タクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏は10日、同前首相が政界から完全に手を引く意向を表明していた事を明らかにしました。
ノパドン氏によると、これは香港で直接会談した際にタクシン前首相から語られたもので、同前首相はノパドン氏に対して、首相への復帰や次期総選挙への出馬を目指す意向は無く、また政党との関係に関しては党員としてのステータス以外の関係は絶つ意向であると語ると共に、現政権がいらぬ懸念を抱かず国家の為に職務邁進できるようにするためにも、自ら政府の安定を脅かす動きに出たり、その様な動きを支援する意向も無いと語っていたようです。
いずれにしても、政党と関与する意向は無いとする一方で党員としてのステータスだけは放棄しないとする発言がポイントになりそうです。
一方、サワニット副外務大臣は10日、自らの要請で非公開形式で開かれた立法議会の席上で、12月31日付けでタクシン前首相及び夫人に対して交付されていた外交用のパスポートに対して無効化の措置を講じた事を明らかにしていました。
尚、外務省筋によると、タクシン前首相夫妻には9日に外交パスポートの無効化の処理が行われた旨通告され、また夫妻が通常のパスポートに切り替えるまで猶予期間をおくことになるため、実際に外交パスポートが失効するまでには約二週間の期間がかかる見通しであるとのこと。

