2007年03月22日

PTV、23日にサナームルワンで集会を計画

 タイ・ラック・タイ党の元党員が中心になって設立されたテレビ局PTVは21日、23日にサナーム・ルワンで集会を開催する為にアピラック知事宛に使用許可申請を行った事を明らかにしました。

 代表のナタウット・サイグゥア氏によると、集会は放送に替わる代替え手段の確保と17日にMV1経由で開始された同局の放送が開始後10時間後に遮断された事に対して抗議する為に開催されるもので、仮にアピラック知事側がサナーム・ルワンの使用申請を拒否した場合は、今後同知事を政府と同類とみなすと共に、同知事が絡んでいる(とタイ・ラック・タイ党側が主張している)消防車・消防艇調達汚職疑惑に関する追求を絡めた抗議行動を開始する方針でいるとのこと。

 尚、集会は23日17:00から24:00の予定で開催される予定になっているようです。

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ソンティ議長、第二のスヂンダー首相にはならない

 ソンティ議長は21日朝ch5で放送された番組の中で、実権維持の為に首相を目指す意向が無いことを確認しました。

 これは20日行われた実権掌握後6ヶ月間の成果報告の席上で行われた記者団との質疑応答の場で退官後の去就について訊かれた際に「国を愛する者として、国の強化・安定に貢献できるできるどの様な立場でも受け入れる」と語るに留め、実権維持の可能性に関して明確な言及を避けていた事が、一部の間で実権維持の為に首相就任に意欲を見せたと受け止められていた事を受けた発言で、ソンティ議長は国民を裏切り実権維持に意欲を見せたスヂンダー政権を例に出した上で、首相はおろか、国家に危険な要素をもたらす恐れがある実権の維持にも固執していないと語り一部の憶測を否定していました。

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ソンクラーの市民団体、プレーム議長激励集会を開催

 21日朝、ソンクラー県県都内で、同県出身のプレーム枢密院議長を支持する市民パワー・グループ関係者1,000人が集まり、同議長を激励すると共に同議長をクーデターの首謀者であると決めつけた反クーデター派団体を非難しました。

 グループ側は、18日にプレーム議長公邸前で行われた集会の場で同議長がクーデターに対する立場を明確にしない限りは首謀者として見なさざるを得ないと発言したクーデターに反対する9月19日グループを非難した上で、即刻プレーム議長に謝罪の意を表明すると共に非建設的な活動を中止するべきであると訴えていたようです。

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南部情勢 (21日)

・20日深夜、パッターニー県県都内で、検問所を突破し逃走したバイクに乗った二人組の男を追跡していた当局側が、二人組に発砲し負傷を負わせた上で身柄を拘束し刃物等を押収。

・20日深夜、ナラーティワート県ジョアイローン郡内で、村内で開かれていた結婚披露宴の会場内で飲み物を販売していたイスラム系住民夫婦が、会場に押し入った何者かに銃撃され二人とも死亡。

・21日未明、ナラーティワート県ランゲ郡内で、自宅内でテレビを見ていた22歳の軍関係者(イスラム教徒)が、家に押し入った何者かに銃撃され死亡。

・21日5:00前、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、人数不明の一味が、分離主義関係者が潜伏していると見られる村内のパトロール作業にあたっていた特務部隊員10人に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この襲撃・銃撃戦で部隊員1人が死亡し2人が重傷。一部報道によると襲撃を受けた特務部隊員は、分離主義関係者が爆発物を隠しているとの通報に基づき強制家宅捜索に向かう途上だった。

・21日9:00前、ヤッラー県ターントー郡内で、ゴム農園内で作業中だった30歳の仏教系住民男性が人数不明の一味に銃撃され重体。

・21日昼過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で学校と保健所が連続して放火(報道により学校二校が放火)。実行犯側は消火作業に向かう当局車両の通行を妨害する為に路上に鋲を撒きながら逃走。

・21日18:00頃、ナラーティワート県ルゥーソ郡内の村道の入り口付近に仕掛けられていた爆発物が爆発・幸い爆発発生当時付近を通行する車両が無かったため人的な被害は無し。

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デックBIG ASSを有罪と認定、執行猶予付き判決

 15歳以上18際未満者に対する猥褻行為で訴えられていたBIGG ASSのボーカル"デック"ことエーカラット・ウォンチャラート被告に対する判決公判が21日開かれ、裁判所側は有罪と認定した上で執行猶予2年付きの1年6ヶ月の禁固、15,000バーツの罰金の支払いを命じる判決を下しました。

 この裁判は、エーカラット被告に対して生まれた子供の認知を要求していた当時18歳だった女性が、エーカラット被告がDNA検査の為の検体採取に現れなかった事に対抗して昨年7月4日に訴えていたもので、エーカラット被告側は、性的関係があった事は認めたものの、相手の女性が成人向け雑誌でモデルをやったり20歳未満者の入場が禁止されているエンターテイメント施設に普通に出入りしていたこと等から18際未満だとは認識していなかったと主張すると共に、女性に対して必要な援助を提供する用意があること、また年内に発売されるアルバムに麻薬や社会悪に反対する内容の曲二曲を含め社会貢献する用意があると訴え情状酌量を求めたようですが、裁判所側は有罪と認定し2年の禁固及び2万バーツの罰金の判決を下した上で、被告側が性的関係が会ったことを認めたことが裁判の進行に貢献した事を情状酌量し執行猶予2年付きの1年6ヶ月の禁固及び15,000バーツの罰金の支払いを命じる判決を下しました。

 尚、女性側が訴えていた親子認知問題に関しては、その後法務省科学捜査研究所のポンティップ所長代行が行ったDNA検査で親子関係が無いことが確認されています。

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2007年03月21日

タクシン前首相が絡む7件の不敬罪容疑、既に3件について送検済み

 国家警察本部のセーリーピスット本部長代行は20日、タクシン前首相が絡む7件の不敬罪容疑の内立件を断念した1件を除く3件については既に送検済みで、残りの3件に関しては来週中の送検に向け捜査中であることを明らかにしました。

 同本部長代行によると、既に送検済みの案件は、2005年12月25日に行われたタクシー運転手との交流会での発言(士官学校を卒業し国王から勲章を授かっている自分こそが真に国王を敬愛してい人物である等の発言)、定例政見放送内での発言及び地方遊説中にタクシン支持者に「タクシンを愛する」と書かれたプラカードと「国王万歳」と書かれた旗を持たせ前首相を出迎えさせた件の3件で、また現在送検に向けて捜査中の案件は、高級官僚との会議中の発言2件(カリスマ発言を含む)及びCNNのインタビュー内での発言となっているようです。

 また、同本部長代行は首都圏9箇所連続爆破事件に絡んで、来週中に新たに1人の容疑者に対して逮捕状発行の申請手続きを行う見通しになった事を明らかにしていました。

 尚、容疑者が絡むとされる爆破発生地点等の詳細については明らかにされていませんが、既に監視カメラ映像から容疑者の素性が特定されているとのこと。

posted by Jean T. at 01:31| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムクダーハーン県県都内で鳥インフルエンザの感染を確認

 農業協同組合省畜産局は19日、ムクダーハーン県県都内で大量連鎖死した鶏から鳥インフルエンザの感染が確認された事を明らかにしました。

 同局によると感染が確認されたのはラオスとの国境橋が架かるバーン・サイ・マイ地区内にある農業訓練開発センター内で飼育されていた鶏で、3月2日に26羽の連鎖死が確認され、既にその他の鶏を始めとする家禽に対して殺処理を始めとする必要な措置が講じられているとのこと。

 一方、公共保健省病害対策局のタワット局長は、大量連鎖死した鶏との接触履歴がある6人の地元住民を16日から7日間監視対象に置いている事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:28| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポンティップ女史の現場検証参加で抗議行動が収まる

 17日夜半に私立イスラム教学校の寄宿棟(初期報道では私立イスラム教学校前のモスク)が襲撃され10代の学生3人が死亡するという事件が発生したことを契機に住民側の強硬な抗議活動がソンクラー県サバーヨーイ郡ピヤン地区内で展開されていましたが、最終的に20日午前になって失踪したイスラム系弁護士夫人のアンカナー・ニーラパイヂット女史(立法議会南部問題監視委員会委員、国家憲法起草議会議員)立会のもとで法務省科学捜査研究所所長代行のポンティップ・ローヂャナスナン女史自らが現場検証を買って出ると同時に住民等に中立的な立場で事件の解明を進める事を約束した事に住民側が納得し、学校前の道路封鎖を解除し散会しました。

 18日に発生した住民側の抗議活動は同日夕方に一端は散会していましたが、その後19日朝になって、当局側による学校内の現場検証を阻止する為に再度道路封鎖、抗議活動が発生し、途中で学校の経営者側の了解の元で限られた当局関係者による現場検証が認められたものの、住民側の当局に対する不満は収まらず、最終的に抗議に参加した住民が500人規模にまで膨れあがり緊迫した状況になった為、同日夕方までに現場検証の継続を断念していました。

 尚、ポンティップ女史が20日行った現場検証では、実行犯側がM79小型榴弾とM16ライフルを使用し寄宿舎を襲撃し、更に寄宿舎や学校に火を放つために約20本の火炎瓶を用意していた事が明らかになっているようです。また、事件が発生した私立イスラム教学校のオーナーによると、最初に発生した爆発で学生が死亡したとの報道は事実ではなく、一味側の銃乱射により死亡したとのこと。

posted by Jean T. at 01:26| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (19-20日)

・18日20:00前、パッターニー県県都内で、バイクに乗った二人組が自宅前で談笑中だった仏教系の父娘にむけ銃弾を発砲し、44歳の父親が死亡し10歳の娘が重傷。

・19日8:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、バイク3台に分乗した6人組が王室プロジェクト傘下の模範農場に向かう19人の作業員を乗せたトラックに向け銃を乱射し、女性3人が死亡し同じく女性3人が負傷。難を逃れた女性作業員によると、通常は軍のバイク二台が作業員を乗せたトラックを護衛する事になっているが、当日は食事中だった護衛任務につく軍関係者の要請でトラックだけが先に出発していたという。

・19日午前、ナラーティワート県シーサコン郡内で、出勤の為にバイクで路上を走行中だった警察官が銃撃され負傷。

・19日午前、ナラーティワート県県都内で、乳酸菌飲料の行商中だった39歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重体。

・19日夜半から20日未明にかけてパッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、モスク前に駐車してあったバックホーが放火された他、ナムダム地区の行政機構ビル前に設置されていた監視カメラが何者かにより破壊

・20日2:00前、夜間外出禁止令が発令されているヤッラー県ヤッハー郡内で学校が放火されほぼ全焼。更に7:30前、現場の検証の為に学校に向かっていた国境警備警察関係者を乗せた車の通過に会わせ、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、1人が軽傷。当局側は付近にいた7-8人に任意同行を求め事情聴取を行うが、全員がゴム農園内での作業の為に現場近くに居たと証言し事件との関係を否定。

・20日夕方前、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、玩具店を経営する夫婦が店内に押し入った何者かに銃撃され二人とも死亡。

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走行中の二等長距離バスから出火、30人前後が死亡

 20日14:30頃、サラッブリー県ムワックレック郡内のミトラパープ通り上り車線を走行中だったヤソートン発バンコク行きの二等長距離バスから出火し少なくとも30人前後の乗員乗客が死亡するという事故が発生しました。

 当局側は、負傷を負った乗務員の証言から、火災が発生したバスがナコン・ラーチャシマー県パーク・チョーン郡内を走行中にブレーキ故障を引き起こし運転手が路上脇で応急修理を行っていたこと、また火災が車輪付近から発生しエンジンルームに延焼し、またたくまにバス全体に火が広がったことが確認できている事から、ブレーキ系統の故障が火災の原因ではないかとの見方を強めているようです。

 負傷を負った乗務員によると、死亡者の中には火に包まれたバス車内から逃げるために走行中のバスの窓から飛び降りて死亡した者も5-6人含まれているようです。

* パーク・チョーンからサラッブリーのセメント工場村間にある直線の下り坂を走行中に火災が発生したようです。

posted by Jean T. at 01:18| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピッサヌロークで学校火災が発生し全焼

 19日深夜、ピッサヌローク県ナコン・タイ郡内にある小学校から火災が発生し、木造一階建ての校舎がほぼ全焼しました。

 火災が発生した場所は教師宿舎脇にある資料室付近で、現場からライターが発見されていることから、当局側は放火による火災の可能性が高いと見て捜査を展開しているようです。

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2007年03月20日

警察、首都圏連続爆破事件は分離主義組織側の犯行と結論づける?

 タイ時間19日21:00過ぎ現在、バンコクポスト(WEB版)及びそれに完全に依拠したバンコク週報さんの記事でしか確認できていませんが、首都圏9箇所連続爆破事件の捜査班内の信頼できる筋からの情報として警察側が連続爆破事件は南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与している組織側が潜在力を誇示する為に引き起こした犯行であると結論づけ、近々捜査結果を国家安全保障評議会に報告する予定であると報じています。

 警察側は、連続爆破事件現場で回収されたCasioの時計やSCRダイオード等の部品が、南部で発生している爆破事件に使用されている物と同一である事を今回の結論の根拠にあげているようです。

 SCRダイオードに関してはバンコクポストや週報さんの記事に書かれている通りですが、CASIOの時計に関しては、昨年8月21日にソンクラー県ハートヤイ郡の市場内で不審な男が大量に購入していったとして同県の警察当局が何らかの爆破に使用される恐れがあるとして警告を発していました。

 また、シーナッカリンセンターで発生した爆破に絡んで、監視カメラ映像からヤッラー県ラーマン郡内で発生した銀行爆破に関与した容疑で指名手配されている男が犯行に関与した可能性が取り沙汰されていました。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/22644700.html

* すみません、体調不良の為本日掲載の記事はこれだけです。

posted by Jean T. at 00:16| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

プレーム議長公邸前の市民集会、平穏裏に終了

 反クーデターを標榜する9月19日ネットワークが中心になって開催されたプレーム枢密院評議会議長公邸前での市民集会は、18日20:00過ぎ公邸前にそれぞれ軍・警察、独裁政治を容認した学識経験者、独裁政治を容認した学生、クーデター後に設立された独立機関に見立てた4つの鉢植えを置くことを勝利宣言に見立て平穏裏に散会したようです。

 尚、参加人数に関しては、サナーム・ルワンから公邸に向かうデモ行進の時点で150人から200人が参加していたと見られているようです。(ネーションチャンネルの現場レポートに基づく)

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ナラーティワート県県知事、県内二郡に夜間外出禁止令を発令するべき

 ナラーティワート県のガールン県知事は18日、住民・宗教間の対立を煽動する動きがあるルゥーソ郡及びランゲ郡に対して夜間外出禁止令を発令するべきであるとの認識を示しました。

 この発言は、先に第四地区国軍本部のアコン報道官が、上記二郡に対して夜間外出禁止令を発令する方向で検討を行っている事を明らかにした事を受けたもので、ガールン県知事は激化している情勢を抑え込むだけでなく、仏教系とイスラム系住民が肩を寄せ合って住む地域内で一味側に煽動されたイスラム系住民と仏教系住民との対立が発生し、最悪の事態にまで発展する事を防ぐ上でも夜間外出禁止令の発令が必須であると指摘していました。

 尚、先にヤッラー県内の二郡に夜間外出禁止令を発令した第四地区国軍本部のアコン報道官は、事件の発生頻度以上に地域住民の当局側への協力度合い、即ち一味側が住民を精神的な支配下に置いているか否かの度合いを重視した他、特にヤッハー郡内で乗り合いワンボックスカーが襲撃され仏教系の乗客8人が惨殺された事件が発生した日の夜半に同地区内でイスラム系住民を狙った爆破・銃撃事件が発生し、翌日には爆破・銃撃事件は仏教系住民による報復であると訴える住民が抗議活動を展開するなど、イスラム系住民と仏教系住民との間の抗争に発展する恐れがあった事を考慮して夜間外出禁止令を発令した事を明らかにしていました。

 一方、18日夜のネーションチャンネルのニュースによると、ヤッハー郡と郡境を接し、また18日には住民による抗議活動が発生したソンクラー県サバーヨーイ郡に対しても夜間外出禁止令を発令する方向で検討に入っているようです。

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南部住民の間でより強硬な手段による解決を望む声が上がり始める

 民主党のオンアート報道官は18日、情勢が激化している南部国境三県域の住民の間で政府が進める平和的手段による解決に対する不安が募っており、多くの住民がより実態に即した強硬な手段で一連の不穏な動きに関与した者に対して法を執行するべきであると考えている事を明らかにしました。

 同報道官によると、これは地域の住民の要望で同党最高顧問のチュワン・リークパイ氏が16日にパッターニー県内を訪問し住民からヒアリングを行った際に住民の口から語られたもので、同時に住民達の間で政府と中央当局の指揮官クラス、及び地域に展開する当局の指揮官や関係者との間の連携体制を早急に築き上げるべきであるとの声も聞かれていたようです。

posted by Jean T. at 00:21| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第四国軍、二日間でRKKメンバー2人を含む28人の身柄を拘束

 第四地区国軍本部のウィロート本部長は18日、一部地域で夜間外出禁止令が発令されて以来2日間の間に新興分離主義組織RKKの組織員2人を含む28人の身柄を拘束した事を明らかにしました。

 身柄拘束された者の内訳は、夜間外出禁止令が発令されているヤッハー郡内で拘束された16人とナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で拘束された12人の合計28人で、何れもRKKが計画した犯行に荷担した事を認めている他、内の2人はRKKの組織員であることを認める供述を行っているとのこと。

posted by Jean T. at 00:18| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (16-18日)

・15日夜半、ヤッラー県ラーマン郡内で、4人組がガムナンに向け銃を乱射しガムナン及び付近にいた住民1人が重傷。事件の発生状況に関しては不明。

・15日夜半、パッターニー県サーイブリー郡内で、人数不明の一味が茶店内に爆発物を投げ込み、10歳の男児を含む3人が負傷。

・16日未明、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、鉄道駅構内にある乗客用の椅子や看板等が何者かにより破壊。

・16日11:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で、農作業を終えバイクで帰宅途上にあった57歳の元警察官が、バイクに乗った二人組に銃撃され負傷。

・16日夕方、ヤッラー県ガーバン郡内で、生徒の送迎を終えた生徒送迎用の車両が何者かによって銃撃されるが、銃弾の一部がフロントガラスを貫通したものの幸い人的な被害は無し。当時車内には運転手と教師の2人(何れも仏教徒)のみが乗車。事件発生現場は、現在夜間外出禁止令が発令されているヤッハー郡との郡境付近。

・16日19:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で学校が放火され木造一階建ての校舎がほぼ全焼。

・16日22:30前、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、10人以上と見られる一味がレンジャー部隊の臨時駐留地点にむけ銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。人的な被害は無し(報道により1人負傷)。また、事件後当局側が1人の容疑者の身柄拘束に動くが、村民総出で当局側を妨害。最終的に容疑者の身柄拘束を断念し写真及び経歴等の記録を取るに留める。

・17日未明から朝にかけてナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内のウェーン郡に通じる路上6箇所で、路上脇の立木が倒され道路が塞がれる。

・17日12:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で学校が放火され木造一階建ての校舎がほぼ全焼。同郡内では前夜にも学校が放火され全焼していた。

・17日19:30過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で、19歳のイスラム系住民男性が自宅前に居るところでバイクに乗った二人組に銃撃され負傷。

・17日20:30前、ヤッラー県ガーバン郡内で、友人宅前で談笑中だった36歳の仏教系住民男性が付近に潜んでいた何者かに銃撃され死亡。

 更に21:00前、同郡内で先の事件で犠牲になった男性と血縁関係にあると見られる37歳の仏教系住民宅が放火され、家主が火傷を負う。

・17日22:00前、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、人数不明の一味がピヤン地区内にある私立イスラム教学校正面にあるモスク前に集まっていたイスラム系住民に向け銃を乱射し、イスラム教学校の学生3人(内1人は搬送先の病院で死亡)が死亡し7-8人が負傷。更に一味側は郡内にある学校二校を放火。事件を受け住民の間で16日夜半に発生したレンジャー部隊駐留地銃乱射事件の報復にレンジャー部隊側が実行した犯行との憶測が飛び交い、部隊駐留地前で抗議活動を行う。この抗議活動が翌朝発生した住民等による過激な抗議行動に繋がる。

・18日朝、ヤッラー県県都内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発。幸い人的な被害は無し。

・18日昼過ぎ、パッターニー県サーイブリー郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発したものの、爆発発生当時現場を通行する車両が無かった為人的被害は無し。当局側は爆発が発生した路上を通過する当局間軽車両を狙ったものの、幸い発生当時路上を通過する予定が無かったため難を逃れたとの見方を示す。

・18日までにソンクラー県県都内を中心に仏教系住民の脅かす内容の脅迫ビラが撒かれているのが確認される。

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2007年03月18日

ソンクラー県サバーヨーイ郡内で住民が抗議行動、一部が先鋭化

 18日7:00頃、南部国境三県と県境を接するサバーヨーイ郡内で、前夜発生した人数不明の一味が私立イスラム教学校前のモスクに集まっていた住民に向け銃を乱射し、12歳から17歳のイスラム系の学生男女3人が死亡したのは、同地に臨時駐屯地を置いているレンジャー部隊の仕業であると訴える住民が事件が発生した私立イスラム教学校前の道路を封鎖し抗議活動を開始しました。

 昼前までに300人前後に膨らんだ住民達は、事件に関与した犯人の早期逮捕とレンジャー部隊の地区外への撤退を要求し当局側とにらみ合いを続けており、また一部の住民が先鋭化し当局側と一触即発の事態になる場面も見られているようです。

 事件が発生したサバーヨーイ郡内では、16日深夜に人数不明の一味がレンジャー部隊の臨時駐屯地に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、容疑者逮捕の際に住民側の強力な妨害活動に遭遇し身柄拘束を断念するという事態に至っていたことから、住民等の間では、前夜に発生した銃乱射事件はこの銃乱射・容疑者逮捕妨害に対するレンジャー部隊側の報復だったのでは無いかとの見方が支配的になっていたようです。

 また、一部報道によると、元々抗議に集まった住民が住む地区は、一連の不穏な動きに好感を持っていない当局側に好意的な住民が多い地区だったことから、前夜に発生した銃乱射事件は地域のイスラム系住民の反当局感情を煽る目的で行われた犯行との見方もされているようです。

  尚、抗議活動の方は、県イスラム教委員会の代表6人の協力の元で県知事が軍の仕業であるとのする住民側の主張は誤解に基づくもので、犯行は学生等を組織に取り込みたいBRNコーディネート側が仕掛けたものである説明し、最終的に住民側が説明を受け入れ17:00までに道路の封鎖解除に応じ大部分の住民が帰宅したものの、死亡した学生の遺族・関係者約30人は依然県知事の説明を受け入れる心の準備が出来ていないとして学校内に留まり事件の事実関係に関する詳細な捜査を要求しているようです。

