旧チャート・パッタナー党系のラムタコーン会派を率いるスワット・リプタパンロップ氏は52歳の誕生日を迎えた9日朝、会派のメンバー約30人を引き連れ副党首を務めていたタイ・ラック・タイ党を離脱した事を明らかにすると共に、旧セーリータム党系派閥のパヤナーク派閥メンバー等約40人と合流し新会派を設立する方針を明らかにしました。
スワット氏によると、新たに設立される会派は、社会対立や水面下の動きを抱え不安定な政治情勢の正常化を目指すと共に国家和解・一致団結体制の創成を目指す取り組みへの参画を目指す会派であるとのこと。
また、スワット氏及びパヤナーク派閥リーダーのピニット・ヂャールソムバット氏が国家安全保障評議会のソンティ議長ないしは評議会の大物幹部と面会し、評議会側からタイ・ラック・タイ党を離脱し評議会の実権を引き継ぐための新党を結党するように勧められたと報じられていることに関しては、事実ではないと否定していました。
スワット氏によると、学校の先輩でもある評議会のウィナイ事務局長とは10年来の知己ではあるものの、これまで政治が絡んだ付き合いは無く、また評議会が実権を掌握して以降はウィナイ事務局長を始めとする評議会の幹部とコンタクトを取ったことは一度も無いとのこと。
一方、パヤナーク派閥リーダーのピニット・ヂャールソムバット氏は、実権を継承する目的で党を設立するような時代では無いと語り、親国家安全保障評議会系の党設立を目指しているとの憶測を否定した上で、プリーチャー・ラオポンチャナ氏やスウィット・クンギッティ氏(記憶が正しければ、タイ・ラック・タイ党の主流派派閥に所属していたことも)等旧タイ・ラック・タイ党幹部と共に新会派に合流する事を明らかにすると共に、チャワリット元首相に近い人物で、同元首相が国家安全保障評議会に安全保障関連副首相への取り立てを働きかけていたとも伝えられていたウィチット・ヤーティップ大将が既に新会派に合流している事を明らかにしていました。

