2007年03月25日

民主党、プレーム議長を中傷したPTVに対して法のメスを

 民主党のアロンゴン副党首は24日、タイ・ラック・タイ党の元党員が設立したテレビ局PTVが23日に開いた集会は、集会を開催する権利につけ込んで「隠された意図」を持って開催されたものであると指摘した上で、その最たるものであるプレーム枢密院評議会議長に対する中傷発言に関して不敬罪に該当する可能性を視野に捜査を行うべきであると指摘しました。

 これは、集会の場でPTV側がプレーム枢密院評議会議長がクーデターの首謀者であるという旨の発言を行った事を受けたもので、アロンゴン副党首は、PTVが開催した集会は、政府や国家安全保障評議会、更には旧野党や民主主義市民連合を中傷する内容が書かれたハガキを全国的に送りつけている水面下の動きと連携し、表舞台の場で敢えてプレーム議長という国王の側近にして社会的に尊敬されているカリスマを中傷する事により社会対立を煽動したいとの意図があったと指摘した上で、国家警察本部のセーリーピスット本部長代行に対してプレーム議長に対する中傷発言が不敬罪に該当する可能性を視野に捜査を行うべきであると指摘しました。

 また、アロンゴン副党首は、社会対立を煽る目的でプレーム議長を中傷する動きは、反クーデターを標榜する市民団体や今回のPTVだけでなく、国外にいるタクシン前首相やタイ・ラック・タイ党の幹部にも同様な動きが見られることから、水面下で4者一体となっている可能性も否めないとのこと。

 一方、民主党のアピシット党首は、政治的な意図を持った者達の術中に填る事を避けるためにも政府や国家安全保障評議会は慎重を期して集会や抗議活動に対応すえうべきであると指摘しています。

 発言の中でアピシット党首は、PTVや反クーデターを標榜する団体が開催する政治的な意図を持った集会に呼応するかのように、今後地方の困窮層による抗議活動が激化する事が予想されると指摘した上で、政府及び国家安全保障評議会に対して社会対立を煽動しクーデター前の状況に逆戻りさせたいという政治的な意図を持った者達の術中に填らない為にも集会や抗議活動に対しては忍耐と慎重を旨に対応するべきであると指摘していました。

 尚、23日に開かれたPTVの集会では、あたかもタクシン前首相やタイ・ラック・タイ党の演説会の様に貧困者対策や教育問題、南部問題等に対する政府の対応を非難する発言を繰り返した後、22:00前までに平穏に散会しているようです。

 また、主催者側は今後向こう4回金曜日に集会を開催する方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙違反で元タイ・ラック・タイ党議員に2年の実刑判決

 ピヂット県の裁判所は23日、買収容疑で同県選挙委員会から起訴されていたタイ・ラック・タイ党所属ピヂット県第一選挙区選出元下院議員のスゥムスック・ラオチャイヤアルン被告に禁固2年の実刑判決を下しました。

 スゥムスック被告は、2004年7月に行われた同県ワン・サーイ・プーン郡ワン・サーイ・プーン地区のタムボン行政機構評議会議長選出選挙の際に、有権者に酒を提供し議長候補として立候補していた票の取りまとめ役でもあるウィラポン・チャイヤウェート被告への投票を依頼したとして選挙委員会から起訴されていたもので、裁判所側は証拠として提出されたビデオ映像等から選挙違反と認定した上で、執行猶予無しの2年の禁固及び10年間の政治活動禁止の判決を下しました。

 尚、政府米買い取り政策が絡む不正行為に対して一審で14年の刑が下されているウィラポン被告に対しては、更に2年間の禁固期間を追加する判決が下されています。

posted by Jean T. at 00:52| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (23-24日)

・22日深夜、パッターニー県ヤッリン郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が、路上の警戒作業にあたっていた警察関係車両の通過に会わせ路上脇に仕掛けられていた爆発物を爆発させると共に車両に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に路上に鋲を撒きながら逃走。爆破及び銃撃戦で7人が負傷。

・23日19:00過ぎ、ヤッラー県ガーバン郡内で、路上を無目的に行き来していた精神を患う38歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され軽傷。更に20:00前、同じくガーバン郡内で、村長及び2人のイスラム系住民を乗せ路上を走行中だった車が、バイク数台に乗った人数不明の一味に銃撃され、同乗していた住民2人が重傷。村長は危うく難を逃れる。

・23日、マレーシア国営通信は、同国のサイエド外務大臣とニット外務大臣の会談の席上で、南部問題は宗教対立以上に社会・経済的な矛盾点に由来しているとの認識で一致した上で、共同で南部国境三県域内に於ける社会・経済開発に取り組む為に専門員会を設立し検討を行う方針が確認されたと伝える。一方、ニット外務大臣は帰国後行われた記者会見の席上で、アブドゥラ首相が平和的手段を基本に置いた現政権が進める対策に全面的な支持を表明した上で、あらためて必要な協力をする意向が伝えられていた事を明らかに。

・24日昼過ぎ、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、市場の警戒作業にあたっていた2人の警察官が、買い物客に紛れていた2人組の男に銃撃され死亡。事件発生当時、市場内は約100人以上の買い物客で賑わっていた。

posted by Jean T. at 00:49| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

相手の男性が女性と結婚した事に失望したニューハーフが自殺

 24日、コーン・ゲーン県ノーン・ルゥア郡内で、29歳のニューハーフの男性が除草剤を飲んで自殺するという事件が発生しました。

 調べによると、ニューハーフの男性は、つきあっていた男性が最近になって普通の女性と結婚して以来塞ぎ込みがちだったことから、つきあっていた男性が結婚した事に失望し自殺したのでは無いかと見られているようです。

posted by Jean T. at 00:45| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする