2007年04月16日

タ党暫定党首、ソンクラーン後に政府は反政府勢力の強力な攻撃に晒される

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は15日、ソンクラーン後に政府及び国家安全保障評議会は反クーデターを標榜する団体による過激な集会活動による脅威に確実に晒される事になると指摘した上で、過激な集会活動が経済・国民生活にも深刻な影響を与える恐れがあると警告しました。

 その上で、ヂャートゥロン暫定党首は、政府が公約に掲げた総選挙実現に取り組む姿勢を明確に見せている限りは、たとえ集会活動が激化しても政府・評議会の安定を揺るがす脅威には為り得ないとの認識を示した上で、むしろ政府と評議会の対立が安定を脅かす脅威に為り得ると皮肉混じりに指摘していました。

 一方、民主党のアピシット党首は15日、同様にソンクラーン後に反クーデターを標榜した団体による集会活動が激化するとの認識を示した上で、血の5月と同様な最悪の事態に発展する事を未然に防ぐためにも、政府・評議会側はクーデターを正当化する理由の一つに掲げた前政権がもたらした不正・汚職行為を始めとする問題の解決に対して取り組む姿勢を明確にみせると共に、反タクシン系団体、反クーデター団体及び真に民主主義の回復を要求している団体それぞれの発言により混乱している国民に対して、前政権が如何に法の正義を踏みにじり国家に損害をもたらしてきたかを知らしめる努力をすることが重要であると指摘していました。

 尚、親タクシン派色が強いPTVは、政府・評議会に対する攻撃を強化する方針を確認すると共に、27日に他の団体と共同でサナーム・ルワンで大規模な集会を開催し政権の屋台骨を揺るがす反政府勢力の伸張に繋げる方針を明らかにしているようです。

参考
防衛大臣、ソンクラーン後が正念場



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南部情勢 (14-15日)

・14日21:00前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、イスラム系住民の住宅が放火されほぼ全焼。放火発生当時、家主等はパッターニー県内にある実家に所用の為に出かけていたため無人だった。

・タイ国鉄は15日朝、前日にナラーティワート県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が走行中の列車に向け銃を乱射し乗員乗客2人が負傷を負う事件が発生した事を受け、ヤッラー駅からスンガイ・ゴーロック駅間の列車の運行を15日朝から無期限に中止する方針を明らかに。運行再開時期に関しては、情勢を見極めて上で決定される見通し。

・15日12:00前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が、バイクで路上を走行中だった70歳の仏教系住民男性を射殺し、全身にガソリンをかけ火を放った上で、男性のバイクを盗み逃走。

・15日17:30前、ナラーティワート県シーサコン郡内で、小型トラックで現れた10人前後の男が二手に別れて地元行政機構の庁舎を臨時駐屯地として使用していたレンジャー部隊関係者に向け銃を乱射し、約15分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦でレンジャー部隊関係者1人が死亡し3人が負傷。

・15日20:00前、パッターニー県県都内にある食堂前に駐車してあったバイクに仕掛けてあったと見られる爆発物が爆発し、店内で食事中だった1人が負傷。

・15日、ヨンユット政府報道官は、スラユット首相が16日にヤッラー県を訪問し県都内で惨殺された仏教系女性の葬儀に列席するとの報道を否定。これは、スラユット首相が16日に行われる葬儀に列席する意向を表明し、その際に県都内中心部にある県庁舎前で抗議活動を展開している仏教系住民との間で直接協議が行われる見通しになったと伝えられていた事を受けたもの。

 尚、ヨンユット報道官によると、20日に予定されているマスコミ関係者を伴った南部視察訪問は予定通り行うとのこと。

 一方、座り込み抗議活動を展開している住民達は、16日に王室から下賜された花輪を飾るに相応しい寺院で女性の火葬を行う事に関しては原則的に合意しているものの、16日の火葬まで棺を県庁舎前に安置すると共に、政府・評議会側に対して融和策の放棄と厳格な手段による南部対策を中心とした要求事項の受け入れを要求する為の直接協議が実現するまで座り込み抗議活動を継続させる方針を確認。

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危険な7日間、4日間で236人の交通事故死亡者

 道路交通安全管制センターは15日午前、ソンクラーン期間(11日-17日)4日目となった14日までに2,821件の交通事故が発生し、236人の死亡者、3,182人の負傷者が確認された事を明らかにしました。

 また、4日間で死亡事故の発生件数が一番多かった県がローイ・エット県で、次いでコーン・ゲーン県という結果になっているようです。

 一方、事故原因に関しては飲酒運転が一番多く、以下スピードの出し過ぎ、無理な追い越しと続き、またバイクによる事故が一番多かったようです。

 尚、ソンクラーン期間中の危険な7日間の事故発生状況に関する詳細に関しては、道路交通安全管制センターのこちらのページが参考になると思います。 (10日間ベースですが昨年度の実績はこちら

 因みに、ページに掲載されている表は、左のコラムから日付、事故発生件数、死亡者(男、女、合計)、負傷者(男、女、合計)となっています。

 また、各県別での発生状況等の日付別詳細(タイ語)に関しては、こちらのページからダウンロードできるpdfファイル若しくはパワーポイント用ファイルで確認できます。

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ナコンサワンの寺院内で抗争、若者2人が死亡し3人が負傷

 15日16:30前、ナコンサワン県ノーンブワ郡内の寺院内で、折から開催されていたソンクラーンを祝う催事に参加していた若者同士の抗争事件が発生し、22歳と21歳の男性が死亡し16歳の少女及び31歳と46歳の男性が負傷を負うという事件が発生しました。

 調べによると、寺院内で盛大に行われていた女性ダンスグループを呼んだ盛大な催事の最中に、他の酔客に混じって踊り狂っていた被害者となった男性達のグループと兼ねてから対立関係にあった別のグループぶつかりあったことがきっかけで一触即発の事態になり、一端は警察が間に入って収まりかけたものの、それでも納得できなかった復讐心に燃えたもう一方のグループの関係者が物陰から銃を発砲したと見られているようです。

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スパンブリーで水掛に怒ったバイク運転手が住民男性を射殺

 15日16:30頃、スパンブリー県ソーン・ピーノーン郡内の路上で、ソンクラーンの水掛に興じていた35歳の住民男性が、水を掛けられた事に怒ったバイクの運転手に射殺されるという事件が発生しました。

 調べによると、男性は近所の住民と一緒にソンクラーンを祝うために路上脇から通行する車両等に向け水を掛けていた際に、たまたま現場を通った際に水を掛けられたバイクに乗った男との間で喧嘩となり、その後一端現場から立ち去っていた男が再びバイクで現場に戻ってきた際に男性に向け銃を発砲し殺害したようです。

 警察側は、目撃証言等から既に男の特定が終了していることから、逮捕は時間の問題との見方を示しているようです。

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13歳少女、強姦後口封じの為に殺害される

 15日未明、バンコク隣県のナコンパトム県サームプラーム郡内にある果樹園の用水池で、13歳少女の他殺体が発見されました。

 警察側は、少女が半裸状態だったこと、また体に激しく争った跡があることから、別の場所で強姦された上で口封じの為に殺害され用水池に遺棄されたと見て、少女の交友関係を中心に捜査を行っているとしているようです。

 少女の家族によると、少女が前日夕方過ぎに家族に一言も告げずに外出し行方不明になっていることから、ソンクラーンにかこつけて少女を誘い出した顔見知りの者が犯行に関与している疑いが強いとの見方がされているようです。

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2007年04月15日

トランの観光地で土石流、観光客23人が死亡

 14日13:30頃、トラン県ヤーン・ター・カーオ郡内の山間部にある二ヶ所の滝で、同日朝から降り始めた大雨によりほぼ同時に発生した土石流が観光客を飲み込むように押し流し、同日19:00までに23人(女12、男2、男児7、女児2)の死亡が確認されました。
 
 尚、死亡者の中に外国人の名前は確認されていないようです。

 土石流が発生したのはサーイルン滝とプライ・サワン滝の二ヶ所で、ソンクラーン休暇期間中だった事も手伝い多くの観光客が同地を訪れていたようです。

 また一部報道によると、付近に住んでいる住民が土石流が発生するおそれがあるとして観光客に滝へ行くのを留まるよう警告していたようですが、観光客側は警告に耳を貸さず滝に出かけていたようです。

 行方不明者の捜索に当たっている当局側は、10-20人前後が依然行方不明になっていると見て、同日19:00に一端打ち切った捜索作業を15日朝8:00頃から再開させる方針を明らかにしているようです。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6620 (ビデオ)

* その後の報道によると、土石流はサーイルン滝、プライサワン滝の他にラムプローク滝でもほぼ同時に発生し、15日朝8:00前までに合計で36人の死亡が確認され、また親戚の証言等から確認できているだけで11人が依然行方不明になっているようです。

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南部情勢 (13-14日)

・13日21:00過ぎ、パッターニー県県都内で、携帯電話用の電波送信施設4箇所(報道により6箇所)が連続して放火。

・13日21:00過ぎ、パッターニー県県都内で、人数不明の一味がイスラム系の少年グループに向け銃を乱射し13歳と14歳の少年2人(報道により3人)が死亡し、13歳から15歳の少年3人が重傷。事件の発生を聞きつけ現場に集まった住民等が、現場検証の為に現場に現れた当局関係者に向かって事件は当局側による犯行であると指摘すると共に、地域内からの軍の撤退及び厳正な捜査を要求し抗議活動を展開し一時緊張状態に陥るも、最終的に県知事が住民等と直接交渉を行い、住民側は死亡した少年達の葬儀を済ました後の14日午後に再度抗議の為に現場に集合するとの言葉を残し一時散会。

・14日朝、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、約300人強の当局関係者がルォーソ・オーク地区の村内11箇所で集中強制家宅捜索を行い、RKKに関係していると見られる逮捕状が発行されている男1人を含む7人の容疑者の身柄を拘束すると共に銃器類や爆発物の原材料に使用可能な尿素系の肥料袋等を押収。容疑者を連行する際、主に女性・子供で構成された住民約300人が約1時間に渡って村道を塞ぎ容疑者の身柄解放を要求する抗議活動を行うが、最終的に当局側が、法に基づき事情聴取を行い、無実であると判明した場合は即釈放する事を約束した事を受け散会。また、住民が抗議活動を展開している際に、裏で住民を煽動していたと見られる人数不明の一味が、付近を通る鉄道の線路上に燃えたタイヤを放置。

 ネーションチャンネルによると、当局側が抗議に集まった住民に「何に抗議をする為に集まったのか?」と尋ねたところ、住民側から「わからない」との答えが返ってきたとのこと。

・14日10:00過ぎ、パッターニー県県都内で、前日夜半に少年2人が何者かに銃殺された事件が発生した地区内で住民約500人が幹線道路を封鎖し抗議活動を再開。住民側は、少年の銃殺に関与した当局関係者に対する厳格な法の執行及び地域内に展開する当局関係者の域外への撤退、被害者家族への充分な補償の提供を要求すると共に、これら要求事項の交渉の為にマスコミを立会人として第四地区国軍本部及び南部国境県行政統括センターと直接交渉の場を設定するよう要求。

 その後、パッターニー県県警察のソムヂット本部長は、少年2人が銃殺され3人が負傷を負った事件(その後14日夕方までに病院で治療を受けていた14歳の少年の死亡が確認され合計3人に)は、ほぼ同時刻に発生した携帯電話用の電波送信施設の連続放火事件の容疑者を負っていた軍側の発砲によるものだった事を認める。尚、本件に関してネーションのサイト等に掲載されたAFP電が、軍側が放火を阻止しようとした際に、少年グループ側が襲いかかってきた為に正当防衛の為に発砲し射殺したと報じているが、タイ国内報道ではソムヂット本部長の言として、当地に駐屯する第44レンジャー部隊の関係者が発砲したのは疑いようの無い事実であるとした上で、発砲は放火実行グループと錯誤して為された可能性が極めて高いとして、発砲した部隊軍関係者は法律に則り厳格に処罰を下すべきであるとの認識を示したと報じている。

 また、事件に遭遇した少年グループの1人は、市場からの帰りに、皆でふざけ会いながら歩いていたところ、突然近くを通った軍車両がスピードを落とし誰何をする事無く発砲してきたと証言。

 尚、住民による抗議活動は、最終的に県知事と地域リーダーを含む住民代表との間で行われた協議の席上で住民側の要求事項を預かり、直接協議実現に向け尽力する事を約束した事を受け散会。

 参考 ソンティ議長、組織側の目標は宗教戦争

・14日10:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、線路脇に潜んでいた人数不明の一味が、スンガイ・ゴーロック発ナコン・シー・タンマラート行きの鉄道車両に向け銃を乱射し、列車に乗車していた30歳のタイ国鉄職員と6歳の女児が負傷。その後、付近に駐屯していたレンジャー部隊と実行グループと見られる一味との間で約10分間の銃撃戦が発生。銃撃戦による人的被害は無し。当局側は、当日早朝に同郡内でRKKの関係者と見られる7人の容疑者が連行された事に対する報復との見方。

・14日14:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で、華人系住民が経営する雑貨店に客を装って現れた2人組が、応対に出た63歳の店主男性に向け銃を発砲し重傷を負わせる。

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タイ正月を祝う宴席が暗転、ヂャオプラヤー川で3人が溺死

 14日2:00頃、ヂャオプラヤー川に架かるプット橋脇の船着き場付近で、ソンクラーンを祝うために酒を飲み交わしていた際に川に転宅した男女2人及び救助の為に川に飛び込んだ男性1人が水死するという事故が発生しました。

 死亡したのは23歳(報道により22歳)の男性と16歳の職業訓練課程校に通う少女及び2人を救助する為に川に飛び込んだ20歳の男性で、調べによると、22歳の男性と16歳の少女が仲間5-6人と船着き場でソンクラーンを祝うために酒を飲み交わしていた際に、男性が兼ねてから気があった少女とじゃれ合っている内に少女が川に転落し、それを助ける為に男性が川に飛び込み2人とも川に流され溺死したようです。

 また、最初に川に転落した少女が一端船着き場に手をかけ上りかけた際に、23歳の男性が「オレのことを愛しているのならもう一回川に飛び込んでくれ」と叫びながら川に飛び込み、そうこうしている内に船着き場に手をかけていた少女の力が尽きて「もうだめ」との言葉を残して再度川に転落し、もみ合うように2人とも川に流されていったとの目撃情報もあるようです。

 尚、2人と一緒に酒を飲み交わしていた仲間5-6人は、事故発生後に現場から逃走し行方不明になっている為、事故に至った経緯について詳細な事情聴取を行う事ができない状況が続いているようです。

 一方、たまたま近くでソンクラーンを祝う宴会に参加中に事故を目撃し救助の為に川に飛び込み死亡した20歳の男性は、職業訓練課程校に通う傍ら学費捻出の為にコンピュータ関連会社でセールスの仕事に就いており、仲間内では勤勉で誰に対しても優しく思いやりの心を持つ人物として信頼を集めていたようです。

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2007年04月14日

南部情勢 (12-13日)

・12日夜半、ヤッラー県県都内中心部で、飲食店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、2人が軽傷(報道により人的な被害は無し)。飲食店はビールを始めとする酒類を客に提供していた。

・13日早朝、警察・軍で構成された混成チームは、11日に仏教系住民女性惨殺事件が発生したヤッラー県県都内ユポー地区を始め近隣の複数の地区内で一斉に強制家宅捜索を行い、首謀者クラスと見られる男を含む11人の容疑者の身柄を拘束し、取り調べの為にパッターニー県ヤッラン郡内にあるインカユット司令本部に連行。

・13日午前、パッターニー県マーヨー郡内で、学校が放火され木造平屋建ての校舎がほぼ全焼。

・13日午前、パッタニー県県都内で、イスラム教指導者や地域リーダー、イスラム系・仏教系住民約100人が県中央モスク前に集まり、11日にヤッラー県県都内で発生した仏教系住民女性惨殺事件を始め女性・子供を問わず無実の住民を殺害し、またデマ情報を意図的に流し住民等に恐怖と混乱をもたらしている不穏な動きに関与している一味を非難。

・13日午後、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、村道脇に仕掛けられていた爆発物が、警戒作業にあたっていたレンジャー部隊関係車両の通過に会わせ爆破。人的な被害は無し。

・13日午後、ヤッラー県県都内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった25歳と22歳の仏教系住民男女が、バイクに乗った二人組に銃撃され二人とも負傷。

・13日16:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、29歳の仏教系住民男性が何者かに銃撃される。男性の状況や事件の発生状況に関しては不明。

・13日午後、ヤッラー県県都内中心部にある県庁舎前に、11日夕方頃から惨殺された仏教系住民女性の遺体を収めた棺を安置し座り込み抗議活動を展開していた仏教系住民が、王室から葬儀用の花輪が下賜された事を受け棺を県都内の寺院に移動させると共に座り込み抗議活動の一時中止を決定。 (その後の報道によると、住民側は葬儀に関しては王室から下賜された花輪を飾るに相応しい寺院内で行うことで合意にいたったものの、座り込み抗議活動に関しては、首相・評議会議長との直接協議が実現するまで継続する方針を確認しているようです。

・13日夕方過ぎ、ナラーティワート県タークバイ郡内で、私立イスラム教学校に向かうためにバイクで路上を走行中だった19歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・ヤッラー県の安全保障当局は13日、12日以来県都内中心部で爆破や爆発物が複数箇所で発見された事を受け12日夜半から県都内中心部全域で爆発物の起爆装置として使用される恐れがある携帯電話の電波の遮断措置を講じている事を明らかに。

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アメリカ人を身代金目的で誘拐した警察官ギャングを逮捕

 警察は12日夕方、都内ヂャトゥヂャック区ソーイ・ラートプラーオ41内にあるタウンハウス内で、首都圏警察本部フワイクワーン署に所属する巡査部長クラスの55歳の警察官とタイ人とアメリカ人との間に生まれた25歳の男を営利目的誘拐の容疑で逮捕し、石油・天延ガス取引関連企業オーナーの46歳のアメリカ人男性を保護しました。

 男性は4月7日夜半に、麻薬の強制家宅捜査名目で自宅コンドミニアム内に押し入った制服・私服警察官と見られる4-5人の男に拉致されていたもので、男性の妻(41)の証言から、実行グループは、当日ソーイ・スクムウィット4内にあるコンドミニアムに帰宅する為に車を運転していた妻の車を停止させ、タイのFBI関係者であると名乗り車内の強制捜索を行い、予め隠し持っていた麻薬を妻に見せ麻薬不法所持の濡れ衣を着せた上で、強制家宅捜索名目でコンドミニアム内に押し入り当時室内で就寝中だった男性に暴行を振るった上で室内にあった現金約40万米ドル(約1,400万バーツ)を強奪すると共に男性を拉致し、その後妻に身代金として80万米ドル(約2,800万バーツ)の支払いを要求していたようです。

 今回の逮捕は、男性と交友関係があったタイ人女の周辺から浮かび上がった2人の警察官の証言により実現したもので、これまでの調べで現在逃走中の警察中佐クラスの人物の名前が首謀者として浮かび上がっているようです。

 尚、現場で逮捕された警察官は、首謀者と目される警察中佐から1日2万バーツで雇われ男性の監視にあたっていただけで、事件の事は一切知らないと証言しているようです。

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 その後の報道によると、首都圏警察本部ルムピニー署は13日昼過ぎまでに新たにタイ人とアメリカ人との間に生まれた兄弟2人(報道によりタイ国籍を持つアメリカ人兄弟)を逮捕。これまでに現場で逮捕された上級巡査部長1人を含む3人の警察官及びタイ人とアメリカ人の間に生まれた男とタイ人の男の合計7人を逮捕。警察側は、主犯格と見られる警察中佐を含む2人の警察官及びタイ人の男1人の逮捕状をとって身柄を追っているようです。逃走中の警察中佐は、昨年5月非番中にトンブリーの援助交際カフェで知り合ったニューハーフに殺害された警察中佐の遠縁。

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2007年04月13日

サマック元バンコク知事等に名誉毀損で2年の実刑判決

 バンコク南裁判所は12日、元バンコク知事のサマック・スンタラウェート氏及びドゥシット・シーリーワン氏の両名が、番組内の発言によってサマート前バンコク副知事の名誉を毀損したとして、両名に対して執行猶予無しの2年の実刑判決を下しました。

 この裁判は、サマック氏とドゥシット氏がホストを務めていたch5の番組等の中で、当時バンコク副都知事だったサマート・ラーチャポンラシット氏(民主党執行部)がバンコク発注の公共工事で、特定の企業に利益を供与した見返りに受け取った賄賂でドイツ製高級車を夫人名義で購入したと発言した事により名誉を毀損されたとしてサマート氏側が提訴していたもので、裁判所側は両名の発言が当時公共工事関連を担当していたサマート氏の名誉を著しく傷つけたと認定した上で、両名が既に別件の名誉毀損訴訟で有罪が確定し執行猶予中に為された発言だった事に鑑み、両名に対して執行猶予の無しの2年間の禁固及び及びタイラット紙及びマティチョン紙に3日間に渡って謝罪広告を掲載するよう命じる判決を下しました。

 尚、サマック氏、ドゥシット氏何れも控訴の為に20万バーツの保釈金で仮釈放されています。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6590 (ビデオ)

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南部情勢 (12日)

・12日6:30頃、ヤッラー県県都内中心部にある市場内で、豚肉等を扱う商店付近(報道により水道工事現場)に仕掛けられていた爆発物が爆発し、食料品の買い出しに来ていた国境警備警察関係者やレンジャー部隊関係者を含む11人が負傷。

 ほぼ同時刻に、付近にある公衆電話内及びヤッラー・マイハウス・ホテル付近で爆発物と思われる不審物が発見。内公衆電話で発見された不審物に関しては5Kg重量の爆発物であることが確認され安全処理。ホテル付近で発見された不審物に関しては、その後の報道では確認できず。

・12日13:30前、ヤッラー県県都内中心部にある運輸事務所内トイレに仕掛けてあった爆発物が爆発。初期報道段階では人的な被害は無し。現場は、仏教系住民が座り込み抗議活動を展開している県庁舎の裏手。

・12日、仏教系女性惨殺事件の発生を受けヤッラー県県都内にある県庁前で11日から座り込みで抗議活動を展開している遺族や親戚を含む300人弱の仏教系住民は、県知事に対して己の職務成果を振り返り自ら進退を決するよう要求すると共に、南部融和策の破棄及び一連の不穏な動きに関与している組織に対する厳然たる対応、南部国境三県全域への夜間外出禁止令の発令、村自警組織員の人員増強、村内に通じる幹線上の警戒態勢の強化、仏教系女性惨殺犯の早期検挙等を政府及び国家安全保障評議会に要求。向こう5日間の間にソンティ議長または首相が住民側との直接協議に応じない場合は、惨殺された女性の遺体の火葬を県庁前で行い抗議する方針を明らかに。

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危険な7日間、初日で41人の交通死亡者

 道路交通安全管制センターは12日、ソンクラーン期間中の危険な7日間初日となった11日に41人が交通事故で死亡した事を明らかにしました。

 同センター副センター長を兼任するティーラ運輸大臣によると、11日に発生した435件の交通事故により、41人(男28、女13)が死亡し、514人が負傷を負い、発生した事故の80%強がバイクによるもので、多くが深夜の幹線上で発生し、また飲酒運転が事故原因の大半を占めていたとのこと。

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2007年04月12日

防衛大臣、ソンクラーン後が正念場

 ブンロート防衛大臣は11日、ソンクラーン期間中を狙った破壊活動は起こりえないとの認識を示した上で、むしろソンクラーン明け後に新憲法草案反対を表向きに掲げた団体による集会・街頭活動が政府の安定を脅かす要因に為り得るとの認識を示しました。

 発言の中でブンロート防衛大臣は、19日に予定されている第一回目の新憲法草案発表に会わせ、タクシン体制の復活を裏で画策している旧政権関係者が絡む団体を含む反クーデターを標榜する団体による集会や街頭活動が活発化するとの認識を示した上で、当面はこれらの活動がスラユット首相に対する辞任圧力に繋がることはあり得ないものの、仮に活動が国内情勢を激化させ政府側が事態収拾に失敗した場合は、首相自らが責任を取って任期前に辞職する事はあり得るとの認識を示していました。

 また、同大臣によると、政府・国家安全保障評議会に「明確な成果」を要求している反タクシン体制派の民主主義市民連合も、政府側の対応次第では脅威に為り得るとのこと。

 一方、第二のクーデター発生の可能性に関しては、あらためて国家、宗教、王室に脅威を及ぼすレベルにまで情勢が激化した場合には起こりえる可能性は否定できないと語っていました。

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ソンティ議長、組織側の目標は宗教戦争

 11日南部国境三県域を訪問した国家安全保障評議会のソンティ議長(陸軍司令官)は、南部に於ける一連の不穏な動きに関与している組織が宗教戦争を意図している可能性を認めた上で、あらためて一味側の煽りに乗せられることなく忍耐と抑制を旨に対策にあたることが重要であるとの認識を示しました。

 これは、9日夕方に発生した通学用車両銃撃事件が、車両に乗っていたイスラム系住民から過激な襲撃を受けた仏教系住民で構成された村自警組織による正当防衛(軍側発表に基づく)の為の発砲だった事が明るみになって以来、地域内で宗教間対立の激化に対する懸念が広がっている事を受けたもので、ソンティ議長は、過激度が増している組織側の犯行は組織の潜在力の誇示と域内に恐怖感を植え付ける事を意図していると共に、宗教戦争への発展をも意図していると指摘した上で、組織側の罠に嵌められる事を防ぐためにも、当局側による過激な手段での対抗は避けるべきであるとの認識を示していました。

