2007年03月21日

タクシン前首相が絡む7件の不敬罪容疑、既に3件について送検済み

 国家警察本部のセーリーピスット本部長代行は20日、タクシン前首相が絡む7件の不敬罪容疑の内立件を断念した1件を除く3件については既に送検済みで、残りの3件に関しては来週中の送検に向け捜査中であることを明らかにしました。

 同本部長代行によると、既に送検済みの案件は、2005年12月25日に行われたタクシー運転手との交流会での発言(士官学校を卒業し国王から勲章を授かっている自分こそが真に国王を敬愛してい人物である等の発言)、定例政見放送内での発言及び地方遊説中にタクシン支持者に「タクシンを愛する」と書かれたプラカードと「国王万歳」と書かれた旗を持たせ前首相を出迎えさせた件の3件で、また現在送検に向けて捜査中の案件は、高級官僚との会議中の発言2件(カリスマ発言を含む)及びCNNのインタビュー内での発言となっているようです。

 また、同本部長代行は首都圏9箇所連続爆破事件に絡んで、来週中に新たに1人の容疑者に対して逮捕状発行の申請手続きを行う見通しになった事を明らかにしていました。

 尚、容疑者が絡むとされる爆破発生地点等の詳細については明らかにされていませんが、既に監視カメラ映像から容疑者の素性が特定されているとのこと。

posted by Jean T. at 01:31| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムクダーハーン県県都内で鳥インフルエンザの感染を確認

 農業協同組合省畜産局は19日、ムクダーハーン県県都内で大量連鎖死した鶏から鳥インフルエンザの感染が確認された事を明らかにしました。

 同局によると感染が確認されたのはラオスとの国境橋が架かるバーン・サイ・マイ地区内にある農業訓練開発センター内で飼育されていた鶏で、3月2日に26羽の連鎖死が確認され、既にその他の鶏を始めとする家禽に対して殺処理を始めとする必要な措置が講じられているとのこと。

 一方、公共保健省病害対策局のタワット局長は、大量連鎖死した鶏との接触履歴がある6人の地元住民を16日から7日間監視対象に置いている事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:28| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポンティップ女史の現場検証参加で抗議行動が収まる

 17日夜半に私立イスラム教学校の寄宿棟(初期報道では私立イスラム教学校前のモスク)が襲撃され10代の学生3人が死亡するという事件が発生したことを契機に住民側の強硬な抗議活動がソンクラー県サバーヨーイ郡ピヤン地区内で展開されていましたが、最終的に20日午前になって失踪したイスラム系弁護士夫人のアンカナー・ニーラパイヂット女史(立法議会南部問題監視委員会委員、国家憲法起草議会議員)立会のもとで法務省科学捜査研究所所長代行のポンティップ・ローヂャナスナン女史自らが現場検証を買って出ると同時に住民等に中立的な立場で事件の解明を進める事を約束した事に住民側が納得し、学校前の道路封鎖を解除し散会しました。

 18日に発生した住民側の抗議活動は同日夕方に一端は散会していましたが、その後19日朝になって、当局側による学校内の現場検証を阻止する為に再度道路封鎖、抗議活動が発生し、途中で学校の経営者側の了解の元で限られた当局関係者による現場検証が認められたものの、住民側の当局に対する不満は収まらず、最終的に抗議に参加した住民が500人規模にまで膨れあがり緊迫した状況になった為、同日夕方までに現場検証の継続を断念していました。

 尚、ポンティップ女史が20日行った現場検証では、実行犯側がM79小型榴弾とM16ライフルを使用し寄宿舎を襲撃し、更に寄宿舎や学校に火を放つために約20本の火炎瓶を用意していた事が明らかになっているようです。また、事件が発生した私立イスラム教学校のオーナーによると、最初に発生した爆発で学生が死亡したとの報道は事実ではなく、一味側の銃乱射により死亡したとのこと。

posted by Jean T. at 01:26| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (19-20日)

・18日20:00前、パッターニー県県都内で、バイクに乗った二人組が自宅前で談笑中だった仏教系の父娘にむけ銃弾を発砲し、44歳の父親が死亡し10歳の娘が重傷。

・19日8:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、バイク3台に分乗した6人組が王室プロジェクト傘下の模範農場に向かう19人の作業員を乗せたトラックに向け銃を乱射し、女性3人が死亡し同じく女性3人が負傷。難を逃れた女性作業員によると、通常は軍のバイク二台が作業員を乗せたトラックを護衛する事になっているが、当日は食事中だった護衛任務につく軍関係者の要請でトラックだけが先に出発していたという。

・19日午前、ナラーティワート県シーサコン郡内で、出勤の為にバイクで路上を走行中だった警察官が銃撃され負傷。

・19日午前、ナラーティワート県県都内で、乳酸菌飲料の行商中だった39歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重体。

・19日夜半から20日未明にかけてパッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、モスク前に駐車してあったバックホーが放火された他、ナムダム地区の行政機構ビル前に設置されていた監視カメラが何者かにより破壊

・20日2:00前、夜間外出禁止令が発令されているヤッラー県ヤッハー郡内で学校が放火されほぼ全焼。更に7:30前、現場の検証の為に学校に向かっていた国境警備警察関係者を乗せた車の通過に会わせ、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、1人が軽傷。当局側は付近にいた7-8人に任意同行を求め事情聴取を行うが、全員がゴム農園内での作業の為に現場近くに居たと証言し事件との関係を否定。

・20日夕方前、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、玩具店を経営する夫婦が店内に押し入った何者かに銃撃され二人とも死亡。

posted by Jean T. at 01:21| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

走行中の二等長距離バスから出火、30人前後が死亡

 20日14:30頃、サラッブリー県ムワックレック郡内のミトラパープ通り上り車線を走行中だったヤソートン発バンコク行きの二等長距離バスから出火し少なくとも30人前後の乗員乗客が死亡するという事故が発生しました。

 当局側は、負傷を負った乗務員の証言から、火災が発生したバスがナコン・ラーチャシマー県パーク・チョーン郡内を走行中にブレーキ故障を引き起こし運転手が路上脇で応急修理を行っていたこと、また火災が車輪付近から発生しエンジンルームに延焼し、またたくまにバス全体に火が広がったことが確認できている事から、ブレーキ系統の故障が火災の原因ではないかとの見方を強めているようです。

 負傷を負った乗務員によると、死亡者の中には火に包まれたバス車内から逃げるために走行中のバスの窓から飛び降りて死亡した者も5-6人含まれているようです。

* パーク・チョーンからサラッブリーのセメント工場村間にある直線の下り坂を走行中に火災が発生したようです。

posted by Jean T. at 01:18| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピッサヌロークで学校火災が発生し全焼

 19日深夜、ピッサヌローク県ナコン・タイ郡内にある小学校から火災が発生し、木造一階建ての校舎がほぼ全焼しました。

 火災が発生した場所は教師宿舎脇にある資料室付近で、現場からライターが発見されていることから、当局側は放火による火災の可能性が高いと見て捜査を展開しているようです。

posted by Jean T. at 01:14| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする