2007年03月02日

PTV、民主主義市民連合方式で集会の模様を収録したVCDを配布

 タイ・ラック・タイ党の元党員が中心になって設立されたPTVは1日、同日予定されていた本放送の開始が当局側によって妨害されたと非難した上で、今後サナーム・ルワンで公開録画を行い、その模様を収録したVCDを希望者に販売する方針を明らかにしました。

 これは、インタネット接続の遮断により1日に予定されていた本放送の開始が出来なかった事を受けたもので、PTV代表のウィラ・ムリックポン氏は、今後顧問弁護士と相談の上で政府広報局担当のティーラパット首相府大臣及び政府広報局のプラモート局長を職務遂行義務違反及び差別的職務遂行で訴える方針を明らかにしていました。

 PTVは、ソンティ・リムトーングン氏系のASTVと同様に、インターネット回線を利用して送られた放送を中国の通信衛星を経由して配信するシステムをとっており、同社側は今回本放送を開始できなかったのは、ゴーソートー社(CAT)側が放送配信の要となるインターネットの接続を意図的に遮断した為であると非難しているようですが、ゴーソートー社側はPTV社側から国外インターネット接続の許可申請が為されていなかったため接続が出来なかったと説明しているようです。

 一方、同社のナタウット氏は、BIG-Cの屋上に取り付けていた同社の補助用の放送受信用の大型パラボラアンテナが前夜に何者かに盗まれた事を明らかにしていました。

* 民主主義市民連合方式で公開放送の名を借りた集会を開催し親タイ・ラック・タイ党派・反クーデター派を結集させ、コーモーチョー(国家安全保障評議会のタイ語略称)・オーク・パイと叫ぶ一大勢力へ伸張させていきたいとの思惑が背後にあるようです。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン前首相への証人審問の延期を要請

 タイ・ラック・タイ党顧問弁護士のソムサック・トーラクサー氏は1日、憲法裁判所で行われているタイ・ラック・タイ党の解党審理に絡んで、3月6日に行われる予定になっているタクシン前首相への証人審問の期日を延期するよう要請しました。

 タクシン前首相は、第一回一被告側証人審問の際に一番目の証人としてビデオ会議システムを利用して証言を行う予定になっていたもので、ソムサック氏側は、前首相の居所がつかめずコンタクトが取れていない事、党内での準備が不十分であること、及びビデオ会議システムによる証人審問で充分に意思の疎通が図れるか不透明であることを延期要請の理由に掲げているようです。

posted by Jean T. at 01:52| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国軍最高司令官、再クーデターの噂を否定

 ブンサーン国軍最高司令官は1日、軍部内で再クーデターの動きがあるとの噂を否定した上で、社会に広まるデマ情報に惑わされず、冷静に物事の判断に努めることが重要であると国民に訴えました。

 この発言は、軍用車両や軍関係者が大量にバンコクに向け移動する動きを目撃した国民の間から再クーデターが発生するのではないかとの懸念が広がっていた事を受けたもので、第一地区国軍本部のプラユット本部長によると、首都圏の警備要員の定期交替及びマーカブチャー期間中の警備要因の増強の為の移動で、クーデターとは無関係であるとのこと。

posted by Jean T. at 01:50| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (1日)

・2月28日夕方過ぎ、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が小学生が乗ったスクールバスに向け銃を乱射し、10歳から13歳の七人が負傷(全員がイスラム系)。内11歳の少女一人が意識不明の重体。生徒らはソンクラー県内の動物園へ遠足に行った帰りだった。

・2月28日20:30前、パッターニー県県都内で、人数不明の一味が公衆電話を放火し、通報を受けた当局関係車両の現場到着に会わせて爆発物を爆発させる。人的な被害は無し。

・1日7:00前、パッターニー県ヤッラン郡内の路上で治水灌漑局に所属する32歳の男性の射殺対が発見される。バイクで帰宅途上に何者かに銃撃されたものと見られる。

・1日8:30過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、軍関係者二人(報道により一人)が負傷。

・1日14:30前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイク二台に分乗した四人組がモスク前で行商中だった45歳の仏教系男性が運転する小型トラックに向け銃を乱射し、男性が死亡し、行商の手伝いをしていたラムパーン県出身の23歳の男性が重傷。

・1日夕方過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内中心部で、路上で友人四人と談笑中だった18歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・セーリーピスット国家警察本部長代行は1日、王妃側近のウィリヤー・チャワグン女史の車列を狙った襲撃事件に絡んで、既に容疑者の一部を特定し身柄を追うと共に、現場に落ちていた薬莢等を手がかりに襲撃に使用された武器の入手先の特定作業を行っている事を明らかに。

・2月18日に発生した広域同時爆破・襲撃・放火事件に絡んで、ヤッラー県県都内中心部にあるシー・ヤッラー・ホテルに爆発物を仕掛けた容疑で、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内在住の25歳の男を逮捕。男は目撃証言に基づき作成された手配用の似顔絵に酷似。当局筋によると、逮捕された男は警察に対して容疑事実を認めると共に、他に女3人、男2人の共犯者がいると証言。

posted by Jean T. at 01:47| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

14歳のキャディーが強姦された上で殺害

 1日未明、ロッブリー県コークラムローン郡内にあるナーラーイ・ヒル・ゴルフ場の従業員宿舎の裏手で、美人キャディーとしてゴルフ場内で人気者だった14歳少女の他殺体が発見されました。

 死亡した少女は先月25日頃から行方不明になっており、また履いていたショートパンツや下着を脱がされていたことから、警察側は日頃から少女に目を付けていた何者かが少女を誘い出し、強姦した上で殺害したとみて、2-3人の男に絞り込み事情聴取を行う方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 01:43| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

タクシン前首相がロンドンで「民主主義」をテーマに講演

 タクシン前首相が2日にロンドンで"Crossroads for Democracy" と題された特別講演を行う事が明らかになっています。
posted by Jean T. at 11:37| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BTS線、1日から初乗り運賃を5バーツ値上げ

 バンコク大量輸送システム社は2月28日、計画通り1日からBTS線の初乗り運賃を5バーツ値上げする方針を再確認しました。

 当初予定より3ヶ月遅れて実施される今回の初乗り運賃の値上げにより、乗車区間に応じて10バーツから40バーツの範囲で変動する従来の体系から、15バーツから40バーツの範囲で変動する料金体系に変更される事になります。

 要は、従来の体系では初乗り10バーツで1駅区間しか乗車できなかったものが、新体系では初乗り15バーツで2駅区間乗車でき、以降40バーツを超えない範囲で2駅区間毎に5バーツ単位で運賃が上乗せされていくという料金体系に変わるだけで、この値上げで影響を受けるのは1駅区間だけを利用する利用客だけという事になります。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャートゥロン氏、地方訪問の中止を発表

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は2月28日、政党活動を禁じた民主改革評議会令の主旨が明確になるまで、予定されていた北部への訪問を中止する方針を明らかにしました。

 これは、前日に国家安全保障評議会が、ヂャートゥロン暫定党首が東北地方を訪問し、更にタイ・ラック・タイ党の公約を訴える為に北部や中部地区を訪問する方針を明らかにした事が政党活動を禁じた民主改革評議会令に違反していると判断した事を受けたもので、ヂャートゥロン暫定党首は、地方への訪問は憲法で保障された権利に則って地方部に所在する元下院議員や住民との交流機会を持つためのもので、国家安全保障評議会に挑戦する為のものではなかったとした上で、国家安全保障評議会に対して、政治活動とは無関係に地方を訪問する行為を違反行為とみなすなど恣意的・差別的に政党活動を禁じた改革評議会令を運用することなく、明確な運用指針を示すべきであると指摘していました。

 一方、チャート・タイ党のバンハーン党首は2月28日、地方訪問と政治活動とは無関係であるとするヂャートゥロン暫定党首の発言は詭弁であると切り捨てた上で、依然不安定な情勢を煽る政治的な動きがある限りは、政党活動を禁じた民主改革評議会令を解除するべきではない。解除は新憲法の骨子が明確になって以降に検討するべきであるとの見解を示していました。

 また、情勢を煽る政治的な動きに関しては、資金洗浄防止取締法を厳格に運用し、3月1日から本放送を開始させる方針をPTVの本放送開始する方針を明らかにしているタイ・ラック・タイ党系のPTVを含めた資金の流れの解明を行い背後で支援している者を特定するべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 01:22| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

iTVからTITVへ

 首相府のヂュラユット次官は3月28日、iTVに許諾されていた事業者免許が剥奪され、国の管轄下に置かれた以降も同社の独立性を保障する方針を明らかにした上で、国の管轄下に置かれた場合には社名をiTV(Independent Televison)からTITV(Thai Independet Television)に変更する方向で検討を行っている事を明らかにしました。

 尚、同社が国の管轄下に置かれた場合でも、70:30の報道番組と娯楽番組の比率を維持する方針を明らかにしていました。

 一方、ティパーワディー首相府大臣は同日、既にiTV新経営会議メンバー候補者5-6人の選定を終えたことを明らかにしています。

 同大臣によると、候補者は何れも官僚若しくは学識経験者で、元オーソーモート社(旧タイマスコミ公社)経営会議議長のミンクワン・セーンスワン氏の名前は含まれていないとのこと。

posted by Jean T. at 01:11| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (28日)

・27日21:00過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、バイクで路上を走行中だった58歳のイスラム教教師が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・28日早朝、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、ゴム農園付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、農園内で作業中の住民の警護作業にあたっていた軍関係者三人が軽傷。

・28日朝、パッターニー県ノーンヂック郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった住民父子が何者かに銃撃され負傷。

・28日10:30前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、妻と3歳の子供を乗せバイクで路上を走行中だった48歳の食品加工会社勤務の男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・28日10:30過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、バイクで路上を走行中だった22歳の請負配送業の男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。現場にはアルルーフの戦士名で無実の仲間に対する仕打ちに対する復讐であることを仄めかすビラが置かれる。

posted by Jean T. at 01:07| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする