2007年03月30日

PTVに対して都庁前広場での集会開催を許可

 バンコク都庁は30日午前、同日夕方から集会の開催を計画しているPTVに対して都庁前広場の使用を許可する決定を下しました。

 また、都庁前広場が住宅地や寺院に隣接している事に鑑み都庁側が集会開催者に対して22:30までに集会を終了させるよう要請している事に関しては、PTV側は平穏を旨に集会を進行させ、23:00前後(報道により遅くても24:00)までに集会を終了させる方針を確認しているようです。

 PTV側によると30日に開かれる集会では、主に国家安全保障評議会及び政府に対する批判を中心に行い、プレーム枢密院評議会議長への攻撃やデモ行進を行う予定は無いとのこと。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/37176618.html

posted by Jean T. at 18:29| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スラユット首相、非常事態令の発令は無し

 29日夕方、バンコクを対象にした集会の規制を目的とした非常事態令発令の是非に関してソンティ国家安全保障評議会議長と協議を行ったスラユット首相は記者団に対して、非常事態令の発令が必要な情勢に無いとして同宣言の発令を見合わせる事で合意に至った事を明らかにしました。

 同首相によると、今後集会を開催する各団体に平穏を旨とした集会の開催に理解を求める方針でいるようですが、将来的に法律だけでは対応が不可能な非常事態令の発令が必要と判断される情勢になった場合には再度検討の上発令する事もあり得るとのこと。

 また、各団体が要求している早期総選挙の実施に関しては、9月までに新憲法に対する国民投票を終え12月16日若しくは22日に総選挙が行われるとの見通しを示していました。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/37176618.html
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6360 (ビデオ)
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6361 (ビデオ)

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

評議会、タクシン前首相が資金面でPTVを支援

 国家安全保障評議会のアヌポン副事務局長(陸軍副司令官)は29日、タクシン前首相が資金面でPTVを支援している事を既に承知していた事を明らかにしました。

 これは、元タイ・ラック・タイ党党員が中心になって設立されたPTVの設立発起人数名が北京滞在中のタクシン前首相と面会している模様を撮影した写真等の存在が明るみになった事を受け同前首相とPTVとの関係に関する憶測が飛び交っている事を受けた発言で、アヌポン副事務局長は、タクシン前首相が資金面でPTVを支援していた事は既に承知していたものの、支援総額については明確になっていないとのこと。

 尚、北京でタクシン前首相に面会したヂャトゥポン・プロームパン氏(元タイ・ラック・タイ党副報道官)及びヂャクラポツプ・ペーンケー氏(元政府報道官)は29日、北京で前首相に面会した事は認めたものの、前首相に対してPTV設立の為の資金提供を要請したり、反クーデターを標榜した集会の組織に関して相談した事実は無いと語っていました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スワナプーム空港長、5年後に世界一の評価が得られる空港を目指す

 スワンナプーム新国際空港のセーリーラット空港長は29日、2010年度に世界一の評価が得られる事を目指して空港の整備を進める方針を明らかにしました。

 発言の中でセーリーラット空港長は、依然トイレ、電気系統、照明、空調、警戒態勢等解決しなければならない問題が山積している事を認めた上で、年内にこれらの問題を全て解決し、2009年までに四つ星半レベルの評価が、2010年度に世界で最も人気・評価が高い国際空港になるよう整備を進めていきたいと語っていました。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

刑裁、ソンティ・リムトーングン氏に対して名誉毀損で2年の実刑判決

 刑事裁判所は29日、プミタム・ウェーチャヤチャイ氏(元運輸副大臣)に対する名誉毀損でソンティ・リムトーングン氏に対して2年間の実刑判決を下しました。

 この裁判は、2005年11月25日に公開録画された番組の中でソンティ・リムトーングン氏が、王制打倒を意図していた元共産党員であるプミタム氏には国王を敬愛する気持ちがかけており、またスェーデン国内に開設された王室を誹謗するサイトを支援していると発言した事が名誉毀損に当たるとしてプミタム氏側が訴えていたもので、裁判所側は名誉毀損に該当すると認定した上で、ソンティ・リムトーングン氏に対して執行猶予無しの2年の禁固刑を下すと共に、ソンティ氏及び番組を製作放映し、また番組を収録したVCDを配布したソンティ氏系のタイ・デー・メディア社に対して共同で20万バーツの慰謝料の支払いを命じる判決を下しました。

