タクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏は18日、タクシン前首相がタイ国内で財団を設立する為に早期の帰国を希望している事を明らかにしました。
ノパドン氏は発言の中で、一部でタクシン前首相一家が国外亡命を希望していると報じられていることについて、意図的に流されたガセ情報に基づく報道であるとの認識を示し。事実では無いと否定した上で、タイ国内に社会貢献の為の財団若しくはタイの国際競争力増強に資する人材育成を目指す教育支援関連の非政府系民間組織を設立する為に早期の帰国実現を希望している事を明らかにしました。
一方、タクシン前首相が大学で講演を行う為に日本に行った、若しくは近々行く予定があるとの報道がある事に関しては、まだ事実関係は確認できていないとした上で、仮に日本に行く予定があるのであれば、現在日本入国の為の手続き中なのではないかとの認識を示していました。
また、日本の大学で講演を行う予定があると伝えられている事に関しては、仮に事実であっても政治的な動きとは無関係との認識を示し、また、日本の政府関係者と面会する可能性に関しては、おそらくビジネス関係者や旧知の人物との面会に限定され政府関係者と面会する事は無いのではないかと語っていました。
更に、タクシン前首相が日本のマスコミのインタビューを受ける予定になっている可能性があると一部で報じられていることに関しては、前首相が行く先々でインタビューの申し入れを受けていた事を見る限りは、仮に日本のマスコミからインタビューの申し入れを受けてもおかしな話では無いとした上で、国家安全保障評議会に対しては、仮にインタビューが行われても過剰反応をするべきではないと指摘していました。
* 尚、ノパドン氏の記者会見後の18日夜にタクシン前首相が元首相最高政策顧問のパンサック・ウィンヤーラトン氏を伴い日本入りしたことが確認されています。 日本国内では東大で講演がある他、NHK及びTBSのインタビューを受ける予定になっているようです。また、タイ政府側は在タイ日本大使館を通じて政府側の懸念を伝えた模様。