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首相が退院、12日に記者会見

 11日15:00前、検査入院していたスラユット首相が退院しました。

 その際、病院前に集まった記者団に向かって、まだまだ仕事に邁進できる体力的余力があると語り、暗に首相辞任説を否定していました。

 先だって同首相の主治医が、大腸で発見された腫瘍が良性のものだった事を明らかにした上で、11日中、遅くても12日朝までに退院できるとの見通しを示していました。

 尚、俄に広がった辞任の噂等に関する見解は12日に開かれる記者会見の際に明らかにされる予定になっているようです。

 一方、国家安全保障評議会のソンティ議長は11日、政府と評議会の関係は依然強固であると語り第二のクーデターの噂を否定すると共に、クーデターの噂は政府・評議会に反対する層が対立を煽るために意図的に流したものであると指摘していました。

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Pantip.com、政治関連掲示板を再開

 王室侮辱及び国内安全保障を脅かす書き込みの掲示があったとして7日に一時閉鎖措置が講じられていたPantip.comの政治関連掲示板”ラーチャダムヌゥン・ルーム”が、10日夜半に再開していた事が明らかになっています。

 サイト・オーナーによると、再開は情報通信技術省の了解のもとで行われたもので、再開にあたって同省側から王室やそれに関係する枢密院評議会議員個人を中傷するような書き込みで無い限りは、政府や国家安全保障評議会に関する批判や論評を含む掲示板への書き込みに干渉する方針は無いと伝えられていたとのこと。

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南部情勢 (11日)

・11日6:00前、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内で、学校正面にあるバイク修理店付近で爆発物が発見され安全処理。

・11日7:30過ぎ、ヤッラー県ターントー郡内で、イスラム系住民の家が放火され全焼。

11日8:00前、ヤッラー県県都内で、バイクに乗った人数不明の一味が、出勤の為にバイクで路上を走行中だった26歳の仏教系住民女性を銃撃し殺害した上で、遺体にガソリンをかけ火を放った上で逃走。女性は今年ラーチャパット大学ヤッラー校を卒業し2月に県都内の民間企業に就職したばかりだった。 また、報道によっては、女性が銃撃を受けバイクから転落した際に、一味側がガソリンをかけ火を放ち焼殺との報も。

 この事件の発生を受け、県都内ユポー地区の仏教系住民約300人が県庁舎前に集まり、仏教系住民に対する安全確保と被害者に対する充分な補償を要求し抗議活動を展開。関係者協議に出席する為に当日県庁舎を訪問していた国家安全保障評議会のソンティ議長が、住民側に対してヤッラー県第一地区特務部隊のチンナワット隊長を責任者に任命し住民側の要求を前向きに検討する事を約束するも、住民側は県知事との直接協議を要求し同日16:00過ぎ現在抗議活動を継続。

・11日9:00前、パッターニー県ヤッラン郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が税務署職員5人を乗せた職員送迎用ワンボックスカーの通過に会わせ爆発し、税務署職員3人(報道により5人)が負傷。当局側は、一味側は警護にあたっていた軍関係者をターゲットに爆発物を仕掛けたものの、たまたまワンボックスカーが警護用にあたっていた軍関係者のバイクを追い越して走行していたために、職員側に被害が及んだとの見方。

・11日午前、ヤッラー県ラーマン郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった19歳と47歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され19歳の男性が死亡し47歳の男性が重傷。

・11日夕方過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイク二台で路上を走行中だった20歳のイスラム系住民男性2人が、路上脇に潜んでいた2人以上と見られる一味に銃撃され2人とも重傷。

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麻薬密売組織と銃撃戦、1人を殺害し陸軍少佐等3人を逮捕

 11日15:00過ぎ、都内ソーイ・プラチャーソンクロ25/1内にあるアパート内で、囮捜査による逮捕から逃れる為に拠点として使用していたアパートの室内に逃げ込んだ麻薬密売組織関係者5人と警察との間で銃撃戦が発生し、組織関係者側1人が死亡し負傷を負った陸軍少佐を含む3人が逮捕されました。

 この銃撃戦で警察官1人が死亡し2人が負傷を負い、また組織関係者1人が銃撃戦をかいくぐり逃走しているようです。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6588 (ビデオ)

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