 尚、10万バーツの保釈金(ソンティ氏側は額面20万バーツの有価証券等を提出)で仮釈放されたソンティ氏側は控訴する方針を明らかにしているようです。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6355 (ビデオ)

posted by Jean T. at 02:00| 市民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地下鉄・BTS線、年内に乗車カード共通化実現の見通し?

 バンコクのアピラック都知事は29日、懸案となっていた地下鉄線とBTS線の乗車カードの共通化が今年の末までに実現するとの見通しを示しました。

 乗車カードの共通化に関しては、現政権誕生直後に当時のプリディーヤトン副首相兼財務大臣が関係者と協議を行い共通化で原則合意に至ると共に実施時期に関しては次期政権の判断に委ねる方針を明らかにしていました。

 尚、アピラック都知事によると、将来的に現在計画中の特別特急バス(BRT)にも共通化された乗車カードを使用可能にする方針であるとのこと。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

行政裁判所、JTEPA調印の差し止め請求を却下

 中央行政裁判所は29日、日タイ経済連携協定の調印に反対する市民団体が提出した調印差し止めを求めた仮処分申請を却下する決定を下しました。

 仮処分申請はFTA Watchや消費者団体を始めとする5つの市民団体が29日朝提出していたもので、今回の却下決定を受け30日朝に最高行政裁判所に対して再度差し止めの仮処分を申請する方針でいるようです。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (29日)

・28日深夜から29日未明にかけてソンクラー県サダオ郡内で、家具工場及び軍関係者の住宅が連続して放火され、家具工場はボヤで消し止めら民家は延焼により3軒が全焼。人的な被害は無し。サダオ郡は南部国境三県及びソンクラー県内4郡に適用されている非常事態令の適用外地区。

 一方、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内では、森林局職員の住宅及び派出所が放火。また、ルゥーソ郡内では偽爆弾が路上に放置されると共に当局車両の進行妨害を狙って鋲が撒かれたり立木が路上に向け倒される。

・29日朝、ヤッラー県グロンピナン郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が路上の警戒作業にあたっていたレンジャー部隊員を乗せた車両の通過に会わせ爆発し1人が重傷。

・29日6:30過ぎ、ナラーティワート県ウェーン郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、付近をバイクで走行中だった26歳のイスラム系住民男性が軽傷。

・29日9:30前、ヤッラー県グロンピナン郡内で、バイクに乗った二人組が徒歩で路上の警戒作業にあたっていた軍関係者9人に向け発砲し、軍関係者1人が負傷。

・アーリー国務大臣は29日、同省側がワーダ会派の関係者が南部情勢に関与している事を裏付ける具体的な証拠を握っていない事を認める。これは、先にソンティ陸軍司令官(国家安全保障評議会議長)が旧政権党系のワーダ会派の関係者が南部情勢に関与していると指摘した事を受けたもの。また、南部国境域行政センターのプラナーイ・センター長は、ワーダ会派が関与しているという話を聞いたことが無いとした上で、ソンティ司令官の発言がセンターとワーダ会派との協力関係に影響を与えることは無いとの認識を示す。

・その他、ネーションのサイトに掲載されたAFP電が、29日にナラーティワート県内でバイクで路上を走行中だった39歳と32歳の仏教系夫婦及び同じくバイクで路上を走行中だった51歳の仏教系住民が銃撃され死亡と報じているが、同日タイ時間23:00現在タイ国内の報道では未確認。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする