2007年02月23日

防相、首相何れも南部情勢のバンコク波及の可能性を認める

 ブンロート防衛大臣は22日、先にバンコクのアピラック都知事が都内全ての区に対して警戒態勢の強化を緊急指令した背景に、南部に於ける一連の不穏な動きに関与している一味に通じる関係者が、首都圏内の複数の教育機関内で不穏な動きを見せていることが確認された事を受けた措置だった事を認めた上で、現在国内治安維持部隊統括本部及び第一地区国軍本部が緊密に動向の掌握に努めているものの、多くが普通の学生に混じっているため関係者の特定に困難を極めている事を明らかにしました。

 一方、スラユット首相は22日午前に開かれた第四回定例記者会見の席上で、南部に於ける不穏な動きがバンコクに波及する可能性がある事を認めた上で、既に国内治安維持部隊統括本部側の警告に基づきバンコクへの波及を阻止する為に対策を講じている事を明らかにしていました。

* 一部報道によると、当局側は約30人の分離主義組織の関係者が南部からバンコクに移動し複数の大学内に潜伏しているとの情報を得ている模様。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/34332028.html
http://thaina.seesaa.net/article/34166315.html

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PTV、3月1日に本放送を強行開始

 タイ・ラック・タイ党系と目されているPTVの設立発起人の1人であるナタウット・サイヤグゥア氏は22日、放送開始を認めないとする政府側の方針に屈せず予定通り3月1日から本放送を開始する方針を明らかにしました。

 また、政府側の方針に対しては、同様な方式で既に放送を開始している他局(ASTV)を交えた話し合いにより解決の糸口を模索するべきであるとの考えを示していました。

 尚、正式な本放送開始発表は24日に都内にある10月14日記念館で行う予定とのこと。

 一方、ナタウット氏の発言に先立って政府広報局を管轄するティーラパット首相府大臣は22日、タイ・ラック・タイ党の元党員が立ち上げたPTVが、ソンティ・リムトーングン氏系のASTVと同様な方式で本放送を開始する方針を明らかにしている事に関して、あらためてASTVに対する行政裁判所側の判断が出ていないとして、現状では本放送開始を認めることが出来ないとの認識を示した上で、約4ヶ月間の期間を設け専門委員会で総体的に見当した上で最終判断を下すべきであるとの考えを示していました。

 また、ASTVが放送の継続が許されている事に関しては、タクシン政権が講じた放送停止措置に対して行政裁判所側が判決が下されるまでの期間の放送を認める仮処分決定を下したからで、それ以後に設立されたPTVとは事情が異なると説明していました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スラナン氏、ソムキット前副首相が新党結党に動いていることを認める

 前首相府大臣のスラナン・ウェーチャーッチーワ氏は22日、先に対外経済調整委員会の委員長を辞職したソムキット・ヂャートゥシピタック氏が新党結党の方向で動いている事を明らかにしました。

 スラナン氏は発言の中で、今後どの会派や派閥と合流するかについては現状では明確に出来ないと断った上で、ソムキット氏がクーデター発生直後に道議主義と名付けられた会派を結成し新党を結党する方向で動いていた事を明らかにしていました。

 但しスラナン氏によると、仮に新党を結党してもタクシン前首相と合流する事は絶対にあり得ないとのこと。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プラウェート氏、北部・東北部の70-80%がタクシン支持

 長老学識経験者のプラウェート・ワシー氏は22日、北部・東北部の住民の70%から80%が依然タクシン支持派であると指摘した上で、政府側は将来予想されるこれら住民による抗議活動によりコントロール不能な事態に陥ることを防ぐためにも警戒を怠るべきでは無いと指摘しました。

 またプラウェート氏は、情勢の正常化の為にもタクシン前首相が政界引退の意向を明確に示すべきであると指摘すると共に、(王室の威光をもものともしない)良からぬ考えを持つ人物による情勢の煽動行為に対応する上でも、国家安全保障評議会及び枢密院は王室の威光に過剰に寄りかかるような事があってはならないと指摘していました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

農民団体、再度バンコクを目指し出発を開始

 22日、東北地方19県の農業関係者で構成された東北地方住民ネットワーク関係者約600人が、農業関係者が抱える借金問題対策の進展を政府に要求する為に政府官邸を目指してナコンラーチャシマー県を出発しました。

 1月16日の閣議で政府側が対策に向けた明確の方針を決定した事を受け一回はバンコクへの行進を道中で断念していた団体代表のプラパート・ンゴークスーンヌゥン氏によると、今回の動きは政府に対して先の閣議決定に則った対策を目に見える形で実施するよう要求する為のもの。

 報道によると、今回の行進は街宣車を含めた30台の車と徒歩で移動する団体関係者で構成され、22日夜半にはサラブリー県内に到着し、そこで一泊した後にバンコクへ向け再度行進を開始する予定でいるようです。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする