスワンナプーム新国際空港内で独占的にデューティー・フリー・ショップを展開している会社の経営に関与している大物企業家が資金提供をしているのが事実であれば、パッポン周辺がバンコク内で最も安全な場所の一つという事になっちゃうかもしれませんが。。。

posted by Jean T. at 01:54| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連続爆破への関与を否定する事は誰にでも出来る

 2日にタクシン前首相がバンコク及びノンタブリー県内で発生した連続爆破事件への関与を否定した上で、事件の背後に南部国境三県内に於ける一連の不穏な動きがあると指摘する文面がしるされたファックスを送った事に対して、国家安全保障評議会のウィナイ報道官(兼防衛省次官)は3日、誰もが連続爆破への関与していないと言うことはできるとした上で、これまでに収集された情報や証拠に基づいて政治的な利益機会を喪失した者による犯行の線で捜査を進めている事を明らかにしていました。

 またウィナイ報道官は、タンマラック元防衛大臣に近い人物としても知られる防衛大臣官房付きのトライロン・イントラタット大将に情報提供を要請したと伝えられている事が直接同大将が関与を疑われていることには繋がらないとし、また、最近政府や国家安全保障評議会に対する批判を強めているチャワリット元首相の身柄を拘束したと報じられていることに関しては、事実ではないと語っていました。

posted by Jean T. at 01:51| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

憲法裁、前首相の書面による意見陳述を認める決定

 政党解党の是非を巡る審理を行っている憲法裁判所は3日、タイ・ラック・タイ党及び同党に買収されたとされるパッタナ・チャート・タイ党、ペーン・ディン・タイ党に対する被告側及び原告側の証人尋問を16日からそれぞれ7回に分けて行う方針を決定すると共に、3月6日に設定されたタイ・ラック・タイ党に関する第一回目の被告側証人尋問の証人として当時党首だったタクシン前首相と現暫定党首のヂャートゥロン・チャイセーン氏の両名を召喚する方針を決定しました。

 但し、タクシン前首相に関しては、出廷を要せず、書面にて意見を陳述するべきであるとし、憲法裁判事及び原告・被告側が出廷の必要があると判断した場合はビデオ会議システムを使用して尋問を行う事も可能であるとの判断を下しています。

posted by Jean T. at 01:50| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連続爆破事件にかこつけた脅迫電話が相次ぐ

 国家警察本部本部長補佐のヂョンラック・ヂュターノン警察中将は3日、連続爆破にかこつけて脅迫電話を掛けたり意図的に不審物を放置する行為は社会情勢を煽動しようとする極めて悪質な脅迫行為であると非難した上で、全力を挙げて実行犯を検挙し厳格に法を執行する方針を明らかにしました。

 これは、同日朝にノンタブリー県内にある学校に爆発物を仕掛けたとする脅迫電話があった事を受けた発言で、その後バンコク内だけでラーチャテーウィー区バンタットーン通り沿いにある学校やバンナー区内にある学校、ネーション社の本社ビル、セントラル・ワールド・プラザ等に爆発物を仕掛けたとする脅迫電話があった他、ドーン・ムァン区の区事務所付近やヤオワラート通り沿いにある電話ボックス、タイ軍人銀行本店前のゴミ箱、ラーチャヨーティン通り沿いにあるタイ商業銀行付近(報道によりメジャー・ラーチャヨティンとするものも)等で不審物が発見され回収作業が行われています。

posted by Jean T. at 01:49| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

副首相、連続爆破は短期的に観光にダメージを与えるも経済の大勢には影響しない

プリディーヤトン副首相は3日、連続爆破が短期的には観光関連に影響を与える可能性があるものの、全体的な経済成長には影響を与えないとの認識を示しました。

 発言の中で同副首相は、連続爆破は短期的に観光関連にダメージを与え得るものの、投資家の心理に大きな影響を与えず、また輸出も堅調であることから、経済の大勢に影響を与え裏雨事はあり得ないとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 01:47| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクが計画していた新交通システム建設にゴーサイン

 スラユット首相は3日開かれた閣議の席上で、バンコク都庁が計画していた特別高速大量輸送システム(BRT)の建設にゴーサインを出す決定をした事を明らかにしていました。

 この計画は、アピラック都知事が目玉政策の一つとして公約に掲げていた、鉄道の敷設に代えて所定の定期路線上に特別な連結バス車輌を走らせるというもので、当初計画では二路線が計画されていましたが、今回の閣議ではチョンノンシーからバンコク橋までの16.5Km区間に対してのみゴーサインが出されているようです。

posted by Jean T. at 01:45| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (3日)

・3日昼過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡(報道によりターン・トー郡)内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった34歳のイスラム系住民男性とその70歳になる舅が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され死亡。

・3日13:00前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクで路上を走行中だった38歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・ソンクラー県ハート・ヤイ郡の行政当局は、武器庫襲撃・学校連続放火事件が発生して3周年目となる4日に何らかの破壊行動が計画されている恐れがあるとして、郡内のガムナンや村長及び当局側と共同で警戒を強化する方針を決定。

posted by Jean T. at 01:43| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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