(タイ時間 14:30掲載 19:00更新)

posted by Jean T. at 20:57| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PTV、MV1経由で放映を開始

 タイ・ラック・タイ党系のテレビ放送局PTVは17日、同日7:30よりMV1 Star Channel T.V.経由で放映を開始すると共に、PTVTHAI.COM内でも放送内容を同時に提供する方針を明らかにしました。

 PTV社設立発起人の1人であるヂャトゥポン・プロムパン氏(前タイ・ラック・タイ党副報道官)によると、何らかの形で本放送開始が妨害されるとの予測に基づき既に2月の時点で代替手段としてMV1経由で放映する方向でワールド・ネットワーク・エンターテイメント社と交渉を進めていたとのこと。

 一方、3月1日に予定されていた本放送の開始が不可能になった際にサナーム・ルワンで集会形式で中継録画を行う方針を明らかにしていたことと、反国家安全保障評議会を標榜する8つの市民団体が17日夕方から18日にかけてサナーム・ルワンで市民集会を開催する方針を明らかにしている事との関係については、無関係であるとした上で、既に放映が可能となった今となっては集会形式で中継録画をする必要性は無く、また今回の市民集会にも合流する予定は無いと語っていました。

 尚、MV1に関する詳細については報じられていませんが、恐らくネーションチャンネル等を配信しているTTVの3chで放映されているのがMV1じゃなかったかと思います。(番組の多くが中国・インドのドラマやタイ・ポップス・洋楽のMVの垂れ流し系で、またレギュラーで反タクシン派の活動に合流したサンティ・アソークの講話も放送していたと思います。また貧困者キャラバンがヂャトゥヂャック公園で行っていた集会の模様を生中継していたのもMV1だったと思います)

posted by Jean T. at 00:53| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

反評議会系市民団体、18日にプレーム議長公邸に向けデモ行進

 17日夕方、サナーム・ルワンで開かれた反クーデター、反国家安全保障評議会を標榜する8つの市民団体が共同で開催した市民集会の席上で、18日夕方にサナーム・ルワンを出発しプレーム枢密院評議会議長公邸(バーン・シーサオテウェート)前に向けデモ行進を行い、そこで演台を設営して20:00過ぎ頃まで集会を行う方針を再確認しました。

 一方、20時現在1,000-2,000人が集まった集会の席上では、スラユット首相のカーオ・ヤイ国立公園内にある別荘が絡む資産隠し・違法土地収用疑惑やソンティ評議会議長が絡む二重婚疑惑に関する調査やThai Say Noをキーワードに評議会側が制定した憲法にノーを突きつけようと訴える場面や、スラユット政権とタクシン政権とを比較しながらスラユット政権が如何に国に損害をもたらしたかと訴える場面では参加者から拍手や歓声が上がる場面も見られたようです。

 尚、集会主催者側によると、4月5日に再度サナーム・ルワンで市民集会の開催を予定しているようです。

* テレビで見た限りでは、CWP前で発生した反タクシン派と親タクシン派との衝突の際や前選挙委員会委員に下された実刑判決に対する激しい抗議行動が裁判所で発生した際、更にはPTVの開局発表会の場等で姿を見ることができた、所謂レギュラーさん達の姿も少なからず見られました。(ネーション・チャンネルのカメラマンもそれに気づいていたようで、ピラープ・カーオなる名前の団体幹部でもある女性を始めレギュラーさん達の動向を執拗に追いかけていました)

参考
thaisayno.com (主催団体のページ、頭にwwwをつけてアクセスして下さい)
http://thaina.seesaa.net/article/35735292.html
http://thaina.seesaa.net/article/35589461.html

posted by Jean T. at 00:48| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする