2007年04月11日

電話ボックス爆破、プレーム議長公邸・プーヂャッガーン社屋前爆破に酷似

 首都圏警察本部のグリサダー副本部長は10日、9日23:00過ぎにメジャー・ラーチャヨティン店前の公衆電話三箇所で同時に爆発が発生した事件に関して、使用された爆発物の性状が異なることから年末年始に発生した首都圏9箇所連続爆破事件との関係は非常に薄いとの認識を示した上で、爆発物の性状が極めて酷似しているプレーム枢密院評議会議長公邸前、プーヂャッガーン紙社屋前、民主主義市民連合が集会に使用していたルムピニー公園前及びラチャダーピセーク通りの旧東急ビル前で発生した爆破事件との関連性に関して強い関心を持って捜査を展開している事を明らかにしました。

 また、公安警察局のラピパット局長代行は、使用された爆発物の破壊力から無差別の殺傷を狙った犯行というより、むしろ情勢を煽動する目的で爆発物が仕掛けられたとの見解を示していましたが、首都圏連続爆破事件や南部情勢との関連性に関してはコメントを控えていました。

 今回の爆破事件発生を受け、アーリー国務大臣は全国の県知事に対してソンクラーン期間中を狙った爆破を始めとする不穏な動きに対する警戒を強化するよう指示しました。

 一方、重要参考人と目されていた、事件発生直前に現場付近に長時間駐車し警察から違反切符を切られていたタクシー運転手の男性(23)が10日朝、自ら警察に出頭し、当日は空車走行によるガソリンの消費節約を兼ねた客待ちの為に現場に駐車していただけであると語り、事件への関与を否定しているようです。

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首相、辞任説を否定

 スラユット首相は10日、ヨンユット政府報道官を通じて総選挙が実施するまで全力を尽くして職務に邁進すると語り辞任説を否定しました。

 一方、現在首相が入院しているバンコク・ゼネラル病院の主治医は、検査結果が良好であることから11日中にも退院できるとの見通しを示していました。

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検事総局、タクシン前首相に対する不敬罪での起訴を見送り

 検事総局刑事事件担当のスゥムギヤット氏は10日午後、国家警察本部から提出されていたタクシン前首相に対する不敬罪での刑事起訴を見送り、警察に差し戻する決定をした事を明らかにしました。

 先に、ソンクラーン前後に刑事起訴する見通である事を明らかにしていたスゥムギヤット氏によると、今回の決定は警察側から提出された捜査資料を綿密に検討した結果下されたもので、警察側には検事総長に対して直接今回の決定に対する異議申し立てをする権利が認められているとのこと。

参考
検事総局、ソンクラーン前後に前首相を不敬罪で刑事起訴

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連合、集会開催を見送り

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は10日、同日開かれた幹部会の席上で、危機的状況にある国内情勢に油を注ぎかねない集会の開催を見合わせると共に、引き続き政府側の任務遂行を監視し再度状況を見極めた上で集会開催の是非を検討する事で合意に至った事を明らかにしました。

 但し、各地で開催しているセミナーに関しては、今後も継続して開催する方針とのこと。

 また、6ヶ月間の政府の成果に関しては、依然前政権の不正行為により引き起こされた問題の解決にはほど遠い状況であると指摘した上で、今後も政府が公約を果たすことが出来なかった場合はスラユット首相自らが責任を取る姿勢を示すべきと指摘していました。

 一方、幹部のソンティ・リムトーングン氏は、反クーデターを標榜する団体によるプレーム枢密院評議会議員の罷免を誓願する為の署名活動は、国王が有する枢密院評議会メンバーを指名する権利に対する直接的な侵害行為に該当するとの認識を示した上で、実行・未遂に関係なく死刑ないしは終身刑が科せられる刑法108条を適用してかかる行為を取り締まるべきであると指摘していました。

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南部情勢 (9-10日)

・9日20:30前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、バイクで路上を走行中だった38歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。男性は平素から襲撃に備え防弾ベストを着用しバイクを運転していた。

・10日朝、当局側はヤッラー県県都内サトン地区からグルンピナン郡及びバンナンサター郡を経由しベートン郡に通じる国道410号線に対して全面車両通行禁止措置を講じる。この措置は9日にバンナンサター郡内でイスラム系のタムボン行政機構評議会議長が爆殺され、更に葬儀に出席した学生や住民を乗せた通学用車両が襲撃され4人が死亡(10日までに更に1人の死亡が確認)し7人が重軽傷を負う事件が発生した事を受けた措置。尚、全面通行禁止措置の解除時期に関しては未定。

・10日8:00過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、郡庁の警戒作業に就くためにバイクで向かっていた村自警組織に所属する38歳のイスラム系住民女性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・10日10:00前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、主に女性・子供で構成された住民約300人が郡内3箇所に集まり、9日に発生したタムボン行政機構評議会議長が爆殺された事件及び同議長の葬儀への出席を終えた学生や住民を乗せた通学用車両が銃撃され4人が死亡し7人が重軽傷を負った事件の解明と実行犯の早期逮捕を要求する抗議活動を開始。当局側が地元宗教指導者及び地域リーダーの協力の元で住民を説得するも、事件への当局側の関与を疑っている住民側は、納得せず夕方前までに更に住民を動員し新たに2箇所で並行して抗議活動を開始し当局側との間で膠着状態を演じる。その後第四地区国軍本部側は、爆殺された行政機構評議会議長の葬儀への出席を終えたイスラム系の学生や住民が乗った車両が銃撃され4人が死亡し7人が重軽傷を負った事件は、爆殺事件発生に怒った住民等が空に向け銃弾を発砲すると共に仏教徒で構成された村自警組織の検問所に向け投石を開始し襲撃を仕掛けてきた事に対する「正当防衛」行為として村自警組織側が銃を発砲した事により発生した事件である事を認めた上で、銃を発砲した村自警組織に対して法的な責任を追及する方針が無いことを明らかに。また、今後イスラム系住民側の更なる反発の激化が予想されることに関しては、地域リーダーや宗教指導者の協力を得て住民側に事件の真相を説明し理解を求めていく方針を明らかに。

・10日10:00前、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった57歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・政府は10日開かれた閣議の席上で、4月19日に期限を迎える南部国境三県及びソンクラー県内4郡に施行されている非常事態令を更に3ヶ月間延長させる方針を決定。

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パッタルン県内で警察少佐の惨殺死体が発見される

 10日9:00過ぎ、パッタルン県県都内の路上脇で、銃で撃たれた上で喉元を切られ殺害されたソンクラー県ハート・ヤイ郡トゥサオ地区警察署に所属する35歳の警察少佐の遺体が発見されました。

 警察側は、殺害された警察少佐が前日にパッタルン県内に住む27歳の愛人の元を訪れていたことから、男女関係のもつれが事件の背景にある可能性が高いと見て同警察少佐の夫人及び愛人に対して事情聴取を行うと共に、同警察少佐が関与していた中古車売買絡み及び強盗目的による犯行の可能性に関しても別に捜査チームを組織し捜査を展開する方針を明らかにしているようです。

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