2007年01月12日

AOT、ドーン・ムァンへ一部国内線を再移動させる方針を決定

 タイ空港社(AOT)役員のチョーティサック・アーサパウィリヤ氏は11日、同日開かれた役員会で現在スワンナプーム新国際空港から離発着している国内線を3月15付けでドーン・ムァン空港に移転する方針を決定した事を明らかにしました。

 尚、移転は航空会社側の判断に委ねる事になるため、全面的な移動という事にはならないようです。また、一部の国際線の移転の可能性に関してはドーン・ムァン空港側の受け入れ態勢上の問題もあることから、再度政府側の再検討に委ねる方針で居るようです。

 移転後は、旧国際線第一ターミナルを使用する見通しで、また運行開始にむけて約1,300万バーツを投下してターミナルの再整備や人員の雇用を進める方針で居るようです。

 尚、機材を国内・国際線で使い回しているタイ・エアー・アジア社は、現状ではドーン・ムァン空港へオペレーションを移転させる方針が無いことを明らかにしているようです。但し、政府側が一部の国際線の移転も認めた場合は、移転に応じ、また政府側が決定を保留した場合は、運輸省宛に再検討の要請をする方針でいるようです。

 一方、タイ国際航空側は、国際線との乗り継ぎ客が多いプーケット線、チァン・マイ線、チァン・ラーイ線及びグラッビー線を除く全ての国内線を移転させる方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 02:23| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10年来最悪のマスコミ弾圧・・とタイ・ラック・タイ党が非難

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は11日、先に国家安全保障評議会のソンティ議長がマスコミに対してタクシン前首相及びタイ・ラック・タイ党幹部の動向や発言に関する報道をしないように「命じた」と伝えられている事に関して、10年来最悪のマスコミ弾圧であると非難しました。

 まぁ、言っていることは尤もなことだとは思いますが、何故権力を乱用してマスコミに偏向報道を強いていたタクシン政権内に居る時代に同様な非難発言が聞かれなかったかについても明確な説明をしてほしいものです。

 また、タクシン前首相までが、己の過去の行状を顧みずに今回の措置及び外交パスポートを剥奪された事に対して抗議する声明を法律顧問のノパドン・パッタマ氏経由で発していたようです。(その後、ちゃっかりタイの国籍までは剥奪しないでねと言っていたみたいですが)

 一方、民主主義市民連合の集会に合流した事でも知られる立法評議会議員のワンロップ・タンカナーヌラック氏(元上院議員)は、依然マスコミ無いに潜在的に影響力を行使できる旧政権関係者が存在し、タクシン前首相関連の報道等を利用して国家安全保障評議会の悪イメージを喧伝する恐れがあり、また学校放火等の水面下の動きが依然確認されている状況では必要な措置であり、報道の自由の侵害には該当しないとの認識を示した上で、国家安全保障評議会に対しては、戒厳令施行規則を適用し強要することなく要請ベースでマスコミを交えて協議を進め理解・協力を求めるべきであると指摘していました。

 尚、「命令」したと伝えられているソンティ議長は11日、あくまで国民一丸となった挙国一致団結体制創成の為の取り組みの障害になり得るようなタクシン前首相やタイ・ラック・タイ党幹部の言動に関する報道を控えて欲しいと「要請」しただけで、報道の自由を制限する意向は一切無く、マスコミ側が要請の受け入れを拒否しても何らかの対応を取る方針は無いと語っていました。

 しかし前後して国家安全保障評議会のサプラン副報道官は、一部の報道が国内情勢を煽動する様な主観的な報道を展開している現状では必要な措置であるとした上で、仮に協力が得られなかった場合は、放送局の閉鎖措置や電波の差し押さえを最終手段として講じることもあり得ると語っていました。(で、サプラン報道官からこういう発言が出ると、また評議会内で主導権争いが展開されているなんて報道が出ちゃうわけです。)

 一方、民主党側は、アピシット党首が不適切な措置であると非難する一方で、ステープ幹事長は、これまでに政府及び国家安全保障評議会の信用失墜を狙った者から意図的に流されたと思われるデマ報道が散見されてきたと指摘した上で、同評議会が持てる権限で報道規制を敷くことは間違った対応では無いという見解を示していました。

posted by Jean T. at 01:42| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政権内ポストを得られなかった退役軍人のPが連続爆破に関与?

 タクシン支持派と目されていた市民団体代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は11日、政府及び国家安全保障評議会の信用失墜を狙うための水面下の動きを支援する為に旧政権関係者に支給された15億バーツの内、2億バーツが信用失墜を狙う団体への活動支援金に、3億バーツが圧力を掛けるための大衆動員に利用され、更に10億バーツが学校放火や首都圏に於ける連続爆破事件等の破壊活動の準備資金として軍や警察関係者に支給されていた事を明らかにしました。

 これは、連続爆破事件を始めとする政府や国家安全保障評議会の信用失墜を狙った一連の負緒な動きに関与している人物のリストを連続爆破事件捜査チーム首班のヂョンラック・ヂュターノン警察中将(国家警察本部長補佐)に提出した際に、マスコミに明らかにされたもの。

 チャナーパット氏によると、特に総額6億バーツを投じて実行されたと見られる首都圏内8ヶ所で発生した連続爆破事件に関しては、現政権内で閣僚ポストを得ることが出来なかった、嘗てはタクシン前首相とライバル関係にあった事でも知られる退役軍人のP(ポー・パーン)大将が背後で糸を引き、警察少将クラスを含む10人以上の移民警察局の関係者及びスワンナプーム新国際空港関連で事業免許を受けている企業ぼオーナーが中心になって計画され、実行役にはバンコクにミンブリー区及びサムットプラーガーン県内に所在する違法入国で摘発されていたミャンマーのカレン人の軍出身者等を利用していたようです。

 尚、同様な情報は既に国家安全保障評議会にも提出してあるとの由。

 先に、チャナーパット氏は、スワンナプーム新国際空港の洪水対策工事を受注した企業のオーナーが、工事予算の一部から捻出した15億バーツを、一連の不穏な動きの支援資金として提供していた疑惑が有ることを明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:40| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相の政界引退発言は評議会の治安維持方針に影響を与えない

 国家安全保障評議会のサンスゥン報道官は11日、前日にタクシン前首相が法律顧問のノパドン・パッタマ氏を通して政界引退の意向を伝えた事に関して、国内の政治情勢に良い影響を与える歓迎できるシグナルであるとしたものの、同評議会側の水面下の動きに対する監視を含む治安維持対策方針の見直しに繋がる発言にはならないとの認識を示しました。

 また、サンスゥン報道官は、潔癖且つ公明正大な国家の指導者が選挙によって選ばれる事が担保された新憲法を制定する事が国家安全保障評議会側のゴールで、前首相の政界引退は評議会側が希望しているものでは無いと強調すると共に、今後タクシン前首相の発言が与える水面下の動きへの影響を見極めた上で方針を見直す可能性がある事に含みを持たせていました。

posted by Jean T. at 01:38| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクを目指す抗議農民集団、既に1,000人以上に膨らむ

 農民が抱える借金対策の前進を要求する為にナコン・ラーチャシマー県の県都内から徒歩でバンコクの首相官邸に向かっている農民団体の代表は11日、約200人で出発した行進に合流する者が増え続け既に1,000人以上にふくれあがっている事を明らかにしました。

 11日現在、ナコン・ラーチャシマー県シーキウ郡内にあるラムタコーン付近に到達している行進は、参加者の中に風邪をひいた者や疲労が激しい者が出始めている事を受け、同地で1日休憩を取った後に行進を再開する予定で、代表によると19日頃には首相官邸前に到達し、大規模な抗議活動を展開する見通しであるようです。

 いつぞやかの貧困者キャラバンみたいに、いざバンコクに着いたら参加者の70%が途中ではぐれて行方不明になったなんて発言をする事になるんでしょうか?

posted by Jean T. at 01:36| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、現状では内閣改造は考えていない

 スラユット首相は11日、現状では教育省関連以外の内閣の改造を考えていない事をあらためて強調しました。

 この発言は、先にプリーディヤートン副首相の財務大臣ポストを外し、先任の中銀総裁だったヂャートゥモンコン・ソーナグン氏を財務大臣に据える動きがあると伝えられ、ここにきて更に立法評議会議員のプラソン・スンシリ空軍少将が国家安全保障評議会の幹部から安全保障関連担当副首相への就任要請があった事を明らかにしたり、チャワリット元首相の懐柔の為に同元首相に近い人物を副首相に据える動きがあると報じられていた事を受けたもので、スラユット首相は、現在の所は教育大臣から副大臣の補充の要請を受けているだけで、他のポストの入れ替えに関しては考えていないと語っていました。

 尚、国家安全保障評議会のソンティ議長は、同評議会側がプラソン氏に副首相への就任を要請した事実は無いと語っていたようです。

posted by Jean T. at 01:34| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ・ラック・タイ党本部に脅迫電話

 11日9:24、タイ・ラック・タイ党本部に12時に爆発する時限爆弾を仕掛けたとの電話がありましたが、結局不審物は発見されませんでした。

 これまでの調べで、脅迫電話は12月31日に開通処理が為されたプリペイドお携帯電話が使用されていた事、また開通処理後に中国へ度々国際電話が掛けられていた事が確認されているようですが、シムカードの使用者登録が行われていない為、犯人の特定にまでは至っていないようです。

posted by Jean T. at 01:32| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (11日)

・10日夜半、パッターニー県サーイブリー郡内で、学校が放火され教室棟の一部が焼損。同郡内では、当日朝に隣接するバンゴー郡内の地区付き医師男性が運転する小型トラックに乗車していた女性教師が銃撃され死亡する事件が発生していた。11日付の一部紙面によると、死亡した女性教師は、非公然分離主義組織を統轄するブーサートゥー首領のワンカディル・ヂェマー氏の姪。

・11日11:35頃、パッターニー県マイゲーン郡内で、郵便配達の為にバイクで路上を走行中だった47歳の郵便局職員が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・11日15:30頃、ナラーティワート県県都内で、学校へ子供を迎えに行くためにバイクで路上を走行中だった41歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され意識不明の重体。

・11日16:00頃、ヤッラー県ラーマン郡内で、授業を終え自動車で帰宅途上にあった49歳の男性学校教師が、小型トラックに乗った人数不明の一味の銃撃を受け死亡。男性教師は、他の学校教師全員が当局関係者の護衛付きで帰宅の途につくのを見届けた後に、護衛無しで帰宅の途についていた。

・11日16:30頃、パッターニー県サーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった郡課外教育センターの56歳の用務員男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・11日16:30頃、パッターニー県トゥン・ヤーン・デーン郡内で、交通整理の任務を終えバイクで署に戻る途上だった郡警察所属の交通警察官二人が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され二人とも重傷。警察側は、地域内に潜伏する新興分離主義組織のRKK関係者による犯行との見方を示す。

posted by Jean T. at 01:30| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。