2007年04月05日

対立激化の前触れ? 夜間外出禁止令発令地区の礼拝所で爆破・銃乱射

 5日4:00前、小型トラックで現れた5人以上と見られる一味が夜間外出禁止令が発令されているヤッラー県ヤッハー郡内にあるイスラムの礼拝施設に向け4発(報道により3発)の小型榴弾を投げ込み爆破させると共に、礼拝の為に集まっていたイスラム系住民に向け銃を乱射し、少なくとも16人のイスラム系住民が負傷を負うという事件が発生しました。 (報道により銃の乱射は無かったとするものも)

 また、前後して同一グループと見られる一味が礼拝施設から約1Km離れた場所にあるモスクに向け銃を乱射(報道により小型榴弾を投げ込む)した上で逃走するという事件も発生しているようですが、人的な被害は確認されていないようです。

 爆発が発生した礼拝施設は4日夜半に放火された学校の斜め前に所在し、発生当時100人近くのイスラム系住民が礼拝の為に同所を訪れていたようです。

 また、隣接するソンクラー県サバーヨーイ郡内と同様に、この事件を契機に「モスクの爆破は連続放火に対する当局側の報復である」との分離主義組織側の喧伝に煽動されたイスラム系住民と当局や仏教系住民との対立が激化する事も予想されます。

 一方、夜間外出禁止令が発令されている同県ヤッハー郡及びバンナンサター郡内で4日20:00頃から23:00過ぎに発生した連続放火事件に関しては、5日9:00までに少なくとも11箇所の学校や保健所、教師住宅等が連続して放火された事が確認されているようです。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6476 (ビデオ)

(タイ時間 9:10掲載 14:10更新)

posted by Jean T. at 16:08| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンティ議長、政治的に王室を利用する行為に厳格な法の執行を命じる

 国家安全保障評議会のソンティ議長は4日、プレーム枢密院評議会議長の罷免を王室に誓願する為に署名を集めるという行為は政治的な思惑を持って王室を利用する極めて不適切なものであると指摘した上で、かかる行為を早急に中止するよう呼びかけると共に、法の規定に基づきかかる行為に関与している団体・個人を厳格に取り締まるよう警察に指示した事を明らかにしました。

 尚、プレーム議長の罷免を王室に誓願する為の署名活動を展開している独裁に反対する土曜日の人々は同日、今後も署名活動を継続すると共に10万人の署名が集まり次第王室に罷免を求めた請願書を提出する方針を確認していました。(先の発言では5日に10万人分の署名を揃え請願書を提出)

 一方、6日に首相官邸内で行われる汚職国内一掃をテーマにした式典に出席するプレーム議長を狙った不穏な計画があるとの噂がある事に関しては、ソンティ議長はノーコメントの姿勢を見せていました。

 更に、これまで一貫してタクシン前首相やタイ・ラック・タイ党との関係を否定してきた独裁に反対する土曜日の人々は、今後の活動継続の為に”タクシン前首相”を始めとする国民に支援金の提供を呼びかけていました。

 一方、先にプレーム議長の罷免を要求する為の署名を呼びかけていた独裁に反対する土曜日の人々等のサイトの閉鎖処置に対して消極的な発言をしていた公安警察局のティーラデート局長が4日付けで更迭されていた事が明らかになっているようです。(ネーションの英字速報に基づく)

参考
http://thaina.seesaa.net/article/37565544.html
http://thaina.seesaa.net/article/37655336.html
http://www.nationmultimedia.com/breakingnews/read.php?newsid=30031100

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンクラーン期間中に南部で大規模な破壊活動が計画と警告

 南部に拠点を置く情報当局筋は4日、ソンクラーン期間中である13日から15日を中心に南部国境三県及び県境を接するソンクラー県内の一部郡内で大規模な破壊活動が計画されている恐れがあると警告しました。

 情報当局筋によると、既に破壊活動実行に向けた資金がBRNコーディネートの首領と目されるマセー・ウセン容疑者から各郡内に潜伏する傘下を含む組織幹部に渡ると共に、各村内で夜間外出禁止令の一部地域での施行は政府が域内の和解推進を放棄し過激な手段による情勢解決に乗り出した証左であると喧伝して回り住民の反政府感情を煽っていること、また3月中旬頃から域内の村サッカーチームに所属する若者を中心に17歳から20歳の若者の多くが組織側が提供する訓練を受けるために行方知れずになっていることが確認されていること、更に中国正月期間中の2月18日に発生した広域同時爆破・襲撃・放火事件が、宗教間対立の煽動を意図してカラオケを始めとするイスラムの精神に反するエンターテイメント施設が多数存在する華人系住民が多く所在する地区が狙われていたことから、同様に非イスラム系住民にとって重要な日であるソンクラーン期間中に夜間外出禁止令が施行されていない地域をターゲットにした組織的且つ大規模な攻撃が計画されている恐れがあると見られているようです。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6452 (ビデオ)

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コラートの警察、交通事故防止の為に15Km単位で監視所を設ける

 ナコン・ラーチャシーマー県の警察当局は、ソンクラーン期間中の交通事故発生件数第一位の県の汚名返上の為に、東北地方の各県に通じるミトラパープ通り沿いに15Km単位で監視・検問所を設け交通違反行為等の監視・摘発を強化する方針を明らかにしました。

 県警察によると、県内26郡、6準郡の各警察署の署員及び約7,000人の自警警察メンバーを投入し、サラブリー県からパーク・チョーン郡を経由して県都中心部に通じるミトラパープ通りの監視を強化し、特にパーク・チョーン郡からブワラーイ準郡間に関しては15Km単位で監視・検問所を設置し取締にあたる方針でいるようです。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

労働省、特別振り替え休日の労務に対して2倍の日当の支払いを義務づけ

 労働者は4日、政府決定により特別振り替え休日に設定された17日を休日にするよう各事業者に要請すると共に、同日に労務に就く労働者に対しては所定の2倍の日当、所定の3倍の残業代の支払いを事業主ないしは雇用主に義務づける方針を決定し近日中に公告する方針を明らかにしました。

 尚、方針に従わない事業主及び雇用主に対しては労働者保護法64条の規定に基づき6ヶ月以下の禁固及び10万バーツ以下の罰金の両方又は何れかが科せられる事になるようです。

 一方、民間銀行側はタイ中央銀行の決定に則り17日に通常通り営業を行う方針を確認しているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (4日)

・区国内安全保障司令本部第四地区支所は2日、2月8日にパッターニー県コークポー郡内で発生した75歳の仏教系住民男性が殺害され首を切断された事件に関与した容疑で、殺害された男性と同じ地区に住む4人のイスラム系住民の男を逮捕。更に4人の証言から3日に新たに3人を逮捕すると共に戦闘用のユニフォームやブーツ、T字型の鋲等を押収。殺害された男性は、TITVの報道カメラマンの実父。

・4日7:00前、軍・警察の混成チームはナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内にあるモスクに併設された協同組合の売店内で強制家宅捜索を行い、戦闘用のユニフォームや銃弾、軍仕様の携帯通信機8台、持ち主不明のバイク5台等を押収。何れも一連の不穏な動きに使用された、ないしは今後使用する目的で隠し持っていたと見て捜査を開始。

・4日9:30過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で、路上に仕掛けられていた爆発物が警戒作業中だった国境警備警察関係車両の通過に会わせ爆発し、3人が重傷。

・4日11:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、軍が臨時駐屯地として使用している学校の正面付近にあるゴム農園内に駐車してあったバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発し、軍関係者1人が軽傷。

・4日14:00前、ヤッラー県県都内中心部で、自宅前で携帯電話で通話中だった36歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・4日18:00前、パッターニー県マーヨー郡内で学校が放火されボヤで消し止められる。更に19:00前、同県トゥン・ヤーン・デーン郡内で学校が放火され全焼。

・4日21:00から22:00にかけて、ヤッラー県内の夜間外出禁止令が発令されているヤッハー郡及びバンナンサター郡内で学校や保健所、タムボン行政機構所属の車、教師住宅等少なくとも7-8箇所以上で連続して放火。(4日23:50現在依然情報が錯綜)また、パッターニー県内でもほぼ同時刻に、18:00頃から19:00頃にかけて発生した連続放火に次いで新たに二校が連続して放火されたとの報道も。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンクラー県の茶店内で若い女性3人組が銃撃され重傷

 3日夜半、ソンクラー県県都内で、茶店内でお茶を飲みながら談笑していた20歳から21歳の女性3人組が、突然現れた男に銃撃され全員が重傷を負うという事件が発生しました。

 警察側は、女性3人組が別のテーブルに座っていた若い男性グループと気安く会話を交わしていたことから、3人組の内の誰かに恋心を寄せている男が嫉妬から襲撃したのではないかとの見方を示しているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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