2007年02月10日

旧チャート・パッタナー党系会派が党を離脱、新会派設立へ

 旧チャート・パッタナー党系のラムタコーン会派を率いるスワット・リプタパンロップ氏は52歳の誕生日を迎えた9日朝、会派のメンバー約30人を引き連れ副党首を務めていたタイ・ラック・タイ党を離脱した事を明らかにすると共に、旧セーリータム党系派閥のパヤナーク派閥メンバー等約40人と合流し新会派を設立する方針を明らかにしました。

 スワット氏によると、新たに設立される会派は、社会対立や水面下の動きを抱え不安定な政治情勢の正常化を目指すと共に国家和解・一致団結体制の創成を目指す取り組みへの参画を目指す会派であるとのこと。

 また、スワット氏及びパヤナーク派閥リーダーのピニット・ヂャールソムバット氏が国家安全保障評議会のソンティ議長ないしは評議会の大物幹部と面会し、評議会側からタイ・ラック・タイ党を離脱し評議会の実権を引き継ぐための新党を結党するように勧められたと報じられていることに関しては、事実ではないと否定していました。

 スワット氏によると、学校の先輩でもある評議会のウィナイ事務局長とは10年来の知己ではあるものの、これまで政治が絡んだ付き合いは無く、また評議会が実権を掌握して以降はウィナイ事務局長を始めとする評議会の幹部とコンタクトを取ったことは一度も無いとのこと。

 一方、パヤナーク派閥リーダーのピニット・ヂャールソムバット氏は、実権を継承する目的で党を設立するような時代では無いと語り、親国家安全保障評議会系の党設立を目指しているとの憶測を否定した上で、プリーチャー・ラオポンチャナ氏やスウィット・クンギッティ氏(記憶が正しければ、タイ・ラック・タイ党の主流派派閥に所属していたことも)等旧タイ・ラック・タイ党幹部と共に新会派に合流する事を明らかにすると共に、チャワリット元首相に近い人物で、同元首相が国家安全保障評議会に安全保障関連副首相への取り立てを働きかけていたとも伝えられていたウィチット・ヤーティップ大将が既に新会派に合流している事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

対外広報強化作戦指令本部長にスラポン首相副秘書官を任命

 ヨンユット政府報道官は9日、内外にタイに関する正しい情報を伝える為に設立が検討されていた危機的状況下に於ける戦略的広報委員会(通称作戦司令本部、タイ語報道ではタイ語スペルでWar Room)の首班に首相副秘書官のスラポン・チャイヤナーム氏を任命した事を明らかにしました。

 作戦司令本部は、タクシン前首相が国外メディアとのインタビューで現政権に対する対外信用失墜を狙って、国際社会は現在の政権を支持していないと発言したり、現政権が追求している汚職には一切関与していない等の発言を繰り返している事に対抗し、戦略的な広報活動により正しい情報を内外に伝える事を目的としたもの。

posted by Jean T. at 01:47| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旧借金帳消懇願者党が新規党員登録者数でダントツのトップ

 選挙委員会は9日、各政党の新規党員登録者数調査を行った結果、小政党のタイはタイ党(タイ・ペン・タイ、旧借金帳消懇願者党)の新規党員登録者が6,201,357人と最も多く、一方で最も党員離脱者数が多かったのがタイ・ラック・タイ党の11,297人だった事が明らかになっています。

 その他の主要政党の新規党員登録者数は、上位からタイ・ラック・タイ党が49,276人、チャート・タイ党が41,660人、マハーチョン党が33,317人、民主党が21,522人。

 選挙委員会側によると、各政党に支給される政党活動補助金目当てに幽霊党員を登録するケースも考えられる事から、今後各政党の新規登録党員に関するデータを精査した後に補助金の支給額を決定する方針でいるようです。尚、タイ・ラック・タイ党と民主党は前年度の補助金の受け取りを辞退しています。

posted by Jean T. at 01:44| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (9日)

・9日1:30前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった58歳の仏教系住民男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され重傷。男性は村自警組織の構成員だった。

・9日13:00過ぎ、ソンクラー県テーパー郡内で、モスクでの礼拝を終えバイクで帰宅途上にあった39歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は、南部国境県正常化推進統括本部が進める雇用機会推進策により学校警備員の職に就いていた。

・9日16時前、ヤッラー県ラーマン郡内で、食料の買い出しの為(報道により警戒作業の為)に市場内にいた38歳と24歳の警察官が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され24歳の警察官が死亡し38歳の警察官が重傷。更に流れ弾に当たった50歳(報道により70歳)の住民女性が重傷。

posted by Jean T. at 01:40| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする