2007年03月13日

前首相、直接対話による解決を図るべき

 タクシン前首相は滞在先のイギリスからHi-Thaksin.netに送付したビデオレターの中で、自分は一般人の立場として早期の主権の国民への回復、国内一致団結体制の成立、民主主義制度の復活を単に望んでいる立場でしかないとした上で、政府や国家安全保障評議会に対して、その様な自分に対して猜疑心を抱くことなく職務に邁進するべきであると指摘しました。

 更に、国王在位60周年の式典が控えていた政権末期時代に民間の選挙監視団体や学識経験者が提案した反タクシン派との直接対話を拒否していたタクシン前首相はビデオレターの中で、国王が80歳の誕生日を迎えられる年である事を念頭に、国王を敬愛し国を愛していると自認する者は対立を避け直接話し合って解決の糸口を模索するべきであると指摘しました。

 また将来に関しては、今後世界各国を訪問して得た知識やこれまでに得た知識を学生に教える教師になりたいとし、また、前政権が発行を開始した新型宝くじを現政権が発行を中止したことにより、新宝くじの収益金から奨学金を得ていたタイ人留学生の多くが経済的な困難に直面しているとした上で、今後自身の一族が出資設立したタイコム財団を通して困難に直面している留学生を支援していきたいと語っていました。

参考(コピーしてブラウザーに貼り付け後、頭にwww.を追加してください)
hi-thaksin.net/video.php?ParamID=3258

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

iTVに対して不当な優遇策を講じたとしてスラユット首相等を告発

 国家立法議会議員兼憲法起草議会議員のガールン・サインガーム氏(前上院議員)は12日、人権擁護団体や東北地方の民主団体関係者と連名で国家毀損行為調査特別委員会に対して、iTVに対して不当な優遇策を講じ国家に損害をもたらしたスラユット首相やティパワーディー首相府大臣、ヂュラユット首相府次官、プラモート政府広報局局長に対して法的な責任を追及するよう要請しました。

 今回の動きについて民主主義市民連合の演台にたった事でも知られるガールン氏は、政府広報局が自らTITVを放映する為の周波数を割り当てた行為が越権行為に該当するだけでなく、iTVを受け入れた事により月6,000万バーツの給与負担や、iTV時代に契約されていた外部製作会社に対する年間15億6,000万バーツの支払い等が発生させ国家に重大な損失をもたらしたと説明していました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

失踪弁護士夫人、国家警察及び本部長代行を職務遂行義務違反で告発

 イスラム系弁護士のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が失踪し3周年目を迎えた12日、失踪した弁護士夫人のアンカナー・ニーラパイヂット女史(国家立法議会議員、憲法起草議会議員)は、失踪に関与したとされる警察将校クラスを含む5人の警察関係者に対する処分が一切講じられていないとして、国家警察本部及びセーリーピスット本部長代行を職務遂行義務違反で訴える訴訟を行政裁判所に提訴しました。

 一方、法務省特別捜査局のスナイ局長は、弁護士失踪事件発生の原因になったとされるイスラム系容疑者に対する不当な取り調べ行為に関与した10人以上の警察幹部を国家汚職防止取締委員会に告発するよう指示した事を明らかにしました。

 尚、具体的な警察幹部の名前は今後の捜査に影響を与えるとして公表されていませんが、ソムチャーイ弁護士が弁護活動を行っていたJIがタイ国内で行ったとされる謀議に関与した容疑で逮捕されたイスラム系男性3人(その後無罪が確定)に対する不当な取り調べに関与した警察幹部が含まれていると見られているようです。

posted by Jean T. at 01:47| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

救国団体、愛人関連の資産報告を怠ったタ党元議員に対する再調査を要求

 東北地方救国団体ネットワークのタイゴン調整役は12日、タイ・ラック・タイ党所属元下院議員のアディソン・ピヤンゲート氏が愛人及びその間に生まれた子供名義に書き換えた資産を意図的に報告していなかった疑惑があるとして、国家汚職防止取締委員会に対して同氏に関する資産状況を再調査すると共に、愛人が所有する資産の「出所」に関する解明作業を行うよう要請しました。

 タイゴン氏によると、最近新しい姓名に書き換えた愛人女性が2,000万バーツという異常にに高額な資産を所有しており、アディソン氏が政治的な影響力を乱用して資産隠しの為に不当に資産を愛人女性名義に書き換えた疑惑が指摘できとのこと。

posted by Jean T. at 01:43| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (11-12日)

・11日夕方過ぎ、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、情勢の激化を嫌い他地域へ引っ越し空き家になっていた仏教系住民宅が放火され全焼。放火された家屋は過去にも放火されボヤで消し止められていた。

・11日20:30前、前日及び当日朝に容疑者の釈放を要求する抗議活動が展開されたパッターニー県コークポー郡ナー・プラドゥー地区内で、人数不明の一味が食事中の仏教系住民一家に向け銃を乱射し、45歳の男性が死亡。同地区内では当日午前、容疑者の釈放を要求するイスラム系の抗議住民と、容疑者に対する法に則った処置を要求する仏教系住民との間で小衝突が発生していた。

・11日21:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、人数不明の一味が建設労働者用の仮設宿舎内で就寝中だったミャンマー人に向け銃を乱射し、3人が死亡し5人が負傷。死亡した内の1人は首を切断されていた。

・11日深夜、ナラーティワート県県都内で、学校が放火され木造平屋建ての教室棟がほぼ全焼。

・南部に拠点を置く情報当局は11日、当局側が携帯電話を使用した遠隔起爆式の爆発物に対する対策を強化した事を受け、一味側がマレーシア領内で遠隔起爆装置として転用可能な自動車用のリモート・コントロール用の部品を大量に購入していた事を明らかに。

・12日2:30前、ヤッラー県ベートン郡内で、人数不明の一味がゴム農園内で作業中だった仏教系住民夫婦に向け銃を乱射し、41歳の夫が死亡。妻は難を逃れる。

・12日7:00過ぎ、ヤッラー県県都内中心部にある市場付近に駐車してあったセメントミキサー車の下に仕掛けられていた爆発物が爆発し、重傷4人を含む9人が負傷。負傷者の内の1人は妊娠5ヶ月の女性。

・12日昼頃、ヤッラー県県都内中心部で、同日朝に発生し9人の負傷者を出した爆破事件の発生に抗議する仏教系住民が集まり、犯行に関与しているイスラム系組織を非難すると共に、当局側に対して、かかる犯行に関与した者に対して厳格に法を執行するよう要求。

posted by Jean T. at 01:40| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする